詳しい
機能の働き
冷房運転について
設定温度をお部屋の温度より低くしないと、冷房運転になりません。
暖房運転について
設定温度をお部屋の温度より高くしないと、暖房運転になりません。
このエアコンはインバーターの働きにより、外気温が低下すると
圧縮機の回転数を上げ、能力の低下を防ぎますが、それでも暖房
能力が不足する場合には他の暖房器具との併用をおすすめします。
暖房運転を開始したとき、室内ユニットの内部が暖まってから
温風を吹き出すようにするため、約 3 ~ 5 分間はごく弱い風で
運転し、その後設定した風量になります。
外気温が低いときに暖房運転を行うと、室外ユニットに霜が付い
て暖房能力が低下するため、自動的に霜取り運転を行います。霜
取り運転中は本体の運転ランプ(緑)がおそい点滅をし、暖房運転
を一時的に停止します。
(
右記「自動霜取り運転について」参照)
暖房運転で運転を開始した場合、運転開始から約 1 時間経過す
るまでは、お部屋をすばやく暖めるために、自動的にリモコン
の設定温度より約 2℃高めで運転します(スタート機能)。1 時間
経過すると、リモコンの設定どおりの温度に戻ります。
除湿運転について
お部屋の温度をあまり下げずに除湿したいときにお使いください。
設定温度をお部屋の温度より低くしないと、除湿運転になりません。
除湿運転には「再熱除湿」と「弱冷房除湿(ソフトクール除湿)」の
2 種類があります。お好みに合わせて、運転内容を変更するこ
とができます。お買い上げ時は、「再熱除湿」になっています。
冷やして除湿した空気と暖めた空気を、エアコンの内部で混ぜ
て送風します。お部屋の温度の低下を防ぐため、湿気を取って
も肌寒くなりにくい除湿方法です。
•
運転を開始したときの外気温により、次のように運転を行います。
設定温度とお部屋の温度の差によって、冷房と除
湿を切り換えて運転します。設定温度がお部屋の
温度より高い場合、運転しないことがあります。
設定温度とお部屋の温度の差によって
、暖房と
除湿を切り換えて運転します。
• 外気温が低いときに暖房に切り換わると、室外ユニットに霜
が付いて暖房能力が低下するため、自動的に霜取り運転を行
います。(室内・室外ファンが停止します。)この場合、元の
運転に戻るまで 4 ~ 15 分程度の時間がかかります。その間、
本体の運転ランプ(緑)はおそい点滅をします。
• 除
湿運転を始めたときや止めたときに除湿用の弁が切り換わ
る際、室外ユニットの運転が 5 分程度止まることがあります。
これはエアコンが故障するのを防ぐためです。
• お
部屋の温度が高くなると、自動で弱冷房除湿に切り換えて
運転します。
弱
い冷房で除湿する方法です。お部屋の温度はやや下がります。
お部屋の湿度調整のために室内ファンがときどき停止します。
送風運転について
お部屋の空気を循環させたいときや、風に当たりたいときなどにお
使いください。
サーキュレーターと同様にお部屋の中の空気を循環させること
ができます。
風が遠くまで届くので、お部屋の空気の温度ムラを効率よく解
消させることができます。
送風中に窓を開けて換気をすると、室内にこもっている熱気を
逃すことにも利用できます。
吹出し方向を変えることができるので、扇風機のように風に当
たることもできます。
自動運転について
そのときのお部屋の温度に合わせて次のように運転の種類と設定温
度(標準温度)を選び、運転します。
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監視運転になるとごく弱い風で送風運転を継続し、お部屋の温
度が 22℃未満に変化すると暖房運転に、24℃以上に変化すると
除湿運転に自動的に切り換わります。
自動運転を停止した後、2 時間以内に再度運転した場合は、停
止前と同じ内容の運転になります。
自動運転の内容がお好みに合わないときは、手動運転(冷房・暖
房・除湿・送風運転)でお使いください。
設定温度の範囲について
設定できる温度の範囲
冷房運転…18 ~ 30℃
暖房運転…16 ~ 30℃
自動運転…標準温度
※
に対し、2℃高め、2℃低めの範囲
※標準温度(
上記「自動運転について」参照)
おすすめの設定温度の目安
冷房運転…26 ~ 28℃
暖房運転…20 ~ 24℃
使用できる外気温と湿度の範囲
外気温 約 21 ~ 43℃
お部屋の湿度 約 80%以下
高い湿度の中で長時間運転すると、エアコン
の表面に露が付き、滴下することがあります。
外気温 約 1℃以上
お部屋の湿度 約 80%以下
高い湿度の中で長時間運転すると、エアコン
の表面に露が付き、滴下することがあります。
外気温 約 24℃以下
※
上記範囲より高い温度で運転すると、自動保護装置が働き、運転
を停止することがあります。また、冷房・除湿・ランドリー運転
の場合、上記範囲より低い温度で運転すると、熱交換器(アルミ
フィン)が凍り、水もれなど故障の原因になることがあります。
※エアコンは、お部屋の冷房・暖房・除湿以外の目的にご使用に
ならないでください。
自動霜取り運転について
外気温が低く、湿度が高いときに暖房・除湿(再熱)・ランドリー
運転を行うと、室外ユニットに霜が付き、暖房能力が低下します。
このようなときは、霜取り運転が始まり、暖房・ランドリー運
転がいったん止まります。(室内・室外ファンが停止します。)こ
の場合、元の運転に戻るまで 4 ~ 15 分程度の時間がかかります。
その間、本体の運転ランプ(緑)はおそい点滅をします。
霜取り運転が始まる前に、あらかじめお部屋の温度を上げて
おき、霜取り運転中のお部屋の温度の低下を緩和します。
暖房・除湿(再熱)・ランドリー運転を止めたときに室外ユニッ
トに霜が付いていると、自動的に霜取り運転を行います。こ
のとき室内ユニットの運転ランプ(緑)がおそい点滅をし、室
外ユニットだけが数分間運転した後に止まります。次回の運
転時には、霜なし状態でスタートさせる快適機能です。
※ 自動運転で運転を
開始したときは、
運転の種類を選ぶ
ため、1 分間ごく
弱い風で送風運転
を行います。
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