PowerEdge 1850

Dell PowerEdge 1850 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell RapidRailsとVersaRailsラック取り付けキットのマニュアルを読み終えました。このマニュアルには、安全な取り付け手順、必要なツール、キットの内容、ステップバイステップのインストール手順など、ラックへのシステム取り付けに関する詳細な情報が記載されています。ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください!
  • ラックにシステムを取り付ける前に確認すべきことは?
    RapidRailsとVersaRailsキットの違いは?
    ラックへのシステムの取り付け手順は?
    複数のシステムをラックに取り付ける場合の注意点?
ラック取り付けガイド
メモ、注意、および警告
メモ: 操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。
注意: ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることを示します。
また、その問題を回避するための方法も示されています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
____________________
ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。
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本書で使用されている商標について: VersaRails および RapidRails Dell Inc. の商標です。
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本書では、必要に応じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、
これらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2004 8 P/N M3505 Rev. A00
目次 4-3
目次
安全にお使いいただくために . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-5
安全について: システムのラックへの取り付け
. . . . . . . . . 4-5
インストール手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-6
はじめに
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-6
安全に関する重要な注意
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-7
VersaRails のラック要件
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-7
4 柱型ラックへの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-7
ラック安定用の脚
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-7
推奨する工具および備品
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-7
RapidRails ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-8
VersaRails ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-8
取り付け手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-9
ラック扉の取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-10
ラックへの印付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-10
ラックへのマウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . 4-12
ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . 4-14
取り外し可能タイラップの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 4-15
ラックからのシステムの取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . 4-16
ラック扉の取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-16
2 柱型ラックへの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-16
推奨する工具および備品
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-17
ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-17
取り付け手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-18
ラックへの印付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-18
ラックへのマウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . 4-20
ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . 4-24
取り外し可能タイラップの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 4-24
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-25
4-4 目次
4-1 RapidRails ラックキットの内容 . . . . . . . . 4-8
4-2 VersaRails ラックキットの内容
. . . . . . . . 4-9
4-3 1 ラックユニット(1 U
. . . . . . . . . . . . 4-10
4-4 垂直レールの印付け
. . . . . . . . . . . . . 4-11
4-5 RapidRails マウントレールの取り付け
. . . . 4-12
4-6 VersaRails マウントレールの取り付け
. . . . 4-13
4-7 ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . 4-14
4-8 取り外し可能タイラップの取り付け
. . . . . 4-15
4-9 2 柱型ラックキットの部品
. . . . . . . . . . 4-17
4-10 2 柱型オープンフレームリレーラック
のユニバーサル間隔の穴
. . . . . . . . . . . 4-18
4-11 2 柱型オープンフレームリレーラック
のワイド間隔の穴
. . . . . . . . . . . . . . 4-19
4-12 センターマウント構成でのマウントレール
の取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-21
4-13 フラッシュマウント構成での調整可能な取
り付けブラケットの準備
. . . . . . . . . . . 4-22
4-14 フラッシュマウント構成でのマウントレール
の取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 4-23
ラック取り付けガイド 4-5
安全にお使いいただくために
ご自身の身体の安全を守り、システムおよび作業環境を保護するために、以下の安全に関す
るガイドラインに従ってください。
安全に関する詳細な情報については、『製品情報ガイド』
を参照してください。
安全について: システムのラックへの取り付け
ラックの安定性や安全性に関して、次の点にご注意ください。
システムはラックの一部とみなします。
したがって、「コンポーネント」には、さまざまな
周辺機器やサポートハードウェアと同様に、システムも含まれます。
警告: ラック前面および横の安定板を取り付けずにシステムを取り付けると、場合によって
はラックが転倒し、けがをする恐れがあります。 したがって、必ず安定板を取り付けてから
ラックにコンポーネントを取り付けてください。
警告: ラックへのコンポーネント取り付け後は、一度に 2 台以上のコンポーネントをスライ
ドアセンブリから引き出さないでください。 複数のコンポーネントを引き出すと、その重み
でラックが転倒し、けがをする恐れがあります。
メモ: お使いのシステムは、独立したユニットとして、また、ラックキャビネットとラック
キットがそのシステム用に設計されたものである場合は、カスタマーラックキットを使って
ラックキャビネットに設置して使用するためのコンポーネントとして、安全性が保証されて
います。 システムおよびラックキットをデル以外のメーカーのラックキャビネットに取り付
ける場合は、安全性が保証されていません。 ほかのメーカーのキャビネットでシステムや
ラックキットを最終的に組み合わせて使用する場合は、ユーザーが責任を持って認定安全機
関で適合性の評価を受けてください。 デルでは、このような組み合わせに関連するいかなる
責任および保証も負いません。
システムラックキットは、トレーニングを受けたサービス技術者が、規格に適合す
るラックに取り付けます。 キットをこれ以外のラックに取り付ける場合は、
そのラックがデルの仕様に適合していることを確認してください。
ラックで作業をする前に、安定板がラックに固定されて床面に伸び、ラックの全重量
が床面にかかっていることを確認してください。
ラックで作業をする前に、ラックが
1
つの場合は前面と横の安定板、複数のラックを連結する場合は前面の安定板を取り
付けます。
ラックには必ず下から上へと、最も重いものから順に設置します。
コンポーネントをラックから引き出す前に、ラックが水平で安定していることを確認
してください。
レールリリースラッチを押してコンポーネントをラックから出し入れするときは、
スライドレールに指をはさまれないように注意してください。
4-6 ラック取り付けガイド
コンポーネントをラックに挿入したら、レールをロック位置まで静かに伸ばし、
コンポーネントをスライドさせてラックに設置します。
ラックに電力を供給する
AC
分岐回路に過重電流を流さないでください。
ラックの総負
荷が分岐回路定格の
80%
を超えないようにしてください。
ラック内のコンポーネントが十分に通気されることを確認します。
ラック内の他のシステムやコンポーネントを取り扱う際に、取り付けられたシステ
ムやコンポーネントの上に乗ったり、足を掛けたりしないでください。
インストール手順
このガイドは、トレーニングを受けたサービス技術者が、オープンフレームリレーラッ
クやラックキャビネットに 1 台または複数のシステムを取り付ける作業を行うための手
順書です。 RapidRails™ ラックキットは、工具を使わずにすべてのメーカーのラック
キャビネットに取り付けることができます。VersaRails™ ラックキットは、業界規格に
適合しているほとんどのラックキャビネットに取り付けることができます。 RapidRails
および VersaRails ラックキットの取り付け手順はほとんど同じです ラックキットは、
ラックキャビネットに取り付けるシステム 1 基ごとに 1 セットずつ必要です。
このガイドには、以下のラックキットを取り付ける手順が説明されています。
RapidRails キット(4 柱型ラックキャビネットへの取り付け)
VersaRails キット(4 柱型ラックキャビネットへの取り付け)
2 柱型キットの取り付け(センターマウントまたはフラッシュマウントのどちらの
構成でも取り付け可能)
はじめに
システムをラックへ取り付ける前に、このガイドの「安全にお使いいただくために」
および『
製品情報ガイド
』の安全上の注意をよくお読みください。
警告: 複数のシステムをラックに取り付ける場合は、1 基のシステムの手順を完了してから、
次のシステムの取り付けに進んでください。
警告: ラックキャビネットはサイズが非常に大きく重量もあるため、キャスタで簡単に移動
できるようになっています。 このキャスタにはブレーキがないため、 ラックキャビネットを移
動するときは十分な注意が必要です。 ラックキャビネットを別の場所に移動するときは、水
平調節用の脚を収納してください。 傾斜面や急な勾配のある場所、スロープなど、バランス
が取りにくい場所にはキャビネットを設置しないでください。 水平調節用の脚を伸ばして
キャビネットを支え、キャビネットが倒れないようにしてください。
メモ: システム自体を取り付ける手順については、「システムのラックへの取り付け」を参照
してください。
ラック取り付けガイド 4-7
安全に関する重要な注意
システムをラックに取り付けるときは、次の各項の安全に関する注意を遵守してください。
警告: 作業者は、自分自身と関係者を保護するために、本書の手順に必ず従ってください。
本システムは非常に重量があり大きいため、自分自身や関係者のけがを防ぐために準備と計
画を適切に行うことが重要です。 これは、特にシステムをラックの高い位置に取り付ける場
合に重要になります。
警告: 別のシステム用に設計されたラックキットの部品は取り付けないでください。 お使い
のシステム用のラックキットのみをお使いください。 別のシステム用のラックキットを使用
すると、システムが損傷し、ご自身や作業者がけがをする恐れがあります。
VersaRails のラック要件
注意: VersaRails ラックキットは、米国規格協会(ANSI/ 米国電子工業会(EIA)規格
ANSI/EIA-310-D-92、国際電気標準会議(IEC297、ドイツ工業規格(DIN41494 の仕様を
満たすラックについてトレーニングを受けたサービス技術者が取り付けるように設計されて
います。ラックキットは、ラックに取り付けるシステム 1 基につき 1 セット必要です。
4 柱型ラックへの取り付け
取り付けを開始する前に、全手順を注意してお読みください。
ラック安定用の脚
警告: ラック前面および横にある安定用の脚を使用せず、また床に固定することなくラック
にシステムを取り付けると、状況によりラックが転倒し、けがをする恐れがあります。 この
ため、ラックに部品を取り付ける前に、必ず安定用の脚を取り付けて床に固定してください。
安定用の脚はラックの転倒を防ぎます。 安定用の脚の取り付けおよび固定手順について
は、ラックキャビネットに同梱されているマニュアルを参照してください。
推奨する工具および備品
システムを 4 柱型ラックキャビネットに取り付ける際、以下の工具および備品が必要な
場合があります。
#2 プラスドライバ
マスキングテープまたはフェルトペン(取り付け穴に印を付けるときに使用)
4-8 ラック取り付けガイド
RapidRails ラックキットの内容
RapidRails マウントレール 1
取り外し可能タイラップ(2(図 4-1 には記載なし)
4-1 RapidRails ラックキットの内容
VersaRails ラックキットの内容
VersaRails マウントレール 1
10-32 x 0.5 インチフランジヘッドプラスネジ(8
取り外し可能タイラップ(2(図 4-2 には記載なし)
メモ: 図と手順で示されているメートル法規格ではないネジは、サイズとインチ当たりのネ
ジ山数で表記されています。 たとえば 1 インチに 32 個のネジ山がある #10 プラスネジは、
10-32 ネジと表記します。
マウントレール(2
取り外し可能タイラップ取り付け穴(2
ラック取り付けガイド 4-9
4-2 VersaRails ラックキットの内容
取り付け手順
ラックキットを取り付けるには、次の手順を番号順に実行します。
1 ラック扉を取り外す。
2 ラックに印を付ける。
3 ラックへマウントレールを取り付ける。
RapidRails の取り付け
VersaRails の取り付け
4 システムをラックに取り付ける。
5 ケーブルを配線する。
6 ラック扉を取り付ける。
メモ: 手順 3 には、RapidRails キット用 VersaRails キット用 2 通りの手順があります。
10-32 x 0.5 インチフランジヘッ
ドプラスネジ(8
マウントレール(2
取り外し可能タイラップ取り付け穴(2
4-10 ラック取り付けガイド
ラック扉の取り外し
ラックキャビネットに同梱のマニュアルに記載されている扉の取り外し手順を参照して
ください。
警告: ラックキャビネットの扉の大きさと重さを考慮して、取り付けまたは取り外しは 1
では行わないでください。
警告: 取り外した扉は、不意に倒れてけがをしないような場所に保管してください。
ラックへの印付け
1 ラックユニット(1 U)システムでは、ラックに取り付ける各システムの上下に、
1 U44 mm)の空間を空ける必要があります。
EIA-310 規格を満たすラックキャビネットには、1 ラックユニット(1 U)ごとに 3 つの
穴が交互に並んでいます。穴の中心から中心までの距離は、前部および後部垂直レール
1 U スペースの一番上の穴から計測して 15.9 mm15.9 mm12.7 mm0.625 イン
チ、0.625 インチ、0.5 インチ)となっています(図 4-3 参照) ラックキャビネットの
穴には丸型または角型があります。
メモ: 垂直レールには、1 U 間隔の水平の線と数字で印が付いていることがあります。 ラック
の垂直レールの印の番号を控える方法もあるので、 ラックに印を付けたりテープを貼る作業
は必須ではありません。
4-3 1 ラックユニット(1 U
警告: 2 基以上のシステムを取り付ける場合は、ラックの最下段に 1 基目のシステムを取り付
けられるようにマウントレールをセットしてください。
1 U44 mm1.75 インチ)
12.7 mm0.5 インチ)
15.9 mm0.625 インチ)
15.9 mm0.625 インチ)
12.7 mm0.5 インチ)
ラック取り付けガイド 4-11
ラックに印を付ける手順は、次のとおりです。
1 ラック前面の垂直レール上で、ラックキャビネットに取り付けるシステムの底部の
位置を決め、フェルトペンまたはテープを使って印を付けます。
底部にあたる各
1 U
スペースの位置は、穴と穴の間が狭い方の金属部分の中央です
(横線で印が付いているラックキャビネットもあります。図
4-4
を参照)
2 最初に印を付けた場所から 44 mm 上(あるいは EIA-310 規格に適合したラックで
あれば、ラックの穴を上に 3 つ数えた場所)を決め、フェルトペンまたはマスキン
グテープを使ってラック前面の垂直レールに印を付けます(穴を数えた場合は一番
上の穴の真上に印を付ける) このマークまたはテープが、垂直レール上でシステム
の上端が来る位置になります(図 4-4 を参照)
4-4 垂直レールの印付け
垂直レール上の テープ
4-12 ラック取り付けガイド
ラックへのマウントレールの取り付け
RapidRails マウントレールの取り付け
1 ラックキャビネットの前面で、取り付けブラケットのフランジが、垂直レールに付
けた印やテープの間のスペースに収まるように(または穴の数を数えて)1 つ目の
RapidRails マウントレールの位置を合わせます(図 4-5 を参照)
マウントレールの前部取り付けブラケットフランジの上部取り付けフックを、垂直
レールに付けた印の間にある一番上の穴に差し込みます。
2 マウントレールを正面に向かって押して、上部取り付けフックを垂直レールの対応
する角型の穴に差し込み、取り付けブラケットのフランジを下に押して取り付け
フックを穴に固定します。完全に固定されるとプッシュボタンがカチッと飛び出し
ます(図 4-5 を参照)
3 キャビネットの背面で、取り付けブラケットのフランジを後ろに引いて、上部取り
付けフックを対応する角型の穴に差し込み、フランジを下に押して取り付けフック
を穴に固定します。完全に固定されるとプッシュボタンがカチッと飛び出します。
4 ラックの反対側のマウントレールで、手順 1 手順 3 を繰り返します。
5 左右の垂直レールで、マウントレールが同じ位置に取り付けられていることを確認
します。
4-5 RapidRails マウントレールの取り付け
ラック正面
マウントレール(2
取り付けフック(2
押しボタン
ラック取り付けガイド 4-13
VersaRails マウントレールの取り付け
1 ラックキャビネットの前面で、取り付けブラケットのフランジが、垂直レールに付
けた印の間のスペースに収まるように(または穴の数を数えて)1 つ目の
VersaRails マウントレールの位置を合わせます(図 4-6 を参照)
取り付けブラケットフランジの前面にある
3
つの穴を、前部垂直レールに付けた印の
間の穴に合わせます。
2 2 本の 10-32 x 0.5 インチフランジヘッドプラスネジを取り付けブラケットフランジ
の上と下の穴に差し込んで、マウントレールを前部垂直レールに固定します。
3 キャビネットの背面から、取り付けブラケットのフランジを後ろに引いて、取り付
け穴を後部垂直レールのそれぞれ対応する穴に合わせます。
4 2 本の 10-32 x 0.5 インチフランジヘッドプラスネジを後部取り付けブラケットフラ
ンジの上と下の穴に差し込んで、マウントレールを後部垂直レールに固定します。
5 ラックの反対側のマウントレールで、手順 1 手順 4 を繰り返します。
6 左右の垂直レールで、マウントレールが同じ位置に取り付けられていることを確認
します。
4-6 VersaRails マウントレールの取り付け
ラック正面
マウントレール(2
10-32 x 0.5 インチフランジ
ヘッドプラスネジ(マウン
トレール 1 本につき 4 本)
取り付けブラケットのフランジ
4-14 ラック取り付けガイド
ラックへのシステムの取り付け
警告: 複数のシステムを取り付ける場合は、1 基目のシステムをラックの最下段の位置に取
り付けてください。
1
システムからオプションの前面ベゼルを取り外します(取り付けられている場合)
システムに同梱のマニュアルに記載されているベゼルの取り外し手順を参照してく
ださい。
2 片方の手でシステム前面下部を、もう片方の手でシステム背面下部を持ちます。
3 システムを持ち上げて、システム側面のレールがシステム後方でラックのマウント
レールにはまるように位置を合わせます(図 4-7 を参照)
警告: システムの大きさと重さを考慮して、マウントレールへのシステムの取り付けは 1
では行わないでください。
4-7 ラックへのシステムの取り付け
マウントレール(2
システムレール(2
蝶ネジ(2
リリースラッチ(2
ラック取り付けガイド 4-15
4 システムをマウントレールの一番奥まで押し込みます(図 4-7 を参照)
5 正面パネルの側にあるネジを差し込んでめ付け、システムのシャーシを
ラックに固定します。
6 オプションの前面ベゼルを取り付ける場合は、ベゼルを取り付けます。システ
ムに同梱のマニュアルに記載されているベゼルの取り付け手順を参照してくだ
さい。
メモ: 4-7 RapidRailsVersaRails2 柱型の各ラックキットに適用されます。
取り外し可能タイラップの取り付け
取り外し可能タイラップを使うと、システムケーブルをマウントレールに固定でき
ます。
1 後部取り付けブラケットのフランジにけられた 2 つの取り外し可能タイラッ
プ取り付け穴をつけます(図 4-8 を参照)
2 タイラップの固定具を取り付け穴に挿入します。
3 タイラップのプランジャを押すと、カチッとがしてタイラップがマウント
レールに固定されます。
4 取り外し可能タイラップを使って、システムのケーブルをマウントレールに固
定します。
4-8 取り外し可能タイラップの取り付け
マウントレール(2
取り外し可能タイラップ(2
4-16 ラック取り付けガイド
ラックからのシステムの取り外し
システムをラックから取り外すには、次の手順を実行します。
1 システムからオプションの前面ベゼルを取り外します(取り付けられている場合)
システムに同梱のマニュアルに記載されているベゼルの取り外し手順を参照してく
ださい。
2 システムの電源とシステムに接続されている周辺機器電源って、システムを
電源コンセントから取り外します。
3
前面パネルの両側でシステムのシャーシをラックに固定している蝶ネジを緩めます。
4 セーフテキャッチが掛かってまるところまで、システムをラックから引き出し
ます。
5 各システムの側面にあるリリースラッチを押し下げて、サイドレールのセーフテ
キャッチを解除します(図 4-7 を参照)
6 システムをラックから完全に引き出します。
ラック扉の取り付け
ラックに同梱のマニュアルに記載されている扉の取り付け手順を参照してください。
警告: ラックキャビネットの扉の大きさと重さを考慮して、取り付けまたは取り外しは 1
では行わないでください。
これで 4 柱型ラックキャビネットへのシステムの取り付けは完です。
2 柱型ラックへの取り付け
2 柱型ラックキットは、電気通信機器設備などで使用される 2 柱型オープンフレームリ
レーラックにシステムを取り付けるために使用します。 7.62 cm (3 インチ ) および
15.24 cm (6 インチ ) 2 柱型ラック(取り付け穴の間はユニバーサルまたはイド)
に対応しています。 このキットは、センターマウントまたはフラッシュマウントのどち
らの構成にも取り付けられます。
2 柱型リレーラックは、ラックメーカーや業界規格によって規定または認可された
または面用の固定具や柱を使用して、面、天井、上部面、あるいは適であれ
隣接するラックなどに正しく固定する必要があります。 取り付けを開始する前に、2
型ラックメーカーのマニュアルを参照して、警告事項を確認してください。
警告: 正しい位置にしっかりと固定されていない 2 柱型オープンフレームリレーラックには、
システムを取り付けないでください。 システムの損傷や作業者および関係者のけがを招く恐
れがあります。
ラックの取り付けにする追加の安全情報については、このガイドの冒頭に記載した
「安全にお使いいただくために」を参照してください。
ラック取り付けガイド 4-17
推奨する工具および備品
#2 プラスドライバ
3/8 インチレンチまたはットドライバ(ブラケットをフラッシュマウント構成に
変更する場合)
取り付け穴に印を付けるために使用するマスキングテープまたはフェルトペン
ラックキットの内容
2 柱型ラックキットの付品は次のとおりです(図 4-9 を参照)
マウントレール 1
12-24 x 0.5 インチパンヘッドプラスネジ(8
取り外し可能タイラップ(2(図 4-9 には記載なし)
4-9 2 柱型ラックキットの部品
マウントレール(2
12-24 x 0.5 インチパンヘッド
プラスネジ(8
7.62 cm (3 インチ ) 幅、フラッシュマウント、ネジ付きスタッド
フラッシュマウント取り付けフランジ
15.24 cm (6 インチ ) 幅、フラッシュマウント、ネジ付きスタッド
センターマウント取り付けフランジ
7.62 cm (3 インチ ) 幅、センター
マウント、ネジ付きスタッド
15.24 cm (6 インチ ) 幅、
センターマウント、
ネジ付きスタッド
調整可能な取り付けフランジ
4-18 ラック取り付けガイド
取り付け手順
2 柱型ラックキットを取り付けるには、次の手順を番号順に実行します。
1 ラックに印を付ける。
ユニバーサル間で穴があるラック
イド間で穴があるラック
2 ラックへマウントレールを取り付ける。
センターマウント構成
フラッシュマウント構成
3 システムをラックに取り付ける。
4 ケーブルを配線する。
ラックへの印付け
2 柱型ラックに取り付ける各システムの上下には、1 U44mm)の空間を空ける必要が
あります。
ユニバーサル間隔で穴があるラック
ユニバーサル間で穴があるラックには、1 ラックユニット(1 U)ごとに 3 つの穴が交
互に並んでいます。穴の中心から中心まで距離は、前部および後部垂直レールの 1 U
ペースの一番上の穴から計測して 15.9 mm15.9 mm12.7 mm となっています
(図 4-10 を参照)
4-10 2 柱型オープンフレームリレーラックのユニバーサル間隔の穴
12.7 mm0.5 インチ)
15.9 mm0.625 インチ)
15.9 mm0.625 インチ)
1 U44 mm1.75 インチ)
ラック取り付けガイド 4-19
ワイド間隔で穴があるラック
イド間で穴があるラックには、ラックユニットごとに 2 つの穴が交互に並んでいま
す。穴の中心から中心までの距離は、前部および後部の垂直柱の 1 U スペースの一番
上の穴から計測して 31.7 mm12.7 mm となっています(図 4-11 を参照)
4-11 2 柱型オープンフレームリレーラックのワイド間隔の穴
ラックに印を付ける手順は、次のとおりです。
1 前部垂直レール上で、2 柱型ラックに取り付けるシステムの底部の位置を決め、
印を付けます。
1 U
スペースの底部は、レールの穴の一番間隔が狭い部分の真ん中になります。
メモ: ワイド間隔で穴があるラックの場合は、手順 3 に進んでください。
2
最初に印を付けた場所から 44 mm 上(あるいはユニバーサル間で穴があるラッ
クでは、ラックの穴を上に 3 つ数えた場所)に印を付けます(図 4-10 を参照)
ユニバーサル間隔で穴があるラックの垂直方向の各
1 U
スペースには(一番上の穴か
ら計測して)穴の中心間距離が
15.9 mm
15.9 mm
12.7 mm
の間隔で
3
つの穴があ
ります(図
4-10
を参照)
メモ:
ユニバーサル間隔で穴があるラックの場合、ラックの印付け手順はこれで完了です。
3 最初に印を付けた場所から 44 mm 上(あるいはイド規格のラックでは次の上の
穴の位置)に印を付けます(図 4-11 を参照)
ワイド間隔の穴があるラックの垂直方向の各
1 U
44 mm
)のスペース内には、
(一番上の穴から計測して)穴の中心間距離が
31.7 mm
の間隔で
2
つの穴があります
(図
4-11
を参照)
1 U44 mm1.75 インチ)
12.7 mm0.5 インチ)
31.7 mm1.25 インチ)
4-20 ラック取り付けガイド
ラックへのマウントレールの取り付け
マウントレールは、ユニバーサル間(図 4-10 参照)またはイド間(図 4-11 参照)
のどちらの穴がある 2 柱型オープンフレームラックにも取り付けることができます。
た、マウントレールは、フラッシュマウント構成またはセンターマウント構成のどちら
でも取り付けることができます。
警告: このラックキットを使用して他のシステムを取り付けないでください。 お使いのシス
テム用のラックキットのみを使用してください。 別のシステム用のラックキットを使用する
と、システムが損傷し、ご自身や作業者がけがをする恐れがあります。
センターマウント構成での取り付け
2 柱型ラックキットは、7.62 cm (3 インチ ) センターマウント用のブラケット構成で出
されています。 マウントレールの付部品については、図 4-9 を参照してください。
取り付けは次の手順を実行します。
1 右側のマウントレールをつけてください。調整可能な取り付けブラケットを押
し、マウントレールの後方へ移動させます(図 4-12 を参照)
2 右側のマウントレールを、2 柱型ラックの印を付けた場所に合わせ、センターマウ
ントの調整可能取り付けブラケットを前方へ押して 2 柱型ラックの柱に押しつ
け、4 本の 12-24 x 0.5 インチパンヘッドプラスネジを使って取り付けフランジと取
り付けブラケットを固定します(図 4-12 を参照)
3 手順 1 手順 2 を繰り返して、左側のマウントレールをラックに取り付けます。
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