Dell PowerEdge 2850 ユーザーガイド

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Dell™ システム

SCSI

バックプレーンドータ

カードの取り付け

メモ、注意、警告

メモ：メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。

注意：注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、

その危険を回避するための方法を説明しています。

警告：物的損害、けがまたは死亡の原因となる可能性があることを示します。

____________________

ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。

Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。

本書で使用されている商標について：Dell、DELL ロゴ、および PowerEdge は Dell Inc. の商標です。

本書では、必要に応じて上記以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、これらの商標や会社名は、

一切 Dell Inc. に所属するものではありません。

2004 年 7 月 P/N F6589 Rev. A00

SCSI バックプレーンドータカードの取り付け 5-3

本書では、

Dell™ PowerEdge™ 2800

または

2850

システムにバックプレーンドータカードを

取り付けて、スプリット

SCSI

バックプレーンを構成する方法を説明します。スプリットバック

プレーン構成では、ハードドライブが

2

つのドライブグループに分けて配列されます。

警告：システムのカバーを取り外して、システム内部に手を触れる作業は、トレーニングを

受けたサービス技術者の方だけが行ってください。安全上の注意、コンピュータ内部の作業、

および静電気障害への対処の詳細については、『製品情報ガイド』を参照してください。

メモ：コンポーネントの取り外しや交換の詳しい手順については、『インストール & トラブ

ルシューティングガイド』を参照してください。

PowerEdge 2800 システムへの SCSI バックプレーンドー

タカードの取り付け

1

ベゼルを取り付けている場合は、ベゼルを取り外します。

2

SCSI

バックプレーンドータカードキットのパッケージを開けます。

3

システムの電源を切り、システムに接続されているすべての周辺機器の電源を切って、

システムを電源コンセントから取り外します。

4

システムカバーを開きます。

5

ドライブトレイをメンテナンス位置までスライドさせます。

a

#2

プラスドライバで、ドライブトレイリリースハンドルをシャーシに固定してい

る拘束ネジを緩めます。

b

ドライブトレイリリースレバーをシステム正面方向へ回転させます。

c

正面パネルの両側を持って、ドライブトレイがメンテナンス位置にくるまで前方へ

スライドさせます。

6

ドータカードの端を持って、カードコネクタを

SCSI

バックプレーンボードの方に向け

ます。

7

カードコネクタを

SCSI

バックプレーンボードのドータカードコネクタに挿入します。

ドータカードの突起が

SCSI

バックプレーンボードにしっかりと装着されていることを

確認します。図

5-1

を参照してください。

5-4 SCSI バックプレーンドータカードの取り付け

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図 5-1 SCSI ドータカードの取り付け

8

オプションの内蔵

ROMB

コントローラを

2 x 4

スプリットバックプレーン構成で使用

するには、

a

ライザカードのチャネル

A

を

SCSI

バックプレーンの

SCSIA

コネクタに接続しま

す。このチャネルは起動ドライブ（ドライブ

0

）と、ドライブ

1

、

2

、および

3

を制御し

ます。

b

ライザカードの

SCSI

チャネル

B

を

SCSI

バックプレーンの

SCSIB

コネクタに接続

します。このチャネルはドライブ

4

、

5

、

8

、および

9

を制御します。

オプションの内蔵

RAID

コントローラを

2 x 4

スプリットバックプレーン構成で使用す

るには、

a

コントローラカードの

SCSI

チャネル

A

（チャネル

0

）を

SCSI

バックプレーンの

SCSIA

コネクタに接続します。このチャネルは起動ドライブ（ドライブ

0

）と、ドライ

ブ

1

、

2

、および

3

を制御します。

b

コントローラカードの

SCSI

チャネル

B

（チャネル

1

）を

SCSI

バックプレーンの

SCSIB

コネクタに接続します。このチャネルはドライブ

4

、

5

、

8

、および

9

を制御します。

9

ドライブトレイをスライドさせて、稼働位置に戻します。

a

正面パネルの両側を持って、ドライブトレイが稼働位置にくるまで後方へスライド

させます。

b

ドライブトレイリリースレバーをシステム背面方向へ回転させます。

c

#2

プラスドライバで、ドライブトレイリリースハンドルをシャーシに固定してい

る拘束ネジを締め付けます。

10

システムカバーを閉じます。

11

システムおよびシステムに接続されている周辺機器を電源コンセントに接続し、電源を

入れます。

SCSI ドータカード

SCSI バックプレーンボード

突起（2）

SCSI バックプレーンドータカードの取り付け 5-5

12

セットアップユーティリティを起動し、

RAID

または

SCSI

コントローラカードが正しく

設定されているか確認します。詳細については、お使いのシステムの『ユーザーズガイ

ド』を参照してください。

13

ベゼルを使用する場合は、ベゼルを取り付けます。

PowerEdge 2850 システムへの SCSI バックプレーンドー

タカードの取り付け

1

SCSI

バックプレーンボードのドータカードキットを開梱します。

2

システムの電源を切り、システムに接続されているすべての周辺機器の電源を切って、

システムを電源コンセントから取り外します。

3

ベゼルを取り付けている場合は、ベゼルを取り外します。

4

システムカバーを開きます。

5

システム背面側のコントロールパネルケーブルのプラスチック製タブを持って、ケーブ

ルコネクタをバックプレーンコネクタから抜き取ります。図

5-2

を参照してください。

メモ：コントロールパネルケーブルのハーネスを持って引っ張ると、ハーネス破損の原

因となります。

SCSI

バックプレーンドータカードコネクタとカードガイドは、コントロールパネル

ケーブルの下のコンパートメントに実装されています。

5-6 SCSI バックプレーンドータカードの取り付け

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図 5-2 SCSI バックプレーンドータカードの取り付け

6

ドータカードは両側のカードガイドに挟まれた位置にきます。ドータカードは、次の手

順でカードガイドの間に取り付けて、バックプレーンのコネクタに接続します。

a

保持レバーが開の位置になっていることを確認します。

b

ドータカードの端を持って、カードコネクタが

SCSI

バックプレーンの方に、また保

持ペグが保持レバーの方に向くように配置します。図

5-2

を参照してください。

c

カードを下ろしてカードガイドに入れます。

d

保持レバーを閉じ、ドータカードを

SCSI

バックプレーンコネクタにスライドさせ、

カードを所定の位置にロックします。図

5-2

を参照してください。

7

ドライブベイ引き込みバーをシステム正面方向へ回転させます。図

5-3

を参照してくだ

さい。

SCSI ドータカード

SCSI バックプレーン

保持レバー

SCSI ドータカードガイド

カードの保持ペグ

コントロールパネルケーブル

SCSI ドータカードバッ

クプレーンコネクタ

バックプレーンのコント

ロールパネルコネクタ

SCSI バックプレーンドータカードの取り付け 5-7

図 5-3 ドライブベイ引き込みバー

8

コントロールパネルケーブルを元のようにバックプレーンコネクタに接続します。

図

5-2

を参照してください。

9

オプションの内蔵

ROMB

コントローラをスプリットバックプレーン構成で使用

するには、

a

ライザカードのチャネル

A

を

SCSI

バックプレーンの

SCSIA

コネクタに接続しま

す。このチャネルは起動ドライブ（ドライブ

0

）とドライブ

1

を制御します。

b

ライザカードの

SCSI

チャネル

B

を

SCSI

バックプレーンの

SCSIB

コネクタに接続

します。このチャネルはドライブ

2

～

5

を制御します。

ドライブベイ引き込みバー

5-8 SCSI バックプレーンドータカードの取り付け

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オプションの

RAID

コントローラをスプリットバックプレーン構成で使用するには、

a

コントローラカードの

SCSI

チャネル

A

（チャネル

0

）を

SCSI

バックプレーンの

SCSIA

コネクタに接続します。このチャネルは起動ドライブ（ドライブ

0

）とドライ

ブ

1

を制御します。

b

コントローラカードの

SCSI

チャネル

B

（チャネル

1

）を

SCSI

バックプレーンの

SCSIB

コネクタに接続します。このチャネルはドライブ

2

～

5

を制御します。

メモ：ケーブルが SCSIB バックプレーンコネクタに接続されている場合、SCSI バック

プレーンドータカードを取り付けて、2/4 スプリットバックプレーン構成を有効にする

必要があります。このようにしないと、エラーメッセージが表示されます。

10

ドライブベイ引き込みバーをシステム背面方向へ回転させます。

11

システムカバーを閉じます。

12

セットアップユーティリティを起動し、

RAID

または

SCSI

コントローラカードが正しく

設定されているか確認します。詳細については、お使いのシステムの『ユーザーズガイ

ド』を参照してください。

13

ベゼルを使用する場合は、ベゼルを取り付けます。

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