Dell FC San クイックスタートガイド

タイプ
クイックスタートガイド
53-1001963-01
2010 10 1
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Dell 8/4Gbps FC SAN
モジュール
はじめに
64 Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール基本操作ガイド
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メモ、注意、警告
メモ
コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意
手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性があることを示しています。
危険
物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
©2010すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:
Dell
DELL
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および
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に帰属するものではありません。
認可モデルコード:M5424-n
Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール基本操作ガイド 65
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目次
概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65
FC SAN Module の開封および取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . 65
配線ガイドライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
FC SAN モジュールの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
付録 A . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
概要
本ガイドはインストール経験のあるユーザーが、Dell 8/4Gbps FC SAN モジュールを短時間で開封、取り付け、および設
定できるようにするためのものです。取り付けおよび設定に関する詳細については、Dell 8/4Gbps FC SAN Module
Hardware User's Manual および Dell 8/4Gbps FC SAN Module Administrator's Guide を参照してください。
FC SAN Module の開封および取り付け
FC SAN モジュールがブレードサーバーエンクロージャに取り付けられている場合、本項は省略してください。本項は、
新モジュールの空ベイへの取り付け時、または既存の FC SAN Module の交換時に適用されます。
メモ
FC SAN モジュールは、Dell M1000e ブレードサーバーエンクロージャの I/O ベイ B1/B2 および C1/C2 専用として設計さ
れています。ブレードサーバーエンクロージャ『ハードウェアオーナーズマニュアル』に記載された、取り付け要件に従
うようにしてください。
次の手順を実行して、梱包箱から FC SAN モジュールを取り出します。
1. 梱包箱を開いて、内容に不足や損傷がないか確認します。
損傷した FC SAN Module をブレードサーバー エンクロージャに挿入しないでください。FC SAN Module が損傷してい
る場合、先に進む前に営業担当者にお問い合わせください。
2. FC SAN Module の上部から、ボール紙製のアクセサリトレイを取り外します。
このトレイ内には、マニュアル、認可機関の情報、製品情報ガイド、マニュアル CD が入っています。
3. ボックスから FC SAN Module を取り出します。
FC SAN Module を取り出すと、保護材も一緒に取り出されます。
4. FC SAN Module から保護材を取り外します。
5. 静電気障害に対する予防措置を確実にしてください。その後、警告シールを破ります。
6. 静電気防止スリーブから FC SAN Module を引き出して、目に見える欠陥や輸送中の損傷がないか慎重に確認します。
メモ
モジュールをエンクロージャに取り付ける前に、FC SAN モジュール背面のミッドプレーンコネクタから保護カバー
を取り外すようにしてください。
7. F C S A N モジュールのブレードサーバーエンクロージャへの取り付け詳細手順については、ブレードサーバーエンク
ロージャの『ハードウェアオーナーズマニュアル』で、FC SAN モジュールの取り付けの項を参照してください。
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配線ガイドライン
FC SAN モジュールの IP アドレスを変更した後、FC SAN モジュールをオンラインにする前に、すべての外部ポートをファ
ブリック接続 に配線することをお勧めします。IP アドレスの変更手順については、66 ページのFC SAN モジュールの設
定」 を参照してください。
ポート 17181920212223、および 0 の順に配線を開始します。ポート 17 および 18 は工場出荷時にデフォ
ルトでライセンスされています。これらのポートを最初に配線することで、先に配線した別のポートへのライセンスの移
動が不要になります。
FC SAN モジュールの設定
本項の手順を使用して、FC SAN モジュールをネットワークおよびファブリック上で動作するよう設定します。また、追
加ポートをアクティブにする手順および、CLI 経由での FC SAN モジュールへの接続方法も説明します。
本書には、FC SAN モジュールのコマンドラインインタフェース(CLI)を使用する手順を掲載しています。詳細について
は、Dell 8/4Gbps FC SAN Module Administrator's Guide を参照してください。ブレードサーバーシャーシ管理アプリケー
ションで同じ動作を実行できる場合は、代わりにそのアプリケーションを使用します。
必要なアイテム
ネットワークおよびファブリックで使用するための FC SAN Module の設定および接続には、次のアイテムが必要です。
ブレードサーバー エンクロージャに取り付けられた FC SAN Module。取り付け手順については、ブレードサーバー
エンクロージャの『ハードウェアオーナーズマニュアル』にある FC SAN モジュールの取り付け手順を参照してくだ
さい。
必要に応じて、ターミナルエミュレータ(ハイーターミナル)またはーボード、デオ、およびマウス
KVM)デバイスをえた管理ワークステーション(コンピュータ)。これは、FC SAN モジュールの IP アドレスをブ
レードサーバーエンクロージャの GUI または CLI 管理プロラム経由で変更しない場合にの必要です。
DHCP を使用する場合をき、使用の IP アドレスおよび当するサブネットマスクならびにートウェイアドレス。
必要に応じて、FC SAN モジュールのシリアルコンールポストに接続するためのシリアルケーブル。これは、
FC SAN モジュールの IP アドレスをブレードサーバーエンクロージャの GUI または CLI 管理プロラム経由で変更し
ない場合にの必要です。
必要に応じて、SFP トランシーバおよびのあるファイバーケーブル。
メモ
本モジュールの外付けポートには、Dell 認定の SFP を使用してください。
FC SAN Module の設定バックアップ用の FTP サーバーへのアクセス。
次のマニュアル。
ブレードサーバーエンクロージャの『ハードウェアオーナーズマニュアル』
ブレードサーバーエンクロージャの『設定ガイド』
Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール管理者ガイド
Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール基本操作ガイド 67
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FC SAN モジュールの IP アドレスの変更
デフォルトで、FC SAN Module IP アドレスは、デフォルトのイーサネットサブネットマスク 255.255.255.0 で、
10.77.77.77 に設定されています。
IP アドレスのリセットは 3 りの方法で行うことができます。次のいれかの方法で IP がセットされている場合、
IP FC SAN Module に保存されています。
FC SAN モジュールのコマンドラインインターフェース(CLI
ブレードサーバーエンクロージャ CMC CLI
ブレードサーバーエンクロージャの CMC ラフィカルユーザーインタフェース(GUI
注目
イーサネットネットワークの要件にしたがってしく IP アドレスを設定するまで、FC SAN Module を内部ネットワークに
接続しないでください。
メモ
FC SAN Module 中管理を可にするため、ブレードサーバーエンクロージャの CMC GUI アプリケーションを使用して
IP アドレスを設定することをお勧めします。
FC SAN モジュール CLI を使用した IP アドレスの設定
次のタスクを実行し、FC SAN モジュールの CLI を使用して、モジュールの IP アドレスを設定します。
手順 1FC SAN モジュールとのターミナルセッションの確立
次の手順で、FC SAN Module FC SAN モジュールの管理に使用されるブレードサーバーエンクロージャの管理ワークス
テーションの間で、ターミナルのエミュレーションセッションを確します。セッションが確できたら、モジュールに
インし、このモジュールの CLI コマンドを使ってモジュールを管理することができます。
1. FC SAN モジュールのシリアルコンールポートと、FC SAN モジュールとターミナルエミュレーションセッションを
できるブレードサーバーエンクロージャ管理ワークステーションの間に、 のシリアルケーブルを接続します。手
順については、ブレードサーバーエンクロージャの『設定ガイド』を参照してください。
2. ワークステーションで実行中のシリアル通信用のプロラムをすべて無効にします。
3. ターミナルのエミュレータアプリケーション(PC 上のハイーターミナル、LINUX/UNIX 環境 TERM )を使用し
て管理ワークステーションから FC SAN Module へターミナルセッションを確します。この接続は、CLI コマンドを
使用したモジュールの IP アドレスのリセット時、およびその設定タスクの実行時に使用します。
Windows 95982000XPNT の場合
a. スタートをクリックして、すべてのプログラム -> アクセサリ -> 通信選択します。
b. ハイパーターミナル選択し、接続を入します。
c. ハイーターミナルウィンドウで、接続ドロップウンニューをクリックして用可 COM ポートを選択
します。
d. OK をクリックします。
e. COM ポートのプロパティウィンドウで、次の設定選択します。
ビット / 秒:9600
データビット:8
パリティ:なし
ストップビット:1
フロー制御:なし
68 Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール基本操作ガイド
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LINUX または UNIX の場合
a. コマンドプロンプトに次を入します。
tip /dev/ttyb -9600
b. ターミナルアプリケーションが情報の表示止したら、Enter してロインプロンプトを表示します。
c. 次の ID 情報を使用して、デフォルトの管理者アカウントにロインします。
Login: admin
Password: password
d. ッセージが表示されたら、管理者スワードを変更するか、Ctrl-C してこの手順を省略します。
手順 2IP アドレスの変更
1. FC SAN Module POST 完了していることを確認します。POST 完了していない場合、ポートステータスと
FC SAN Module の電およびステータス LED は、標準正常状態ります。
2. CLI ipAddrSet コマンドを入します。
面に表示される指示にしたがって、次にすような確な情報を入します。
switch:admin> ipaddrset
Ethernet IP Address [10.77.77.77]:10.32.53.47
Ethernet Subnetmask [255.255.255.0]:255.255.240.0
Fibre Channel IP Addresss [none]:
Fibre Channel Subnetmask [none]:
Gateway IP Address [0.0.0.0]:10.32.48.1
DHCP [Off]:
IP address is being changed...Done.
3. プロンプトが表示されたら ipAddrShow と入して、アドレスがしく設定されているかを確認します。
CMC CLI を使用した IP アドレスの設定
次の手順を使って接続し、CMC CLI 経由で FC SAN モジュール IP アドレスを変更します。
1. CMC CLI への Telnet セッションを確します。
2. コマンドプロンプトが表示されたら、connect switch-x と入します。ここで x FC SAN Module が取り付けられてい
るベイをします。 switch-x は次のようになります。
ベイ B1 に取り付けられている FC SAN モジュールは Switch-3
ベイ B2 に取り付けられている FC SAN モジュールは Switch-4
ベイ C1 に取り付けられている FC SAN モジュールは Switch-5
ベイ C2 に取り付けられている FC SAN モジュールは Switch-6
3. イン面が表示されたら、デフォルトのユーザー admin スワードを password として入します。
4. CLI コマンドを使用して、選択した FC SAN モジュールの IP アドレスを変更します。ブレードサーバーエンク
ロージャの CLI マニュアルを参照してください。
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CMC GUI を使用した IP アドレスの設定
IP アドレスを変更するには、次の手順を実行します。
1. CMC アプリケーションのセットアップタブを開きます。
2. IP アドレスサブネットマスクゲートウェイフィールドに新しい情報を入して、適用をクリックします。
3. DHCP 有効にするには、HCP 有効選択して適用をクリックします。
1 CMC セットアップタブ
メモ
詳細については、アプリケーションを参照してください。
FC SAN モジュールのイーサネットネットワークへの接続
FC SAN Module しい IP アドレスを設定できたら、Chassis Management ControllerCMC)経由で、設定追加のための
リモート管理ワークステーションへのイーサネット接続を確することができます。管理ワークステーションは、CMC
と同じイーサネットサブネットに設定するようにしてください。
メモ
設定が完了するまで、の接続から FC SAN Module に変更が行われないようにしてください。
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FC SAN モジュールのファブリックへの接続
メモ
次の手順を開始する前に、66 ページの「配線ガイドライン」 を参照してください。
次の手順を実行して FC SAN Module をファブリックに接続します。
1. SFP トランシーバを取り付ける必要がある場合、適、外付けファイバャンネルポートに取り付けます。
a. 使用するポートからストカバーを取り外します。
b. 必要に応じて、SFP のエンドャップを取り外します。
c. トランシーバをしいきに持ち、ラッチメカニズムにカッとはまるまでポートにしっかりと挿入します。
トランシーバの種類別の詳細手順については、トランシーバ製造元のマニュアルを参照してください。
d. 必要に応じて、りのポートで abc 手順をします。
メモ
本モジュールの外付けポートには、Dell 認定の SFP を使用してください。
2. ケーブルをトランシーバに接続します。
トランシーバは、取り付け方の間いを防止する形状をしています。トランシーバの取り付けがしい場合は、
しい方になっているか、およびエンドャップを取り外しているかを確認します。
注目
ケーブルは、張負状態直径 5.08 cm 未満無負状態 直径 3.048 cm 未満曲げないでください。
ケーブルをめ付けすてしまうことがよくあるため、ケーブルには結束バンドは推奨しませ
a. 形状(コネクタ一方隆起部)とトランシーバのスロット形状うようにしてケーブルのコネクタの
きを合わせます。
b. ラッチメカニズムにカッとはまるまで、ケーブルをトランシーバに挿入します。ケーブル種類別の詳細手順に
ついては、ケーブル製造元のマニュアルを参照してください。
c. 必要に応じて、りのトランシーバで同じ手順をします。
3. LED ェックして、すべてのコンポーネントが機していることを確認します。
LED 表示ターンについては、Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール ハードウェアリファレンスマニュアル』 の、
FC SAN モジュールの作」 を参照してください。
4. ワークステーションで switchShow コマンドを入して、FC SAN Module 正常に動作していることを確認します。
このコマンド入で、FC SAN Module およびポートステータスに関する情報が提供されます。
5. ワークステーションから CLI コマンド、fa
bricShow を入し、ファブリック内で FC SAN Module 正常に動作してい
ることを確認します。
6. configUpload コマンドを入し、表示されるプロンプトにしたがって FTP サーバーへ FC SAN Module の設定のバック
アップを行ないます。
このコマンドで FC SAN Module の設定がサーバーにアップロードされ、必要に応じて FC SAN Module の交換時に
ウンロードして用することができます。FC SAN Module の交換時に完全な設定情報をウンロードして用できる
よう、設定を定期的にバックアップされることをお勧めします。
設定のバックアップの詳細情報については、Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール管理者ガイド』 を参照してください。
Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール基本操作ガイド 71
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追加ポートの有効化
ポートアップレードライセンスで、最初の 12 ポートから最 24 ポートまで有効にできます。Telnet 通信を使用して、
ポートアップレードを追加します。ブレードサーバー のエンクロージャの CMC フトウェアは使用しないでください。
追加ポートのロック解除は、アップレードライセンスーが提供されている場合、FC SAN モジュールファームウェア
で行うことができます。ポートアップレードライセンスは、デルより提供されます。
ライセンスーをインストールしたら、ポートを有効にする必要があります。ポートの有効化 FC SAN Module の動作
止させることなく行うことができ、FC SAN Module 無効にし、再度有効にすることですべてのポートを有効にする
こともできます。
ポートアップレードライセンスを削除している場合、そのライセンスで有効にしたポートは無効になります。
ポートアップグレードライセンスでのポートの有効化
FC SAN モジュールを既存の SAN に接続した状態で、または既存の SAN に接続する前に、ポートアップレードライセン
スでポートを有効にすることができます。
既存のストレージネットワークにすでに接続されている
FC SAN Module の場合は次の手順を実行してください。
1. CLI を使用して、ポートアップレードライセンスを追加します。
2. CLI を使用して、新たにライセンスされたポートを有効にします。
メモ
この手順によって FC SAN Module に接続している既存のサーバーやストレージの動作が中されることはありませ
新しい FC SAN Module の取り付け
については、既存の SAN に接続する前に次の手順を実行します。
注目
FC SAN Module が既存の SAN 内で動作している場合は、トラフィックが中されるため、この手順を使用しないでくだ
さい。
1. FC SAN Module 無効にします。
2. CLI を使用して、ポートアップレードライセンスを追加します。
3. CLI を使って、FC SAN Module 有効にします。FC SAN Module 有効になっていれ、新たに追加されたポートも
になります。
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Dell FC San クイックスタートガイド

タイプ
クイックスタートガイド