WH-M988-R12

Shimano WH-M988-R12 Service Instructions

  • シマノWH-M988 R12自転車ホイールの取扱説明書の内容を理解しました。安全性に関する警告、組み立て方、メンテナンス方法、推奨空気圧など、このホイールの様々な側面についてご質問にお答えできます。お気軽にご質問ください。
  • WH-M988 R12はどのような用途に使用できますか?
    推奨される空気圧は?
    スポークテンションの調整は自分でできますか?
    リムブレーキに対応していますか?
    使用中に車輪が外れる可能性はありますか?
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警告
WH-M988-R12 はダウンヒル、フリーライド用に設計されていませんので走
行状況によりハブ取付軸に亀裂が入り結果、軸が折れて転倒し重傷を負った
り死亡事故につながる恐れがあります。乗車前にハブ取付け軸に亀裂が無い
かどうか十分確認し不具合を発見した時は使用を中止してください
WH-M988-R12 / SM-AX75 は、専用のフレームとの組合せでのみご使用にな
れます。それ以外のフレームとの組合せでは、自転車の乗車中に車輪が自転
車からはずれ、重傷を負うことがあります。
乗車前に車輪が固定されていることを確認してください。転倒して大怪我を
することが有ります。
乗車前にはスポークの折れ、ゆるみ、リム面のへこみ、キズ割れがないかど
うか車輪を点検し、これらの症状がある場合は使用しないでください。
車輪はトレイル用に設計されています。ダウンヒル用に使用されると車輪の
変形、あるいは破損により転倒の恐れがあります。
車輪はディスクブレーキ専用車輪です。リムブレーキには対応しません。
ディスクブレーキ /SM-AX75 の取扱い説明書も十分にお読みください。
製品を取付ける際は、必ず取扱い説明書等に示している指示を守ってくださ
い。その際、シマノ純正部品の使用をお勧めします。またボルトやナット等
が緩んだり、破損しますと突然に転倒して重傷を負う場合があります。
取扱い説明書はよくお読みになった後、大切に保管してください。
注意
リムテープは使用しないでください。タイヤの脱着が困難になり、その際タ
イヤチューブを傷つけることがあり、突然のパンクによる転倒などの恐れが
あります。
注意
シマノ製純正のスポーク、ナット、プラグ、ワッシャーを使用してください。
リム、ハブ体を破損する恐れがあります。
空気圧は、200kPa/29psi 400kPa/58psi の範囲で使用してください。
スポークテンション調整の場合はプラグを締め過ぎないようご注意ください。
締めすぎるとリムが破損する恐れがありますので慎重に作業してください。
(認定店に調整を依頼されることをお勧めします)
一般的なアルカリ性パンク修理剤は、リムが腐食してエアー漏れを起こす可
能性があるので使用をお勧めできません。
使用上の注意
車輪の回転が重たくなった場合はグリスアップを行ってください。
ハブの内部には注油は行わないでください。グリスが流れ出します。
ギアは定期的に中性洗剤で洗浄し注油しださい。また、チェーンの中性洗
剤での洗浄及び注油も、ギア及びチェーンの寿命を延ばすのに効果があります。
チェーン飛びが発生するようになった場合はギアとチェーンを交換してくだ
さい。
材料及び製造において生じた不具合以外の、走行中のジャンプあるいは転倒
等で発生した製品の損傷は保証しません。
別売品の専用スポークレンチがあります。
初期ブレが出た場合か、使用開始から 1,000Km 走行を目安に認定店でのス
ポークテンション調整をお勧めいたします。
リムの継ぎ目に塗られているエアシール剤が剥がれますので洗浄液や薬品等
を使用して車輪を拭かないでください。
リムのステッカーが剥がれますので洗浄液や薬品等を使用して車輪を拭かな
いで下さい。
別売りリフレクターがございます。自転車専門店にご相談ください。
モデルナンバー 規格
RR-550-WUW SW W/O BRACKET
JIS / CPSC
RR-550-WUA SW W/O BRACKET
AS アンバー
RR-317-WUA SW W/O BRACKET
DIN アンバー
別売りスポークプロテクターがございます。自転車専門店にご相談ください。
CP-WH14A CS-M980
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の劣化は保証いたしませ
ん。
安全のために必ずお守りください。
ご使用方法
SI-4G50A-001
WH-M988-R12
車 輪
機能を充分に発揮させるために、次のラインナップによる使用を推
奨いたします。
チェーン CN-M980
カセットスプロケット CS-M980
ローター SM-RT98
フリーハブ軸 SM-AX75
仕様
段数 10
スポーク数 24
リム幅 25.8 mm
リムサイズ 26
対応タイヤサイズ 26 x 1.95 ~ 2.5
対応ブレーキ ディスクブレーキ
オーバーロックナット寸法 142 mm
軸径 ø12
スポークの交換
1. スポークに、ワッシャー、プラグを通します。
2. ハブフランジの穴にスポークを通した後、ナットを
組みつけます。組みつける時にはスポーク回り止め
工具を使用してスポークが回らないように固定し
ナットの溝にドライバー等を使用してナットをねじ
込んでください。
3. プラグをリム側のねじ穴へ時計回りにねじ込みます。
このときスポーク回り止めを使用して、スポークが
回らないようにしてください。
ご注意:
ワッシャーを忘れるとスポークテ
ンションの調整ができなくなりま
すので必ずワッシャーを入れてく
ださい。
ナットはねじ山の最後まで締め込
んでください。
スポークの編み方
図のように編んでください。
車輪組立時には、組立用工具 TL-FH12 を使用してください。
左側 右側
スポークテンション値
左側 右(ギア)側
600 - 1000 N
(60 - 100 kgf)
900 - 1350 N
(90 - 135 kgf)
この数値は目安です。
メンテナンス
HG ギアの取付け
各ギアとも刻印のある面をトップ側にし、フリーホイール
部の A 部(溝幅が広いところ)とギアの凸部の広いとこ
ろをあわせてセットしてください。
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HG ギアの取付けは専用工具(TL-LR15 / LR10)で
ロックリングを締め付けます。
締め付けトルク:
30 - 50 Nm {300 - 500 kgfcm}
HG ギアの交換は専用工具
TL-LR15 /LR10)と
TL-SR21 でロックリング
を取り外します。
フリーホイール部の交換
最初に図の手順でハブ軸を抜き取ってください。
フリーホイール部側のダブルロック部は分解できません。
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TL-HS22 / 17 mm
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SI-4G50A-001-00
図のように分解できます。
定期的に各部のグリスアップをしてください。
ご注意:
シール部の脱着は変形に十分気をつけて慎重に行ってください。再組立時に
はシールの表裏を確認し、奥の当りまで組みつけてください。
右ナットおよび玉押しにかしめている防水カバーは分解しないでください。
フリーホイール部の分解は、トラブルの原因となりますので行わないでくだ
さい。
〈組立〉
図のようにハブ軸を取付け専用工具TL-HS22 / 17mmを使用
してロックナットを締め付けダブルロックしてください。
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締め付けトルク:
15 - 20 Nm {150 - 200 kgfcm}
取扱い説明書は下記にてご覧いただけます。
http://techdocs.shimano.com
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TL-LR15 /LR10
左側締め付けトルク:
15 - 20 Nm {150 - 200 kgfcm}
ご注意:
シール部の脱着は変形に十分気をつけて慎重に行ってください。再組立時
にはシールの表裏を確認し、奥の当りまで組みつけてください。
右ナットおよび玉押しにかしめている防水カバーは分解しないでください。
フリーホイール部の分解は、トラブルの原因となりますので行わないでく
ださい。
ハブ軸を抜き取った後、フリーホイール部内のフリーホイール部取付ボル
トを取り外し、フリーホイール部を交換してください。
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TL-FH15
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ローターの取付け
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TL-LR15
締め付けトルク:
40 - 50 Nm {400 - 500 kgfcm}
締め付けトルク:
150 Nm {1500 kgfcm}
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