製品概要 | 7
RCSス イ ッ チ で は 、 FIPS 140-2 実 装 ガ イ ダ ン ス の セ ク シ ョ ン G.5ガ イ
ド ラ イ ン に 従 っ て Linux PPCプ ラ ッ ト フ ォ ーム で 稼 動 す る 組 み 込 み 式
の FIPS 140-2認 定 暗 号 モ ジ ュ ール( 証 明 書 番 号 1051) を 使 用 し ま す 。
こ の FIPSモ ード は、 OBWI、 ロ ーカ ル ・ポ ート 、 DSViewプ ラ グ イ ン を
介 し て 有 効 / 無 効 に す る こ と が で き ま す 。 FIPSモ ード を 有 効 / 無 効
す る に は 、 再 起 動 が 必 要 で す 。 こ の バ ージ ョ ン に フ ァ ーム ウ ェ ア を
ア ッ プ グ レ ード す る ま た は デ フ ォ ル ト 状 態 に 設定を 戻す と ( 「 Setup
Port」 メ ニ ュ ー) 、 FIPSモ ード は 無 効 に な り ま す 。
FIPSモ ード で は 、 暗 号 化 に よ る 暗号は AESま た は 3DESに 限定さ れ ま
す 。 FIPSが有効な と き 、 キ ーボ ード 、 マ ウ ス ま た は ビ デ オ の 暗 号 化
が 128ビ ッ ト の SSLま た は DESに 設定さ れ て い る 場 合 は 、 暗 号 化 レ ベ
ル は 自 動 的 に AESに 変更さ れ ま す 。 FIPSが有効に な っ て い る と 、
こ れ ら の フ ァ イ ル は 、 FIPS互換ア ル ゴ リ ズ ム で あ る AESを 使用し て
保 存 ( ま た は復 元 ) で き ま す 。 FIPSが無効な と き は 、 ア プ ラ イ ア ン
ス か ら 保 存 す る ま た は ア プ ラ イ ア ン ス へ 復 元 す る フ ァ イ ル は 、 DES
を 使 用 し て 外 部 フ ァ イ ル と し て 暗 号 ( 復 号 ) さ れ ま す 。
こ れ は 、 ユ ーザ ーが OBWIの 保 存 ( 読み込 み ) ダ イ ア ロ グ で パ ス ワ ー
ド ・パ ラ メ ータ ーを 入 力 し な い ( こ の 場 合 、 デ フ ォ ル ト のOEMパス
ワ ード は暗号 化 ま た は 復 号 化 に 使 用 さ れ ま す ) と き に も 該 当 し ま
す 。
FIPSモ ジ ュ ール を 有 効 に す る と 、 結 果 の 1つ と し て 、 以 前 に 保 存 し
た ユ ーザ ー・デ ータ ベ ース と ア プ ラ イ ア ン ス 構 成 フ ァ イ ル が 非 互 換 に
な り ま す 。 こ の 場 合 、 FIPSモ ード を 一 時 的 に 無 効 に し 、 ア プ ラ イ ア
ン ス を 再 起 動 し 、 以 前 に 保 存 し た デ ータ ーベ ース ま た は 構 成 を 復 元
し て 、 FIPSを 再度有効に し 、 再起し た 後 に 、 FIPSを 有 効 に し て い る
と き に フ ァ イ ル を 外 部 的 に も う 一 度 保 存 す る こ と が で き ま す 。 こ の
新 し く 保 存 さ れた 外 部 フ ァ イ ル は 、 ア プ ラ イ ア ン ス が FIPSモ ード 有
効 で 作 動 し て い る 限り 、 ア プ ラ イ ア ン ス と 互換性を 保ち ま す 。
こ れ は の 逆 の 場 合 に も 当 て は ま り ま す 。 す な わ ち 、 FIPSモ ード を 有
効 に し た 状 態 で 保 存 し た デ ータ ベ ース と 構成フ ァ イ ル は 、 FIPSモ
ジ ュ ール を 有 効 に し て い な い ア プ ラ イ ア ン ス へ の 復 元 、 ま た は FIPS