LP-C2100

Shimano LP-C2100, LP-C2101, LP-C2111, LP-X101, LP-X102 Dealer's Manual

  • こんにちは!シマノのフロントライトのディーラーマニュアルについてご質問にお答えします。このマニュアルには、LP-C2100、LP-C2101、LP-C2111、LP-X101、LP-X102 などのモデルの取り付け方法、使用方法、安全上の注意事項などが記載されています。お気軽にご質問ください!
  • ハブダイナモの接続端子に触れても大丈夫ですか?
    ライトの点灯にちらつきが発生するのはなぜですか?
    LEDライトの電球交換はできますか?
    センサー付LEDライトの点灯タイミングが早すぎる場合はどうすれば良いですか?
    センサー付LEDライトは低速で点灯しないのはなぜですか?
(Japanese)
DM-LP0002-02
ディーラーマニュアル
フロントライト
LP-C2100
LP-C2101
LP-C2111
LP-X101
(6V-0.9W
仕様
)
LP-X102
(6V-0.9W
仕様
)
2
重要なお知らせ
ディーラーマニュアルは自転車安全整備士、自転車技士など専門知識を有する方を対象としています。
専門知識のないユーザーがディーラーマニュアルを参照して、部品を取付けないでください。
記載されている内容に不明な点がある場合は絶対にご自身で作業しないでください。購入された販売店、または代理
店へご相談ください。
各製品に付属している取扱説明書も併せてよくお読みください。
ディーラーマニュアルに書かれていない製品の分解、改造はおこなわないでください。
全ての取扱説明書、ディーラーマニュアルはウェブサイトhttp://si.shimano.comでご覧いただけます。
地域のルールや法律に従って製品をご使用ください。
安全のため、必ずこのディーラーマニュアルをよくお読みの上、正しくご使用ください。
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。
誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明しています。
危 険
「死亡や重傷を負う恐れが大きい内容」です。
警 告
「死亡や重傷を負う恐れがある内容」です。
注 意
「傷害を負うことや、財産の損害が発生する恐れがある内容」です。
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安全のために
警 告
製品を取付ける際は、必ず取扱説明書等に示している指示を守ってください。
その際、シマノ純正部品の使用をお勧めします。ボルトやナット等が緩んだり、破損しますと突然に転倒して重傷を
負う場合があります。
また、調整が正しくない場合、不具合が発生し、突然に転倒して重傷を負う場合があります。
部品の交換など、メンテナンス作業中は、安全メガネまたはゴーグルを着用し、眼を保護してください。
ディーラーマニュアルはよくお読みになった後、大切に保管してください。
注 意
ハブダイナモは、発電量が高くなります。走行中、あるいは車輪を回転させた状態で、絶対にハブダイナモの接続端
子に触らないでください。感電する恐れがあります。
以下に記載する事項は必ずお客様にも指導してください
夜間走行時にはフロントライトの点灯の確認をしてください。
使用上の注意
以下に記載する事項は必ずお客様にも指導してください
ライトに対応したハブダイナモを接続し、使用してください。
ハブダイナモの接続端子が、確実に結線されていることを確認したうえでご使用ください。
速度が約4~10km/hでは、点灯にちらつきが発生する可能性があります。
フロントライトは走行中常時点灯します。
LEDを使用したフロントライトは、電球の交換ができませんので本体の取替えが必要です。
本製品は6V、0.9W表記のハブダイナモのみ対応しています。0.9Wのシマノ製ハブダイナモをお使いください。
フロントライトは対向者にまぶしくならないように配慮してください。
センサー付LEDライトは照度センサー受光部で周囲の光の強弱を検出し、自動的にライトを点灯します。•
点灯のタイミングが早くなってしまった場合、照度センサー受光部の汚れを取り除いてください。
センサー付LEDライトは、照度センサーが動作する速度が約4km/h以上となっていますので、走行開始の低速時に
は点灯しません。
自転車への組付け、整備に関する事項
ハブダイナモの取扱説明書もあわせてお読みください。
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の経年劣化は保証いたしません。
手順の説明を主体としていますので、製品イメージが異なる場合があります。
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取付け
ライトはシステムで使うことによって、JIS規格に適合するよう設計されています。
DH-C2100なのJ2-A端で6V-0.9W
に対応しています。
J2-A端子
コネクター
使用工具一覧
使用箇所 工具
フロントライト
10mmスパナ,
プラスドライバー#2
フロントライトの取付け
ライトステータイプ
LEDライトを前フォークのダイナモマウントステーへ、下図のように取付けます。
10mmスパナ
締付けトルク:
5 - 6 N·m {50 - 60 kgf·cm}
スプリングワッシャー付
取付ボルト
LEDライト本体
取付ナット
ダイナモマウントステー
10mmスパナ
締付けトルク:
5 - 6 N·m {50 - 60 kgf·cm}
スプリングワッシャー付
取付ボルト
取付けの際にはLEDライト本体取付け部の線が
水平垂直になるように取付けてください。
*•LP-X101/LP-X102は適応外
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カゴ下マウントタイプ
LEDライトを下図の順に取付けます。
その際、バスケットステーと前カゴの間でライトがガタつかないように取付けてください。
ねじ締付けトルク:
3 - 4 N·m {30 - 40 kgf·cm}
プラスドライバー#2
前カゴ固定ボルト(M5)
取付金具
LEDライト本体
前カゴ
バスケットステー
10mmスパナ
10mmスパナ
取付け後はLEDライト本体取付け部の線が水平に
なるように調整してください。
締付けトルク:
6 - 7 N·m {60 - 70 kgf·cm}
角度調整用ボルト
注意:
コードとタイヤが近づく場合があります。
取付け時には、タイヤと十分な距離を確保してご使用ください。
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ハブダイナモへの接続
バスケットステーのある場合
LEDライトのコードをバスケットステーに巻きつけた後、コネクターをハブダイナモの接続端子に接続します。
コード
バスケットステー
ケーブル固定
クリップ
クリップ
J2-A端子
接続
コネクター
接続端子
バスケットステーのない場合
LEDライトのコードを前フォークに巻きつけた後、コネクターをハブダイナモの接続端子に接続します。
コード
前フォーク
コード
前フォーク
J2-A端子
接続
コネクター
接続端子
コードがたるむ場合には結束バンドなどで固定をしてください。
7
コードとコネクターの接続方法
注意•
ターの交換やの長さを変更たい場合、以下の
おこなってく
マイナスドライバーなどで
コネクターを図のように開
きます。
コードにマーキングがある
方をコネクターのグランド
側へ挿し込んでください。
約16mm
約16mm
グランド側
コードの導線をねじって通
してから曲げて溝に差込み
ます。
差込む
折り曲げる
コードの導線が接触しない
ようにしてください。
カチッと音がするまでコネ
クターを閉めます。
ハブダイナモの接続ターミナル
マーキング
コネクター
接続ターミナル
注意•
コードの導線は、ばらけないように接続前にねじっておきます。
導線仕様
導線
サイズ•(AWG)•22
外径:•約0.8mm
製品改良のため、仕様の一部を予告なく変更することがあります。
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