Dell PowerVault MD3860f ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell PowerVault MD Series VMware vStorage APIs For
Storage Awareness (VASA) Provider
ユーザーズガイド
Web Client
規制モデル E16S Series
規制タイプ E16S001
メモ、注意、警告
メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。
警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法で保護されています。Dell
、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社
の商標である場合があります。
2015 - 09
Rev. A01
目次
1 概要................................................................................................................................. 4
VASA ストレージの機能........................................................................................................................................................4
プロファイル駆動型およびポリシーベースのストレージ.................................................................................................................5
ストレージのサービスレベル契約....................................................................................................................................... 6
Storage Distributed Resource Scheduler............................................................................................................................ 6
VASA セッション通信.............................................................................................................................................................6
2 VASA Provider のインストール........................................................................................... 7
インストールする前に............................................................................................................................................................. 7
対応オペレーティングシステムとプラットフォーム....................................................................................................................7
必要な VMware アプリケーションプラットフォーム................................................................................................................ 7
対応する MD-Series ストレージアレイ.............................................................................................................................. 7
必要な RAID コントローラモジュールのファームウェア............................................................................................................7
VASA Provider のダウンロード............................................................................................................................................... 7
VASA Provider のインストール...............................................................................................................................................8
VASA Provider のアンインストール......................................................................................................................................... 8
3 VASA Provider の使用..................................................................................................... 9
ストレージアレイを VASA 管理下に置く.................................................................................................................................10
VASA コントロールへのストレージアレイの追加................................................................................................................. 10
vSphere Web Client での VASA Provider の登録...........................................................................................................11
VASA 登録の確認........................................................................................................................................................12
ストレージプロファイルでの作業............................................................................................................................................. 13
既存の仮想マシンへの VM ストレージプロファイルの割り当て.............................................................................................14
ストレージプロファイルコンプライアンスのチェック..................................................................................................................14
ストレージアレイのイベントおよびアラート................................................................................................................................ 15
トラブルシューティングのヒント................................................................................................................................................ 15
トラブルシューティングのログ............................................................................................................................................ 16
設定リセット..................................................................................................................................................................16
4 困ったときは.....................................................................................................................17
マニュアルマトリックス............................................................................................................................................................ 17
Dell マニュアル............................................................................................................................................................... 17
VMware マニュアル....................................................................................................................................................... 17
デルへのお問い合わせ......................................................................................................................................................... 17
システムサービスタグの位置..................................................................................................................................................18
3
1
概要
VMware vStorage APIs for Storage AwarenessVASAは、Dell PowerVault MD-Series iSCSI およびファイバチャネルストレージアレイをサ
ポートするアプリケーションプログラムインタフェース
APIのセットです。VASA vSphere vCenter による MD ストレージアレイの機能、および対
応するデータストアの認識を可能にし、これによってストレージ管理者による仮想化およびメンテナンスポリシーの設定が容易になります。
VASA Provider MD ストレージアレイで使用することで、vCenter ベースのストレージ管理者は、次を行うことができます。
MD 接続の拡張ストレージに関する情報の確認。
接続されたデータストアの静的機能の検出および特徴付け。これは、仮想マシンVMの配置のために適切なストレージディスクを選択す
るために役立ちます。
MD ストレージアレイからのアラートおよびイベント通知の受信。
次の図は、高レベルの VASA Provider アーキテクチャ、および VASA がどのように vCenter 管理環境と統合されるかを示します。
1. vCenter ストレージ管理アーキテクチャ内の VASA
VASA ストレージの機能
vSphere で使用できるストレージプロビジョニング操作は、VASA が定義済みの機能に基づいて、ストレージアレイの物理的コンポーネントが仮想
マシンのニーズを満たすことができるかどうかを監視することを可能にします。使用可能な機能とそれらの一般的なパフォーマンス範囲は、表
1 にリ
ストされています。
4
1. 使用可能な VASA ストレージ機能
ストレージ機能 一般用途 / パフォーマンス範囲
SSD
ストレージタイプ ソリッドステートドライブSSDまたはハードドライブが含まれている仮想ディスク
パフォーマンスレベル 最高レベル
SSD - シン
ストレージタイプ ソリッドステート物理ディスクを含むシンプロビジョニングされた仮想ディスク
パフォーマンスレベル 最高レベル
10K/15K ドライブ
ストレージタイプ 高機能物理ディスクを含む仮想ディスク
パフォーマンスレベル 高レベルほとんどの標準環境で使用
10K/15K ドライブ - シン
ストレージタイプ 高機能物理ディスクを含むシンプロビジョニングされた仮想ディスク
パフォーマンスレベル 高レベルほとんどの標準環境で使用
NLSAS ドライブ
ストレージタイプ ニアライン SASNL-SAS物理ディスク10K RPM 以下を含む仮想ディスク
パフォーマンスレベル 中レベル。バルクストレージ要件に適しています。
NLSAS ドライブ - シン
ストレージタイプ ニアライン SASNL-SAS物理ディスク10 K RPM 以下を含むシンプロビジョ
ンされた仮想ディスク
パフォーマンスレベル 中レベル。バルクストレージ要件に適しています。
レプリケート済み SSD
ストレージタイプ SSD を含む仮想ディスク。
パフォーマンスレベル レプリケート済み仮想ディスク用には最高レベル
レプリケート済み 10K/15K
ドライブ
ストレージタイプ 高機能物理ディスクを含む仮想ディスク
パフォーマンスレベル 高レベルほとんどの標準レプリケート済み環境で使用
レプリケート済み NLSAS
ライブ
ストレージタイプ ニアライン SASNL-SAS物理ディスク10K RPM 以下を含むレプリケート済
み仮想ディスク
パフォーマンスレベル 中レベル。バルクストレージ要件に適しています。
これらの機能の vSphere への割り当てについては、「VASA Provider の使用」を参照してください。
プロファイル駆動型およびポリシーベースのストレージ
VASA Provider は、仮想ディスクをパフォーマンスによってカテゴリ化し、パフォーマンスを vCenter に報告することによってプロファイル駆動型のスト
レージ管理をサポートします。この情報は、特定のアプリケーションパフォーマンスの要件に基づいてプロファイルを作成するために使用できます。こ
のようなアプローチには、次の利点があります。
アプリケーションの高速かつインテリジェントなプロビジョニング
使用可能なストレージに一致するアプリケーションのサービスレベル
使用可能なストレージプールの情報
vSphere のポリシーベースのストレージ管理は、データストアの配置判断を自動化することによって仮想マシンVMのより高度なプロビジョニン
グを可能にします。
5
ストレージのサービスレベル契約
VASA Provider の使用により、各 LUN のためにストレージ機能のスプレッドシートを維持する必要がなくなります。その代わりに、VM によって必
要とされるあらゆるサービスレベル契約SLAに対して最適なリソースを提供することができます。
VASA Provider では、可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスに基いてストレージアレイ SLA プロパティを検索および監視することができます。
これにより、ストレージの VM SLA を施行し、各仮想マシンに対してエンドツーエンドのストレージ SLA 保証を作成するために VASA を使用す
ることができます。
Storage Distributed Resource Scheduler
VASA Provider は、同等機能を持つデータストアのグループで Storage Distributed Resource SchedulerSDRSを動作させることにより、
VMware Distributed Resource SchedulerDRS機能をデータストレージに拡張します。VASA Provider を使用することにより、SDRS
ストレージアレイが
SDRS 移行をサポートできるかどうかに加え、移行が推奨されるかどうかも判定することができます。
VASA セッション通信
vCenter Server VASA Provider 間のすべての通信は、Secure Sockets LayerSSL証明書を介して行われます。VASA Provider は自己
署名証明書または認証局
CAが発行する証明書を使用することができます。
6
2
VASA Provider のインストール
本項では、VASA Provider の前提条件およびインストール手順を説明します。
インストールする前に
VASA Provider をインストールする前に、本項に記載されている情報を確認してください。
対応オペレーティングシステムとプラットフォーム
VASA Provider は特定のオペレーティングシステムおよびアプリケーションプラットフォームの要件に依存します。VASA のインストールおよび設定を
行う前に、お使いの環境が本項で説明する要件を満たしていることを確認してください。
メモ:
VASA Provider は、vCenter Server プラットフォームとは別の Windows ホストサーバーにインストールします。
サポートされるオペレーティングシステムの詳細に関しては、MD Storage Array support matrix
MD ストレージアレイサポートマトリッ
クス
を参照してください。
必要な VMware アプリケーションプラットフォーム
VASA Provider をインストールする前に、次の VMware アプリケーションのプラットフォームをインストールして設定してください。
VMware vSphere Web Client
VMware vCenter ServerVASA Provider とは別にインストール
メモ: サポートされる VMware プラットフォームについての情報は、www.dell.com/support/home で入手できる『Support Matrix
サポートマトリックスを参照してください。
VMware プラットフォーム のインストールおよび設定については、 https://www.vmware.com/support/pubs/ を参照してください。 お使いの
VMware 環境の設定方法の詳細については、https://www.vmware.com/support/pubs/で入手できる『VMware Fibre Channel SAN
Conguration GuideVMware Fibre Channel SAN 設定ガイドを参照してください。
対応する MD-Series ストレージアレイ
サポートされる MD ストレージアレイとコントローラのファームウェアバージョンの詳細については、www.dell.com/support/home にある『Support
Matrixサポートマトリックスを参照してください。
必要な RAID コントローラモジュールのファームウェア
VMware バージョンについての情報は、www.dell.com/support/home から入手できる『Support Matrixサポートマトリックスを参照してく
ださい。
VASA Provider のダウンロード
VASA Provider は自己解凍、自己インストール型のファイルで、www.dell.com/support/home Drivers and Downloadドライバおよび
ダウンロード
ページから使用することができます。
7
VASA Provider をダウンロードするには、次の手順を実行します。
1. www.dell.com/support/home にアクセスします。
2. お使いの MD Series ストレージアレイのモデルを選択し、Select Modelモデルの選択Servers, Storage, Networkingサーバ、
ストレージ、ネットワーキングPowerVault StoragePowerVault ストレージとクリックします。
3.
お使いのモデルを選択して Conrm確定をクリックし、利用可能なダウンロードを表示します。
4.
VASA Provider downloadVASA Provider のダウンロードリンクを選択して、ホストサーバーに実行可能ファイルをダウンロードします。
VASA Provider のインストール
1. VASA installationVASA インストールウィザードを開きます。
2. ライセンス契約に同意して、インストールのプロンプトに従います。
32 ビット Windows OS のデフォルトのインストールパスは、C:\Program Files\Dell\Modular Disk Storage VASA Provider です。
64 ビットの Windows OS のデフォルトのインストールパスは、C:\Program Files (x86)\Dell\Modular Disk Storage VASA Provider
す。
3. インストールが完了したら、VASA Provider がプログラム一覧に表示されたことを確認します。
VASA Provider のアンインストール
VASA Provider は、次の 2 つのいずれかの方法でアンインストールできます。
1. Windows Add and Remove Programsプログラムの追加と削除 オプションからのアンインストール。
2. C:\Program Files (x86)\Dell\Modular Disk Storage VASA Provider\Uninstall_ Modular Disk Storage VASA Provider にある VASA
Provider のアンインストーラでのアンインストール。
アンインストールが完了したら、すべてのアプリケーションファイルおよびフォルダが削除されたことを確認します。
8
3
VASA Provider の使用
VASA Provider のインストール後、お使いの環境で使用するために VASA Provider を設定します。
1.
インストールディレクトリから、VASAPCongUI.exe ファイルをダブルクリックします。
アプリケーションサーバーが起動し、Conguration Manager 画面が表示されます。
2. VASA Provider Conguration Manager ウィンドウ
2. Conguration Manager ページで、ユーザー ID、パスワードなどのデータを入力し、ホストサーバーのポート設定を選択します。
メモ: デフォルトの管理者ユーザーパスワードは
password
です。キーストア / トラストストアのファイル名とパスワードを含む SSL
設定を入力します。パスワードは動的に検証され、既存の値と一致しない場合は赤いテキストフィールドの背景で表示されます。
3. 自己署名証明書を使用して VASA vSphere 間のセキュリティを設定するには、自己署名証明書の生成 をクリックします。
メモ: このオプションを使用するには、現在のサイトに設定されているセキュリティ要件を十分に理解している必要があります。この
オプションを使用する前にサイトの IT 管理者に相談してください。
4. サービスの開始 をクリックして、VASA Provider を開始します。
メモ: パスワードを変更するときは、パスワードを有効にするために、常に VASA サービスを停止して再起動する必要があります。
Conguration Manager ウィンドウにある Stop Serviceサービスの停止 Start Serviceサービスの開始オプションを
使用してください。
9
5. 次の項で VASA Provider vSphere Web Client に登録するときは、VASA がインストールされているサーバーの URL が必要です。クリッ
プボードにサーバー URL をコピーしてテキストファイルにペーストするには、Copy Provider URL to Clipboardプロバイダ URL をクリップ
ボードにコピーをクリックします。
ストレージアレイを VASA 管理下に置く
お使いの MD ストレージアレイを管理するために VASA Provider 機能を使用する前に、以下の作業を行います。
1. ストレージアレイを VASA のコントロールに追加するVASA Array Manager を使用
2. VASA Provider をお使いの vSphere Web Client に登録する。
VASA コントロールへのストレージアレイの追加
1. VASA Conguration Manager で、Launch Array ManagerArray Manager の起動をクリックします。Array Manager は、URL
http://<host_address>:8080/arraytree から開始することもできます。
メモ: 静的 IP アドレスを使用している場合、
<host_address>
のかわりに標準 IP アドレスを使用します。DHCP を使用している
場合は、
<host_address>
のかわりに DNS 名を使用します。
3. Array Manager ウィンドウ
2. Array Manager ウィンドウで、Commandsコマンドセクションの Add Arrayアレイの追加をクリックします。
メモ: vSphere Discover Arraysアレイの検出オプションをサポートし、ユーザー提供の RAID コントローラモジュール IP
ドレスの範囲に基づいて、自動的にアレイ検出を実行します。アレイの指定は、
Add Arrayアレイの追加または Discover
Arraysアレイの検出利用可能な場合のいずれの方法でも可能です。
3. Add Folderフォルダを追加をクリックして、追加するストレージアレイを含む個別のフォルダを作成します。
4. Add Storage Deviceストレージデバイスの追加ウィンドウで、VASA に追加するストレージアレイ内の RAID コントローラモジュールの IP
アドレスを入力します。
5. 必要な場合、RAID コントローラモジュールのパスワードを入力します。
6. さらにストレージアレイを追加するには、手順 25 を繰り返します。
7. Array Manager ウィンドウを閉じます。
10
vSphere Web Client での VASA Provider の登録
1. vSphere Web Client を起動して、vCenter Server に接続します。
4. vSphere Web Client ログイン
2. vSphere Web Client ウィンドウの Navigator(ナビゲータ)パネルで、、vCenter Inventory ListsvCenter インベントリリスト
の順にクリックします。
5. vSphere Web Client ホーム画面
3. Resourcesリソース下にある vCenter Servers を選択します。
4. Navigator(ナビゲータ)パネルで、登録する vCenter サーバーのために固有の名前を選択します。
11
5. StorageストレージProvidersロバイダ ウィンドウで、プラス+アイコンをクリックします。
6. vSphere の新しいストレージプロバイダ画面
6. New Storage Provider新規ストレージプロバイダウィンドウで、以前インストールした VASA Provider が含まれているサーバーへの
名前、URL、およびログイン資格情報を入力します。
メモ: URL フィールドに、VASA Conguration ManagerVASA 設定マネージャ Copy Provider URL to Clipboardクリ
ップボードにプロバイダ URL をコピー をクリックした時にコピーされた URL をペーストします。New Storage Provider新規ス
トレージプロバイダウィンドウの URL が次の要件を満たしていることを確認してください。
ポート番号の後に /vasa/services/vasaService が付加されている必要があります。例えば、VASA Provider が搭載されている
サーバーの場所が
https://kswa-vasa3-prov: 8443 の場合、URL フィールドの値は https://kswa-vasa3-prov:8443/
vasa/services/vasaServiceここで https SSL 接続を指定し、8443 VASA Provider のデフォルトポート番号とする
必要があります。
Conguration Manager設定マネージャウィンドウでデフォルトとは異なるポート番号を指定した場合は、有効なポート番号
を使用してください。
ログインおよびパスワードを入力するときは、VASA Conguration Manager ウィンドウで使用したものと一致するようにします。
7. ベンダー署名済みセキュリティ証明書が必要な場合、Use Vendor Provider Certicateベンダープロバイダの証明書を使用する
チェックボックスを選択して証明書の場所を入力します。必要でない場合は、このチェックボックスを空にしておきます。
8. 完了したら、OK をクリックして VASA Provider vCenter Server に登録します。
VASA
登録の確認
VASA Provider の正常な登録後、管理対象ストレージアレイが Storageストレージ Provider Detailsプロバイダの詳細ウィンドウに
表示されます。
12
7. vSphere Web Client VASA Provider ウィンドウ
ストレージプロファイルでの作業
ストレージ機能を認識および報告するには、プロファイルを作成し、該当するシステム定義の機能にあるチェックボックスを使用して、このプロファイ
ルに機能を割り当てる必要があります。この変更により、システム定義の機能がデータストアに関連付けられ、正しく表示されるようになります。
VASA Provider を使用して、ユーザーが選択した基準に基づくデータストアを使用するストレージプロファイルを作成することができます。VM スト
レージプロファイル を有効にするには、次の手順を実行します。
1. vSphere Web Client HomevSphere Web Client ホーム、ウィンドウで、 VM Storage ProlesVM ストレージプロファイル
Policiesポリシーをクリックします。
2. をクリックし、Create New VM Storage Policy新規 VM ストレージポリシーの作成アイコンをクリックします。
3. Commandsコマンド下の Objectsオブジェクトタブで、、Create VM Storage PolicyVM ストレージポリシーの作成の順に
クリックします。
4. Create New VM Storage Policy新規 VM ストレージポリシーの作成Next次へをクリックします。
8. VM ストレージポリシーの作成
5. Gold Storage Policyゴールドストレージポリシー画面で Next次へをクリックします。
13
9. ストレージ機能の選択
6. Rule-Set 1ルールセット 1 画面で、Rules based data servicesルールベースのデータサービスリストから Dell.VASA10 を選択し
ます。
7. <Add rule>ルールの追加ドロップダウンメニューから、SystemLabel.label および NLSAS-thin を選択して Next次へをクリックし
ます。
8. Storage compatibilityストレージ互換性画面で、Incompatible非互換を選択し、Next次へをクリックします。
9. サマリ情報を確認してから Finish終了をクリックします。
既存の仮想マシンへの VM ストレージプロファイルの割り当て
ストレージプロファイルの作成後、既存の仮想マシンにプロファイルを割り当てます。
1. Hosts and Clustersホストとクラスタビューで、仮想マシン を選択します。
2. VM を右クリックして VM Storage PoliciesVM ストレージポリシー Edit VM Storage PoliciesVM ストレージポリシーの編集
をクリックします。
3. Manage VM Storage PoliciesVM ストレージポリシーの管理画面で、VM storage policyVM ストレージポリシーのドロップダ
ウンメニューから New VM Storage Policy新規仮想マシンストレージポリシーを選択します。
4. Apply to allすべてに適用をクリックしてから OK をクリックします。
ストレージプロファイルコンプライアンスのチェック
仮想マシンにストレージプロファイルを割り当てた後、コンプライアンス詳細を表示および検証できます。
1. Hosts and Clustersホストとクラスタビューで、仮想マシンを選択します。
2. VM を右クリックし VM PoliciesVM ポリシー Check VM Storage Policy ComplianceVM ストレージポリシーコンプライアンス
の確認
をクリックします。
3. Summaryサマリタブで、VM Storage PoliciesVM ストレージポリシーから Check Complianceコンプライアンスのチェック
をクリックします。
14
10. vSphere ストレージプロファイルサマリ
ストレージアレイのイベントおよびアラート
VASA Provider は、ストレージアレイのアラートを vCenter Server Event Monitor に伝達します。アラートは、Alarmsアラームので表示され
ます。
イベントは、vSphere Web Client HomevSphere Web Client ホームのビューにある Eventsイベントアイコンをクリックし表示します。
11. トリガされたアラームビュー
トラブルシューティングのヒント
2 は、一般的な問題、および考えられる解決手順の一覧です。
2. 問題と修正手順
問題 考えられる解決策
プロバイダのホストに接続できない
ストレージプロバイダに使用されている URL が登録されていることを確認します。
設定済みのポートがファイアウォールで許可されていることを確認しますデフォルト値
8080 および 8443
VASA Provider サービスがプロバイダのホストで開始されていることを確認します。
データストアの機能が表示されない
有効なベンダー ID およびモデル ID が、vCenter Server の登録済みのストレージプロバイ
ダに対してリストされていることを確認します。
監視されているストレージアレイがアレイマネージャに追加されていることを確認します。
VASA Provider サービスがプロバイダホストで実行されていることを確認します。
15
問題 考えられる解決策
Array Manager にアクセスできない
Storage Array Manager URL が正しいことを確認します。デフォルトのプロバイダホス
URL http://localhost:8080/arraytree/
ファイアウォール設定で設定済みポートが許可されていることを確認します。
VASA Provider サービスがプロバイダホストで実行されていることを確認します。
イベントメッセージで説明の情報が表示されな
これは VASA API との既知の問題で、今後のリリースで解決されます。
トラブルシューティングのログ
さらにトラブルシューティングが必要な場合は、分析のため、Dell テクニカルサポートに作業ログディレクトリを送信することが必要となる場合があり
ます。ログディレクトリは VASA Provider のホスト、C:\Program Filesx86)\ Dell\Modular Disk Storage VASA Provider\working\logs64
ビットの場合および C:\Program Files\ Dell\Modular Disk Storage VASA Provider\working\logs 32 ビットの場合にあります。
設定リセット
VASA Provider 設定を初期設定にリセットするには、次の手順を実行してください
1. プロバイダのホストで Dell VASA provider アプリケーションのサーバーサービスを停止します。
2. C:\Program Files (x86)\ Dell\Modular Disk Storage VASA Provider\ 作業ディレクトリで、/db ディレクトリを削除します。
3. C:\Program Files (x86)\ Dell\Modular Disk Storage VASA Provider\ 作業ディレクトリで、/tmp ディレクトリを削除します。
4. プロバイダのホストで Dell VASA Provider アプリケーションのサーバーサービスを開始します。
この手順は、Dell VASA Probider アプリケーションサーバーからアラート情報とキャッシュデータを削除します。ただし、監視対象ストレージアレイの
情報は保持されます。
16
4
困ったときは
マニュアルマトリックス
マニュアルマトリックスは、お使いのシステムのセットアップと管理に関して参照することができる文書に関する情報を提供します。
Dell マニュアル
PowerEdge および PowerVault の全マニュアルについては、Dell.com/support にアクセスし、システムサービスタグを入力してお使いのシス
テムのマニュアルを入手してください。
仮想化の全マニュアルについては、 Dell.com/virtualizationsolutions にアクセスしてください。
オペレーティングシステムの全マニュアルについては、Dell.com/operatingsystemmanuals にアクセスしてください。
ストレージコントローラおよび PCIe SSD の全マニュアルについては、Dell.com/storagecontrollermanuals にアクセスしてください。
Del l サポートフォーラムについては、en.community.dell.com/support-forums/default.aspx にアクセスして下さい。
Dell アドバンスサーチについては、search.dell.com/index.aspx にアクセスしてください。
VMware
マニュアル
vCenter SRM 6.0 のマニュアルに関しては、次を参照してください。
https://www.vmware.com/support/pubs/srm_pubs.html
vSphere 6.0 のマニュアルESXiESX および vCenter Serverに関しては、次を参照してください。
https://www.vmware.com/support/pubs/vsphere-esxi-vcenter-server-6-pubs.html
VMware Knowledge Base検索可能なサポート問題の詳細については、次のサイトを参照してください。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/microsite.do
VMware コミュニティヘルプフォーラムの詳細については、次のサイトを参照してください。
https://communities.vmware.com/welcome
VMware の互換性ガイドは、次のサイトを参照してください。
http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=io
デルへのお問い合わせ
デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。アクティブなインターネット接続がない場合は、
購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタログで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異な
り、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスの問題に関す
るデルへのお問い合わせは、
1. Dell.com/support にアクセスしてください。
2. お住まいの国を、ページ右下隅のドロップダウンメニューから選択します。
3. カスタマイズされたサポートを利用するには、次の手順に従います。
a. Enter your Service Tagサービスタグの入力フィールドに、お使いのシステムのサービスタグを入力します。
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b. Submit送信をクリックします。
さまざまなサポートのカテゴリのリストが掲載されているサポートページが表示されます。
4. 一般的なサポートを利用するには、次の手順に従います。
a. 製品カテゴリを選択します。
b. 製品セグメントを選択します。
c. お使いの製品を選択します。
さまざまなサポートのカテゴリのリストが掲載されているサポートページが表示されます。
システムサービスタグの位置
お使いのシステムは、一意のエクスプレスサービスコードおよびサービスタグ番号で識別されます。エクスプレスサービスコードおよびサービスタグは、
システムの前面から情報タグを引き出して見ることができます。この情報は、デルがサポートへのお電話を適切な担当者に転送するために使用し
ます。
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