Casio W-S200H 取扱説明書

  • CASIO 腕時計 3197 の取扱説明書の内容を理解しました。この腕時計の機能、使用方法、お手入れ方法など、ご質問にお答えします。例えば、ソーラー充電に関することや、ストップウオッチ、タイマー、アラームの使用方法、パワーセービング機能についてなど、お気軽にご質問ください。
  • 電池交換は必要ですか?
    パワーセービング機能とは何ですか?
    水泳中に使用できますか?
    バンドのお手入れ方法は?
    アラームは何種類ありますか?
P
MA1404-D
安全上のご注意
絵表示に
ついて
本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ
なたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、色々な
絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を
負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を
負う危険が想定される内容を示しています。
注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う危険が
想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示して
います。
絵表示の例 記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味しています
(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味しています
(左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」(強制)を意味してい
ます(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
警告
本機をスキューバダイビング ( アクアラング)に使用しないでくだ
さい。
本機はダイバーズウオッチではありません。誤って使用すると、
事故の原因となります。
電池の取り扱いについて
本機で使用しているボタン電池を取り外した場合は、誤ってボタン電池を飲むこと
がないようにしてください。特に小さなお子様にご注意ください。
電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お子様が飲み込ん
だ場合は、ただちに医師と相談してください。
注意
お手入れについて
ケース・バンドは汚れからサビが発生し、衣服の袖口を汚すことがあります。ケー
ス・バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後放置しておく
とサビ易くなります。
1
注意
かぶれについて
時計の本体およびバンドは、直接肌に接触していますので、使用状態によってはか
ぶれを起こす恐れがあります。
1 金属・皮革に対するアレルギー
2 時計の本体およびバンドの汚れ・サビ・汗等
3 体調不良等
バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪くなりますので
かぶれ易くなります。バンドは余裕をもたせてご使用ください。
「抗菌防臭バンド」は汗などによる細菌の繁殖を抑え、においの発生を防ぐもので、
皮膚のかぶれを防ぐものではありません。
万一、異常が生じた場合は、ご使用を中止し、医師にご相談ください。
分解しないでください
本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が故障する原因とな
ることがあります。
2
注意
ご使用にあたって
時計表示の確認は、思わぬ転倒やケガの予防のため、十分に安全が確認された場所
で行なってください。特に、道路でのマラソンやジョギング、自転車やバイク・自
動車等の運転中は事故の原因になることがありますので、十分にご注意ください
また、第三者への接触による事故防止にも十分にご注意ください。
時計着脱の際に、中留で爪を傷つける恐れがありますのでご注意ください。特に、
長く伸ばした爪では、中留の操作はおやめください。
思わぬケガやアレルギーによるかぶれを防ぐため、就寝時は時計をはずすなど十分
にご注意ください。
幼児を抱いたり、接したりする場合は、幼児のケガやアレルギーによるかぶれを防
ぐため、時計をはずすなど十分にご注意ください。
3
目次
安全上のご注意 表紙裏面
十分に光を当ててご使用ください 6
操作のしくみと表示の見方 8
操作音について 10
電源について 11
パワーセービング機能について 15
ライト点灯について 16
ボタンを押して点灯させる ....................................16
ライト点灯時間の切替え ........................................16
ストップウオッチの使い方 18
ラップタイムとスプリットタイム ........................19
計測のしかた ...........................................................20
メモリーについて ...................................................21
リコールモードの使い方 23
データのサーチ .......................................................23
ラップ/スプリットデータのサーチ ....................24
計測データのクリアー ...........................................25
すべてのデータのクリアー ....................................25
タイマーの使い方 26
タイマーのセット ...................................................26
タイマーの使い方(減算計測のしかた)...............28
鳴っている電子音を止めるには ............................28
ワールドタイムの使い方 29
都市のサーチ ...........................................................29
サマータイム(DST)について ...........................30
サマータイムの ON OFF 設定 .........................30
都市コード一覧表 ...................................................30
アラーム・時報の使い方 31
アラームについて ...................................................31
アラーム時刻のセット ...........................................31
アラーム・時報の ON OFF 設定 .....................33
鳴っている電子音を止めるには ............................33
モニターアラーム ...................................................33
4
目次
ホームタイムデータ
(時刻・カレンダーなど)の合わせ方 34
セットのしかた .......................................................34
製品仕様 ...................................................................38
ご使用上の注意 .......................................................42
お手入れについて ...................................................45
本製品で使用している電池について ....................46
金属バンドの駒詰めについて ................................46
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本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっております。
安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに光が当たるようにしてお使いください。
十分に光を当ててご使用ください
ライト(表示用照明)をたくさん使うと
ライトを多用すると二次電池の容量は早く減ります。
光が当たっているときと当たらないとき
〈光が当たっているとき〉
〈光が当たっていないとき〉
時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、この
ままでは二次電池の容量が減って機能が使えなくなります。
6
時計に光が当たるようにしましょう
電池容量を示すバッテリーインジケーターがレベル 3
になると機能に制限がかかりますので、レベル 1、レ
ベル 2 を保つように光を当ててください。
腕から外したときは表示面(ソーラーセル)を明るい
方に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。
蛍光灯下や窓際などの光が
当たる所に置いてください。
腕に付けているときはなるべく袖が表示面(ソーラー
セル)にかからないように使用してください。
一部でも袖に隠れていると、
充電効率が著しく低下します。
7
CC
C
操作のしくみと表示の見方
C
ボタンを押すと確認音が鳴り、ストップウオッチモード/リコールモード/タイマーモード/ワールドタイムモー
ド/アラームモードに切り替わります。
時刻モード
C
ストップウオッチモード
C
 
99 時間 59 分 59 秒す。
日付・時刻と、ラップ/スプリットタイ
ムをメモリーします。

P-18
C
デモモードについて
時刻モードで Cボタンを 3 秒以上押し続けると、デモモードになり、時刻 / ストップウオッチ / ワールドタイムの
各表示例を 5 秒間隔で繰り返します。
デモモードを解除するにはいずれかのボタンを押します。
リコールモード
C
タイマーモード
ストップウオッチモードでメモリーした
データを呼び出します。

P-23
二つのタイマーが交互に計測されます。
各タイマーは 5 秒単位で 99 分 55 秒ま
で、計測回数は 10 回までセットできます。
P-26
C
アラームモード ワールドタイムモード
アラーム時刻のセットや時報の ON/OFF
ができます。

P-31
C
世界 48 都市 31 タイムゾーンの時刻を
知ることができます。

P-29
9
操作音について
モード切替え時などに鳴る操作音の ON / OFF を切り替
えることができます。
操作音を OFF にしているとき
は、MUTE マークが点灯します。
操作音 OFF も、アラーム、
時報などの報音は鳴ります。
操作音の ON / OFF 設定
1. セット状態にする
時刻モードのとき、
Aボタンを約 2 秒間
押し続けます
都市コードが点滅しま
す。
セット状態で 2 3
間何も操作を行なわな
いと、自動的にセット
状態が解除されます。
2. 「操作音設定」にする
Cボタンを 9 回押します
“MUTE”または“KEY ♪”
が点滅します。
3. ON / OFF を切り替える
Dボタンを押します
D
ボタンを押すごとに操
作音の ON / OFF が切り
替わります。
4. セットを終わる
Aボタンを押します
点滅が止まり、セット完了です。
10
電源について
本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使
うようになっております。
光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が
隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し
て表示しなくなることがあります。
安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう
にしてお使いください。
バッテリーインジケーターHIGH(H)
MID(M)、LOW(L))が点滅している場合
ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に
大きな負担がかかった場合、バッテリーインジケーターが
点滅して、一時的に以下の操作ができなくなります。
ライトの点灯
アラーム・時報などの報音
この場合は、時間がたてば電池
電圧が復帰し、使用できるよう
になります。
11
バッテリーインジケーターの見方
レベル 1 すべての機能が使用可能
レベル 2 すべての機能が使用可能
レベル 3
LOW マークと
LOW 表示が点滅
ライト点灯不可、
アラーム・時報などの報音不可
レベル 4
チャージインジ
ケーターが点滅
液晶表示不可、ライト点灯不可、
アラーム・時報などの報音不可
レベル 5 時計機能停止(時計発振不可)
直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリー
インジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレ
ベルを表示することがあります。レベルは充電後しば
らくしてから確認してください。
レベル 5 になっても再度充電を行なうことで使用でき
ます。
レベル 5 から充電したときは、レベル 4 になると表示
が点灯し、チャージインジケータが点滅します。ただし、
この状態では機能が使用できませんので、レベル 2 ま
たはレベル 1 になるまで十分に光を当ててから、ご使
用ください。
レベル 5 になるとホームタイム都市がリセットされ
TYO にます。TYO 以外ホー都市
定していた場合は再度、設定し直してください。
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充電必要サイン
レベル 3、レベル 4 の状態は、電池残量が極端に少なくなっ
ています。このときは、本機を光に当てて、十分に充電を
行なってください。
また、頻繁にバッテリーインジケーターが点滅する場合も
電池残量が少なくなっていますので光を当てて充電してく
ださい。
充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
炎天下に駐車中の車のダッシュボード
白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
直射日光が長く当たって、高温になる所
なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり
ますが、温度が下がれば正常に戻ります。
充電の際、光源の条件によっては時計本体
が極端に高温になることがありますので、
けどなどをしないようにご注意ください。
充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。
ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がり
ますので、ご注意ください。
イラストは樹脂バンドの場合です。
13
充電の目安
1 日、安定した状態で時計を使用するために必要な充
電時間
下記の条件で使用した場合
環境(照度)
充電時間
晴れた日の屋外など
(50,000 ルクス) 約5分
晴れた日の窓際など
(10,000 ルクス)
約24分
曇り日の窓際など
(5,000 ルクス)
約48分
蛍光灯下の室内など
(500 ルクス)
約8時
ライト:1.5 秒間/日
アラーム報音:10 秒間/日
表示点灯:18 時間/日
こまめに充電を行なえば
安定してご使用いただけ
ます。
各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
充電時間
レベル 5 →レベル 4 →レベル 3 →レベル 2 →レベル 1
晴れた日の屋外など
(50,000 ルクス)
約 3 時間
約 26 時間 約7時
晴れた日の窓際など
(10,000 ルクス)
約 10 時間
約 127 時間 約 34 時間
曇り日の窓際など
(5,000 ルクス)
約 19 時間
約 259 時間 約 70 時間
蛍光灯下の室内など
(500 ルクス)
約 226 時間 ––– –––
この充電時間は目安のため、実際の環境下においては
充電時間が異なる場合があります。
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パワーセービング機能について
パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動的に液晶表示を消してスリープ状態にし、節電する機能です
本機は工場出荷時に「パワーセービング機能」を ON に設定してあります。
時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えることがあります。
スリープ状態になるには
表示スリープ
午後 10 時~午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時間
放置します。
タイマーモード、ストップウオッチモードのときは、
スリープ状態になりません。
液晶表示が消え、パワーセー
ビングマークが点滅します。
アラーム、時報などの報音は
鳴ります。
機能スリープ
表示スリープのまま暗いところで 6 ~ 7 日間経過しま
す。
パワーセービングマークが点滅から点灯にかわります。
アラーム、時報などの報音も鳴りません。
時計機能は正常に作動しています。
スリープ状態を解除するには
本機を明るいところに置く
本機のいずれかのボタンを押す
本機を明るいところに出した場合は、表示が点灯する
までに最大 2 秒かかる場合があります。
パワーセービング機能の ON / OFF
パワーセービング機能を働かせなくするには 34 ページを
ご覧になり、パワーセービング機能を OFF にしてくださ
い。
机の中などに長期間しまっておくときは、パワーセー
ビング機能を ON にしておけば、節電効果がありま
す。
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ライト点灯について
暗い場所で表示を見たいときは、ボタンを押してライトを
点灯させることができます。
ボタンを押して点灯させる
~手動点灯~
セット中(表示点滅)以外、どのモードのときでも、
Bボタンを押します
B
ボタンを押すとライトが点
灯します。
点灯 1.5 と約 3
秒間のいずれかを選ぶことが
できます(右記参照)
〈ライト点灯についてのご注意〉
直射日光下では点灯が見えにくくなります。
点灯中にアラームなどが鳴り出すと点灯を中断しま
す。
ライト点灯時間の切替え
1. セット状態にする
時刻モードのとき、
Aボタンを約 2 秒間押し続けます
都市コードが点滅します。
セット状態で 2 ~ 3 分間何も操作を行なわないと
自動的にセット状態が解除されます。
2. 「ライトの点灯時間設定」にする
Cボタンを 10 回押しま
“LT1”(1 は点滅)
“LT3”(3 は点滅)
されます。
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3. 点灯時間を切り替える
Dボタンを押します
D
ボタンを押すごとにラ
イトの点灯時間が切り替わ
ります。
4. セットを終わる
Aボタンを押します
点滅が止まり、セット完了です。
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ストップウオッチの使い方
8 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい●
Cボタンを押し、ストップウオッチモードに切り替えます。
ストップウオッチは、計測を行なうと、スタートした日付・時刻と、計測結果 ( ラップ/スプリットタイム ) をメモリー
します。
ストップウオッチ 計測単位= 1/100 秒(10 時間以上は 1 秒)
計測範囲= 99 時間 59 59
ラップ/スプリットカウント カウント範囲= 999
中段と下段のラップタイムとスプリットタイムの表示位置は、リセット中に Aボタンを押す
と入れ替えることができます。
計測中はグラフィックエリアにアニメーションが表示されます。リセット中に Aボタンを押
し続けるとアニメーション表示の ON と OFF が切り替わります。
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