Brocade 6520

Dell Brocade 6520 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Brocade 6520スイッチのクイックスタートガイドについてご質問にお答えします。このガイドでは、EZSwitchSetupを使用したスイッチのインストールと設定方法について詳しく説明しています。電源投入からデバイス接続までの手順、IPアドレスの設定、パスワードの設定など、設定に必要な情報が網羅されていますので、お気軽にご質問ください。
  • EZSwitchSetupとは何ですか?
    スイッチのIPアドレスはどこで確認できますか?
    シリアル接続とイーサネット接続、どちらを使用するのが良いですか?
    設定中にActive XまたはJava Runtime Environmentのインストールを求められた場合はどうすればよいですか?
Brocade 6520 クイックスタートガイド
本ガイドの手順に従って、EZSwitchSetup を使用した Brocade 6520 スイッチのシングルスイッチ構成でのインストールおよび
セットアップを行ってください。他の方法によるセットアップについては、『
Brocade 6520 Hardware Reference Manual
Brocade 6520 ハードウェアリファレンスマニュアル)および『Fabric OS Administrator’s Guide』(Fabric OS 管理者ガイド)を
参照してください。
次にリストされるアイテムがそろっていることを確認してください。所定の空欄にネットワークの
IP 値を記入してください。
準備
スイッチの固定 IP アドレス(IPv4 または IPv6DHCP サーバーなし): _________________________________________________
サブネットマスクの値: _____________________________________________________________________________________
デフォルトゲートウェイの値:_________________________________________________________________________________
Brocade スイッチのワールドワイド名(WWN):スイッチの引き出し式 ID ラベルに記載: ____________________________________
イーサネット接続(ハブまたはスイッチ) イーサネットケーブルおよびファイバチャネルケーブル
EZSwitchSetup CD セットアップ用コンピュータ
HBA インストール済みのホストコンピュータ ディスクアレイ
標準ネジまわし
光学 SFP+ トランシーバ
ポップアップウィンドウを許可するように設定したブラウザ
1
スイッチへの電源投入とケーブルの接続
3
EZSwitchSetup のインストールと起動
2
1. セットアップ用コンピュータの CD-ROM ドライブに EZSwitchSetup CD を挿入します。約 1 分ほどでインストーラが自動的に
起動します。
2. EZSwitchSetup が表示するインストール指示に従ってください。インストールには、OK をクリックした後、数分かかります。
3. EZSwitchSetup が起動するのを待ちます。通常は CD の挿入後に自動的に起動されます。
Windows および Linux 向け手順については、『EZSwitchSetup Administrator’s Guide』(EZSwitchSetup 管理者ガイド)を
参照してください。
4. 画面上に EZSwitchSetup Introduction(導入)画面が表示されたら、お使いのセットアップ設定に適合するオプションを選択します。
Ethernet connection(イーサネット接続)。このオプションは、EZSwitchSetup Manager の実行にイーサネット LAN 接続を
使用します。
Direct connection to the switch with a serial cable(シリアルケーブルを用いたスイッチへの直接接続)。
ほとんどのユーザーには、イーサネット接続を利用がより便利です。
5. Next(次へ)をクリックします。Connect Cables(ケーブルの接続)画面が表示されます。
4. Next(次へ)をクリックします。
イーサネット接続を選択する場合には、Discover Swtich(スイッチの検出)画面が表示されます。スイッチの検出 画面の
指示に従って、スイッチの
WWN を入力してください。スイッチの検出が完了すると、Set Switch IP Addres(スイッチの
IP アドレスの設定)画面が表示されます。
シリアルポート接続を選択する場合には、Set Switch IP Address(スイッチの IP アドレスの設定)画面がすぐに
表示されます。
Connect Cables(ケーブルの接続)画面には、行う必要のある接続内容が表示されます。
1. 電源コードを、スイッチおよび電源に接続します(1)
電源およびステータス LED が最初橙色に点灯し、次に緑色に
変わります。これには 13 分かかります。
2. イーサネットケーブルを使って、スイッチとセットアップ用
コンピュータを同じ
LAN に接続し (35)、イーサネット用ハブ
またはスイッチも接続します
(2)。このイーサネット用ハブまたは
スイッチが電源に接続されていることを確認します
(6)
3. シリアル接続を使ってセットアップを行う場合は、
セットアップ用コンピュータの
COM ポート (7) をスイッチの
シリアルポートに接続します。この接続には、スイッチに同梱の
シリアルケーブルを使用してください
(4)シリアル接続の設定は
次のとおりです。
転送速度(bps):9600
データビット:8
パリティ:なし
ストップビット:1
フロー制御:なし
1
2
7
5
6
4
3
スイッチの IP アドレスの設定
4
1. スイッチの Set Switch IP AddressIP アドレスの設定)画面で必要な情報を入力します。
2. Active X または特定のバージョンの Java ランタイム環境をインストールするプロンプトが表示された場合は、
それに従ってインストールしてください。必要に応じて、セットアップ用コンピュータを再起動します。
3. Next(次へ)をクリックします。
Confirm IP AddressIP アドレスの確認)画面が表示されます。
4. Next(次へ)をクリックして、アドレスを確認します。
Continue Configuration(設定の継続)画面が表示されます。
5. Continue with EZManagerEZManager を続行)をクリックします。
1. 画面に表示されているポートと一致するように、SFP+ トランシーバをスイッチのファイバチャネルポートに取り付けます。
2. お使いのホストおよびストレージデバイスへの物理的な接続を行います。Configure Ports and Connect Devicesポートの設定
およびデバイスの接続)画面に表示された物理接続に一致するように、物理接続を行います。
3. Finish(完了)画面に「Congratulations - you’ve successfully completed the setup!」(おめでとうございます、セットアップが
正しく完了しました)というメッセージが表示されます。セットアップにシリアル接続を使用した場合は、シリアルケーブルを
取り外すことができます。
カスタムゾーニングなどの追加の設定オプションは、EZManager からご利用いただけます。カスタムゾーニング、および
その他スイッチ設定と管理オプションについての詳細は、『
EZSwitchSetup Administrator’s Guide』(EZSwitch セットアップ
管理者ガイド)を参照してください。
スイッチパスワードの設定
5
1. EZManager Welcome to Switch Configuration(スイッチ設定にようこそ)画面で Next (次へ)をクリックします。
Set Parameters(パラメータの設定)画面が表示されます。
2. Set Parameters(パラメータの設定)画面で、管理者アカウント用の新規パスワードを作成します。
3. スイッチの新しい名前を入力します(オプション)。
4. 居住地のタイムゾーンに合わせて日付と時刻を調整します(オプション)。
5. Next(次へ)をクリックします。
ゾーンの設定とデバイス選択の実行
6
1. Select Zoning(ゾーニングの選択)画面で Typical Zoning (標準ゾーニング)を選択し、Next (次へ)をクリックします。
標準ゾーニングは、デフォルトのゾーン設定です。
2. Device Selection(デバイスの選択)画面で、スイッチに接続するデバイスの数とタイプを入力します。
EZSwitchSetup はこれらの値を使用して、スイッチ上のポートを自動的に設定します。
デバイスの接続
7
ゾーン設定およびデバイス選択で入力された情報に基づいて、Connect Devices(デバイスの接続)画面に、スイッチと
デバイス接続の状況がグラフ表示されます。指定されたデバイスが実際に接続されるまでは、画面上の物理的接続は
すべて
missing(欠落)と表示されます。
a. 16 Gbps SFP+ トランシーバには長いプルタブがありますが、ラッチ式のワイヤ
留め具はありません。取り付ける
SFP+ トランシーバに付けられている保護プラグ
をすべて取り外し、各
SFP+ トランシーバを要件通りに配置して、挿入します
(上段のポートでは上下正しい向きにし、下段のポートでは上下逆向きにします)。
プルタブを使って
16 Gbps SFP+ トランシーバを挿入します。
16 Gbps SFP+ トランシーバを使用する場合、最初に SFP+ にケーブルを接続
してから、ひとまとめにポートに挿入することもできます。
8 または 10 Gbps SFP+ トランシーバを使用する場合は、ラッチ式のワイヤ
留め具を閉じます。
b. 他のポートについても同じ作業を繰り返してください。
a. ファイバチャネルケーブルの先端にプラスティックの保護キャップが付けられて
いる場合は、それらを取り外した後、ケーブルのコネクタを正しい向きに
配置します。
b. ケーブルコネクタが SFP+ トランシーバ内にしっかりと装着され、ラッチ機構が
カチッと働くまでケーブルを
SFP+ 内に挿入します。
c. スイッチにケーブル配線していくと、Configure Ports and Connect Devices
(ポートの設定およびデバイスの接続)画面にケーブル接続が missing(欠落)、
valid(有効)、および invalid(無効)と表示されます。接続が有効な接続として
表示されるまで最大
15 秒程度かかる場合があることに注意してください。
接続がすべて緑色であることを確認して、
Next(次へ)をクリックします。
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