Dell PowerEdge SC1420 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
www.dell.com | support.dell.com
Dell™ PowerEdge™
SC
1420
システム
アップデート情報
メモ、注意、警告
メモ: 操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回避するための方法を
説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
略語について
略語の説明は、『ユーザーズガイド』の「用語集」を参照してください。
____________________
ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。
© 2004 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書で使用されている商標について: DellDELL ロゴ、PowerEdge Dell Inc. の商標です。
Microsoft および Windows Microsoft Corporation の登録商標です。Red Hat Red Hat, Inc. の登録商標です。
本書では、必要に応じて上記記載以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、
これらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2004 10 P/N J4706 Rev. A05
目次 79
目次
Microsoft Windows Small Business Server 2003
のインストール
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
Red Hat Enterprise Linux ES(バージョン 3
のインストール
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
メモリの冷却ファンとカバー
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
メモリの冷却ファンとカバーの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . 82
システムエラーメッセージ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
セットアップユーティリティのオプション
. . . . . . . . . . . . . . . 84
Main 画面
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
システムパスワードの設定
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
システムを保護するためのシステムパスワードの使い方
. . . . . 92
Admin パスワード使用中の操作
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
4 台のハードドライブまたは 1 台のテープバックアップユニッ
トを搭載したシステム
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
SCSI ハードドライブの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
PCI Express を実装したシステムの「メモリホール」
. . . . . . . . . . 94
80 目次
1-1 メモリの冷却ファンとカバーの取り付け . . . . 82
1-2 セットアップユーティリティの Main 画面
. . . 84
1-3 SCSI ハードドライブの取り付け
. . . . . . . . 93
1-1 システムメッセージ . . . . . . . . . . . . . 83
1-2 セットアップ オプション
. . . . . . . . . . . 85
1-3 ドライブのオプション
. . . . . . . . . . . . 85
1-4 内蔵デバイスのオプション
. . . . . . . . . . 86
1-5 パフォーマンスのオプション
. . . . . . . . . 87
1-6 セキュリティのオプション
. . . . . . . . . . 88
1-7 電力管理のオプション
. . . . . . . . . . . . 89
1-8 メンテナンスのオプション
. . . . . . . . . . 89
1-9 POST 動作のオプション
. . . . . . . . . . . 90
アップデート情報 81
本書では、以下のトピックについて、お使いのシステムに関するアップデート情報を提供
します。
Microsoft
®
Windows
®
Small Business Server 2003
のインストール
Red Hat
®
Enterprise Linux ES
(バージョン
3
)のインストール
メモリの冷却ファンとカバー
システムエラーメッセージ
セットアップオプション
Execute Disable
の実行(セットアップユーティリティのオプション
/
キュリティ
オプション)
システムパスワードの設定
Admin
パスワード使用中の操作
4
台のハードドライブまたは
1
台のテープバックアップユニットを搭載したシステム
SCSI
ハードドライブの取り付け
PCI Express
を実装したシステムの「メモリホール」
Microsoft Windows Small Business Server 2003
のインストール
Microsoft Windows Small Business Server 2003
Dell
PowerEdge
SC
1420
にインス
トールすると、コンポーネントの登録中を示すメッセージが表示されている間に、約
13
を残した時点でインストール処理が停止したように見える場合があります。
Windows
はイ
ンストールのこの段階でセキュリティのアップデートとパッチをインストールします。こ
のインストールには予想残り時間よりも大幅に長い時間を要する場合があります。
これらの
アップデートがインストールされている間は何の操作も行わず、インストールの完了に必
要な時間が経過するまで待ってください。
弊社のテスト結果によると、インストールの遅延
時間は、ハードウェアの構成によって、短い場合で
5
分程度、長い場合は
45
分を超えるこ
とがわかっています。
Microsoft
はこの動作について、「サポート技術情報(
Knowledge
Base
」の記事
#839492
で説明しています。
Red Hat Enterprise Linux ES(バージョン 3
のインストール
システムに
Linux
をインストールする前に、セットアップユーティリティの
Drives
メニューにある
SATA Operation
オプションを
RAID Off
に設定します。
82 アップデート情報
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メモリの冷却ファンとカバー
注意: 4 GB を超えるメモリを取り付ける場合は、メモリの過熱を防ぐため、冷却ファンとカ
バーを取り付ける必要があります。冷却ファンとカバーを取り付けないと、ファンを取り付
けるかメモリを取り外すことを求めるエラーメッセージが表示されます。
メモリの冷却ファンとカバーの取り付け
警告: 安全上の注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について
は、『システム情報ガイド』を参照してください。
1
システムの電源を切り、システムに接続されている周辺機器の電源を切って、
電源コンセントから抜きます。
2
システムカバーを開きます。
3
メモリの冷却ファンとカバーのタブを、バックパネルの穴に合わせます。
1-1
を参照してください。
1-1 メモリの冷却ファンとカバーの取り付け
4
タブを穴に差し込み、冷却ファンとカバーがカチッと固定されるまで押し下げます。
5
冷却ファンとカバーの電源ケーブルをシステム基板に接続します。図
1-1
を参照して
ください。
6
システムカバーを閉じます。
7
電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。
冷却ファンとカバー
カバータブ (4)
電源ケーブル
アップデート情報 83
システムエラーメッセージ
1-1
は、
POST
に追加されたシステムエラーメッセージの一覧です。
1-1 システムメッセージ
メッセージ 原因 対応処置
Alert!Memory fan has
failed or is not
present.A memory fan is
required for the current
memory configuration.
Please see the
documentation that came
with your computer for
more information.
必要なメモリファンを取り付けず
に、4 GB を超えるメモリを取り付け
ました。
メモリの冷却ファンとカバーを取り
付けるか、または交換してください。
Alert!Operating in Debug
Mode.Please populate
memory in pairs for normal
operation.
256 MB より大きなメモリモジュー
1 つだけが DIMM_1 に取り付け
られています。
このエラーメッセージは、メモリモ
ジュールのトラブルシューティング
の際に表示されます。トラブルシュー
ティングが完了した後、同一ペアのメ
モリを装着してください。『インス
トール&トラブルシューティング』
「システムメモリのトラブルシュー
ティング」「メモリ取り付けガイド
ライン」を参照してください。
Alert!Unable to initialize
fan controller.
システム基板の不良です。 『インストール&トラブルシューティ
ング』「困ったときは」を参照してく
ださい。
Error!Memory configured
incorrectly.Please enter
Setup for Memory Info
details.
メモリモジュールが正しく取り付
けられていません。
『インストール&トラブルシューティ
ング』「メモリ取り付けガイドライ
ン」を参照してください。
84 アップデート情報
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セットアップユーティリティのオプション
Main 画面
1-2
Main
画面の例を示します。
1-2 セットアップユーティリティの Main 画面
アップデート情報 85
1-2
から表
1-9
には、セットアップユーティリティの
Main
画面に表示される各グループ
の情報フィールドのオプションとその説明を示します。
メモ: 必要に応じて、セットアップユーティリティのデフォルト設定をそれぞれのオプショ
ンの下に示します。
1-2 セットアップ オプション
オプション 説明
System Info
システム名、BIOS のバージョン番号、BIOS の日付サービスタグ、
エクスプレスサービスコードおよび管理タグを表示します。
CPU Info
システムに搭載されたプロセッサについて、次の情報を表示します。
種類クロック速度バス速度キャッシュサイズID 番号、ハイパー
スレッディングが可能かどうか、および 64 ビットテクノロジを搭
載しているかどうか。
Memory Info
搭載されたメモリの容量速度チャネルモードおよびメモリテク
ノロジの説明を表示します。このオプションでは、メモリのサイズ、
種類、構成、メモリモジュールが ECC 対応かどうか、シングルランク
かデュアルランクかを説明する表も表示されます。
Date/Time
システム内部の日付と時刻をリセットします。
Boot Sequence
(デフォルトは
Diskette drive)
システム起動時にシステムが起動デバイスを検索する順番を指定し
ます。利用可能なオプションは、ディスケットドライブ、CD ドライ
ブ、ハードドライブ、およびネットワークです。
1-3 ドライブのオプション
オプション 説明
Diskette Drive
(デフォルトは
Internal)
内蔵ディスケットドライブについて、有効無効の切り替えと、読み
出し許可を設定します。Off に設定すると、ディスケットドライブが
無効になります。USB に設定すると、内蔵ディスケットドライブが
無効になり、USB ドライブが有効になりますUSB コントローラが有
効で USB ドライブが接続されている場合)Internal に設定すると、
内蔵ディスケットドライブが有効になります。Read Only に設定す
ると、内蔵ドライブコントローラが有効になり、内蔵ディスケットド
ライブの読み出し専用操作が許可されます。
メモ:
ディスケットドライブはオプションなので、お使いのシステ
ムには取り付けられていない場合もあります。
86 アップデート情報
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Drive (0-5)
(デフォルトは On
ハードドライブ、CD ドライブ、DVD ドライブなどの PATA または
SATA デバイスを有効無効にします。Off に設定すると、インタ
フェースが無効になり、デバイスが使用できなくなります。On に設
定すると、インタフェースが有効になり、デバイスが使用できるよう
になります。
コントローラタイプPATA または SATAドライブのポート番号、
ドライブ ID 番号、容量、およびドライブが BIOS でコントロールさ
れているかどうかを表示します。
メモ:
Drive 0
Drive 1
SATA
ドライブ用、ドライブ
2
5
PATA
すなわち
IDE
ドライブ用に予約されています。
SATA Operation
(デフォルトは
RAID On
内蔵 SATA コントローラの動作モードを決めます。RAID On に設定
すると、RAID のサポートが有効になります。RAID Off に設定する
と、RAID のサポートが無効になります。
注意: SCSI RAID アドインコントローラカードを使う場合は、
内蔵 SATA コントローラの動作モードを RAID Off に設定します。
SMART Reporting
(デフォルトは Off
システムの起動時に内蔵ハードドライブのエラーを報告するかどう
か決めます。Off に設定すると、エラーが報告されません。On に設定
すると、エラーが報告されます。
1-4 内蔵デバイスのオプション
オプション 説明
統合 NIC
(デフォルトは On
内蔵 NIC コントローラを有効または無効にします。Off に設定する
と、コントローラが無効になります。On に設定すると、コントローラ
が有効になります。
メモ:
PXE
または
RPL
は、別のシステムでオペレーティングシステ
ムを起動させる場合にのみ必要です。このシステムのハードドライブ
からオペレーティングシステムを起動する場合は必要ありません。
USB
(デフォルトは On
内蔵 USB コントローラを有効または無効にします。Off に設定する
と、コントローラが無効になります。On に設定すると、コントローラ
が有効になります。No Boot に設定すると、コントローラは有効に
なりますが、USB デバイスからの起動はできません。
LPT Port Mode
(デフォルトは PS/2)
システム内蔵のパラレルポートの動作モードを決めます。Off に設
定すると、ポートが無効になります。AT に設定すると、ポートが
IBM AT 互換モードに設定されます。PS/2 に設定すると、ポートが
IBM PS/2 互換モードに設定されます。EPP に設定すると、ポートが
EPP 双方向プロトコルに設定されます。ECP に設定すると、ポートが
ECP 双方向プロトコルに設定されます。
LPT Port Mode ECP に設定すると、LPT Port DMA オプション
がオプションメニューに表示されます。
1-3 ドライブのオプション (続き)
オプション 説明
アップデート情報 87
LPT Port Address
(378がデフォルト)
内蔵パラレルポート用のアドレスを決めます。
Serial Port
(#1 または #2)
(デフォルトは Auto)
シリアルポート 1 のオプションは、COM1COM3Auto
および Off です。
シリアルポート 2 のオプションは、COM2COM4Auto
および Off です。
シリアルポート 1 または 2 Auto に設定すると、内蔵ポートは自
動的に次に利用できるポートにマップされます。シリアルポート 1
では、最初に COM1 を、次に COM3 の使用を試みます。シリアル
ポート 2 では、最初に COM2 を、次に COM4 の使用を試みます。
ちらのアドレスも特定のポートに対して使用中の場合、そのポート
は無効です。
シリアルポートを Auto に設定し、拡張カードを追加してポートを
同じ指定先に設定した場合、システムでは内蔵ポートが同じ IRQ
定を共有する次の利用可能なポートに指定されるように自動的に再
マップします。
PS/2 Mouse Port
(デフォルトは On
内蔵の PS/2 互換マウスコントローラを有効または無効にします。
Off に設定すると、コントローラが無効になります。On に設定する
と、コントローラが有効になります。
1-5 パフォーマンスのオプション
オプション 説明
Hyper-Threading
(デフォルトは On
物理プロセッサを 1 つまたは 2 つの論理プロセッサとして表示する
かどうかを決めます。アプリケーションによっては、論理プロセッサ
の数を増やしたほうが性能が向上するものがあります。On に設定す
ると、ハイパースレッディングが有効になります。Off に設定する
と、ハイパースレッディングが無効になります。
HDD Acoustic Mode
(デフォルトは
Performance)
SATA または PATA ドライブのパフォーマンスと騒音レベルをユー
ザーの好みに応じて設定できます。Bypass は古いタイプのドライ
ブ用です。Quiet に設定すると、ドライブの動作が遅くなり、騒音レ
ベルが下がります。Suggested に設定すると、メーカーの推奨モー
ドで動作します。Performance に設定すると、パフォーマンスは向
上しますが、騒音レベルが上がります。
1-4 内蔵デバイスのオプション (続き)
オプション 説明
88 アップデート情報
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1-6 セキュリティのオプション
オプション 説明
Admin Password
(デフォルトは
Not Set)
セットアップユーティリティのパスワードセキュリティ機能の現在
の状態が表示され、ここで新しいシステムセットアップパスワード
の確認と設定を行えます。
メモ:
管理者パスワードの設定、および既存の管理者パスワードの
使用または変更の手順については、『ユーザーズガイド』の「
Using
the Admin Password
(管理者パスワードの使い方)を参照してくだ
さい。
System Password
(デフォルトは
Not Set)
システムのパスワードセキュリティ機能の現在の状態が表示され、
ここで新しいシステムパスワードの確認と設定を行えます。
メモ:
システムパスワードの設定、および既存のシステムパスワー
ドの使用または変更の手順については、『ユーザーズガイド』の
Using the System Password
(システムパスワードの使い方)
を参照してください。
Password Changes
(デフォルトは
Unlocked)
システムパスワードとセットアップパスワードの相互関係を決めま
す。Locked に設定すると、有効なセットアップ パスワードを持つ
ユーザーでも、システムパスワードを変更できません。Unlocked
設定すると、有効なセットアップ パスワードを持つユーザーは、
ステムパスワードを変更できます。
Chassis Intrusion
(デフォルトは
On-Silent
シャーシイントルージョン検出機能を有効または無効にします。
On-Silent に設定すると、シャーシイントルージョンは検出されま
すが、システム起動時に警告メッセージは報告されません。On に設
定すると、シャーシカバーが開けられた際、このフィールドに
DETECTED と表示されます。いずれかの編集キーを押すと、この
メッセージを確認したことになり、今後のシャーシへの侵入検出機
能が有効になります。Off に設定すると、シャーシイントルージョン
検出機能が無効になります。
Intrusion Alert
<Enter> キーを押すと、このメッセージを確認したことになり、
今後のシャーシへの侵入検出機能が有効になります。
Execute Disable
(デフォルトは On
Execute DisableXDは、サポートされているオペレーティングシス
テムまたはアプリケーションと組み合わせると特定のメモリ領域に
おけるコードの行を防ぐことができる新しいセキュリティ機能で
す。Execute Disable は、バッファオーバーフロー攻撃を使う一
ウイルスからコンュータをるために役立ちます。
Execute Disable には、On Off 2 つの設定があります。 On は、
Execute Disable メモリ保護テクロジがオンに設定されているこ
とを示します。 Off は、Execute Disable メモリ保護テクロジがオ
フに設定されていることを示します。
アップデート情報 89
1-7 電力管理のオプション
オプション 説明
AC Recovery
(デフォルトはLast
停電後の AC 電源投入時にシステムがどのように対応するかを決め
ます。Off に設定すると、電源入されてもシステムがオフのまま
になります。システム電源をオンにするには、パネルの電源ボ
ンを押す必要があります。On に設定すると、電源投入時にシステム
がオンになります。Last に設定すると、前回電源遮断時のシステ
電源の設定状態にります。
Auto Power On
(デフォルトは Off
システムの電源をオンにするとき、Auto Power Time 設定を使う
かどうか決めます。Off に設定すると、システムはAuto Power
Time 機能を使用しません。Everyday に設定すると、 Auto
Power Time で設定された時にシステムの電源がオンになりま
す。Weekdays では、月曜から金曜まで Auto Power Time で設定
された時にシステムの電源がオンになります。
Auto Power Time
システムの電源をオンにする時を決めます。
Low Power Mode
(デフォルトは Off
On に設定すると、大部のハードウェアの電源を切って電力節約
します。Off に設定すると、一部のハードウェアだけの電源を切るの
で、節電さくなります。
Remote Wake Up
(デフォルトは Off
SuspendHibernateまたは Off モードからリモートで電源
をオンにする方選択します。Off に設定すると、NIC によるシス
テムのウェイクアップが無効になります。On に設定すると、NIC
よるシステムのウェイクアップが有効になります。On w/ Boot to
NIC に設定すると、NIC によるシステムのウェイクアップとネット
ワークからの起動が有効になります。
リモートウェイクアップ 行したい場合は、あらかじめ
Low Power Mode Off に設定しておく必要があります。
1-8 メンテナンスのオプション
オプション 説明
Load Defaults
セットアップユーティリティのオプションをす場出時の設
定に復元できます。
Event Log
イベントログ
を表示することができます。エントリは、
すでに読んだも
には
R
まだ読んでいないもの
には
U
のマークが付きます。
Mark
All Entries Read
を選択すると、すべてのエントリの左に
R
が付きま
す。
Clear Log
を選択すると、
Event Log
がクリアされます。
90 アップデート情報
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1-9 POST 動作のオプション
オプション 説明
Fast Boot
(デフォルトは On
この機能を有効にすると、互換性ェックに関するいくつかの
いて、システムの起動時短縮できます。Off に設定すると、
システム起動時にすての順が行されます。On に設定すると、
システムがよりく起動します。
Numlock Key
(デフォルトは On
キーード右側の数キーパッドの機能を決めます。Off に設定す
ると、キーパッドのキーが方向キーとして機能します。On に設
定すると、キーパッドのキーは数キーとして機能します。
POST Hotkeys
(デフォルトは Setup
and Boot Menu)
サインオン画面セットアップユーティリティを起動するための
キー操作、およびクイックブート機能を使用するためのキー操作を
表示するかどうか選択します。Setup & Boot Menu に設定すると、
方のメッセージ
F2=Setup および F12=Boot Menuが表示されます。Setup に設定
すると、セットアップのメッセージF2=Setupだけが表示されま
す。Boot Menu に設定すると、クイックブートのメッセージF12=
Boot Menuだけが表示されます。None に設定すると、もメッ
セージが表示されません。
Keyboard Errors
(デフォルトは Report
Report に設定すると、POST 行時にエラーが検出された場合、
BIOS によってエラーメッセージが表示され、続行するには <F1> を、
セットアップユーティリティを起動するには <F2> を押すように
められます。
Do Not Report に設定すると、POST 行時にエラーが検出された
場合、BIOS によってエラーメッセージが表示され、そのままシステ
ムの起動が続行されます。
アップデート情報 91
システムパスワードの設定
システムパスワードを設定する前に、まずセットアップユーティリティを起動して、
System Password
オプションを確認します。
システムパスワードが設定されている場合、
System Password
オプションの設定には
Set
と表示されます。
Password Changes
Unlocked
に設定されている場合、システ
ムパスワードは変更できます。
Password Changes
オプションが
Locked
に設定されて
いる場合、システムパスワードは変更できません。ジャンパ設定によってシステムパス
ワード機能が無効になっている場合、その設定は
Disabled
で、システムパスワードを変
更したり新しいシステムパスワードを入力したりすることはできません。
システムパスワードが設定されておらず、システム基板上のパスワードジャンパが有効な
位置(デフォルト)に設定されている場合、
System Password
オプションは
Not Set
表示され、
Password Change
フィールドには
Unlocked
と表示されます。システムパス
ワードを設定するには、次の手順を実行します。
1
Password Changes
オプションが
Unlocked
に設定されていることを確認します。
2
System Password
オプションをハイライト表示して、
<Enter>
を押します。
3
このフィールドに新しいシステムパスワードを入力します。
パスワードは半角の英数字で
32
文字まで入力できます。
いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー)を押すと、
フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されます。
パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし無効なキーの組み
合わせもあります。そのような組み合わせで入力すると、ビープ音が鳴ります。入力
したパスワードを訂正するには、
<
バックスペース
>
または左矢印キーを押して文字
を消去します。
メモ: システムパスワードの設定を途中で中止したい場合は、手順 5 を終了する前に
<Enter> を押して別のフィールドに移動するか <Esc> を押します。
4
<Enter>
を押します。
5
パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、
<Enter>
を押し
ます。
System Password
の設定表示が
Set
に変わります。
6
変更を保存してセットアップユーティリティを終了すれば、システムが使用できます。
92 アップデート情報
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システムを保護するためのシステムパスワードの使い方
メモ: 管理者パスワードを設定している場合(『ユーザーズガイド』の「Using the Admin
Password(管理者パスワードの使い方)を参照)、システムはシステムパスワードの代用と
して管理者パスワードを受け付けます。
Password Changes
オプションが
Unlocked
に設定されている場合、パスワードセキュ
リティを有効にしたり無効にしたりできます。
パスワードセキュリティを有効にするには、次の手順を実行します。
1
システムの電源を入れるか、
<Ctrl><Alt><Del>
を押してシステムを再起動します。
2
パスワードを入力し、
<Enter>
を押します。
Password Changes
オプションが
Locked
に設定されている場合、システムを起動した
<Ctrl><Alt><Del>
を押して再起動したりするたびに、プロンプト画面でパスワードを入
力して
<Enter>
を押します。
正しいシステムパスワードを入力した後、
<Enter>
を押して通常どおりにシステムを操作
します。
間違ったシステムパスワードを入力すると、パスワードの再入力を求めるメッセージが表
示されます。
3
回目までに正しいパスワードを入力してください。間違ったパスワードが
3
回入力されると、システムは間違ったパスワードの入力回数とシステム停止を示すエ
ラーメッセージを表示し、シャットダウンします。このメッセージは、何者かが無許可で
システムの使用を試みたことを示す警告となります。
システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードが入力されるまで、
このエラーメッセージが表示されます。
メモ: System Password オプションおよび Admin Password オプションに Password Changes
プションを組み合わせることで、システムが許可なく変更されることを防止できます。
Admin パスワード使用中の操作
Admin Password
Set
になっている場合、正しい
Admin
パスワードを入力しないと、
ほとんどのシステムセットアップオプションを変更できません。セットアップユーティリ
ティを起動する際、
Unlock Setup
オプションを使用してパスワードを入力する必要があ
ります。
3
回目までに正しいパスワードを入力しないと、セットアップ画面は表示されますが、変更
することはできません。ただし例外として、
System Password
Set
に設定されておら
ず、また
Password Changes
オプションを使ってロックされていない場合は、システム
パスワードを設定することができます(既存のシステムパスワードを無効にしたり変更し
たりすることはできません)
メモ: Admin Password オプションに Password Changes オプションを組み合わせることで、
システムパスワードが許可なく変更されることを防止できます。
アップデート情報 93
4 台のハードドライブまたは 1 台のテープバックアップ
ユニットを搭載したシステム
システムに、単一のプロセッサと、
4
台のハードドライブまたは
1
台のテープバックアッ
プユニットが搭載されている場合は、
2
個目のプロセッサ冷却ファンおよびカバーを取り付
ける必要があります。プロセッサの冷却ファンとカバーの取り付けについては、
『インストール&トラブルシューティング』を参照してください。
SCSI ハードドライブの取り付け
SCSI
ハードドライブをインストールする場合は、ドライブを
SCSI
コントローラカードに接
続する必要があります。図
1-3
を参照してください。『インストール&トラブルシューティ
ング』のイラストに、ドライブとシステム基盤との接続が示されています。
1-3 SCSI ハードドライブの取り付け
電源ケーブル
SCSI ハードドライブ
インタフェースケーブル
SCSI コントローラカード
94 アップデート情報
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PCI Express を実装したシステムの「メモリホール」
PCI Express
スロットと
3.5 GB
以上の
RAM
を搭載したシステム構成の場合は、オペレー
ティングシステムによって表示される利用可能な
RAM
の容量がシステムに実際に搭載され
ている容量を下回るという現象が生じます。
通常「メモリ
ホール」と呼ばれるこの差異は、
PCI Express
サブシステムの要件と、システムによるメモリ配分の方法によって生じるもの
です。
PCI Express
は、一度に
256 MB
RAM
をフルブロックで必要とします。
そのため、
システムは
PCI Express
用に最小
256 MB
のメモリを配分します。そして、システムに(周
辺機器か内蔵タイプかを問わず)アダプタが追加されていたり、システムがホットプラグ
対応の
PCI Express
をサポートしている場合には、この配分が
256 MB
単位のブロックで増
える場合があります。
メモリ
ホールは、オペレーティングシステムのレベルでしか表示されません。
セットアッ
プユーティリティでは、取り付けた
RAM
の正確な容量が表示されます。
本稿執筆の時点では、この問題を回避する方法が
1
つあり、
Microsoft
のサポート
Web
イトで入手できる「サポート技術情
Knowledge Base
」の記事
#283037
説明され
ています。
この回避方法は、システムに搭載されている
RAM
4 GB
以上で、オペレー
ティングシステムが
Physical Address Extensions
PAE
)をサポートしている場合にのみ利
用可能です。
注意: システム構成によっては多数の問題が発生する場合があるため、オペレーティングシ
ステムで PAE を有効に設定する前に注意が必要です。 デルと Microsoft の「サポート技術情報
Knowledge Base」の両方を参照し、これらの問題の詳細を説明する記事を探して、問題回
避のために適切な処置を行ってください。
Microsoft Windows 2000
および
2003
PAE
を有効に設定するには、
boot.ini
ファイル
内で
Windows
オペレーティングシステムに対応する行に
/PAE
スイッを追加します。
のオペレーティングシステムの場合は、ニュアルまたはオペレーティングシステム
のサポート
Web
サイトを参照して、
PAE
のサポートにする情してください。
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