Datapath FX4 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド

このマニュアルも適しています

マルチディスプレイコントローラ
ユーザーガイド
バージョン3.0.0
目次
2
目次
免責事項/著作権宣言文...............................................................................................................................................4
....................................................................................................................................................5
目次............................................................................................5
ステップ1 - 入力の接続..........................................................................5
ステップ2 - 出力の接続..........................................................................5
ステップ3 - 主電源の接続........................................................................6
ステップ4 - PCへの接続..........................................................................6
ステップ5 - ネットワーク経由での設定............................................................6
ステップ6 - Wall Designer.......................................................................7
ステップ7 - 操作................................................................................8
ステップ8 - 複数のデバイス......................................................................8
ステップ9 - ラックマウント(オプション)........................................................9
ステップ9 - IPコントロールパネル................................................................9
ステップ10 - トラブルシューティング.............................................................9
第1章 - は.............................................................................................................................................................10
1.1 はじめに..................................................................................10
1.2 ユーザーガイドの構成......................................................................10
1.3 フォントとシンボル........................................................................10
第2章 - 安全....................................................................................................................................................................11
2.2 開梱と初期点検..................................................................................11
第3章 - 概要....................................................................................................................................................................13
3.1 概要......................................................................................13
3.2 特長......................................................................................13
第4章 - ハー .....................................................................................................................................................4
4.1 正面パネル................................................................................14
4.2 背面パネル................................................................................14
4.3 Fx4のラックマウント.......................................................................15
目次
目次
第5章 -.........................................................................................................................................................16
5.1 Wall Designer..............................................................................16
5.2 Wall Designerの特長........................................................................16
5.3 Wall Designerのインストール.................................................................16
5.4 Wall Designerのインストール - Mac OS.......................................................17
5.5 Wall Designerアプリケーションの実行........................................................18
第6章 - ブル接続.....................................................................................................................................................20
6.1 同期ケーブルの接続 .........................................................................20
6.2 HDMIケーブルロックの取り付け...............................................................20
6.3 入力ソースの接続...........................................................................20
6.4 出力ループの接続...........................................................................21
第7章 - 操作.....................................................................................................................................................................22
7.1 Fx4のセットアップ..........................................................................22
7.2 Fx4の起動..................................................................................22
7.3 USB経由でのFx4の設定.......................................................................23
7.4 ネットワーク経由でのFx4の設定..............................................................25
第8章 - ブルグ...................................................................................................................................26
8.1 トラブルシューティング......................................................................26
第9章 - .....................................................................................................................................................27
9.1 Fx4のメンテナンス..........................................................................27
第10章 - 環境...................................................................................................................................................................28
10.1 認証と準拠標準............................................................................28
第11章 - 仕様...................................................................................................................................................................29
第12章 - 保証/RMA.......................................................................................................................................................30
12.1 保証宣言..................................................................................30
12.2 RMA返送ポリシー...........................................................................30
第13章 - 索引...................................................................................................................................................................32
3
© Datapath Ltd., England, 2016
Datapath Limitedは本マニュアルの著作権を保有します。本文書のいかなる部分も、全体か一部かにかかわらず、本
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する権利を留保するとともに、提供された情報の使用については一切責任を負いかねます。本文書で使用されている
すべての登録商標はDatapath Limitedにより承認されています。
免責事項/著作権宣言文
免責事項
4
ックイド
イックスート
目次
Fx4マルチディスプレイコントローラ
主電源ケーブル×1本
タイプAからタイプBのUSB
クイックスタートガイド
HDMIロック: 2個(ディスプレイポートモデル)
6個(HDMIモデル)
ラックマウントアタッチメント×2個
ラックマウントネジ×6本
Wall DesignerソフトウェアアプリケーションとFx4ユーザーガイドが収録されたDatapath CD
何らかの付属品が足りない場合は、Datapathまでご連絡ください。
Fx4には入力および出力ケーブルが付属していませんので、必要なケーブルが手元にあることを確認してください。
以下はクイックスタートガイドとなります。
プ1 - 入力の接続
HDMI ディスプレイポート
入力ソースをFx4の背面にある3つの入力コネクタのいずれかに接続します。最大3つの入力ソース(HDMI×2および
ディスプレイポート×1)を接続できます。
ケーブルが正しく接続されていることを確認してください。ロック付きケーブルコネクタの使用をお勧めします。
HDMIまたはディスプレイポート
出力コネクタ
ディスプレイポート
ループ出力
モニターケーブルをFx4の背面にあるモニター出力コネクタに接続します。Fx4ユニット1台につき最大4台のモニター
を接続できます。ケーブルが正しく接続されていることを確認してください。ロック付きコネクタの使用をお勧めし
ます。
複数のFx4ユニットを接続する場合は、ディスプレイポート出力ループを使用します。
プ2 - 出力の接続
5
イックスート
イックスートガ
プ3 - 主電源の接続
主電源を接続
電源を投入
電源を投入すると、Fx4が起動し、正面パネルのLEDが最大15秒間点滅します。LEDの点滅が止まらない場合はトラブ
ルシューティングのページを参照してください。
プ4 - PCへの接続
Fx4を設定するためには、まずDatapathのウェブサイト(www.datapath.co.uk)から最新版のWall Designerアプリケ
ーションをダウンロードしてPCにインストールしてください。
USBポート
Fx4が起動したら、付属のUSBケーブルを使用してPCに接続します。Fx4ユニットはプラグ&プレイデバイスであるた
め、レイアウトを設定するとWall Designerが自動的に検出します。
Fx4はネットワーク経由でも設定できます。詳細についてはステップ5を参照してください。
Fx4には2つのイーサネットポートがあるため、デバイスをネットワークに接続することができます。物理LANに接続する必要があ
るのはチェーン内の1台のFx4のみで、2つ目のLANポートでイーサネットループスルーがサポートされるため、複数のデバイスを
ネットワークに接続できます。
2つのイーサネットポート
上側のLANコネクタを使用してFx4をネットワークに接続し、Wall Designerを起動してディスプレイレイアウトを作成します。仮
想デバイスを物理デバイスに関連付ける際には、現在ネットワークに直接またはデイジーチェーン接続されているすべてのFx4が
一覧表示されます。
仮想デバイスをクリックしてプロパティを表示します。バイスのプロパテは、USB接続の場合と同じように変更できます。変更
が終わったら、[設定を適用]をクリックして内容を保存します。
ネットワーク設定の詳細については「Fx4ユーザーガイド」を参照してください。
プ5 - 経由の設定
6
イックスート
イックスートガ
プ6 - Wall Designer
スタート | すべてのプログラム | Wall Designer |
Wall Designerを起動すると、次のダイアログボックスが表示されます。
1
2 3 4
1 動作モード:モニターと入力を選択し、デバイスを設定します
2 クイックツアーダイアログ
3 仮想キャンバス
4 ツールバー
Wall Designerを初めて使用するユーザーは、クイックスタートツアーを体験することを強くお勧めします。
7
イックスート
イックスートガ
プ7 - 操作
左側にあるドロップダウ
ンリストからモニターの
メーカーを選択し、次に
モデルを選択します。
[モニーの追加]グリッド
内をクリックしたままド
ラッグし、モニ
ターの数を設定します。
仮想キャンバスの背景を
選択します。
[ウにモニターを追
加]をクリックしてから[
入力]タブを開きます。
モニターに表示させる
入力ソースを設定しま
す。[作成]ボタンをクリ
ックし、ディスプレイが
どのように表示されるか
をプレビューするための
サンプルソースを選択し
ます。
[Fx4の自動設定]をクリッ
クして
ハードウェアデバイスを
設定します。設定を確認
後、メインウィンドウ内
で仮想デバイスを右クリ
ックし、PCまたはネット
ワークに接続されている
物理デバイスに関連付け
ます。
[設定の適用]ボタンをク
リックしてデバイスの設
定を完了します。
モニター 入力
デバイス
必要な出力が4つを超える場合(下の例では8つの出力を使用)、[Fx4の自動設定]機能は、すべてのデバイスを接続するために最
も合理的な手段を判断します。2台目のFx4をデイジーチェーン接続するには、ディスプレイポートケーブル(別売り)を使用し
て、1台目のFx4のディスプレイポートループ出力を2台目のFx4のディスプレイポート入力に接続します。
ディスプレイポートループ出力
ディスプレイポート入力
プ8 - 複数デバ
ステータ
一覧からデバイスをクリック
すると、フラッシュとファー
ムウェアのバージョン、IPア
ドレス(ネット
ワーク接続中の場合)、シリ
アル番号、デバイスの平均温
度など、デバイスの詳細情報
がステータスパネルに設定さ
れます。
また、ステータスパネルには
入力/出力プロパティも表示
され、各ドロップダウンメ
ニューをクリックすると各
プロパティの詳細が表示され
ます。
8
イックスート
イックスートガ
プ9 -
Fx4の側面からスタッ
ドネジを取外し、付属
のネジでラックに取り
付けます。
Fx4には、IP接続でアクセスできるコントロールパネルがあります。インターネットブラウザーのアドレスバーにFx4
のIPアドレスを入力すると、そのFx4のコントロールパネルが表示されます。コントロールパネルでは、プロパティ
や設定の変更、クロップ領域の定義、ロゴのアップロード、Wall Designerアプリケーションの起動などを行うこと
ができます。
プ9 - IPコロールパネル
プ10 -
スプレなる
ディスプレイ画面がすべて赤に変わる場合は、HDCPの準拠に問題があることを示しています。入力ソースとモニター
の両方がHDCP準拠であることを確認します。
正面パネルのLEDの点滅が止
起動時には3つのLEDがすべて点滅し、数秒後に点滅が止まって電源LEDのみが点灯状態となります。LEDの点滅が止ま
らない場合は、FX4のアップグレードが必要です。Fx4のアップグレード方法についてはユーザーガイドを参照してく
ださい。
9
はじめ
第1章 - は
1.1 はじ
Datapath Fx4マルチディスプレイコントローラをご購入いただき、ありがとうございます。Fx4は、最高水準で製造
および試験されており、比類のない品質と信頼性を実現します。本ユーザーガイドの目的は、Fx4を安全かつ効果的
にインストールできるように支援し、運用に際してはリファレンスガイドとして機能することです。必要なケーブル
をすべて接続するまでは、Fx4の電源を投入しないでください。
1.2 ユーザーの構成
本ユーザーガイドは、章に分かれており、各章はセクションに分かれています。章、セクション、およびページには
それぞれ番号が振られています。各ページにはアラビア数字で番号が振られています(表紙には番号はありません)
1.3 ォントと
1.3.1
本ユーザーガイドでは、MS明朝および小塚明朝Proのフォント以外に以下の表記を使用しています。
太字 = メニュー名やソフトウェアのボタンのほか、そのまま入力すべき文字列を表しす。
下線付きの青字 = ハイパーリンクを表します。一部のハイパーリンクは、実際のウェブサイトにリンクして
います。
1.3.2 シン
本ユーザーガイドでは、重要な安全上の情報や注意などが一目でわかるように、以下のシンボルを使用しています。
黄色の三角形は、従わないと怪我やシステムの破損に繋がる指示を示します。
青い四角に白の矢印は、便利なヒントを示します。
青い四角に白の感嘆符は、重要な情報を示します。
10
安全
第2章 - 安全
2.1 安全上の注意事項
ご使用のDatapath製品の損傷、または機器を操作する人への傷害を阻止するために、操作の前に以下の安全上の注意
事項をお読みください。これらの注意事項は、Datapath製品を使用および操作するすべての人に周知徹底してくださ
い。
2.1.1 電源
Datapathの全製品には主電源が必要です。機器の再配置中は必ずこの電源を切断してください。
2.1.2 ーブ
ケーブルをいかなる液体にも曝さないでください。短絡の原因になり、機器に損傷を与える恐れがあります。ケーブ
ルの上に重いものを置かないでください。ケーブルの損傷、さらには活線の露出につながります。
2.1.3 換気
Fx4は、換気の良い場所に配置する必要があります。ケーシング上の通気孔はどれも障害物で塞がないようにしてく
ださい。システムのオーバーヒートや機器の損傷をもたらすことになります。
2.1.4 作業環境
機器は、必ずホコリや湿気、急激な温度変化のない環境で、安定した硬い作業面上に取り付けてください。こぼすと
重大な損傷を引き起こすことがあるため、液体(温かい/冷たい飲料など)を機器の近くに置かないでください。
2.1.5 ス/可燃性液体
電子機器をガスまたは可燃性液体の存在下で使用してはなりません。爆発や深刻な火災を誘発する危険があります。
2.1.6 煙/異臭
システムから煙や異臭が発する場合は、システムをオフにし、主電源からプラグを抜いてください。システムはその
後、検査のために有資格の技術者に託す必要があります。作動を継続すると、身体障害や器物破損につながる可能性
があります。
2.1.7 ンテナンス
本ユーザーガイドに記載されている内容以外のメンテナンスは、資格を持つ技術者が実施してください。また、物理
的に損傷したFx4は、必ずDatapath RMA手順に従ってDatapathに修理を依頼してください。
2.2 開梱初期点検
2.2.1 開梱
今後必要になる可能性のある輸送に備えて、梱包材は保管しておいてください。
11
安全
2.2.2 初期点検
すべてのDatapth製品は、正常な状態でお届けできるように、出荷前に入念に点検を行っています。製品を受け取っ
たら、まずパッケージが輸送中に傷ついてないか(落下の形跡がないか等)を確認してください。
次に、同梱の製品リーフレットで、すべての付属品が揃っていることを確認します。何らかの付属品が足りない場合
は、Datapathまでご連絡ください。
Fx4を点検し、システムの動作に影響したり、オペレータの怪我の原因となったりするような破損がないか確認して
ください。電源ソケットの損傷や剥き出しの配線などがある場合は、システムを電源には接続せず、Datapathまでご
連絡ください。
2.3 開梱
梱包箱の中には以下のアイテムが含まれています。
Fx4マルチディスプレイコントローラ
主電源ケーブル×1本
タイプAからタイプBのUSB 2.0ケーブル
クイックスタートガイド
HDMIロック: 2個(ディスプレイポートモデル)
6個(HDMIモデル)
ラックマウントアタッチメント×2個
ラックマウントネジ×6本
Wall DesignerソフトウェアアプリケーションとFx4ユーザーガイドが収録されたDatapath CD
何らかの付属品が足りない場合は、Datapathまでご連絡ください。
安全
12
概要
第3章 - 概要
3.1 概要
デジタルサイネージへの要求の拡大により、お客様は小規模から大規模までのサイネージプロジェクトの作成と運用
において、より高い自由度を求めるようになりました。Datapath Fx4は、多面的なスタンドアロン型ディスプレイコ
ントローラであり、各種の入力、高帯域幅ループスルー、そして4つのゲンロック出力(ディスプレイポートまたは
HDMI)をサポートします。
Fx4は、ディスプレイポート1.2に加えて、4K(4096×2160p@ 60fps)またはUHD(2160p@30fps)に対応した2つの
HDMI1.4入力を備えています。Wall Designerの直感的なユーザーインターフェイスにより、どの入力が使用中である
かを簡単に見分けることができます(第5章参照)。
Datapath Fx4には2つのイーサネットポートがあるため、デバイスをネットワークに接続することができます。物理
LANに接続する必要があるのはチェーン内の1台のDatapath Fx4のみで、2つ目のポートでイーサネットループスルー
がサポートされるため、複数のデバイスをネットワークに接続できます。
3.2 特長
必要なすべての切出し、スケーリング、回転、フレームレートの変更はDatapath Fx4ハードウェアによって処理され
るため、各出力モニターは入力画像の任意の領域から入力を得ることができます。これかの領域はオーバーラップで
き、どの出力も別の出力に複製したり、どんなクリエイティブな組み合わせもサポートするよう X 構成できます。
これによって間偶が一定でなかったらり、モニターも方向が混ざったスクリーン構成をサポートすることができま
す。
限りなくクリエイティブな構成
最大Ultra HD入力、4 HD 1080p出力
回転、切出し、スケーリング、ミラーリング、ベゼル補正
2つのHDMI 1.4ポート入力と1つのディスプレイポート1.2入力により4k 60 fpsソースのキャプチャに対応
すべての入力と出力でHDCPをサポート
スタンドアロン型動作: すべてのスケール係数を自動的に調整することで、不揮発性メモリ内の 構成内容に入
力の変化を適合させます
電源オフ時には設定を保護、電源再投入時に再セットアップが不要
13
ウェ
第4章 - ハ
4.1 正面パネル
POWER
INPUT
STATUS
4.1.1 イン
正面パネルには3つのLEDが付いており、Fx4の稼働状況を示します。
POWER(電源)
INPUT(入力)
STATUS(ステータス)
POWER(電源
点灯している電源LEDは、Fx4が主電源に接続されていることを示します。
SYNC(同期
同期コネクタには、外部デバイスに対してFx4をゲンロックするためのトライレベルまたはブラックバースト同期信
号のケーブルを接続します。
INPUTS(入力
Fx4には3つの入力ポート(ディスプレイポート×1、HDMI×2)があります。同時に再生される3つのソースに3つの入
力を接続することもできますが、同時に表示されるのは1つだけです。入力の切り替えは、Wall Designerアプリケー
ションで行います。
INPUT(入力
点灯している入力LEDは、有効なソースが接続されていることを示します。
STATUS (
連続点灯 - Fx4が正常に動作していることを示します。
点滅 - ユニットは標準的な動作温度範囲を超えて動作しています。入力ファンの通気孔が遮られていないことを確
認してください。
ステータスLEDが消えてそのままの場合は、Wall Designerで構成された設定が入力と一致していないことを示しま
す。これは通常、入力が変更された結果起こります。Fx4は設定を補正し、設定にできるだけ近く表示するように自
動で再構成します。出力は表示されますが、期待通りに出力されないことがあります。
Fx4デバイスがUSBケーブルでPCに接続されており、かつWall Designerがアクティブなら、3つすべてのライトが順番
に点滅し、どのユニットが制御されているかを特定するのに役立ちます。
4.2 背面パネル
Fx4の電源を投入すると、LEDが最大15秒間点滅を続けます。
14
概要
ードウェ
ポーループ出力
複数のFx4システムを接続して大きなディスプレイウォールを構築するために使用します。
ニター
HDMIまたはディスプレイポート(DP 1.1)出力コネクタ(注文したモデルによって異なります)。モニター出力コネ
クタは、Fx4をディスプレイモニターに接続するために使用します。
LAN
LANコネクタは、Fx4を設定や制御の目的でネットワークに接続するために使用します。また、イーサネットケーブル
を使用して複数のFx4をデイジーチェーン接続する場合にも使用します。イーサネットループスルーがサポートされ
ています。LANコネクタは、Fx4を設定の目的でPCに接続するためにも使用できます。
USB
USBソケットは、付属のタイプAからタイプBのUSBケーブルを使用するUSB接続を介してFx4をPCに接続するために使用
します。
4.3 Fx4の
Fx4にはラックに取り付けるためのアタッチメントも付属しています。プラスドライバを使用して、Fx4のそれぞれの
側面から3本のマウントネジを取外し、下図のようにラックマウントを取り付けます。
スタッドネジを
取外して付属の
ネジでラックに
取り付けます
15
フトウェ
第5章 -
本章の内容は以下の通りです。
Wall Designerの概要
Wall Designerアプリケーションのインストール
Wall Designerアプリケーションの実行
Wall Designerの特長
5.1 Wall Designer
マルチモニターディスプレイウォールの設置は、設計、構築、構成および実装において困難な局面を持つことがあり
ます。高度にクリエイティブなプロジェクトでは、さまざまなベゼルサイズ、ギャップ調整およびモニター位置など
従来にない形式で構成された複数のディスプレイモニターを必要とします。プロジェクトデザイナー、インストール
ビルダやインテグレータは、最初から最後までプロジェクトを管理できるシンプルながら効果的なビデオ
ウォール作成ツールが必要になります。
このソフトウェアには、コミュニティからの情報に基づいて、人気のあるメーカーのモニター情報がデータベースと
して蓄積されています。ユーザーは、自分のモニター仕様をDatapathに送信することができ、次回のデータベース更
新時に反映されます。
Wall Designerアプリケーションは、Datapathウェブサイトのサポート/ダウンロードページ、「ディスプレイ コン
トローラのダウンロード」セクションからダウンロードします。
5.3.2 Readme表示
[Readmeを表示]をクリックするとHTML文書が開き、アプリケーションの最新情報やバグフィックス情報を見ることが
できます。Wall Designerアプリケーションは、Readmeからもインストールできます。
5.3.3 Wall Designerール
ダウンロードしたWall Designer.exeファイルをダブルクリックして、インストールウィザードを起動し
ます。Wall Designerは多言語に対応しており、インストールプロセスの最初に言語を選択できます。言
語を選択すると、ソフトウェアのインストールが開始されます。
5.2 Wall Designerの特長
Wall Designerは、ディスプレイウォールプロジェクトを開始から完了までサポートする完全なソリューションであ
り、高い信頼性と効率でトータルなクリエイティブコントロールを実現します。
Datapathのモニターデータベースは定期的に更新されており、新しいメーカーやモデルの情報が追加されます。
ユーザーが送信したモニター情報は、Datapathでの検証後にマスタデータベースに追加されます。
モニターは縦横どちらの方向にも配置できます。
プロジェクトにコンテンツを追加し、仮想キャンバス全域に配置して、モニターをリッチコンテンツで埋めま
す。
自動的にFx4を設定してモニターに各出力を割り当てます。
物理的なモニター設置を支援するために配置図を印刷します。
ドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、簡体字中国語で利用可
能です。
アプリケーションの使い方を詳しく説明したヘルプファイルが用意されています。
5.3 Wall Designer
16
フトウェ
フトウェ
5.4 Wall Designerル - Mac OS
5.4.1 ウェブサイトからのダウンロード
Mac用のWall Designerアプリケーションは、Datapathのウェブサイトからダウンロードできます。アプリケーション
をダウンロードしたら、ダウンロードフォルダにあるwalldesigner.dmgをクリックします。次のダイアログが表示さ
れます。
1
2
3
4
Wall Designerアプリケーション(1)をアプリケーションフォルダ(2)までドラッグします。Wall Designerアプリ
ケーションがLaunchpadから起動できるようになります。
ReadMeファイル(3)とソフトウェア使用許諾契約(4)は、それぞれクリックすると開きます。Wall Designerアプリケ
ーションを使用する前に両方とも読んでおくことを強く推奨します。
17
フトウェ
18
フトウェ
5.5.1 Wall Designerの
Wall Designerを起動すると、次のダイアログボックスが表示されます。
1
2
3 4
1 動作モード:モニターと入力を選択し、デバイスを設定します
2 クイックツアーダイアログ
3 仮想キャンバス
4 ツールバー
スタート | すべてのプログラム | Wall Designer
5.5 Wall Designerの実行
ソフトウェアがインストールされると実行可能になります。
フトウェ
フトウェ
5.5.2 動作モ
アプリケーションには、モニター、入力、およびデバイスの3つの動作モードがあります。
ニター
Wall Designerには、一般的なメーカーの一般的なモデルのモニターがデータベースとして登録されています。メー
カーとモデルのドロップダウンリストを使用して、使用するモニターを選択してください。モニターを選択すると、
モニターのプロパティにモニターの仕様が自動的に入力されます。
モニターを追加するには、8×8グリッドの内部のセルをクリックするか、またはセルをクリックしたままドラッグし
ます。仮想キャンバスでのモニターの配列に満足したら、[モニターをウォールに追加]をクリックします。
仮想キャンバスに背景画像を追加します。
入力
アプリケーションツールバーの入力セクションでは、入力を選択して、入力の領域をビデオウォールの各モニターに
割り当てることができます。
アプリケーションとユーザーのそれぞれのMediaフォルダーに保存されている画像と動画を、サンプルソースとして
ドロップダウンリストから選択できます。
イス
アプリケーションツールバーのデバイスセクションでは、入力、ハードウェアデバイス、およびモニターを関連付け
ることでディスプレイウォールを完成させることができます。入力を利用可能なデバイスに割り当て、デバイスから
の出力をディスプレイウォールの特定のモニターに割り当てます。
Wall Designerを使いやすいようにするため、自動設定機能が用意されています。この機能をクリックすると、必要
な数のデバイスが自動的に追加され、すべての入力とモニターとのリンクが最も合理的な構成で自動的に設定されま
す。
各仮想デバイスに物理デバイスを関連付けるには、右クリックして、コンテキストメニューから[デバイスの
け]を選択します。仮想デバイスをクリックしてプロパティを表示します。これらのプロパティ(ドリ など)
は、必要に応じて変更できます(フレンドリ名は変更が推奨されます)。
5.5.3 クイクツ
アプリケーションを最初に起動すると、クイックツアーのダイアログボックスが表示されます。数分で終わりますの
で、ツアーを体験することを強くお勧めします。クイックツアーダイアログの表示をオフにすることで、今後は表示
されないように設定できます。
5.5.4 ャン
仮想キャンバスは、選択したモニターを指定の向きで表示することで、ウォールデザインの完成ビューを確認できる
ようにします。デバイスモードでは、仮想キャンバスによって入力ソース、Fx4、およびモニターの設定を視覚的に
確認できます。
5.5.5 ツールバ
ツールバーには、レイアウトを作成、表示、および保存するためのツール群があります。実際のビデオウォールの寸
法をメートル法またはヤード法で表示することもできます。
5.5.6 ファイ
Wall Designerアプリケーションにはヘルプファイルが組み込まれており、ツールバーの上にある[?]をクリックする
と表示されます。
19
ケーブル接続
第6章 - ル接続
本章の内容は以下の通りです。
同期ケーブルの接続
HDMIケーブルロックの取り付け
入力ソースの接続
ループスルー出力ケーブルの接続
モニターへの出力の接続
ケーブル長
6.1 期ケーブル
同期BNCコネクタは、4台のモニターをゲンロックするために使用するトライレベルおよびブラックバーストビデオ信
号をサポートします。複数のFx4を使用する場合は、分配ユニット(別売り)が必要です。
6.2 HDMIの取付け
Fx4にはHDMIケーブルロックが付属していますので、ロック付きではないHDMIケーブルを使用する場合には、Fx4から
ケーブルが外れないようにロックを取り付けてください。
HDMI入力ケーブルの接続
6.3 入力の接続
Datapath Fx4には3つの入力コネクタ(HDMI×2、ディスプレイポート×1)があります。Fx4から入力ソースケーブル
が外れないようにするためにも、ロック付きケーブルの使用を強くお勧めします。付属のHDMIケーブルロックを使用
する場合は上記のように取り付けてください。
ケーブルタイをケーブルロック
の側面にある穴に通します。
HDMIケーブルコネクタシュラウ
ドの前部とケーブルロックを揃
えて持ちます。
ケーブルタイを強く引っ張っ
て、HDMIコネクタシュラウドに
固定します。
20
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Datapath FX4 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
このマニュアルも適しています