PowerEdge 860

Dell PowerEdge 860 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dellのラックマウントキット(RapidRailsとVersaRails)の取扱説明書を読みました。このマニュアルには、システムの安全なラックへの取り付け方法、必要なツール、キットの内容、手順などが詳しく説明されています。このデバイスに関するご質問にお答えしますので、お気軽にご質問ください。
  • ラックへのシステムの取り付け手順を教えてください。
    RapidRailsキットとVersaRailsキットの違いは何ですか?
    ラックに複数のシステムを取り付ける場合、どのような注意が必要ですか?
    ラックの安定性を確保するために、どのようなことを注意すべきですか?
ラック取り付けガイド
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明してい
ます。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
____________________
ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。
© 2005 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
このマニュアルに使用されている商標: DellDELL ロゴ、RapidRails および VersaRails Dell Inc. の商標です。
本書では、必要に応じて上記記載以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、 これらの商標や会社名は、
一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2005 6 P/N W8622 Rev. A00
目次 87
目次
安全にお使いいただくために . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
安全について:ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . . . . 89
取り付け手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
作業を開始する前に
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
安全に関する重要な注意
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
VersaRails のラック要件
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
4 柱型ラックの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
ラックスタビライザ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
推奨する工具および備品
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
RapidRails ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
VersaRails ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
取り付け手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
ラック扉の取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
ラックへの印付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
ラックへのマウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 96
シャーシの Static Rail モジュールの取り付けと取り外し
. . . . . . 98
ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
取り外し可能タイラップの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 101
ラックからのシステムの取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . 102
ラック扉の取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 102
2 柱型ラックへの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 102
推奨する工具および備品
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
取り付け手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 104
ラックへの印付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 104
マウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 106
ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . 109
取り外し可能タイラップの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 109
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111
88 目次
1-1 RapidRails ラックキットの内容 . . . . . . . 92
1-2 VersaRails ラックキットの内容
. . . . . . . 93
1-3 1 ラックユニット(1 U
. . . . . . . . . . . 94
1-4 垂直レールの印付け
. . . . . . . . . . . . . 95
1-5 RapidRails マウントレールの取り付け
. . . . 97
1-6 VersaRails マウントレールの取り付け
. . . . 98
1-7 Static Rail モジュールの取り付けと取り外し
99
1-8 ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . 100
1-9 取り外し可能タイラップの取り付け
. . . . . 101
1-10 2 柱型ラックキットの部品
. . . . . . . . . . 103
1-11 2 柱型オープンフレームリレーラック
のユニバーサル間隔の穴
. . . . . . . . . . . 104
1-12 2 柱型オープンフレームリレーラック
のワイド間隔の穴
. . . . . . . . . . . . . . 105
1-13 センターマウント構成でのマウントレー
ルの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . 107
1-14 フラッシュマウント構成での調整可能な取
り付けブラケットの準備
. . . . . . . . . . . 108
1-15 フラッシュマウント構成でのマウントレー
ルの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . 109
ラック取り付けガイド 89
安全にお使いいただくために
ご自身の身体の安全を守り、システムおよび作業環境を保護するために、以下の安全に関
するガイドラインに従ってください。安全に関する詳細な情報については、『製品情報ガイ
ド』を参照してください。
安全について:ラックへのシステムの取り付け
ラックの安定性や安全性に関して、以下の点にご注意ください。
システムはラックの一部とみなします。したがって、「コンポーネント」には、さまざまな
周辺機器やサポートハードウェアと同様に、システムも含まれます。
警告: 単体ラックでは正面と側面のスタビライザ、連結ラックでは正面のスタビライザを取
り付けてからラックにシステムを取り付けてください。スタビライザを正しく取り付けずに
システムをラックに取り付けると、ラックが転倒し、けがをするおそれがあります。必ずス
タビライザを取り付けてから、ラックにコンポーネントを取り付けてください。
警告: ラックへのコンポーネント取り付け後は、一度に 2 台以上のコンポーネントをスライ
ドアセンブリから引き出さないでください。複数のコンポーネントを同時に引き出すと、重
みでラックが転倒し、けがをするおそれがあります。
メモ: ご使用のシステムは、独立したユニットとして、また、ラックキャビネットとラック
キットがそのシステム用に設計されたものである場合は、カスタマーラックキットを使って
ラックキャビネットに設置して使用するためのコンポーネントとして、安全性が保証されて
います。それ以外のラックキャビネットにシステムおよびラックキットを取り付ける場合は、
安全性が保証されません。他のメーカーのキャビネットで、システムやラックキットを組み
合わせて使用する場合は、お客様が責任を持って安全性認定機関の適合性評価を受けてくだ
さい。弊社では、このような組み合わせは保証しておらず、いかなる責任も負いません。
システムラックキットは、トレーニングを受けたサービス技術者が、規格に適合す
るラックに取り付けます。キットをこれ以外のラックに取り付ける場合は、その
ラックが仕様に適合していることを確認してください。
ラックを移動する前に、スタビライザがラックに固定されて、ラックの全重量が床面
にかかっていることを確認してください。ラックで作業をする前に、ラックが
1
つの
場合は正面と側面のスタビライザ、複数のラックを連結する場合は正面のスタビライ
ザを取り付けます。
ラックには必ず下から上へと、最も重いものから順に設置してください。
コンポーネントをラックから引き出す前に、ラックが水平で安定していることを確認
してください。
ラックに電力を供給する
AC
分岐回路に過重電流を流さないでください。ラックの総
負荷が分岐回路定格の
80%
を超えないようにしてください。
ラック内のコンポーネントが十分に通気されることを確認してください。
ラック内の他のシステムやコンポーネントを取り扱う際に、取り付けられたシステム
やコンポーネントの上に乗ったり、足を掛けたりしないでください。
90 ラック取り付けガイド
取り付け手順
本書は、トレーニングを受けたサービス技術者が、オープンフレームリレーラックやラッ
クキャビネットに
1
台または複数のシステムを取り付ける作業を行う場合の手順書です。
RapidRails™
ラックキットは、工具を使わずにすべてのシステムメーカーのラックキャビ
ネットに取り付けることができます。
VersaRails™
ラックキットは、業界規格に適合して
いるほとんどのラックキャビネットに取り付けることができます。
RapidRails
ラックキッ
トと
VersaRails
ラックキットの取り付け手順はほとんど同じです。ラックキットは、ラッ
クキャビネットに取り付けるシステム
1
台ごとに
1
セットずつ必要です。
本書では、以下のラックキットを取り付ける手順について説明しています。
RapidRails
キット(
4
柱型ラックキャビネットへの取り付け)
VersaRails
キット(
4
柱型ラックキャビネットへの取り付け)
2
柱型キットの取り付け(センターマウントまたはフラッシュマウントのどちらの構
成でも取り付け可能)
作業を開始する前に
ラックへのシステムの取り付けを開始する前に、本書の「安全にお使いいただくために」
およびご使用のシステムの『製品情報ガイド』の安全に関する注意事項を参照し、補足情
報を確認してください。
警告: 複数のシステムをラックに取り付ける場合は、1 台のシステムの取り付け手順を完了
してから、次のシステムの取り付けに進んでください。
警告: ラックキャビネットはサイズが非常に大きく重量もありますが、キャスターで簡単に
移動できるようになっています。このキャスターにはブレーキがないため、ラックキャビ
ネットを移動するときは十分な注意が必要です。ラックキャビネットを別の場所に移動する
ときは、水平調節用の脚を収納してください。長い傾斜面、急勾配のある場所、スロープな
ど、バランスが取りにくい場所にはキャビネットを設置しないでください。水平調節用の脚
を伸ばしてキャビネットを支え、キャビネットが動かないようにしてください。
メモ: システム自体の設置方法については、「ラックへのシステムの取り付け」を参照して
ください。
安全に関する重要な注意
システムをラックに取り付けるときは、次の各項の安全に関する注意を遵守してください。
警告: 作業者は、自分自身と周囲の人々を保護するために、本書の手順に必ず従ってくださ
い。本システムは非常に重量があり大きいので、ご自身や周囲の人々のけがを防ぐために準
備と計画を適切に行うことが重要です。これは、特にシステムをラックの高い位置に取り付
ける場合に重要になります。
警告:
別のシステム用に設計されたラックキットのコンポーネントは取り付けないでくださ
い。ご使用のシステム用のラックキットのみをお使いください。別のシステム用のラックキッ
トを使用すると、システムが損傷し、ご自身や周囲の人々がけがをするおそれがあります。
ラック取り付けガイド 91
VersaRails のラック要件
注意:
VersaRails ラックキットは、米国規格協会(ANSI/ 米国電子工業会(EIA)規格
ANSI/EIA-310-D92、国際電気標準会議(IEC297、ドイツ工業規格(DIN41494 の仕様を満たす
ラックについてトレーニングを受けたサービス技術者が取り付けるように設計されています。
ラックキットは、ラックに取り付けるシステム 1 台につき 1 セット必要です。
4 柱型ラックの取り付け
取り付けを開始する前に、すべての手順を注意してお読みください。
ラックスタビライザ
警告: 単体ラックでは正面と側面のスタビライザ、連結ラックでは正面のスタビライザを取
り付けてからラックにシステムを取り付けてください。スタビライザを正しく取り付けずに
システムをラックに取り付けると、ラックが転倒し、けがをするおそれがあります。必ずス
タビライザを取り付けてから、ラックにコンポーネントを取り付けてください。
スタビライザはラックの転倒を防ぎます。スタビライザを取り付けて床に固定する手順に
ついては、ラックキャビネットに付属のマニュアルを参照してください。
推奨する工具および備品
システムを
4
柱型ラックキャビネットに取り付ける際、以下の工具および備品が必要な場
合があります。
#2
プラスドライバ
マスキングテープまたはフェルトペン(取り付け穴に印を付けるときに使用)
92 ラック取り付けガイド
RapidRails ラックキットの内容
RapidRails
マウントレール
1
取り外し可能タイラップ(
2
(図
1-1
には記載なし)
1-1 RapidRails ラックキットの内容
VersaRails ラックキットの内容
VersaRails
マウントレール
1
10-32 x 0.5
インチフランジヘッドプラスネジ(
8
取り外し可能タイラップ(
2
(図
1-2
には記載なし)
メモ: 図と手順の説明に示すメートル法規格以外のネジは、サイズとインチ当たりのネジ山
数で表記されています。たとえば 1 インチに 32 本のネジ山がある #10 プラスネジは、10-32
ジと表記します。
マウントレール(2
取り外し可能タイラップ取り付け穴(2
ラック取り付けガイド 93
1-2 VersaRails ラックキットの内容
取り付け手順
ラックキットを取り付けるには、次の手順(以降の各項で詳細を説明)を番号順に実行し
ます。
1
ラック扉の取り外し
2
ラックへの印付け
3
ラックへのマウントレールの取り付け
RapidRails
の取り付け
VersaRails
の取り付け
Static Rail
の取り付け
4
ラックへのシステムの取り付け
5
ケーブルの配線と取り外し可能タイラップによる固定
6
ラック扉の取り付け
メモ: 手順 3 には 3 種類の手順が記されています。これらの手順は、RapidRails キット、
VersaRails キット、および Static Rail キット用です。
10-32 x 0.5 インチ
フランジヘッドプ
ラスネジ(8
マウントレール(2
取り外し可能タイラップ取り付け穴(2
94 ラック取り付けガイド
ラック扉の取り外し
ラックキャビネットに付属のマニュアルに記載されている扉の取り外し手順を参照してく
ださい。
警告: ラックキャビネットの扉の大きさと重さを考慮して、取り付けおよび取り外しは 1
では行わないでください。
警告: 取り外した扉は、不意に倒れてけがをしないような場所に保管してください。
ラックへの印付け
1
ラックユニット(
1 U
)システムでは、ラックに取り付ける各システムの上下に、
1 U
44 mm
)の空間を空ける必要があります。
EIA-310
規格を満たすラックキャビネットには、
1
ラックユニット(
1 U
)ごとに
3
つの穴
が交んでいます。穴の中心から中心までの距離は、前面および垂直レールの
1 U
スペースの一番上の穴から計測して
15.9 mm
15.9 mm
12.7 mm
となっています
(図
1-3
参照)。ラックキャビネットの穴には型と型があります。
メモ: 垂直レールには、1 U 間隔の水平の線と数字で印が付いていることがあります。ラッ
クの垂直レールについている印の番号を控える方法もあるので、ラックに印を付けたりテー
プを貼る作業は必須ではありません。
1-3 1 ラックユニット(1 U
警告: 2 台以上のシステムを取り付ける場合は、ラックの最下段に 1 台目のシステムを取り
付けられるようにマウントレールをセットしてください。
1 U44 mm
12.7 mm
15.9 mm
15.9 mm
12.7 mm
ラック取り付けガイド 95
ラックに印を付けるには、次の手順を実行します。
1
ラック前面の垂直レール上で、ラックキャビネットに取り付けるシステムの部の
置をめ、フェルトペンまたはテープを使って印を付けます。
部にあたる各
1 U
スペースの置は、穴と穴の間属部分の中央です
線で印が付いているラックキャビネットもあります。図
1-4
を参照)
2
に印を付けた場から
44 mm
上(あるいは
EIA-310
規格に適合したラックであ
、ラックの穴を上に
3
つ数えた場)をめ、フェルトペンまたはマスキング
テープを使ってラック前面の垂直レールに印を付けます(穴を数えた場合は一番上の
穴の上に印を付ける)。このマークまたはテープが、垂直レール上でシステムの上
置になります(図
1-4
を参照)
1-4 垂直レールの印付け
垂直レールに貼ったテープ
96 ラック取り付けガイド
ラックへのマウントレールの取り付け
RapidRails マウントレールの取り付け
1
ラックキャビネットの前面で、取り付けブラケットのフランジが、垂直レールに付け
た印やテープの間のスペースにまるように(または穴の数を数えて)
1
RapidRails
マウントレールの置を合わます(図
1-5
を参照)
マウントレールの前面取り付けブラケットフランジの上部取り付けフックを、
垂直レールに付けた印の間にある一番上の穴にみます。
2
マウントレールを正面にかってして、上部取り付けフックを垂直レールの対応
型の穴にみ、取り付けブラケットのフランジを下にして取り付けフック
を穴に固定します。全に固定されるとプッシュタンがカチッとび出します
(図
1-5
を参照)
3
キャビネットの面で、取り付けブラケットのフランジを後ろに引いて、上部取り付
けフックを対応する型の穴にみ、フランジを下にして取り付けフックを穴
に固定します。全に固定されるとプッシュタンがカチッとび出します。
4
ラックの反対側のマウントレールで、手順
1
手順
3
します。
5
左右垂直レールで、マウントレールが同じさに取り付けられていることを確認し
ます。
ラック取り付けガイド 97
1-5 RapidRails マウントレールの取り付け
VersaRails マウントレールの取り付け
1
ラックキャビネットの前面で、取り付けブラケットのフランジが、垂直レールに付け
た印の間のスペースにまるように(または穴の数を数えて)
1
VersaRails
ウントレールの置を合わます(図
1-6
を参照)
取り付けブラケットフランジの前面にある
3
の穴を、前面垂直レールに付けた印の
間の穴に合わます。
2
2
本の
10-32 x 0.5
インチフランジヘッドプラスネジを取り付けブラケットフランジの
上と下の穴にんで、マウントレールを前面垂直レールに固定します。
3
キャビネットの面から、取り付けブラケットのフランジを後ろに引いて、取り付け
穴を垂直レールの対応する穴に合わます。
4
2
本の
10-32 x 0.5
インチフランジヘッドプラスネジを面取り付けブラケットフラン
ジの上と下の穴にんで、マウントレールを垂直レールに固定します。
5
ラックの反対側のマウントレールで、手順
1
手順
4
します。
6
左右垂直レールで、マウントレールが同じさに取り付けられていることを確認し
ます。
ラック正面
マウントレール(2
取り付けフック(2
プッシュボタン
98 ラック取り付けガイド
1-6 VersaRails マウントレールの取り付け
シャーシの Static Rail モジュールの取り付けと取り外し
メモ: シャーシに Static Rail モジュールを取り付けたり取り外したりするのに、オプション
の前面ベゼルを取り外す必要はありません。
1
レールを取り付けるには、両方のレール上の
J
ットを確認します。シャーシ
の前間あたりにある
2
本の対応する付きネジを確認します(図
1-7
を参照)
2
レールをシャーシに取り付けるには、レールジュールの
2
つの
J
ットを付き
ネジに合わます。各レールを
2
つの対応する付きネジのす下に合わます
(図
1-7
を参照)
3
レールを固定するには、各レールの前面に取り付けられたフントラッチを引き上
ます。各レールを引き上後方に引き、シャーシの定の置にカチッとはめ
ます。
4
レールをシャーシから取り外すには、フントラッチを引き上、各レールのック
解除します。
5
レールを
J
ットから外し、シャーシから取り外します。
ラック正面
レールモジュール(2
10-32 x 0.5 インチフラ
ンジヘッドプラスネ
ジ(マウントレール
1 本につき 4 本)
取り付けブラケットのフランジ
ラック取り付けガイド 99
1-7 Static Rail モジュールの取り付けと取り外し
ラックへのシステムの取り付け
警告: 複数のシステムを取り付ける場合は、1 台目のシステムをラックの最下段の位置
に取り付けてください。
警告: システムの大きさと重さを考慮して、マウントレールへのシステムの取り付けは
1 人では行わないでください。
システムをラックに取り付けるには、次の手順を実行します。
1
システムの正面からシャーシをち上て、側面のレールがラックのマウント
レールにはまるように置を合わます。
レールモジュール(2
肩付きネジ(4
フロントリリースラッチ
J スロット(4
100 ラック取り付けガイド
1-8 ラックへのシステムの取り付け
2
からの順に作業して、シャーシをマウントレールの上に設置し、後方
ます(図
1-8
を参照)
3
シャーシをマウントレールの一番までみます(図
1-8
を参照)
4
シャーシ正面ネルの両方のつまみネジをめます。
メモ: 1-8 RapidRailsVersaRails2 柱型の各ラックキットに適用されます。
マウントレール(2
システムレール(2
つまみネジ(2
バックリリースラッチ(2
ラック取り付けガイド 101
取り外し可能タイラップの取り付け
2
本の取り外し可能タイラップを使用して、システムケーブルをマウントレールに固定でき
ます。
1
面取り付けブラケットのフランジに設けられた
2
つの取り外し可能タイラップ取り
付け穴を確認します(図
1-9
を参照)
1-9 取り外し可能タイラップの取り付け
2
タイラップのめ具を取り付け穴に挿入します。
3
タイラップのプランジャをすと、カチッとがしてタイラップがマウントレールに
固定されます。
4
取り外し可能タイラップを使用して、システムのケーブルをマウントレールに固定し
ます。
マウントレール(2
取り外し可能タイラップ(2
102 ラック取り付けガイド
ラックからのシステムの取り外し
システムをラックから取り外すには、次の手順を実行します。
メモ: システムをラックに取り付けたり取り外したりするために、オプションの前面ベゼル
を取り外す必要はありません。
1
システムおよび接続されている周辺機器の電り、システムを電コンセントか
ら外します。
2
シャーシ正面ネルの両方のつまみネジを外します。
3
システムの左右いずれかの側面で、面リリースラッチを確認します。
4
システムがまる置までラックから引き出し、両方のリリースレバーをし下て、
サイドレールのセーフテキャッチを作動さます(図
1-8
を参照)
5
システムをラックから全に引き出します。
ラック扉の取り付け
ラックに付属のマニュアルに記載されている扉の取り付け手順を参照してください。
警告: ラックキャビネットの扉の大きさと重さを考慮して、取り付けおよび取り外しは 1
では行わないでください。
これで
4
柱型ラックキャビネットへのシステムの取り付けは完了です。
2 柱型ラックへの取り付け
2
柱型ラックキットは、電気通機器設備などで使用される
2
柱型オープンフレームリ
レーラックにシステムを取り付けるために使用します。
3
インチ(
7.62 cm
)および
6
イン
チ(
15.24 cm
2
柱型ラック(取り付け穴の間はユニバーサルまたはイド)に
しています。このキットは、センターマウントまたはフラッシュマウントのどちらの構
成にも取り付けることができます。
2
柱型リレーラックは、ラックメーカーまたは業界規格が規定する床面または面用の
具や柱を使用して、床面、天井、上部面、あるいは適であれば隣接するラックなど
に正しく固定する必要があります。取り付けを開始する前に、
2
柱型ラックメーカーのマ
ニュアルを参照して、警告事項を確認してください。
警告: 正しい位置にしっかりと固定されていない 2 柱型オープンフレームリレーラックに
は、システムを取り付けないでください。システムの損傷や作業者および周囲の人々のけが
を招くおそれがあります。
ラックの取り付けに関する追加の安全情報については、このガイドの冒頭に記載した「安
全にお使いいただくために」を参照してください。
ラック取り付けガイド 103
推奨する工具および備品
#2
プラスドライバ
3/8
インチレンチまたはットドライバ(ブラケットをフラッシュマウント構成に
する場合)
取り付け穴に印を付けるために使用するマスキングテープまたはフェルトペン
ラックキットの内容
2
柱型ラックキットの付属品は次のとおりです(図
1-10
参照)
マウントレール
1
12-24 x 0.5
インチンヘッドプラスネジ(
8
取り外し可能タイラップ(
2
(図
1-10
には記載なし)
1-10 2 柱型ラックキットの部品
マウントレール(2
12-24 x 0.5 インチパンヘッドプラスネジ(8
3 インチ(7.62 cm)幅、フラッシュマウント、ネジ付きスタッド
フラッシュマウント取り付けフランジ
6 インチ(15.24 cm)幅、フラッシュマウント、ネジ付きスタッド
センターマウント取り付けフランジ
3 インチ(7.62 cm)幅、センター
マウント、ネジ付きスタッド
6 インチ(15.24 cm)幅、
センターマウント、ネジ付
きスタッド
調整可能な取り付けフランジ
104 ラック取り付けガイド
取り付け手順
2
柱型ラックキットを取り付けるには、次の手順を番号順に実行します。
1
ラックへの印付け
ユニバーサル間で穴があるラック
イド間で穴があるラック
2
ラックへのマウントレールの取り付け
センターマウント
フラッシュマウント
3
ラックへのシステムの取り付け
4
ケーブルの配線
ラックへの印付け
2
柱型ラックに取り付ける各システムの上下には、
1 U
44 mm
)の空間を設ける必要があ
ります。
ユニバーサル間隔で穴があるラック
ユニバーサル間で穴があるラックには、
1
ラックユニット(
1 U
)ごとに
3
つの穴が交
んでいます。穴の中心から中心までの距離は、前面および垂直レールの
1 U
ペースの一番上の穴から計測して
15.9 mm
15.9 mm
12.7 mm
となっています
(図
1-11
を参照)
1-11 2 柱型オープンフレームリレーラックのユニバーサル間隔の穴
12.7 mm
15.9 mm
15.9 mm
1 U44 mm
/