75530_V6.2_02/07/2018
JP
1-14
GYSFLASH 100.12 HF
102.12 HF
www.gys.fr
2
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
JP
安全上の注意
この取扱説明書には、操作手順及び安全に関する注意事項が
記載されています。
製品を正しく安全にお取り扱い頂くために、ご使用前や点検
前にこの取扱説明書を注意深くお読みください。またお読み
いただいた後は大切に保管し必要なときに再度お読みくださ
い。
この機械は、バッテリー充電操作にのみ使用する前提として
設計されています。
機械および取扱説明書に記載されている限度内で使用してく
ださい。使用においては安全上の注意事項を厳守してくださ
い。安全上の注意事項を無視した使用の結果、事故や怪我を
引き起こした場合は、製造業者は責任を負いかねます。
この機械は室内使用向けです。雨にさらさないでください。
この機械を使用する条件は最少年齢8歳を満たしているこ
と。精神障害を負った方、または経験と知識の欠如により危
険回避能力を持たない方は機器の使用に関する監督・指示を
設けて下さい。子供の遊具として扱わないで下さい。当充電
器の清掃及びメンテナンス作業は大人の監視下に無い子供の
みで行わないで下さい。
電池または非充電式電池を充電するために使用しないで下さ
い。
電源コードや電源プラグが破損している場合は使用しないで
下さい。
凍結しているバッテリーや破損したバッテリーは充電しない
で下さい。
当充電器の外面を布などで覆わないで下さい。
加熱源付近に充電器を配置したり、高温(50℃以上)の場
所に長時間放置したままにしないで下さい。
自動操作モードと使用上の制限について下記の注意事項を厳
守して下さい。
爆発や火災の危険があります!
•バッテリー充電は爆発性ガスを放出する可能性がありま
す。
•充電中、バッテリーは換気の良い場所に配置する必要があ
ります。
•炎や火花を避けてください。
•短絡を防ぐ為にバッテリーの電気的接触面を保護して下さ
い。
3
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
JP
酸性物質飛沫の危険があります!
•安全ゴーグルと手袋を着用して下さい。
•目や皮膚に接触した場合には、すぐに水で洗い流し、直ち
に医師に相談してください。
接続/切断 :
•バッテリーに充電器を接続(または外す)前に本体の電源を
切ります。
•シャーシから一番遠いバッテリー端末から最初に接続して
下さい。もう一方のクランプを車両シャーシに接続する場合
は、バッテリーと燃料/排気管から離れた安全な距離を確保
して下さい。その後、充電器を電源接続して下さい。
•充電終了後は逆の順番に、充電器を電源切断し、シャーシ
側の接続を外し、最後にバッテリー側の接続を外して下さ
い。
接続 :
•この充電器は、接地されたコンセントに接続する必要があ
ります。
•電源接続の基準は、各国の設置規則に従って行われなけれ
ばなりません。
メンテナンス:
•電源ケーブルが損傷している場合は、メーカーや販売元ア
フターサービスに連絡し交換して下さい。
•メンテナンス作業は、有資格者が行ってください。
•警告!メンテナンス作業前に、コンセントから本体プラグ
を抜いてください。
•当充電器は、特別なメンテナンスを必要としません。
•内部ヒューズが溶断した場合、危険回避のためメーカーや
販売元、または有資格者によって取り換えられなければなり
ません。
•溶剤やその他の強力な洗剤を使用しないでください。
規則 :
•当製品は、欧州指令に準拠しています。
•適合宣言書は、当社のウェブサイト上で参照頂けます。
•EAC適合マーク(ユーラシア経済共同)
廃棄:
•この機器は、分別収集の対象となります。家庭ごみとして
廃棄しないで下さい。
4
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
概要
GYSFLASH100.12 HF / 102.12 HFはSMPS (Switch Mode Power Supply)技術を取り入ることにより、安定した高電流を提供
します。当充電器は診断作業中に12Vバッテリー(液/ AGM/ゲル)を維持できるよう設計されています。また、当充電器は、最
も近代的な車両やバッテリータイプのメンテナンスのための理想的な高品質充電を保証します。16mm²で2x8m丈までのケーブ
ルを取り付けることができます。充電ケーブルを交換する場合は再校正が必要です。当充電器は持ち運び型ではなく、常設型とし
て設計されています。
当充電器は5種類のモードを搭載しており、うち2つは非表示設定になっています。
• 充電モード:液体またはゲル電解質バッテリー(鉛、鉛カルシウム、鉛カルシウム - 銀、AGM..)を12V、20Ah~1200Ahで
充電します。
供給モード «診断 + »:GYSFLASHは100Aまでの電流を供給し、高エネルギー消費パーツ(エンジンファン、ウィンドウレギュレ
ータ、電子サスペンションなど)にも充分対応します。このモードでは電圧を精密に調整します。
•供給モード «ショールーム »:展示用車両のウインドレギュレータ、暖房、ミラーなどの電気的機能の継続使用を可能にします。
このモードでは電圧を精密に調整します。
• « バッテリー交換 » モード: バッテリー交換時に車両へ一定の電力を供給し続け、メモリー設定を維持します。デフォルト設定
ではこのモードは非アクティブであり、モードリストには表示されません。
•« パワー供給 » モード: このモードは経験豊富なユーザー向けです。デフォルト設定ではこのモードは非アクティブであり、モ
ードリストには表示されません。このモードでは充電器を電力供給元として使用することができます。電圧を調整し、安定した最
大電流を供給します。
当充電器の充電モード、ショールームモード、パワー供給モードには、停電の場合に自動再起動する機能を備えています。«ロッ
ク・ショールーム»機能がアクティブ化されている間は、よりデモンストレーション使用に適合させる為本体はショールームモー
ドのみに制限されます。
スタートアップ
1
充電器を電源に接続します。単相主電源電圧230V±15%(50/60Hz)
2
"スイッチを ""オン""にします。
3秒間次のように表示されます。"GYSFLASH 100.12 HF Vx.x" / «GYSFLASH 102.12 HF Vx.x»"
3
希望のモードを選択してください。デフォルト設定では最後に使用されたモードが自動選択されます。
«Mode» キーを押すとメニューへアクセスできます。
MODE
充電 >診断+ > ショールーム(>バッテリーチェン
ジ*)(> 電源*)*デフォルトでは非表示設定。
• 設定メニューへアクセスするには»mode» キーを3秒間押して
ください:
MODE
3秒-設定
充電モード
当充電器はバッテリーを車体から取り外さなくても安全に充電することができます。
配列が正しくされていることを確認してください。
充電を開始する前に設定状況が正しいかどうかを確認してください(バッテリーボルテージ、充電曲線、バッテリー容量)。
多数の充電曲線が設定可能です:
イージー: すべての鉛バッテリーに対応でき、バッテリー容量を選びません。ただ、液体または ゲル/ AGMバッテリー充電カーブ
を指定選択できる場合は、その方がより適しています。.
•液体:鉛蓄電池用の充電カーブ(鉛、鉛カルシウム、鉛カルシウム - 銀、など)。にはAh 表記のバッテリー容量を選択する必要
があります。
•ゲル/AGM:密閉型電池(ゲル、メンテナンスフリー、AGM...)にはAh 表記のバッテリー容量を選択する必要があります。
•エキスパート: IUOIOUタイプの充電カーブは上級者向けモードです。設定はエキスパート設定から行います。デフォルト設定で
は この充電カーブは非アクティブであり、充電モードリストには表示されません。
警告: エキスパートカーブの構成に応じて 充電開始前に車両バッテリーを外す必要がある場合があります。
JP
5
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
JP
充電モード構成はバッテリーのタイプによって
異なります。
充電器
液体
ゲル/AGM
Expert
20Ah
11Ah
...
1200Ah
充電 12V
ゲル/AGM 80Ah
12V
80Ah
12V
80Ah
充電
ゲル/AGM
充電
ゲル/AGM
この充電カープは«上級者メニュー»がア
クティブ化されている場合に使用可能で
す。
液体、ゲル/AGM、エキスパートのみの
充電カーブ
•スタートアップクランプを接続します: 赤
を(+)へ、黒を(-)へそれぞれバッテリーに
取り付けます。
• START/STOP キーを押し、充電を開始
します。
• 充電中は充電の進行パーセンテージ、充
電電流、電圧、経過時間を表示し続けま
す。
• START/STOPキーを押すと充電が停止し
ます。
充電モードスタートアップ
10%
12V
80Ah
充電
充電
ゲル/AGM
U=12.5V
Q=2.5Ah
I=10A
00h22
注意: 充電が終了(100%)した際 に,バッテリーがそのままの状態になっていると維持電圧を印加し続けます。
注意: 電解液レベルを点検し、必要に応じて充電する前に記録して下さい。
バッテリーを車両に取り付けたまま充電する場合は他の電力消費を出来るだけ減らし (ライトを消す、ドアを閉めるなど...)、充
電の過程を乱さないようにすることをお勧めします。
診断+ モード
GYSFLASHは、静止車両に高エネルギー消費テストのために100Aまでの電流を供給します:エンジンファン、ウィンドウレギュ
レータ、電子サスペンションなど。供給電圧は以下の通り。
- 12V ~ 14.8V
電圧調整
メーカーの仕様によって0.1V 刻みで電圧を調整することが出来ます。
診断+ モード配置
12.0V
12.1V
...
14.8V
DIAG+
U=13.5V
12V
DIAG+
U=13.2V
12V
• スタートアップクランプを接続します: 赤を(+)
へ、黒を(-)へそれぞれバッテリーに取り付けま
す。
• モードを開始するにはSTART / STOPキーを押
します。
• 使用時には消費電流と瞬時電圧が表示されま
す。
診断+モードスタートアップ
I=12A
U=13.5V
DIAG+
U=13.5V
12V DIAG+ 12V
6
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
JP
注意 : 画面に10A以上の電流が表示された場合は、バッテリーが放電していることを示します。GYSFLASHは自動的に充電を開始
します。車両のすべての電力消費機器がオフになっていることを確認してください。電流が10Aを下回るまで待機してから診断を
再開してください。
ショールームモード
GYSFLASHは、静止車両に高エネルギー消費テスト用に100Aまでの電流を安定した電圧下で供給します (エンジンファン、ウィ
ンドウレギュレータ、電子サスペンションなど) 。
- 12V ~ 14.8V
電圧調整
メーカーの仕様によって0.1V 刻みで電圧を調整することが出来ます。
ショールームモード配置
12.0V
12.1V
...
14.8V
SHOWROOM
U=13.5V
12V
SHOWROOM
U=13.7V
12V
バッテリーと共にスタート
• スタートアップクランプを接続します: 赤を
(+)へ、黒を(-)へそれぞれバッテリーに取り付け
ます。
• モードを開始するにはSTART / STOPキーを押
します。
• 使用時には消費電流と瞬時電圧が表示されま
す。
ショールームモードスタートアップ
SHOWROOM
U=13.5V
I=12A
U=13.5V
12V
SHOWROOM
12V
バッテリーなしで起動する(推奨しません)
START / STOPキーを3秒間押すと、バッテリーなしで車両に電力を供給できます。供給前に画面上に1秒間«no battery»と表示
されます。
警告:極性反転は、車両の電気回路を損傷する恐れがあります。
注意 : 画面に10A以上の電流が表示された場合は、バッテリーが放電していることを示します。GYSFLASHは自動的に充電を開
始します。車両のすべての電力消費機器がオフになっていることを確認してください。車両の電力消費機器を使用する際は電流が
10A以下に落ちるまでお待ち下さい。
バッテリーモード変更(オプション)
GYSFLASHは、メモリの設定を保存するためにバッテリー交換の際に車両の電源を維持します。デフォルト設定ではこのモード
は非アクティブであり、モードリストには表示されません。この機能は詳細設定メニューを介してアクティブ化することができま
す。
スタートアップ
• 接続:
1:クランプを取り外す必要なくバッテリー交換ができるようバッテリー端子の(+)に赤クランプを取り付けます。
2 : 車両のシャーシ又はアースに黒クランプを取り付けます。
• モードを開始するにはSTART / STOPキーを押しま
す。
• 使用時には消費電流と瞬時電圧が表示されます。
• バッテリーを交換する際に極性が正しいかどうか確
認してください。バッテリー交換中は、電子データの
損失を回避するために、クランプ接続が外れないよう
に注意してください。
バッテリー交換スタートアップ
バッテリー交換
バッテリー交換
U=12.9V I=26A12V
a警告:極性反転は、車両の電気回路を損傷する恐れがあります。
電源供給モード(オプション)
このモードは経験豊富なユーザー向けです。このモードでは充電器を電力供給元として使用することができます。電圧を調整し、
安定した最大電流を供給します。デフォルト設定ではこのモードは非アクティブであり、モードリストには表示されません。この
機能は詳細設定メニューを介してアクティブ化することができます。
7
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
電圧調整と電流制限の調整 :
電圧調整は2Vから16Vの間、最大電流は2Aから100Aまでの間で調整することができます。
電源供給モード配置
POWER SUPPLY
U=19.6V I<30A
POWER SUPPLY
U=19.6V I<10A
2.0V
2.1V
...
16.0V
2A
3A
...
100A
POWER SUPPLY
U=13.5V I<30A
スタートアップ :
• モードを開始するにはSTART / STOPキーを押し
ます。
• 使用時には消費電流と瞬時電圧が表示されます。
電源 供給– スタートアップ
POWER SUPPLY
U=19.6V I<50A
POWER SUPPLY
U=19.6V I=10A
注意: 他のモードとは異なり、電源供給モードではケーブルの電圧降下を 補いません。この場合には、充電器の出力電圧(
クランプの電圧ではなく)が画面に表示されます。
構成メニュー
構成メニューへのアクセス方法 :
MODE
3秒-モード
サブメニューを 参照するに
は«Select»ボタン を押してくださ
い。
SELECT
languages (言語)> restart (再スタート) > lock showroom (ショ
ールームロック)> cable check (ケーブルチェック) > ADVANCED
MENU(上級メニュー)> Reset Memory (メモリーリセット) 
サブメニュー :
•言語:
このメニューでは言語を選択出来ます。 (矢印を使用して言語を変更し
ます)
•自動再起動:
自動再起動は«ショールーム»、«充電»、«電源供給»モードのみで動作
します。 この機能により、停電などによって電源が切断された後にチ
ャージが自動再起動します。«Automatic restart» をアクティブ化す
るには«Conguration | Restart : ON »を選択してください。
•ロック・ショールーム :
ショールームモードで充電器をロック(誤作動を避けるため)す
ることが出来ます。«Lock Showroom» をアクティブ化するに
は«Conguration | Lock Showroom : Y »を選択してください。
構成モード
設定
英語
設定
再起動: OFF
Y (yes)
N (no)
ON
OFF
英語
フランス語
ドイツ語
オランダ語
スペイン語
ポルトガル語
イタリア語
ロシア語
設定
ケーブルテスト:
スタートを押してください
設定
ロック
ショールーム:
N
設定
詳細メニュー
スタートを押してください
設定
メモリーリセット
スタートを押してください
ケーブルテスト
詳細メニュー
メモリーリセット
JP
8
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
ロックショールームへのショートカット :
«ロックショールーム»機能は設定メニューにアクセスせずに有効にすることができます。
•本体の電源を切ります (主スイッチを OFFにします)。
•モードキーを押します。
MODE
• モードキーを押しながらスイッチを入れます。3秒間次のように表示されます。«GYSFLASH
100.12 HF Vx.x» / «GYSFLASH 102.12 HF Vx.x»
•画面上に«lock showroom: Y»と表示されるまでモードキーを押し続けます。
• ケーブルキャリブレーション :
ケーブルを交換するたびにこのモードを使用してください。GYSFLASHは直径16mm²、長さ2x8mまでのケ
ーブルを取り付けることができます。
OK : キャリブレーション成功
FAIL : キャリブレーション失敗この場合、キャリブレーションは、工場出荷時の設定にリセットされます。
ケーブルが良好な状態でショートに入れていることを確認し、再度手順を繰り返します。
• 上級メニュー(コード 1-9-6-4):
このメニューは経験豊富なユーザー向けです。
このメニューにアクセスするには、上記のコードを入力して下さい。(«Select»キーで桁を変更、«Start/
Stop»キーでコードを確認します)。
• メモリーリセット (code 1-9-6-4) :
このメニューでは上記のコードを入力することによ
り工場出荷時の設定に戻すことが出来ます。同時に
個人設定は削除されます。
メモリーリセット
RESET MEMORY
Code OK
Yes
No
RESET MEMORY
Reset all ?
RESET MEMORY
Code: 0000
Code OK
(1964)
RESET MEMORY
Error Code
Code NOK
Display 1s
0
1
...
9
指数変更
JP
9
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
上級メニュー
このメニュー上では充電器の高度なパラメータをコントロールしています。一つのパラメータから別のパラメータに移動するには
選択(Select)キーを押してください :
SELECT
アクティブ化 «Change battery» > アクティブ化 «Power Supply» > アクティブ化 «Expert
Curve»(«Expert Curve»設定の調節)
•バッテリー交換モードをアクティブ化するには «ADVANCED MENU(詳
細メニュー) | Change bat: ON».を選択してください。この作業によって
電源供給モードがモードリストからアクセス可能になります。
電源供給モードをアクティブ化するには «ADVANCED MENU(詳細メニュ
ー) | Power Supply: ON»を選択してください。この作業によって電源供
給モードがモードリストからアクセス可能になります。
«EXPERT» カーブをアクティブ化する:
«RECOV» カーブをアクティブ化するには«ADVANCED MENU (詳細メニ
ュー)| Expert curve: ON»を選択してください。この作業によってこのカ
ーブが充電モードのカーブリストに入ります。
• «Expert»カーブのパラメータ調整:
充電カーブがアクティブになっていると充電カーブパラメータの調節が可
能になります (IU0I0Uタイプ):
- Ucharge: 充電電圧を12.0V ~16.0V の間で調節できます(ステップ
7)。
- Icharge: 充電電琉を指定容量100Ahあたり10A ~200A の間で調節
できます(ステップ 6)。
-Urecovery:リカバリー電圧を30.0Vまで調節可能です。
«OFF»が選択されている場合はリカバリー機能が非アクティブになって
います(ステップ 2 及び 4)。
- Uoating: フローティング電圧調節
«OFF»が選択されている場合はフローティング機能が非アクティブにな
っています(ステップ 9)。
- Trecovery:ショートしたセル回復にかかる最大時間を1時間から24時間
の間で調節できます(ステップ2)。
- Trefresh: フェーズリフレッシュにかかる時間を1時間から12時間の間
で調節できます。«OFF»が選択されている場合はリフレッシュ機能が非
アクティブになっています(ステップ 8)。
- T desulfat:硫化回復にかける最大時間を1時間から24時間の間で 調節
できます (ステップ 4)。
- T ch_max: 最大充電時間 (ステップ 7 及び 6)。
- T ch_min: 最少充電時間 (ステップ 7 及び 6)。
- Urefresh:冷却中の最大電圧 (ステップ 8)。
- OCP (Over Charge Protection): 保護機能が作動する前の規定最大容
量に対するパーセンテージ。
Warning:
バッテリーを車両に取り付けたまま充電する場合に «Urecovery» もし
くは «Urefresh» をハイパワーで使用すると車両の電気機能にダメージ
を与える可能性があります。よって、設定を15V以上に上げることはお
勧めできません。
コードナンバー変更
ON
OFF
ADVANCED MENU
Power Supply: OFF
EXPERT CURVE
Uoating: OFF
EXPERT CURVE
Ucharge: 14.3V
EXPERT CURVE
Urecovery: OFF
ON
OFF
ON
OFF
ADVANCED MENU
expert curve: OFF
EXPERT CURVE
T recovery: 5h
1h
2h
...
24h
EXPERT CURVE
T desulfat: 12h
1h
2h
...
24h
EXPERT CURVE
Tch_max: 16h
1h
2h
...
36h
EXPERT CURVE
Tch_min: 0h
0h
1h
...
Tch_max
EXPERT CURVE
T refresh: 5h
OFF
1h
2h
...
12h
EXPERT CURVE
U refresh: 16.0V
Uch
...
15.9V
16.0V
EXPERT CURVE
OCP: 200%
100%
...
245%
250%
ADVANCED MENU
Save? No
Yes
No
RETURN
OFF
Uch
...
15.9V
16.0V
10A/100Ah
11A/100Ah
...
200A/100Ah
OFF
12.0V
12.1V
...
Uch
ON
OFF
ADVANCED MENU
Change bat.: OFF
EXPERT CURVE
Ichrg: 20A/100Ah
12.0V
12.1V
...
16.0V
新規の設定を保存する場合は«ADVANCED MENU» | save?Yes» を選択し、«MODE»を押して«Conguration» メ
ニューを終了します。
JP
10
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
充電カーブタイプ (IU0I0U)
Test Test Charge Absorption Floating
New charge
cycle
Shorted cell
Recovery
Sulphation
Test
Desulphation
I
U
1 2 3 4 5 6 7 8 9
10
Refresh
Recovery
Phase I Phase U0 Phase I0
Phase U
U=Ucharge
U=Uoating
U=Urecovery
max.
T
recovery
I=Icharge
I=Irefresh
Trefresh
max.
T
desulfat
Tch
U=Urefresh
0% 10% 20% 80% 95% 100%
1
バッテリーの分析
2
放電によって損傷を受けた要素を回復します。
3
硫酸化バッテリーテスト
4
硫酸化バッテリーリカバリー
5
バッテリーリカバリー確認中
6
80%充電終了
7
95%充電終了
8
バッテリーのセルをリフレッシュ
9
メンテナンスチャージ
10
機能維持のための充電サイクルを開始します=メンテナンス
保護
当充電器は、短絡及び極性反転保護されています。Gysashをバッテリーに接続中に火花発生を防ぐ抗スパーク機能を備えてい
ます。GYSFLASHはバッテリー接続が確認されない場合には電流が配信されません(クランプに電圧がかかりません)。当充電器は
80Aフューズが内蔵されています。(ref. 054585)
トラブルシューティング
トラブルシューティング 原因 対策
1
画面の点滅:
« #error (+)<-->(-) »
+ alarm beep
クランプの極性が反転されています バッテリーの(+)に赤のクランプ、( - )に黒のクランプを接続してください。
2
画面の点滅 :
« #erreur U>Umax »
+ alarm beep
バッテリーの電圧が高すぎる。 当充電器の許容範囲を越しています(例:12Vではなく24Vバッテリーの場合)。
3
画面の点滅 :
« #battery error »
+ alarm beep
バッテリー短絡または破損 バッテリーを換えてください。
バッテリーが正しく接続されていない、
またはクランプが短絡している。
クランプ接続を確認してください。
6Vのバッテリーが接続されている 充電できません。
4
画面の点滅 :
« >100A »
+ alarm beep
消費電力が出力電力を超えている 電力需要を減らすために電気機器をオフにして下さい。
JP
11
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
JP
5
診断ツールが作動する前に大電流
(10A以上)が流れる。
車両の電力消費パーツがオンの状態になっ
ている
GYSFLASHは仕様通りに作動しています。電力消費を切り、バッテリーが完全に
放電していないか確認してください。(n°2を参照)
バッテリーが放電されています。
バッテリー過放電、GYSFLASHは充電電流を供給します。診断を開始するには出
力電流が10A以下になるまで待ちます。
6
画面に1秒間 表示:
« no battery »
+ alarm beep
"ショールームモード使用中
« no battery »"
バッテリー無しでショールームモードが正常に作動しています。
"no battery"機能を切るには ""START/STOP"" キーを押し, バッテリーありで
ショールームモードを再起動するには""START/STOP""キーを再度押してくださ
い。
7
ショールームモードがロックされ
ている。
ロックショールームが起動している。
正常に起動しています。
この機能を非アクティブ化するには構成メニューを参照してください。
8
画面上に以下のメッセージが表示さ
れている :
« #error T(°C) »
+ alarm beep
ファン(送風機)の異常 販売元へお尋ねください。
長時間日光にさらした場合に起こるエラー
直射日光の当たる場所に放置しないでください。
エラーが解除されるまで本充電器をオンの状態で放置してください。(アラームビ
ープ音はSTART/STOPキーを押すと停止する場合もあります。)
9
画面上に以下のメッセージが表示さ
れている :
« #error IHM »
+ alarm beep
電子障害 販売元へお尋ねください。
10
画面上に以下のメッセージが表示さ
れている :
« #error fuse »
+ alarm beep
取り扱いミス 内部ヒューズは有資格者が変更する必要があります。(ref. 054585 : 125A).
11 画面に何も表示されない
ヒューズ異常 専門家に依頼し、正常なヒューズに入れ替えてください。(ヒューズ10A 5x20)
電力供給に異常があります。
使用電圧が180Vと260Vの間であることを確認してください。
保証条件
保証期間は購入日から2年間です(交換部品および手数料)。
以下の場合は保障対象外になります:
• 運送中の事故
• 部品の通常の摩耗(例:ケーブル, クランプ,など..).
• 誤まった使用方法による損傷(電源エラー、機器の落下、分解など)。
• 悪環境内での使用による故障(汚染、錆、ほこりなど)。
故障の場合には以下の書類と共に販売店へお問い合わせ下さい:
- 購入記録 (レシートなど)
- 故障の詳細記述
12
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
技術仕様
GYSFLASH 100.12 HF GYSFLASH 102.12 HF
定格入力電圧 220-240VAC ~ 50/60Hz
定格出力 1600W
最大効率 93%
入力ヒューズ
T 10A
(5x20)
定格出力電圧 12 VDC
電圧範囲 2 – 16V
定格出力電流 100A
出力ヒューズ
125A
バッテリータイプ 鉛酸バッテリー
定格バッテリー容量 20 - 1200Ah
各バッテリーのセル数 6
アイドリング時の電池消耗 < 1mA
充電カーブ IU
0
U
使用温度 0°C – +40°C
保管温度 -20°C – +80°C
保護指数
IP21
保護数値 Class I
重量 (ケーブル含む) 5.1 Kg 5.8 Kg
寸法(横幅x高さx奥行き) 320 x 105 x 292 mm 295 x 117 x 345
安全基準
EN 60335-1
EN 60335-2-29
EN 62233
CEI EN 60529
EN 50581
EN 55014-1
EN 55014-2
CEI 61000-3-2
CEI 61000-3-3
13
GYSFLASH 100.12 HF / 102.12 HF
バッテリーの組み合わせ
正面
SELECT
MODE
START
STOP
MADE IN FRANCE
1
3
4
5
2
1
モードボタン
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France
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