Dell DR2000v 取扱説明書

  • こんにちは!Dell DR Series DR2000vの導入に関するテクニカルホワイトペーパーの内容を理解しています。このドキュメントでは、Hyper-V環境への導入手順、初期設定、物理システムとの連携方法などが詳細に説明されています。DR2000vに関するご質問があれば、お気軽にご相談ください。
  • DR2000vの初期設定に必要な資格情報は?
    DR2000vを物理DR Seriesシステムに登録するにはどうすればよいですか?
    DR2000vのMTU設定は変更可能ですか?
    DR2000vは別のDR2000vシステムのレプリケーションターゲットとして使用できますか?
デルテクニカルホワイトペーパー
Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け
Dell™ DR2000v の導入
デルエンジニアリング
2014 7
2 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
レビジョン
日付
説明
2014 7
初版発行
本書は、情報の提供のみを目的としたものであり、誤植や技術的な誤りを含む場合があります本書の内容は現状のまま提供されるもので
り、明示的または暗黙的を問わず、いかなる内容も保証しません。
©2014
すべての著作権は Dell Inc. にありますDell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁止されていま
す。詳細についてはデルへご連絡ください。
本書に記載されているデル製品に適用される製品保証は、http://www.dell.com/learn/us/en/19/terms- of- sale-commercial-and-
public-sector でご覧いただけます。本書で説明されるネットワークリファレンスアーキテクチャのパフォーマンスは、導入条件、ネットワーク負荷
などに応じて異なる場合があります読者の利便性を考慮し、リファレンスアーキテクチャにはサードパーティ製品が含まれている場合があります
そのような第三者の製品の包含は、必ずしもデルがそれらの製品を推奨しているとは限りません詳細については、デルの担当者にお問い合わ
せください
本書で使用されている商標:
Dell™
Dell のロゴ、Dell BoomiDell Precision™OptiPlex™Latitude™PowerEdge™PowerVault
PowerConnect™OpenManageEqualLogic™CompellentKACE™FlexAddress™Force10™、および Vostro™
Dell Inc. の商標です。本書では、その他の Dell の商標が使用される場合があります。Cisco Nexus®Cisco MDS
®
Cisco NX- 0S
®
およびその他
Cisco Catalyst
®
Cisco System, Inc. の登録商標です。EMC VNX
®
、および EMC Unisphere
®
EMC
Corporation
の登録商標です。Intel
®
Pentium
®
Xeon
®
Core
®
および Celeron
®
は、米国およびその他の国における Intel
Corporation
の登録商標です。AMD
®
Advanced Micro Devices, Inc. の登録商標です。AMD OpteronAMD Phenom
および
AMD Sempron™ Advanced Micro Devices, Inc. の商標です。Microsoft
®
Windows
®
Windows Server
®
Internet
Explorer
®
MS- DOS
®
Windows Vista
®
Active Directory
®
および Hyper-V
®
は、米国およびその他の国における Microsoft
Corporation
の商標または登録商標です。Red Hat
®
および Red Hat
®
Enterprise Linux
®
は、米国および / またはその他の国における
Red HatInc. の登録商標です。Novell
®
および SUSE
®
は、米国その他の国における Novell, Inc. の登録商標です。Oracle
®
Oracle Corporation およびその関連会社の登録商標です。Citrix
®
Xen
®
XenServer
®
および XenMotion
®
は、米国およびその他の
国における
Citrix System, Inc. の登録商標または商標のいずれかです。VMware
®
Virtual SMP
®
vMotion
®
vCenter
®
および
vSphere
®
は、米国またはその他の国における VMware, Inc. の登録商標または商標です。IBM
®
International Business Machines
Corporation
の登録商標です。Broadcom
®
および NetXtreme
®
Broadcom Corporation の登録商標です。QLogic QLogic
Corporation
の登録商標です。本書では、その他の商標および商号が使用されている場合がありますが、これらは商標および / もしくは名称
を所有する組織、またはそれら組織の製品のいずれかを参照するためのものであり、それぞれの所有者が所有権を有します。それらの商標や
会社名は、一切デルに帰属するものではありません。
3 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
目次
レビジョン ................................................................................................................................................................................................... 2
エグゼクティブサマリ ............................................................................................................................................................................... 4
1 仕様、制限事項、および前提条件 ................................................................................................................................................... 5
2 ローカル Hyper- V ホストでの導入 ................................................................................................................................................. 7
2.1 DR2000v の初期セットアップと設定 ................................................................................................................................. 15
2.3 物理 DR Series システムへの DR2000v の登録 ........................................................................................................... 23
3 リモート Hyper- V ホストでの導入 ................................................................................................................................................ 28
4 DR Series システムクリーナのセットアップ .................................................................................................................................. 30
5 重複排除、圧縮、およびパフォーマンスの監視 ........................................................................................................................... 31
A サポートされているコマンドレット .................................................................................................................................................. 32
A.1 コマンドレット:New-DR2000v ......................................................................................................................................... 33
A.2 コマンドレット:Repair- DR2000v ...................................................................................................................................... 34
A.3 コマンドレット:Remove- DR2000v ................................................................................................................................... 35
A.4 コマンドレットStop- DR2000v .......................................................................................................................................... 36
4 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
エグゼクティブサマリ
本書は、仮想 DR Series システムである Dell DR2000v Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 に導入
する方法についての情報を記載しています。本書はクイックリファレンスガイドであり
DR Series システム導入のベストプラクティ
スがすべて記載されているわけではありません。
データ管理アプリケーションのベストプラクティスホワイトペーパーに関して
は、
http://www.dell.com/support/home/us/en/04/product- support/product/powervault- dr2000v DR
Series
マニュアルを参照してください。
メモ:本書で使用されている DR Series システムおよびスクリーンショットは、使用されている DR Series システムのバージョン
に応じて多少異なる場合があります。
5 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
1 仕様、制限事項、および前提条件
次のリストは、Dell DR2000v に固有の制限事項と要件を説明するものです。
サポートされる Hyper-V バージョン、仮想環境要件、およびその他の情報についての詳細は、『Dell
DR Series System
Interoperability Guide
』(Dell DR Series システム相互運用性ガイド)を参照してください。
現在の DR2000v バージョンは、グローバルビュー管理ユニットととして機能し、登録先である物理 DR Series システムに
よって管理されます。
DR2000v
MTU 設定は変更せずに、システムのデフォルト値である 1500 のままにしておく必要があります。
DR GUI
使用状況メニューには、DR2000v に関連する統計情報だけが表示され、このメニューからは基盤であるホスティ
ング Hyper- V プラットフォームの情報は参照できません。
DR
アラートとイベントは DR2000v にのみ適用され、基盤であるホスティング Hyper- V プラットフォームのアラート / イベ
ントは処理されません。
ハードウェアの正常性はホスティングプラットフォームによって管理されるため、DR2000v では表示されません。
DR2000v
システムは別の DR2000v システムのレプリケーションターゲットとしては使用できませんが、物理 DR Series
システムのレプリケーションターゲットとすることは可能です。
バックアップ / 復元のパフォーマンスは、基盤となるハイパーバイザーハードウェアのパフォーマンスに依存します。
これはバックアップストレージデバイスであることから、Hyper-V を介してこの仮想マシンのチェックポイント(つまり、スナップ
ショット)を有効化しないことを強くお勧めします。これは、DR2000v がスナップショットから復元された場合に内部データの
不整合の原因となる可能性があることが理由です。
Hyper-V の前提条件
Hyper- V ホストには Windows.NET Framework 4.5 以上をインストールする必要があります。
http://www.microsoft.com/en- us/download/details.aspx?id=30653
Hyper- V
ホストには Windows PowerShell 4.0 以降をインストールする必要があります。
http://www.microsoft.com/en- us/download/details.aspx?id=40855
DR2000v
を導入するには、管理者ユーザー権限を持っている必要があります。
6 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
ライセンス
DR2000v システムは、認証の対象となる物理 DR Series システムに評価ライセンスまたは永続ライセンスがインストー
されていることを必要とします
DR2000v
が登録される物理 DR Series システムを DR2000v のライセンスサーバーとして使用するには、物理
DR Series システムで DR Series ソフトウェアバージョン 3.1 以降を実行する必要があります。
CLI コマンド
DR Series Command Line Reference Guide』(DR Series コマンドラインリファレンスガイド)で説明されている仮想
マシン CLI コマンドに加え、DR2000v でのみ実行できる 3 つの追加コマンドがあります。これらのコマンドと関連する使用
法は次のとおりです。
virtual_machine --update [--host <ip address | hostname>]
[--name <admin name>]
[--email <e- mail address (e.g., name@company.com)>]
[--company <text>]
[--comments <text>]
virtual_machine --register --host <ip address | hostname>
[--name <admin name>]
[--email <e- mail address (e.g., name@company.com)>]
[--company <text>]
[--comments <text>]
virtual_machine --unregister [--force]
7 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
2 ローカル Hyper- V ホストでの導入
次の手順は、ローカル Hyper-V ホストに DR2000v を導入する方法を説明しています。
1. DR2000v インストールパッケージを取得して、Hyper- V ホスト、またはお使いのネットワークからアクセスできる別の
ユニットに保存します。このパッケージは
zip 圧縮 フォーマットになっています
また、DR2000v ライセンスも入手する必要があります。永続ライセンスは物理 DR Series システムにインストールする
必要があります。仮想システムが正常に導入され、初回起動が行われた後は、この物理
DR Series システムに登録す
る必要があります。
2.
永続的なライセンスについてはDR2000v が登録される DR Series システムにライセンスをインストールする必要があ
ります物理
DR Series ステムの GUI Support(サポート)> License(ライセンス) Choose File(ファイルの
選択)をクリックしてライセンスファイルを検索してから、
Install License(ライセンスのインストール)をクリックします
8 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
ライセンスファイルの選択後、ライセンスページにライセンスファイルの場所と登録されたライセンスの情報が表示されます。
Install License
(ライセンスのインストール)をクリックしてライセンスが正常にインストールされたら、ライセンスページ
に成功通知と登録されたライセンスの情報が表示されます。
9 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
3. 特定の Hyper- V プラットフォーム用の DR2000 インストールパッケージ.ZIP ファイル)を解凍します。
4. 解凍されたフォルダを参照し、DELL-DR2000v.bat バッチスクリプトを右クリックして 管理者として実行 を選択します。
10 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
5. ローカル Hyper- V ホストに新しい DR2000v インスタンスをセットアップするには、cmd ウィンドウに「1」と入力して
<Enter> を押します。
Windows PowerShell
ウィンドウが表示され、仮想マシン名の入力を求めます。
11 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
6. DR2000v マシン名を入力し、<Enter> を押しま
7. PowerShell
ウィンドウを終了しますHyper- V Manager に新しい DR2000v VM が作成されます。
12 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
8. Action(アクション)パネルで DR2000v VM を選択し、Settings(設定)をクリックします。Settings for
[VM_Name] on [Host]
[Host] 上の [VM_Name] 向けの設定)ダイアログが表示されます。DR2000v NIC0
および NIC1 を適切な仮想スイッチに割り当て、Apply(適用)をクリックします。
13 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
9. DR2000v VM を選択し、Action(アクション)メニューで Start(開始)を選択します。(または、選択した VM
右クリックして
Start(開始)を選択します。)
10. Action
(アクション)メニューで Connect(接続)を選択します。(または、VM を右クリックして Connect(接続)を選択
します。)コンソールウィンドウが開きます。仮想マシンがすべてのモジュールを抽出して自動的にインストールします。
この処理には最大
45 分かかる場合があり、システムが数回自動的に再起動します。
14 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
画面に FAILED(失敗)メッセージがいくつか表示される場合がありますが、仮想マシンはデフォルトで、IP を自動で取得
するために
DHCP サーバーを探すことから、これは正常であり、予期される動作です。
15 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
2.1 DR2000v の初期セットアップと設定
11. インストールの完了後、次の資格情報を使用して DR2000v 仮想マシンにログオンします。
ユーザー名Administrator、パスワードSt0r@ge!
16 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
12. 初期システム設定ウィザードに進むには、yes と入力します。
13.
プロンプトに従って、必要なエントリのすべてを設定し、構成設定を確認します。静的設定を使用する場合は、すべての
エントリを手動で入力する必要があります。
17 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
DHCP を使用する:
18 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
静的 IP を使用する:
19 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
VM は、VM を管理することになる物理 DR Series システムへの登録プロセスを含む初期設定を実行します。これには
完了に最大
10 分かかる場合があります。デルに DR2000v を登録するオプションも提供されます。このプロセスは、
次のスクリーンショットで説明されています。
20 Microsoft Hyper- V 2012 および Hyper- V 2012 R2 向け Dell™ DR2000v の導入
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