Casio YC-430 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
日本語
J-1
日本語
MULTI PJ CAMERA YC-430 取扱説明書
● 本システムをご使用になる前に、「安全上のご注意」をよくお読みの上、正し
くお使いください。
● 本システムには、プロジェクターを使用しますプロジェクターに関する安
全上のご注意や、各種操作方法については、プロジェクターに付属の取扱説
明書をお読みください。
■著作権について
個人で使用する場合などのほかは本機で撮影した書類写真パネルイラス
トなどを権利者に無断で複製および編集することは著作権法や国際条約で固
く禁じられています。また、これらのファイルを有償無償に関わらず権利者に
無断でネット上で記載したり、第三者に配付したりすることも著作権法や国際
条約で固く禁止されています。万一、本機が著作権法上の違法行為に使用され
た場合、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
Microsoft, PowerPoint, Windows, Windows NT, Windows Vistaは米国Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
AppleおよびMacintoshは米国Apple Inc.の登録商標です。
Adobe, Readerは米国Adobe Systems Incorporatedの登録商標です。
・ その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
・Photo LoaderPhotohandsはカシオ計算機(株)の著作物であり、上記を除き、これにかか
わる著作物およびその他の権利はすべてカシオ計算機(株)に帰属します。
・ 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
・ 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど、お気
づきのことがありましたらご連絡ください。
・ 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、個人としてご利用
になるほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。
・ 本書および本製品使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいかなる請求につき
ましても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・故修理などに起因するデータの消失による、損害および逸失利益などにつきまして、当社
では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・ 取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、
際の製品と異なることがあります。
J-2
安全上のご注意
このたびは本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
本書は、お読みになった後も大切に保管してください。
絵表示について
この取扱説明書および製品での表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、
なたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、いろいろな絵表
示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
絵表示の例
●煙、臭い、発熱などの異常について
煙が出ている、へんな臭いがす
る、発熱しているなどの異常状態
のまま使用すると、火災感電の
原因となります。すぐに次の処置
を行ってください
1.電源を切る。
2.ACアダプター使用時は、プラ
グをコンセントから抜く。
た、電池使用時はやけどに注
意してカメラから電池を取り
出す。
3.お買い上げの販売店またはカ
シオテクノ修理相談窓口に連
絡する。
●火中に投入しない
本機を火中に投入しないでく
さい。破裂による火災けがの原
因となります。
●太陽や強い光を直接見ない
カメラで太陽や強い光を直接見
ないでください。視力障害をきた
す原因となります。
●移動しながら撮影しない
自動車などの運転中や歩行中に
撮影したり、モニターを見ないで
ください。転倒、交通事故の原因
となります。
●フラッシュについて
可燃性ガスおよび爆発性ガスな
どが大気中に存在するおそれが
ある場所では使用しないでくだ
さい。引火爆発の原因となりま
す。
運転者に向けてフラッシュを使
用しないでください。目がくらん
で運転不可能になり、事故を起こ
す原因となります。
危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重
傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示し
ています。
警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重
傷を負う危険が想定される内容を示しています。
注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う危
険が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内
容を示しています。
記号は「気を付けるべきこと」を意味しています。
(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」を意味しています。
(左の例は分解禁止)
記号は「しなければならないこと」を意味しています。
(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
警告
J-3
安全上のご注意
●ACアダプターについて
ACアダプターは使いかたを誤る
と、火災感電の原因となります。
次のことは必ずお守りください。
ACアダプターは使いかたを誤る
と、傷がついたり破損して火災
感電の原因となります。次のこと
は必ずお守りください。
・ 重いものを載せたり加熱し
ない
・ 加工したり、無理に曲げない
・ ねじったり、引っ張ったりし
ない
濡れた手でACアダプターに触れ
ないでください。感電の原因とな
ります。
ACアダプターは水のかからない
状態で使用してください。水が
かかると火災や感電の原因とな
ります。
ACアダプターの上に花瓶など液
体の入ったものを置かないでく
ださい。水がかかると火災や感
電の原因となります。
●水、異物はさける
水、液体異物(金属片など)が本
機内部に入ると、火災感電の原
因となります。すぐに次の処置を
行ってください。雨天、降雪中、
岸、水辺風呂場での使用は特に
ご注意ください。
1.電源を切る。
2.ACアダプター使用時は、プラ
グをコンセントから抜く。ま
た、電池使用時は、カメラか
ら電池を取り出す。
3.お買い上げの販売店またはカ
シオテクノ修理相談窓口に連
絡する。
● 分 解・改 造 し な い
本機を分解改造しないでくださ
い。感電やけどけがをする原因
となります。内部の点検調整
理はお買い上げの販売店または
カシオテクノ修理相談窓口にご
依頼ください。
●落とさない、ぶつけない
本機を落としたときなど、破損し
たまま使用すると火災感電の原
因となります。すぐに次の処置を
行ってください。
1.電源を切る。
2.ACアダプター使用時はプラグ
をコンセントから抜く。ま
た、電池使用時は、カメラか
ら電池を取り出す。
3.お買い上げの販売店またはカ
シオテクノ修理相談窓口に連
絡する。
●充電式電池について
電池の充電は必ず専用の充電器を
使用してくださいその他の充電
条件で充電すると電池を発熱
発火破裂させる恐れがあります。
電池を水や海水などにつけたり
濡らしたりしないでください。
池の破損や性能寿命を低下させ
る原因となります。
この電池は、カシオデジタルカメ
ラ専用です。指定機器以外の用途
に使用すると、電池の破損や性
寿命を低下させる原因となり
ます。
電池を使用する場合、次のことを
必ずお守りください電池を発熱
発火破裂させる原因となります。
・ 電池を火の側で使用したり
置したりしないでください。
・ アダプターは本機専用品以外
には絶対に使用しない
・ アダプターは指定の機器以外
には絶対に使用しない
・ 日本国内で使用する場合の電
源は、AC100V(50/60Hz)のコ
ンセントを使用する
・ 1つのコンセントにいくつも
の電気製品をつなぐ、いわゆる
タコ足配線をしない
・ 電源コードやプラグが傷んだ
ら、お買い上げの販売店また
はカシオテクノ修理相談窓口
に連絡する
安全上のご注意
J-4
・ 導電性異物(ネックレ
筆の芯等)などと一緒に持ち
運んだり、保管しないでくだ
さい。
・ 分解改造をしたり針を刺し
たり、強い衝撃(ハンマーで
叩く、踏みつけるなど)を与
えたり、直接ハンダ付けしない
でください。電池を電子レン
ジ・乾燥機・高圧容器などに
入れたりしないでください
電池の使用・充電中・保管
に、漏液・異臭・発熱・変色・
変形・その他異常と思われると
きは、機器や充電器から取り出
し、直ちに火気から遠ざけて使
用しないでください。
電池を直射日光の強いところや
炎天下の車内などの高温の場所
で使用したり、放置しないでく
ださい。発熱・発火や性能・寿
命を低下させる原因となること
があります。
●ACアダプターについて
ACアダプターは使いかたを誤る
と、火災感電の原因となること
があります。次のことは必ずお守
りください。
・ 旅行などで長期間使用しない
ときはプラグをコンセントか
ら抜く
・ 電源プラグは年1回以上コン
セントから抜いて、電源プラ
グの刃と刃の周辺部分にほこ
りがたまらないように乾いた
布や掃除機で清掃する
・ 電源コード(特に電源プラグ
やジャックの部分)の清掃に
は、洗剤を使用しない
●充電式電池について
充電時に所定の充電時間を超
ても充電が完了しない場合は、
充電を止めてください。電池を
発熱・発火・破裂させる原因と
なります。
液が目に入ったときは、障害を
起こす恐れがあるので、きれい
な水で洗いすぐに医師の治療を
受けてください。
電池を使用・充電する前に
ず、カメラ・専用充電器の取扱
説明書をお読みください。
電池は幼児の手の届かない所へ保
管し、使用するときも、幼児が充
電器や機器から電池を取り出さな
いよう注意してください。
電池から漏れた液が皮膚や衣服
に付着した場合、皮膚がかぶれ
る恐れがあるので、すぐにきれ
いな水で洗い流してください。
●コネクター部への接続
コネクター部には、付属品か指定
以外の別売品を接続しないでく
ださい。火災感電の原因となる
ことがあります。
●不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や高い棚の上
など、不安定な場所に置かないで
ください。落ちたり、倒れたりし
て、けがの原因となることがあり
ます。
・ 火の中に投入したり、加熱し
ないでください。
・ 誤った向きにして充電しない
でください。
注意
・ 布団、毛布等をか
ぶせての使用や、
熱器具のそばで使
用しない(放熱を
妨げ、周辺温度が
上昇します)
・ プラグを抜くとき
は、電源コードを
引っ張らない(必
ずプラグを持って
抜く)
・ プラグはコンセン
トの奥まで確実に
差し込む
J-5
安全上のご注意
●置き場所について
本機を次のような場所に置かないで
ください。火災・感電の原因となる
ことがあります。
●アーム部の開閉について
アーム部を開ける時、閉じる時
には指などをはさまないように
ご注意ください。
●表示画面について
●大切なデータは控えをとる
●メモリー保護
電池交換を行う際は、取扱説明書
をよくお読みになり、正しく行っ
てください。電池交換のしかたを
誤ると、データが消えたり、変化
したりすることがあります。
●フラッシュについて
●持ち運びのとき
・ 湿気やほこりの多
い場所
・ 調理台のそばなど
油煙が当たるよう
な場所
・ 暖房器具の近く
ホットカーペット
の上、直射日光があ
たる場所、炎天下の
車中など本機が高
温になる場所
・ 液晶表示画面を強
く押したり、強い
衝撃を与えないで
ください。液晶表
示画面のガラスが
割れてけがの原因
となることがあり
ます。
・ 液晶表示画面が割
れた場合、表示画
面内部の液体には
絶対に触れないで
ください。皮膚の
炎症の原因となる
ことがあります。
・ 万一口に入った
場合は、すぐにう
がいをして医師に
相談してくださ
い。
・ 目に入ったり、皮
膚に付着した場合
は、清浄な流水で
最低15分以上洗浄
したあと、医師に
相談してくださ
い。
本機に記憶させた内容
は、パソコンなどに転
送してバックアップと
して保管してくださ
い。本機の故障、修理
などにより、記憶内容
が消えることがありま
す。
フラッシュを人(特に
顔)に向けて至近距離
で発光させないでくだ
さい。視力の低下など
の障害を起こす原因と
なることがあります。
・ 航空機の中など使
用が制限または禁
止されている場所
では使用しないで
ください。事故の
原因となることが
あります。
・ 持ち運ぶ時に
アーム部やカメラ
部分を持たないで
ください。アーム
部やカメラ部分に
無理な力が加わる
と、内部の断線な
どにより、火災
感電の原因となる
ことがあります。
J-6
使用上のご注意
本製品は必ずお買い求めのセットにてご使用ください。PJカメラとPJカメラスタンドを一台ごとに
セットで調整して出荷しておりますので、別の組み合わせでご使用になりますと製品が正常に動作し
ない場合があります。
z書画台に傷や汚れを付けたり、書き込みをしないでください。書画台に傷や汚れ書き込みがあると、
書画カメラモードでの投映や、スキャナモードの画像の取り込みが正常に実行されなくなることが
あります。
z外光対策をしてください。
書画台に照明や日差しなどの強い光が入ると、書画モードやスキャナモードの画像の取り込みの際
に、一部が白く光り正常に実行されなくなることがあります。
zカメラに強い衝撃を加えないでください。故障の原因となります。
zカメラホルダーへ取り付ける時は確実に差し込んでください。カメラが落下して故障の原因となり
ます。また、取り外すときは、カメラが落下しないように注意してください。
zカメラを取り外して操作する時は、落下を防止するため、必ずストラップに指を通した状態で使用し
てください。
zレンズ面は強くこすったりしないでください。レンズ面に傷が付いたり、故障の原因となります。
zレンズ面が指紋やゴミなどで汚れていると、カメラ本体の性能が十分に発揮できませんので、レンズ
面には触れないでください。レンズ面の汚れは、ブロアー等でゴミやホコリを軽く吹き払ってから、
乾いた柔らかい布で軽く拭いてください。
zカメラの取扱説明書に記載の電池持続時間は、専用の電池を標準温度(23℃で使用した場合の電源
が切れるまでの目安であり、保証期間ではありません。(持続時間は周囲温度、保存状態や保存期間な
どによって大きく左右されます
z連続してご使用になりますとバッテリー警告が早く出ますので、使用しないときは、こまめに電源を
切ることをお勧めします。
zバッテリー警告マークは電源が切れる寸前であることを示しております。電池を充電してください。
消耗した電池での連続使用は液もれやデータ破壊の原因となることがあります。
zカメラを使用中は若干熱を持ちますが、故障ではありません。
zPJカメラは原稿の色の種類や構成によって、白黒原稿かカラー原稿かの判別を自動で行い、各々で見
やすくなるよう下記の画像処理をします。
・ 白黒原稿メリハリを強調
・ カラー原稿色の再現性を重視し、補正処
白黒/カラーの区別のしにくい原稿や、画像処理に伴う現象により、色が忠実に再現されないことが
ありますが、故障ではありません。あらかじめご了承ください。
zカメラ位置調整のダイアログが表示された場合は、PJカメラを動かして書画台の十字マークが画面
の黄枠内に入るように位置を調整してください。黄枠内に入るとカメラ位置調整が自動で行われま
す。
zカメラ位置調整が始まりましたら、PJカメラおよびPJカメラスタンドに触れないでください。
z撮影対象は、書画台の十字マークを隠すように置いてください。
z“正面撮影補正”を正しく行うためには、書画台の外形と用紙の端がそろわないようにずらして置い
てください。また、書画台の折り畳み部分と用紙の端がそろわないようにずらして置いてください。
z撮影対象にPJカメラスタンドの影が写らないように書画台を設置してください。
PJカメラとPJカメラスタンドのセットについて
書画台について
カメラについて
ご活用いただくためのヒント
J-7
使用上のご注意
携帯電話無線機器などの電波の強い場所でご使用になると、PJカメラの撮影画像にノイズがのる場合
があります。その場合は設置場所を移動してお使いください。
PJカメラソフトウェアには、「書画スタイル」「マルチPJスタイル」の2種類の起動方法があります。「マ
ルチPJスタイル」で起動した場合は次の点にご注意ください。
z書画カメラモードとスキャナモードを利用する場合は、撮影する対象物に応じて撮影条件を下記の
通りに設定することをおすすめします。
初期設定では、撮影対象は“A4書類”の撮影条件となっています。
ON :撮影条件として設定します。(アイコンが押し込まれた形になります)
OFF撮影条件として設定しません。
- :撮影条件として設定できません
をONにした状態で正しく撮影しない場合は をOFFにしてください。
zボードエリア撮影は、ボードがカメラの画角いっぱいに写るようにズームを調整してください。
zプロジェクションエリア撮影は、投映画面がカメラの画角いっぱいに写るようにズームを調整して
ください。
zカメラ画像表示モードのプレイリストを使う場合、PJカメラ内の撮影画像はプレイリストを作成し
たときの状態でご使用ください。プレイリストを保存後にPJカメラの画像を削除しますと、次回プレ
イリストを開いたときに画像“?”マークが表示されます。その場合はカメラ画像表示モードでも
う一度プレイリストを作成し直してください。
キャリングバッグに収納する際は、移動時の衝撃緩和のため、PJカメラはPJカメラスタンドから取り外
し、キャリングバッグの中の専用収納部に収納することをお勧めいたします。
電波の強い場所でのご使用について
マルチPJスタイルで起動した場合のご注意
キャリングバッグ収納時のご注意
操作バー
撮影条件
A4書類 ON OFF OFF
新聞 OFF OFF OFF
名刺 ON ON OFF
大きい物体 - OFF ON
小さい物体 - ON ON
撮影対象 撮影条件
使用上のご注意
J-8
本機は精密な電子部品で構成されています。データが正常に保持できなくなったり、故障の原因になり
ますので、以下のことに注意してください。
z次のような場所での使用や保管は避けてください。本機の故障破損の原因になります。
z次のような使用方法は避けてください。本機の故障・破損の原因になります。
zお手入れの際は、乾いた柔らかい布をご使用ください。
特に汚れがひどい場合は、中性洗剤に浸した布を固くしぼっておふきください。なお、シンナーやベン
ジンなどの揮発性溶剤は使用しないでください。文字が消えたり、ケースにシミをつけてしまう恐れが
あります。
・ 本機を持ち運ぶ時は折りたたんでください。また、強い衝撃が加わらないようにしてください。
・ 本機を廃棄する場合は、各自治体の回収方法に従って廃棄してください
その他のご注意
・ 静電気が発生しやすいところ
・ 高温や低温のところ(使用環境は5℃~35℃の環境内でご
使用ください。
・ 湿度の高いところ
・ 急激な温度変化が起こるところ
・ ほこりの多いところ
・ ぐらついたところや傾いた不安定な場所
・ 水に濡れるような場所
・ 直射日光のあたる場所
・ 振動や衝撃のある場所(車両、船舶などに載せたり、それに
類似した場所は避けてください。
・ 高圧電線や変電所、動力源の近くなど(ノイズ等の影響によ
り誤動作の原因となります。
・ 本機の上に重い物を載せないでください。
・ 本機の中に物を落としたり、入れたりしないでください。
・ 本機の上に花瓶など水が入った物を置かないでください。
J-9
目次
安全上のご注意................................................................................................................................................J-2
使用上のご注意................................................................................................................................................J-6
はじめに(MULTI PJ CAMERA の特長)............................................................................... J-10
参照マニュアルについて....................................................................................................................... J-11
内容物の確認................................................................................................................................................. J-12
CD-ROM の使い方
(ソフトウェアのインストールと取扱説明書(PDF)を見るには)......................... J-13
MULTI PJ CAMERA の全体像....................................................................................................... J-15
各部の名称と機能(PJ カメラスタンド).................................................................................. J-16
MULTI PJ CAMERA のセットアップ ....................................................................................... J-18
PJ カメラソフトウェアの概要と基本操作................................................................................ J-29
PJ カメラの概要 ......................................................................................................................................... J-40
故障かな?と思ったら............................................................................................................................ J-47
製品仕様(PJ カメラスタンド)....................................................................................................... J-48
パソコンの動作環................................................................................................................................. J-48
J-10
はじめにMULTI PJ CAMERAの特長
「MULTI PJ CAMERA」は、デジタル化されていない書類や立体物などを、即座にプロジェクターで投
映したり、書類やホワイトボードに書き込んだ情報などをすばやくパソコンに取り込むことなどが可
能な、会議支援ツールです。
■書類や立体物をリアルタイムに投映
PJカメラスタンドに書類などを置くだけで自動的に撮影が実行され、鮮明な高解像度画像による投映
がリアルタイムで行われます。
■撮影した画像を自動的に最適化する各種の画像補正機能
書類の投映時には、書類に対して「輪郭抽出」などの処理が自動的に行われ画像が最適化されます。
郭抽出処理により、PJカメラスタンドに置いた書類が多少傾いていても、自動的に書類の輪郭抽出と傾
き補正を行い、切り出した部分のみが水平な画像として投映されます。
■会議資料や投映画面の内容を保合成再生
一度投映した画像をさかのぼって再度投映したり、後日の利用のために画像ファイルとして保存する
ことができます。また、ホワイトボードへの投映画面と、その上に行ったマーカーによる書き込みを撮
合成することで、劣化の少ない状態でパソコンに取り込むことが可能です。
■カメラ部(PJカメラ)は取り外してデジタルカメラとしても使用可能
「PJカメラ」は、単体でも光学3倍ズーム1000万画素の高解像度マクロ撮影機能やビジネスショット
モードなどを備えた超コンパクトなデジタルカメラとして利用することができます。出張先などで撮
影した画像を使って投映を行うことも可能です。
■PJカメラの画像やパソコン上の保存画像によるプレゼンテーション機能
書類などの直接投映だけでなく、PJカメラ上の保存画像や、パソコン上に取り込んだ画像によるプレゼ
ンテーションを、パソコンからの操作で実行することができます。
本書中では、次のような表記を行っています。
zMULTI PJ CAMERA全体のことを「本システム」と表記します。
zMULTI PJ CAMERAのカメラ部のことを「PJカメラ」と表記します。
zMULTI PJ CAMERAに付属の、CASIO製アプリケーションソフトウェアが収録されている
CD-ROMのことを「CASIO CD-ROM」と表記します。
zプロジェクターで投映するためにPJカメラソフトウェアがパソコン画面に全画面表示すること
「投映」と表記する場合があります。
本書中での表記について
J-11
参照マニュアルについて
MULTI PJ CAMERAには次の取扱説明書が付属しています。
※ PJカメラソフトウェアには「マルチPJスタイル」「書画スタイル」の2つの起動スタイルがあり、
ちらで起動したかによって、利用できる機能が異なります。この列は、各説明書がどちらの起動スタ
イル時の説明を行っているかを表しています。PJカメラソフトウェアの起動スタイルについては、
「PJカメラソフトウェアの起動」(J-29ページ)を参照してください。
zCASIO CD-ROMには上記の他にPhoto Loader、Photohandsの取扱説明書も収録されていま
す。CD-ROMに収録した取扱説明書(PDFファイル)は、ご使用になるパソコンにCD-ROMをセ
トして、ご覧ください。
zPJカメラソフトウェアのパソコンへのインストールについては本書の「CD-ROMの使い方(ソフ
トウェアのインストールと取扱説明書(PDF)を見るには)(J-13ページ)の中でも説明されてい
ます。「PJカメラソフトウェア取扱説明書」をお読みになる前に、セットアップ作業を済ませてお
いてください。
取扱説明書 説明内容と範囲 起動スタイル
MULTI PJ CAMERA YC-430
取扱説明書(本書)
本システムをご利用いただくための基本事項
を説明しています。本書をお読みいただくこと
で、MULTI PJ CAMERAの全体像を理解し、
使い始める前のセットアップ作業、書類の投映
をはじめとした各種基本操作を行うことがで
きます。
マルチPJ
カメラ取扱説明書
(CASIO CD-ROMに収録)
PJカメラを単体で、通常のデジタルカメラと
して使う場合の各種操作方法およびクレード
ルの使い方について説明しています。
PJカメラソフトウェア取扱説明書
(CASIO CD-ROMに収録)
本システムの制御用ソフトである「PJカメラ
ソフトウェア」のすべての機能についての詳し
い説明と、各機能ごとの操作手順を説明してい
ます。
マルチPJ/書画
PJカメラソフトウェアREADME
ファイル
(CASIO CD-ROMに収録)
PJカメラソフトウェアをパソコンにインス
トールする前に、必ずお読みください。
インストールに関する追加注意事項やアンイ
ンストールのしかた、その他の補足情報などが
含まれています。
マルチPJ/書画
J-12
内容物の確認
パッケージには以下の内容物が含まれていますので、ご確認ください。
デジタルカメラ(PJ カメラ) リチウムイオン充電池(NP-40) USB クレードル
PJ カメラスタンド カメラアタッチメント 専用 AC アダプター
(AD-A50150S)、AC コード
プラグの形状は、ご使用の
地域によって異なります。
USB ケーブル A-B タイプ
(PJ カメラスタンド用)
USB ケーブル A- ミニ B タイプ
(USB クレードル用)
AV ケーブル ストラップ
キャリングバッグ
CD-ROM
MULTI PJ CAMERA YC-430 取扱説明書(本書)
保証書
ユーザー登録カード「ご使用前にお読みください」
バーコード付きシリアルナンバーシール(2 枚)
お取り扱い上のご注意
J-13
CD-ROMの使い方ソフトウェアのインストールと取扱説明書(PDF)を見るに
付属のCASIO CD-ROMの中には、「PJカメラソフトウェア」の他、ご使用いただけるソフトウェアと、
取扱説明書(PDF)が入っています。
PJカメラソフトウェアは、PJスタンドとプロジェクターをパソコンと接続する前にインストールし
ください。
zパソコンの動作環境
PJカメラソフトウェアは、Windowsパソコン専用です。詳しい動作環境については、「パソコンの動
作環境」(J-48ページ)を参照してください。
zアンインストール
PJカメラソフトウェアをアンインストールする方法については、PJカメラソフトウェアの
READMEファイル(CASIO CD-ROMに収録)を参照してください。
zPJカメラソフトウェアは日本語イツ語以外の画面でインストールするとすべて英語バージョ
ンのソフトウェアがインストールされます。
PJカメラソフトウェアをインストールするには
1.PJカメラソフトウェアをご利用になるパソコンを起動し、CASIO CD-ROM
をCD-ROMドライブにセットしてください。
zCD-ROMをセットすると自動的にプログラムが起動され、メニュー画面が表示されます。
zメニュー画面が表示されなかった場合は、「マイコンピュータ」のCD-ROMドライブを開き、
「menu.exe」をダブルクリックしてくださいプログラムが起動され、メニュー画面が表示さ
れます
2.ご使用の言語のタブをクリックします。
3.画面の説明をお読みになり、「PJカメラソフトウェア」のインストールボタンを
クリックしてください。
zWindows Vistaで「プログラムを続行するにはあなたの許可が必要ですのメッセージが表示さ
れた場合は、[続行]をクリックしてください。
zWindows Vistaで「ドライバソフトウェアの発行元を検証できません」のメッセージが表示され
た場合は、「このドライバソフトウェアをインストールします」をクリックしてください。
z手順3でその他のソフトウェアをクリックすると、同様に他のソフトウェアもインストールするこ
とができます。
PJカメラソフトウェアについて
CD-ROMの使い方(ソフトウェアのインストールと取扱説明書(PDF)を見るには)
J-14
取扱説明書(PDFファイル形式)を読むには、Adobe® Reader
®が必要です。ご使用のパソコンに
Adobe Readerがインストールされていない場合は、最初にAdobe Readerをインストールしてくだ
さい。
Adobe ReaderはAdobe社のホームページからダウンロードできます。
URL http://www.adobe.co.jp/
取扱説明書(PDF)を見るには
「PJカメラソフトウェアをインストールするには」の手順3で、ご覧になる取扱説明書のボタンをクリッ
クしてください。
zAdobe Readerが起動し、取扱説明書が表示されます。
CD-ROMには、次の取扱説明書が収録されています。
PJカメラソフトウェア取扱説明書
本システムの制御用ソフトである「PJカメラソフトウェア」について説明しています。
カメラ取扱説明書
PJカメラを単体で、通常のデジタルカメラとして使う場合の各種操作方法、およびクレードルの使い方
について説明しています。
Photo Loader取扱説明書
デジタルカメラで撮影した画像をパソコンに転送したり、パソコン上で画像を管理するためのソフト
である「Photo Loader」について説明しています。
Photohands取扱説明書
パソコン上の静止画のレタッチや向きの変更、印刷設定を行うためのソフトである「Photohands」につ
いて説明しています。
取扱説明書(PDF)について
J-15
MULTI PJ CAMERAの全体像
MULTI PJ CAMERAは全体として次のような構成となっています。
■PJカメラ
紙の書類や立体物などをプロジェクターで投映するためのデジタルカメラです。本システムの使用
は、基本的にPJカメラソフトウェアの操作によってPJカメラを制御します。PJカメラは単体での撮影に
も使用可能で、撮影後にPJカメラ上の画像を使った投映やプレゼンテーションも、本システムによって
実行できます。
■PJカメラスタンド
紙の書類や立体物などを撮影するための専用台です。PJカメラスタンドに書類を載せるだけで自動
にPJカメラによる撮影とパソコンへのデータ取り込みが行われ、高解像度画像による投映が実行され
ます。
■PJカメラソフトウェア
MULTI PJ CAMERAを制御するためのパソコン用ソフトウェアですプレゼンテーションの実行や
会議進行中の紙資料の投映、ホワイトボードへの書き込み内容のパソコンへの取り込みなど、臨機応変
に会議を支援する多くの機能を備えています。
z弊社製の一部の製品(データプロジェクターXJ-S36/XJ-S46など)は、PJカメラを取り付けたPJカ
メラスタンドに直接接続して使うことができます。このような製品をご使用になる場合は、PJカメ
ラソフトウェアは必要ありません。
■プロジェクター
MULTI PJ CAMERA用のプロジェクターとして、パソコンに接続が可能な各種プロジェクターがご
利用頂けます。
プロジェクター RGBケーブル
パソコン
USBケーブル
PJカメラソフトウェア
PJカメラスタン
PJカメラ
J-16
各部の名称と機能PJカメラスタンド
PJカメラスタンドは折りたたみ式になっています。下図はPJカメラスタンドを展開し、PJカメラを取り
付けた状態です。
zPJカメラスタンドの展開のしかたやPJカメラの取り付け方については、「PJカメラスタンドの設
置」(J-20ページ)を参照してください。
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bk
bl
J-17
各部の名称と機能(PJカメラスタンド)
1PJカメラ
2カメラホルダー
PJカメラを取り付けます。
PJカメラは、カメラアタッチメントを取り付けてから、カメラホルダーに取り付けます(取り付
け方についてはJ-22ページを参照)
3アーム部
使用時に展開します。持ち運びの際には、PJカメラを取り付けたまま折りたたんで収納することが
できます。
4書画台
プロジェクターから投映したり、画像データとして取り込みたい書類などを載せるための台です。
z
書画台に傷をつけたり、書き込みをしないでください。書画台に傷や書き込みがあると、書画カメラ
モードでの投映や、スキャナモードの画像の取り込みが正常に実行されなくなることがあります。
5ライト(白色LED)
暗い室内での使用時などに点灯させます。
zライトを点灯し、カタログなど表面に光沢のある用紙を撮影すると、撮影画像が白く飛んでしまう
場合があります。その場合は、部屋を明るくし、ライトを消してご使用ください。
zライト点灯中は、ライトを直接見ないでください。
6[LIGHT]ボタン
ライトの点灯消灯を切り替えます。
7[CHARGE]インジケーター
カメラホルダーに取り付けたPJカメラの充電中に点灯します
8[POWER]インジケーター
カメラホルダーに取り付けたPJカメラの電源がオンのときに点灯します。
9[](電源)ボタン
PJカメラスタンドに装着したPJカメラの電源ボタンとして働きます。
bk USB接続端子
付属のUSBケーブル(A-Bタイプ)を使ってパソコンと接続します
bl DC電源端子
付属のACアダプターを接続します。
ストラップホルダー
PJカメラのストラップを差し込
ます。
(上から見た図)
[CAMERA RELEASE]スライダー
PJカメラをカメラホルダーから
り外す際に、スライドさせます。
J-18
MULTI PJ CAMERAのセットアップ
ここでは、MULTI PJ CAMERAをご使用になるために必要な、基本的な作業について解説します。
電池をセットして充電するには
1.電池カバーを開きます。
z電池カバーを押しながら矢印の方向にスライドさせます。
2.電池を入れます。
3.電池カバーを閉めます。
4.USBクレードルを家庭用コンセン
トに接続します。
PJカメラの準備
J-19
MULTI PJ CAMERAのセットアップ
5.カメラをUSBクレードルにセットします
zPJカメラの充電は、PJカメラをPJカメラスタンドに取り付けても行えます。
メッセージの言語を選び、日付と時刻を合わせるには
次の操作は、お買い上げ後に初めて電源を入れたときに必要です。日本で使う場合の操作例です。
1.【ON/OFF】を押して電源を入れます。
2.STXWを押して“日本語”を選び、【SET】を押します。
3.STXWを押して日本のエリアを選び、【SET】を押します。
4.STを押して“Tokyo”を選び、【SET】を押します。
5.STを押して“切”を選び、【SETを押します。
zこれで、サマータイムにはなりません。
【CHARGE】ランプ
赤:充 電 中
緑:充 電 完 了(フル充電)
・ 約3時間でフル充電されます。
Ȍȍ
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ȌȍȌȍ
ȌÓÅÔȍ
【ON/OFF】(電源)
【BS】
MULTI PJ CAMERAのセットアップ
J-20
6.STを押して日付の表示形式を選び、【SET】を押します。
例)2007年12月19日
“年/月/日” → “07/12/19”と表示
“日/月/年” → “19/12/07”と表示
“月/日/年” → “12/19/07”と表示
7.日付と時刻を合わせます。
zXWで年、月、日、時、分を選び、STで数字を合わせます。
z12時間/24時間表示を切り替えるには、【BS】を押します。
8.【SET】を押します。
PJカメラスタンドを展開するには
PJカメラスタンドは折りたたみ式になっています。正しく展開してご使用ください。
1.折りたたまれた状態のPJカメラスタンドを水平な台の上などに置き、アーム部
を開きます。
z書画台に対してアーム部が直角になるまで開いてください。直角の位置でアーム部が固定さ
れます
z直角の位置以上に開かないでください。破損するおそれがあります
PJカメラスタンドの設置
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Casio YC-430 取扱説明書

タイプ
取扱説明書