MSI CSM-B85M-P32 取扱説明書

  • こんにちは!MSI マザーボード CSM-B85M-P32、CSM-H81M-P32、H81M-P32L のユーザーマニュアルの内容を熟読しました。製品の機能、設置方法、トラブルシューティングなど、ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。
  • マザーボードの電源電圧は?
    マザーボードの設置方法について教えてください。
    追加カードやモジュールを取り付ける際の注意事項は?
    故障した場合の対処法は?
日本語
65
この度はCSM-B85M-P32/ CSM-H8M-P32/ H8M-P32L/ H87M-P32/ B85M-P32/
H8M-P32 シリーズ (MS-7846 v.X) Micro-ATXマザーボードをお買い上げいただ
き、誠にありがとうございます。最適のシステム性能のために、CSM-B85M-P32/
CSM-H8M-P32/ H8M-P32L/ H87M-P32/ B85M-P32/ H8M-P32 シリーズはインテ
ルH8/ B85/ H87チップセットを搭載し、LGA50プロセッサに対応したハイパフォ
ーマンスデスクトップソリューションを構築することができます。
レイアウト
BA
T1
Top : mouse
Bottom:keyboard
Top :
Parallel Port
Bottom:
COM portA
VGA port
Top: LAN Jack
Bottom: USB2.0 ports
USB3.0 ports
T:Line-In
M:Line- Out
B:Mic-In
PCI_E1
PCI_E2
PCI2
PCI1
JCOM2
JAUD1
SYSFAN1
JUSB_PW1
JUSB_PW2
JTPM1
JUSB2JFP1
JFP2
JUSB1
JCI1
JBAT1
SATA1
JPWR1
SYSF
AN
2
CPUFAN
DIMM1
DIMM2
JPWR2
SATA2
SATA4
SATA3
J (
optional)
U
SB3
J (
optional)
U
SB3
日本語
66
マザーボードの仕様
対応CPU LGA 50対応第四代インテル
®
Core™ i7 / Core™ i5 / Core™
i3 / Pentium
®
/ Celeron
®
プロセッサー
チップセ
ット
インテル
®
H8/ B85/ H87 Expressチップセット
対応メモリ DDR3メモリスロット2本搭載、最大32GB搭載可能
DDR3 600/ 333/ 066 MHzをサポート
デュアルチャンネルメモリアーキテクチャ
non-ECC、un-bueredメモリをサポート
拡張スロ
ット
PCIe x6スロット x (オプション)
PCIe 2.0 xスロット x
オンボード
グラフィッ
クス
VGAポート x、最大解像度920x200 @ 60Hz, 24bppをサ
ポート
ストレージ インテルH8/ B85/ H87 Expressチップセット
SATAポート x4 (オプション)
RAID 0, RAID, RAID 5及びRAID 0をサポート (オプシ
ョン)
インテルスマートレスポンステクノロジ(Intel Smart
Response Technology)をサポート (オプション)*
インテルラッピドスタートテクノロジ(Intel Rapid Start
Technology)をサポート (オプション)*
インテルスマートコネクトテクノロジ(Intel Smart Connect
Technology)をサポート
* Windows 7とWindows 8の環境でインテルCoreプロセッサをサ
ポートします。
-
-
-
-
-
USB インテルH8/ B85/ H87 Expressチップセット
USB 3.0ポート x4 (2基のポートはI/Oパネルにであり、2基
のポートは内部のUSBコネクターにより利用可能*)
USB 2.0ポート x6 (2基のポートはI/Oパネルにであり、4基
のポートは内部のUSBコネクターにより利用可能)
* 内部のUSB 3.0コネクターのために、H8M-P32はNEC
uPD720202 USB 3.0コントローラーを使用します。
-
-
オーディオ Realtek
®
ALC887コーデック
LAN Realtek
®
RTL8G Gigabit LANコントローラー
日本語
67
I/Oパネルコ
ネクター
PS/2キーボードポート x
PS/2マウスポート x
パラレルポート x
シリアルポート x
VGAポート x
USB 2.0ポート x2
USB 3.0ポート x2
LAN (RJ45)ポート x
オーディオジャック x3
内部コネク
ター
24ピンATXメイン電源コネクター x
4ピンATX 2V電源コネクター x
SATAコネクター x4
USB 2.0コネクター x2 (4基の追加USB 2.0ポートをサポート)
USB 3.0コネクター x (2基の追加USB 3.0ポートをサポート)
(オプション)
4ピンCPUファンコネクター x
4ピンシステムファンコネクター x
3ピンシステムファンコネクター x
フロントパネルオーディオコネクター x
シリアルポートコネクター x
TPMコネクター x
システムパネルコネクター x2
ケース開放センサーコネクター x
クリアCMOSジャンパ x
USB電源ジャンパ x2
BIOS 機能 UEFI AMI BIOS
ACPI 5.0, PnP .0a, SM BIOS 2.7, DMI 2.0
多言語
寸法 Micro-ATX寸法
9.6 in. x 9.0 in. (24.4 cm x 22.8 cm)
最新のCPU対応表は下記Webサイトをご参照ください。
http://www.msi.com/service/cpu-support/
最新のメモリモジュール対応状況については 下記Webサイ
トをご参照ください。
http://www.msi.com/service/test-report/
日本語
68
オプションの仕様
名前
仕様
H87M-P32 B85M-P32 H8M-P32
PCIe x6スロット Gen3 Gen3 Gen2
SATA, SATA2 SATA 6Gb/s SATA 6Gb/s SATA 6Gb/s
SATA3, SATA4 SATA 6Gb/s SATA 3Gb/s SATA 3Gb/s
フロントUSB3.0
BIOS ROM 28Mb 28Mb 64Mb
RAID サポート サポートしない サポートしない
Small Business
Advantage
サポート サポート サポートしない
Intel Rapid Start サポート サポート サポートしない
Intel Smart Response サポート サポートしない サポートしない
Intel Smart Connect サポート サポート サポート
名前
仕様
CSM-B85M-P32 CSM-H8M-P32 H8M-P32L
PCIe x6スロット Gen3 Gen2 Gen2
SATA, SATA2 SATA 6Gb/s SATA 6Gb/s SATA 6Gb/s
SATA3, SATA4 SATA 3Gb/s SATA 3Gb/s SATA 3Gb/s
フロントUSB3.0
BIOS ROM 28Mb 64Mb 64Mb
RAID サポートしない サポートしない サポートしない
Small Business
Advantage
サポート サポートしない サポートしない
Intel Rapid Start サポート サポートしない サポートしない
Intel Smart Response サポートしない サポートしない サポートしない
Intel Smart Connect サポート サポート サポート
日本語
69
I/Oパネル
LAN LEDインジケーター
LINK/ACT
LED
SPEED
LED
LED LED状態 解説
Link/ Activity LED
(リンク/アクティビ
ティLED)
O リンクしていません。
黄色 リンクしています。
点滅 データが通信中です。
Speed LED
(スピードLED)
O 0 Mbpsの通信速度
緑色 00 Mbpsの通信速度
オレンジ  Gbpsの通信速度
オーディオ2, 4, 6または8チャンネルの設定
ポート 2チャンネル 4チャンネル 6チャンネル 8チャンネル
青色 Line in RS-Out RS-Out RS-Out
緑色 Line out FS-Out FS-Out FS-Out
ピンク Mic Mic CS-Out CS-Out
フロント
オーディオ
- - - SS-Out
PS/2マウス
PS/2キーボード USB 2.0
USB 3.0
VGA
LAN
パラレル
シリアル オーディオ
日本語
70
CPUおよびヒートシンクの装着
CPUを取り付ける場合には、オーバーヒートを防ぐ、それにシステムの安定性のた
めにヒートシンクがCPUに密着するように確実に取り付けてください。下記の手順
に従って正しくCPUとCPUヒートシンクを装着してください。装着方法を誤ると最
悪の場合CPUやマザーボードなどの破損を招きます。
. 最大開放位置まで ローディングレバーを外して起こします。
2. レバーが最大開放位置に引っ張られると、ローディングプレートが自動的に起
こします。
注意
ソケットの接点またはCPUの底を触れないでください。
ビデオデモンストレーション
下記アドレスにてCPUとヒートシンクの取り付け方法をビデオで確
認できます。
http://youtu.be/bf5La099urI
位置決めの窪み
CPU切り欠き
3. CPUの切欠きをソケットの窪みと合わせてください。傾けたり、CPUをソケッ
トにすべり込ませることなく、まっすぐにCPUを下ろしてください。CPUが正
しくソケットに収まっていることを確認してください。
4. 負荷プレートを閉めます。リテンションノブの下に滑り込ませ、負荷プレート
を噛み合わせます。
日本語
7
熱ペースト
注意
システムを起動する前に、必ずCPUヒートシンクがしっかり装着されたことを確
認してください。
ソケットに添付されるプラスチックカバーは捨てないでください。CPUを外して
保管する場合は、このプラスチックカバーを装着し、ソケットのピンを保護して
ください。
単独のCPUとヒートシンク/クーラーを購入すると、装着については同梱の説明書
をご参照ください。
5. 負荷レバーを下ろすと、PnPキャップが自動的にCPUソケットから外れます。
PnPキャップ は絶対に捨てないでください。マザーボードからCPUを外して保
管する場合は、必ずPnPキャップを元に戻してください。
6. 効果的な放熱とCPUの過熱の防止のために、CPUの上に薄い層の熱ペースト(ま
たは熱テープ)を均等に塗布してください。
7. マザーボードのCPUファンコネクターを探し出してください。
8. ファンのケーブルがファンコネクターに届く方向にCPUクーラーを向け、四つ
の留め具がマザーボードの固定穴に合うようCPUクーラーを置きます。
9. CPUクーラーの四つの留め具をマザーボードの固定穴に合わせ、クリック音が
鳴るまでゆっくりと奥まで押し込みます。
0. 四つの留め具が正しく止められているかマザーボードを確認してください。
. 最後に、CPUファンケーブルをマザーボードのコネクターに接続します。
日本語
72
メモリの装着
ビデオデモンストレーション
下記アドレスにてメモリの取り付け方法をビデオで確認できます。
http://youtu.be/76yLtJaKlCQ
2
3
注意
DDR3メモリモジュールとDDR2メモリモジュールは相互に物理的・電気的規格の
互換性がありません。本製品はDDR3メモリスロットを搭載しており、DDR3メモ
リモジュールを必ずご利用願います。本製品ではDDR2メモリモジュールはご利
用頂けません。
デュアルチャンネルアクセスを有効にする為には同一メーカーの同一メモリモジ
ュールを装着してください。
日本語
73
内部コネクター
JPWR~2: ATX電源コネクター
ATX電源を接続します。接続の際にはコネクターの向きに注意して奥までしっかり
差し込んでください。通常はコネクターのフックの向きを合わせれば正しく接続さ
れます。
ビデオデモンストレーション
電源コネクターの取り付け方法をビデオで確認できます。
http://youtu.be/gkDYyR_83I4
13.+3. 3
V
1.+3.3
V
14.-12 V
2.+3.3 V
15.Gro und
3
.Groun d
16.PS- ON
#
4.+5
V
17.Gro und
5
.Groun d
18.Gro und
6.+5
V
19.Gro und
7
.Groun d
22.+5
V
10.+12 V
20.Res
8.PW
R O
K
23.+5
V
11. +12 V
21.+5
V
9.5VSB
24.Gro und
12.+3. 3
V
JPWR
4.+12V
2
.Ground
3.+12V
1
.Ground
JPWR2
注意
本製品を安定に動作させるには、すべての電源ケーブルを正しくATX電源コネクタ
ーに接続している必要があります。
JCOM2: シリアルポートコネクター
6550Aチップを採用した6バイトFIFOにてデータ転送を行います。このコネクタ
ーにシリアルマウスまたは他のシリアルデバイスを接続できます。
1
.
D
C
D
3
.
S
O
U
T
1
0
.
N
o
P
i
n
5
.
G
r
o
u
n
d
7
.
R
T
S
9
.
R
I
8
.
C
T
S
6
.
D
S
R
4
.
D
T
R
2
.
S
I
N
日本語
74
SATA~4: SATAコネクター
このコネクターは高速SATAインターフェイスポートです。一つのコネクターに
つき、一つのSATAデバイスを接続することができます。SATAデバイスはディス
クドライブ (HDD)、フラッシュメモリドライブ (SSD)と光学ドライブ (CD/ DVD/
Blu-Ray)を含みます。
ビデオデモンストレーション
SATA HDDの取り付け方法をビデオで確認できます。
http://youtu.be/RZsMpqxythc
注意
多くのSATAデバイスも電源から電源ケーブルを必要とします。そんなデバイス
はディスクドライブ (HDD)、フラッシュメモリドライブ (SSD)と光学ドライブ
(CD/ DVD/ Blu-Ray)を含みます。詳細についてはデバイスのマニュアルをご参照
ください。
多くのコンピューターケースは大きいSATAデバイスを必要とします。例えば、
HDD、SSDと光学ドライブ、ケース内に固定されます。装着の詳細についてはケ
ースまたはSATAデバイスの同梱のマニュアルをご参照ください。
SATAケーブルは90度以上の角度に折り曲げないようご注意ください。データ損
失を起こす可能性があります。
SATAケーブルの両端が同一です。然し、スペースの節約のために、平らなコネク
ターに接続することをお薦めします。
JCI: ケース開放センサーコネクター
このコネクターには2ピンのケーススイッチを接続します。ケースを開けると開放
センサーがショートします。システムにはこの開放信号が記録され、警告メッセー
ジが画面に表示されます。警告メッセージを消すには、BIOS画面を開いてメッセー
ジを消去します。
2
.
C
I
N
T
R
U
1
.
G
r
o
u
n
d
日本語
75
CPUFAN,SYSFAN~2: ファン電源コネクター
ファン電源コネクターは+2Vの冷却ファンをサポートします。本製品にはシステム
ハードウェアモニタチップセットを搭載すると、CPUファンコントロールを利用す
るために、スピードセンサー付けの、特に設計されたファンを使用しなければなり
ません。必ずすべてのファンを接続してください。部分のシステムファンがマザー
ボードに接続されなくて、その代わりに直ちに電源に接続されます。システムファ
ンを何れかの利用可能なシステムファンコネクターに接続することができます。
1
.Ground
2.+12V
3.Sens
e
4.Speed
C
ontro
l
1
.Gr ound
2.+ 12V
3.N o
Us
e
CPUFAN/ SYSFAN SYSFAN2
注意
CPUメーカーが推奨するファンを参照してください。
これらのコネクターはスマートファンコントロールをサポートします。Command
CenterユーティリティをインストールすることでCPUやシステムの温度から自動
的にファンの回転数を制御することが出来ます。
すべてのシステムファンの接続にはマザーボードのポートが足りない場合、アダ
プタが利用できて、ファンを直ちに電源に接続します。
最初の起動の前に、ケーブルがファンの葉身にぶつかるのを防止します。
JAUD: フロントパネルオーディオコネクター
フロントパネルオーディオピンヘッダを使用するとケースのフロントパネルからの
オーディオ出力が可能になります。ピン配列はインテル
®
のフロントパネル接続デザ
インガイドに準拠しています。
1.MI
C L
3.MI
C R
10.Head
P
hone
Detection
5.Head
P
hone
R
7.SENSE_SEN
D
9.Head
P
hone
L
8.No
Pi
n
6.MI
C D
etection
4.NC
2
.Ground
日本語
76
JFP, JFP2: システムパネルコネクター
本製品にはケースのフロントパネルとの接続用にフロントパネルコネクターが用意
されています。JFPはインテル®のフロントパネル接続デザインガイドに準拠して
います。オプションのM-Connectorを使用するとケーブルの取り付けが簡単になりま
す。ケースからの配線をM-Connectorに差し込み、そのままJFPへ接続します。
ビデオデモンストレーション
フロントパネルコネクターの取り付け方法はビデオで確認できま
す。
http://youtu.be/DPELIdVNZUI
1.
+
3.
-
10. No
Pi
n
5.-
Res et
S
wit ch
HDD
LE
D
P
owe r
S
wit ch
P
owe r
LE
D
7.
+
9.R eserv e
d
8.
-
6.
+
4.
-
2.
+
JFP
JFP2
注意
ケースからの配線で小さな三角形が記載されているピンは正極を示します。以下
の図やM-Connector(オプション)を参照し、正しい位置に接続してください。
コンピューターケースのフロントパネルコネクターの大部分は主としてJFPに挿
入されています。
JUSB~2: USB 2.0拡張コネクター
このコネクターは高速USB周辺機器、例えば、外付けUSB HDDやデジタルカメラ、
MP3プレイヤー、プリンタ、モデムなど様々な機器の接続に対応しています。
1
.
V
C
C
3
.
U
S
B
0
-
1
0
.
NC
5
.
U
S
B
0
+
7
.
G
r
o
u
n
d
9
.
N
o
P
i
n
8
.
G
r
o
u
n
d
6
.
U
S
B
1
+
4
.
U
S
B
1
-
2
.
V
C
C
注意
VCCピンとGNDピンは必ず接続してください。接続しない場合、機器に重大な損傷
を及ぼす恐れがあります。
日本語
77
JUSB3: USB 3.0拡張コネクター (オプション)
USB 3.0ポートはUSB 2.0デバイスと併用できます。データ転送速度は最大5Gbit/sま
でをサポートします (超高速)。
5.
U
SB3_TX_C_DN
4
.Ground
3.USB3_RX_DP
2.USB3_RX_DN
1.Power
10.Ground
9.
+
U
SB2.0
8.
-
U
SB2.0
7
.Ground
6.USB3_TX_C_DP
20.No
Pi
n
19.Power
18.USB3_RX_DN
17.USB3_RX_DP
16.Ground
15.USB3_TX_C_DN
14.USB3_TX_C_DP
13.Ground
12.USB2.0
-
11
. +
U
SB2.0
注意
VCCピンとGNDピンは必ず接続してください。接続しない場合、機器に重大な損
傷を及ぼす恐れがあります。
USB 3.0デバイスを使用前に、必ずUSB 3.0ケーブルでデバイスをUSB 3.0ポート
に接続します。
JTPM: TPMモジュールコネクター
このコネクターはTPM (Trusted Platform Module)を接続します。詳細については
TPMセキュリティプラットホームマニュアルを参照して下さい。
10.No
Pi
n
14.Ground
8.5V
P
ower
12.Ground
6.Serial
IR
Q
4.3.3V
P
ower
2.3V
Standby
power
1.LP
C C
loc
k
3.LP
C
Rese
t
5.LP
C a
ddres
s &
data
pin0
7.LP
C a
ddres
s &
data
p
in1
9.LP
C a
ddres
s &
data
p
in2
11
.LPC
a
ddres
s &
data
p
in3
13.LP
C
Fram
e
日本語
78
JBAT: クリアCMOSジャンパ
本製品にはBIOSの設定情報を保持するなどの目的でCMOSメモリを搭載してお
り、搭載するボタン電池から電力を供給することで情報を保持しています。この
CMOSメモリに蓄えられたデバイス情報によって、OSを迅速に起動させることが
可能になります。システム設定をクリアしたい場合はこのジャンパを押してくださ
い。
データを保存 データをクリア
注意
システムがオフの間に、このジャンパをショートすることでCMOS RAMをクリアし
ます。それからジャンパを開きます。システム起動時のCMOSのクリアは絶対止め
てください。マザーボードの破損や火災などに及ぶ危険があります。
JUSB_PW, JUSB_PW2: USB電源ジャンパ
これらのジャンパをセットすると、USB またはPS/2デバイスによるBIOSセットア
ップ内の「Wake Up Event Setup(ウェイクアップイベントセットアップ)」設定
が有効になります。
サポート
サポートしない (デフォルト)
JUSB_PW
(I/OパネルUSB
ポート& PS/2 ポ
ート用)
JUSB_PW2
(オンボードUSB
コネクター用)
サポート
サポートしない (デフォルト)
日本語
79
PCI_E~2: PCIe拡張スロット
PCIeスロットはPCIeインターフェース拡張カードをサポートします。
PCIe xスロット
PCIe x6スロット
PCI~2: PCI拡張スロット
PCIスロットはPCIインターフェース拡張カードをサポートします。
PCIスロット
注意
拡張カードの取り付け・取り外しの際はシステムの電源を落とし、必ず電源プラ
グを抜いてください。拡張カードのマニュアルを参照し、ジャンパ、スイッチ、
BIOSなど必要なハードウェア設定、ソフトウェア設定を全て実行してください。
日本語
80
BIOSの設定
通常にはシステムの安定性のために、デフォルト設定は最適の性能を提供します。
以下に該当する場合は、BIOSセットアッププログラムを起動して設定値を適切な値
に変更してください。
システムの起動中に画面にエラーメッセージが表示され、SETUPを実行するよう
に指示された場合。
機能をカスタマイズするために、デフォルト設定を変更する場合。
注意
BIOSの設定を変更した後、システムが不安定になる場合には、デフォルト設定
をロードして、最適のシステム性能と安定性を回復します。"Restore Defaults"を
選択し、BIOSの設定画面に<Enter>キーを押してデフォルト設定をロードしてく
ださい。
BIOSの設定をよく知らない場合、可能なシステムの損害と不適当なBIOSの設定
より失敗の起動を回避するために、デフォルト設定を変更しないことをお勧めし
ます。
BIOSセットアップ画面の起動
電源を投入するとハードウェアの初期化が始まり、POST(Power On Self Test)画面
が現れます。以下のメッセージが表示されている間に、<DEL>キーを押してBIOSセ
ットアップ画面を呼び出します。
Press DEL key to enter Setup Menu, F to enter Boot Menu
(<DEL>キーを押してセットアップ画面を呼び出して、Fキーを押して
ブート画面を呼び出す。)
<DEL>を押す前にこのメッセジーが消えてしまった場合、電源をいったん切って
から再び投入するか、<RESET>を押すかして、システムを再起動してください。
<Ctrl>、<Alt>と<Delete>を同時に押しても再起動できます。
MSIはさらにBIOSセットアップ画面を表示するための2つの方法を提供しま
す。“MSI Fast Boot”ユーティリティ画面で “GO2BIOS”タブをクリックするか、マザ
ーボード基板上の”GO2BIOS”ボタン(オプション)を押すことで、再起動後のPC起動
時にBIOSセットアップ画面が表示されます。
“MSI Fast Boot”ユーティリティ
の”GO2BIOS”ボタンをクリック
します。
注意
BIOSセットアップ画面を表示するために、あらかじめ “MSI Fast Boot”ユーティリテ
ィをインストールしてください。
日本語
8
概要
BIOSに入った後、以下の画面が表示されます。
BIOSメニュー
選択
温度モニタ
システム
情報
ブートデバ
イス優先
順序
メニューディスプレイ
BIOSメニ
ュー選択
言語
Virtual OC
Genieボタン
モードの名前
OCメニュー
注意
高級なユーザー以外にPCを手動でオーバークロックすることをお薦めしません。
オーバークロックによる故障は製品保証の対象外となりますのでご注意くださ
い。不適当に操作すると、保証を無効にさせ、またはハードウェアを破損する危
険性があります。
ユーザーがオーバークロックに精通していない場合、OC Genieで簡単なオーバー
クロックを行うことをお勧めします。
日本語
82
Current CPU/ DRAM/ Ring Frequency
CPUとメモリ、Ringの周波数を表示します。読み取り専用です。
CPU Ratio Mode [Auto]
CPU倍率の動作モードを選択します。
[Auto] BIOSにより自動的に設定を行います。
[Fixed Mode] CPU倍率を固定します。
[Dynamic Mode] CPUの負荷によりcpu倍率が動的に変更されます。
Adjust CPU Ratio [Auto]
CPU倍率を設定し、CPUクロックの速度を変更します。CPUがこの設定をサポート
する場合にのみこの項目は表示されます。
Adjusted CPU Frequency
現在のCPU周波数を表示します。読み取り専用です。
EIST [Enabled]
Enhanced Intel
®
SpeedStepテクノロジを有効か無効にします。
Intel Turbo Boost [Enabled]
インテル
®
ターボブーストを有効か無効にします。 CPUがこの設定をサポートする
場合にのみこの項目は表示されます。
[Enabled] システムがより高い性能を要求する場合、CPUの仕様範囲で自動
的にCPUのクロックを上昇させます。
[Disabled] この機能を無効にします。
Enhanced Turbo [Auto]
CPUの性能を上げるために、Enhanced Turbo機能を有効か無効にします。
[Auto] BIOSにより自動的に設定を行います。
[Enabled] すべてのCPUコアが最大のターボ倍率に上げられます。
[Disabled] この機能を無効にします。
Adjust Ring Ratio [Auto]
Ringの倍率を設定します。有効値の範囲は装着したCPUによって決定されます。
Adjusted Ring Frequency
変更したRingの周波数を表示します。読み取り専用です。
Adjust GT Ratio [Auto]
統合したグラフィックスの倍率を設定します。有効値の範囲は装着したCPUによっ
て決定されます。
Adjusted GT Frequency
変更した統合のグラフィックスの周波数を表示します。読み取り専用です。
DRAM Frequency [Auto]
DRAM周波数を設定します。オーバークロックによる動作は保証されませんのでご
注意ください。
Adjusted DRAM Frequency
変更したDRAM周波数を表示します。読み取り専用です。
日本語
83
DRAM Timing Mode [Auto]
メモリタイミングのモードを選択します。
[Auto] 装着したメモリモジュールのSPD (Serial Presence Detect)に合わ
せDRAMタイミングが自動で設定されます。
[Link] すべてのメモリチャンネルのためにDRAMタイミングを手動で設
定します。
[UnLink] それぞれのメモリチャンネルのためにDRAMタイミングを手動で
設定します。
Advanced DRAM Conguration
<Enter>キーを押すと、サブメニューが表示されます。“DRAM Timing Mode”には
[Link]あるいは[Unlink]に設定すると、このサブメニューが有効になります。ユーザー
がメモリの各チャンネルのためにメモリタイミングを設定することができます。メ
モリタイミングを変更した後、システムが不安定になるあるいは起動できない恐れ
があります。その場合には、CMOSデータをクリアし、デフォルト設定に戻してく
ださい。(クリアCMOSジャンパ/ボタンの節を参照し、クリア後BIOSの設定画面で
デフォルト設定をロードしてください。)
Memory Fast Boot [Auto]
起動時に実行されるメモリに対応したトレーニングプロセスについて有効か無効に
します。
[Auto] BIOSにより自動的に設定を行います。
[Enabled] 初回起動時に実行したトレーニングのプロセスを記憶します。そ
の後は毎回の起動時にトレーニングしなくなるため、システムの
起動時間が早くなります。
[Disabled] 毎回の起動時にメモリトレーニングプロセスが開始されます。
DRAM Voltage [Auto]
メモリ電圧を設定します。”Auto”に設定すると、BIOSが自動的にメモリ電圧を設定
します。ユーザーが手動で設定することも出来ます。
Spread Spectrum
本機能はクロック変換器パルスを変調することで、電磁妨害を軽減する効果があり
ます。
[Enabled] Spread spectrum機能を有効にし、電磁妨害を軽減します。
[Disabled] CPUベースクロックのオーバークロック性能を高めます。
注意
特に電波障害などの問題が無い場合は、システムの安定性と性能を確保するた
めに[Disabled]に設定して下さい。また、電波障害などが発生した場合は、必ず
[Enabled]に設定して障害の軽減に努めて下さい。
Spread Spectrumの値は大きければ大きいほどノイズ除去効果が高まりますが、
システムの安定度は低下します。
オーバークロック動作実験をする場合は、必ず[Disabled]に設定して下さい。
日本語
84
CPU Features
<Enter>キーを押すと、サブメニューが表示されます。
Hyper-Threading Technology [Enabled]
ハイパースレッディング機能に対応したCPUをお使いの場合、1つのCPUコア
を2つの論理的なCPUコアとして認識させ、並列処理性能を高めることができ
ます。ほとんどの場合、ハイパースレッディング機能を有効にすることでシス
テムの処理性能を向上できます。
[Enable] ハイパースレッディングテクノロジを有効にします。
[Disabled] システムがHT機能をサポートしない場合、このアイテムを無
効にします。
Active Processor Cores [All]
アクティブプロセッサコアの数を選択します。
Limit CPUID Maximum [Disabled]
拡張CPUID値を有効または無効にします。
[Enabled] 拡張のCPUID値でこのプロセッサをサポートしない以前の
OSにはブートの問題を回避するために、BIOSがCPUID入力
値を最大化します。
[Disabled] 実際の最大のCPUID入力値を使用します。
Execute Disable Bit [Enabled]
本機能を有効にすることで、「バッファオーバーフロー攻撃」と呼ばれる悪意
を持った行為からシステムを保護することができます。いつでもこの機能を有
効に保持のをお勧めします。
[Enabled] NO-Execution保護を有効にして、悪意の攻撃とワームを防ぎ
ます。
[Disabled] この機能を無効にします。
Intel Virtualization Tech [Enabled]
インテル仮想化テクノロジの有効か無効にします。
[Enabled] 仮想化テクノロジを有効にして、プラットフォームが独立の
分割区分にマルチのOSを動作します。このシステムはほと
んどマルチのシステムとして機能します。
[Disabled] この機能を無効にします。
Hardware Prefetcher [Enabled]
ハードウェアプリフェッチャー (MLCストリーマ) を有効か無効にします。
[Enabled] CPU性能を最高の状態に調整するために、ハードウェアプリ
フェッチャーがメモリからL2 キャッシュに自動的にデータと
解説を先取ります。
[Disabled] ハードウェアプリフェッチャーを無効にします。
/