3X22

Seiko 3X22 取扱説明書

  • こんにちは!セイコー アストロン 3X22 GPSソーラーウオッチのユーザーガイドの内容を読み終えました。GPS電波受信による時刻合わせ、ソーラー充電、自動時刻修正など、様々な機能についてご質問にお答えできます。どんなことでもお気軽にご質問ください!
  • 電池交換はどうすれば良いですか?
    GPS電波を受信できない場合はどうすれば良いですか?
    サマータイム(DST)はどうやって設定・解除しますか?
    金属バンドの調整はどうすれば良いですか?
    時計が止まってしまった場合はどうすれば良いですか?
.
.
最初にお読みください
目次
ユーザーガイド完全版
Complete User Guide
3X22 GPS ソーラーウオッチ
「GPS」は、セイコーホールディングス株式会社の登録商標です。
この度は弊社製品をお買い上げいただき、
誠にありがとうございました。
ご使用の前にこの説明書をよくお読みの上、
正しくご愛用くださいますよう、
お願い申し上げます。
なお、この説明書はお手元に保管し、必要に応じてご覧ください。
※金属バンドの調整は、お買い上げ店にご依頼ください。
ご贈答、
ご転居などにより、お買い上げ店での調整が受けられない場合は、
弊社お客様相談窓口へご依頼ください。お買い上げ店以外では有料もしくは
お取扱いいただけない場合があります。
※商品に傷防止用の保護シールがはられている場合があります。
必ずはがしてお使いください。はられたままにしておくと、汚れ、汗、ゴミ、
水分などが付着してさび発生の原因となります。
1
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
製品取扱上のご注意
b 警告
取り扱いを誤った場合に、
重症を負うなどの重大な結果になる危険性が想定される内容を示します。
次のような場合、ご使用を中止してください
時計本体やバンドが腐食などにより鋭利になった場合
バンドのピンが飛び出してきた場合
※すぐに、
お買い上げ店弊社お客様相談窓口にご連絡ください。
乳幼児の手の届くところに、時計本体や部品を置かないでください
部品を乳幼児が飲み込んでしまうおそれがあります。
万が一飲み込んだ場合は、
身体に害があるため、ただちに医師にご相談ください。
時計から二次電池を取り出さないでください
※二次電池について→ 使用電源について P.36
二次電池の交換には専門知識
技能が必要ですので、お買い上げ店にご依頼ください。
一般の酸化銀電池が組み込まれると、破裂発熱発火などのおそれがあります。
b 注意
取り扱いを誤った場合に、軽症を負う危険性や物質的損害をこうむることが想定される内容を示します。
以下の場所での携帯保管は避けてください
揮発性の薬品が発散しているところ(除光液などの化粧品、防虫剤、シンナーなど)
5℃~35℃を外れる温度に長期間なるところ
磁気や静電気の影響があるところ
強い振動のあるところ
高湿度なところ
ホコリの多いところ
アレルギーやかぶれを起こした場合
ただちに時計の使用をやめ、
皮膚科など専門医にご相談ください。
その他のご注意
金属バンドの調整は専門知識
技能が必要ですので、お買い上げ店にご依頼ください。
手や指などにけがをする可能性があるほか、部品を紛失する可能性があります。
商品の分解改造はしないでください。
乳幼児に時計が触れないようにご注意ください。
けがやアレルギーをひき起こすおそれがあります。
使用済み電池の処理は自治体の指示に従ってください。
提げ時計やペンダント時計の場合、ひもやチェーンの取り扱いにご注意ください。
衣類や手首などを傷つけたり、首を締めたりするおそれがあります。
時計を外してそのままくと、ぶたとバンドや中留が擦れて、ぶた表面に傷が付く可能性がありま
すのでご注意ください。時計を外した場合は、柔らかい布等を挟んで置くことをおすすめします。
2
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
b 警告
この時計はスキューバダイビングや飽和潜水には
絶対に使用しないでください
スキューバダイビングや飽和潜水用の時計に必要とされる過酷な環境を想定した
様々な厳しい検査を行っていません専用のダイバーズウオッチをご使用ください。
b 注意
直接蛇口から水をかけることは避けてください
水道水は非常に水圧が高く、
日常生活用強化防水の時計でも防水不良になる
おそれがあります。
b 注意
水分のついたまま、りゅうずやボタンを
操作しないでください
時計内部に水分が入ることがあります。
万が一、ガラス内面にくもりや水滴が発生し、長時間消えない場合は防水不良です。
お早めに、お買い上げ店弊社お客様相談窓口にご相談ください。
水や汗、汚れが付着したままにしておくのは
避けてください
防水時計でもガラスの接着面パッキンの劣化やステンレスがさびることにより、
防水不良になるおそれがあります。
入浴やサウナの際はご使用を避けてください
蒸気や石けん、
温泉の成分などが防水性能の劣化を早めることがあります。
3
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
この時計は、GPS 衛星からの電波を受信し、地球上のどこにいてもすばやくその場所の正確な時刻を表示します。
次のような特長があります。
GPS 衛星電波受信
世界中どこでも、ボタン操作ひとつで
現在地
の正しい時刻に合わせることができます。
※DST
(Daylight Saving Time =サマータイム)
手動対応
GPS 衛星からの電波を受信し、すばやく時刻を合わせます。
受信しやすい場所受信できない場所 P.16
世界の全タイムゾーンに対応しています。
タイムゾーンについて P.6
時計を使う地域タイムゾーンが変わったときは「タイム
ゾーン修正」の操作を行ってください。
タイムゾーン修正のしかた P.20
ソーラー充電
ソーラー充電で動きます。
文字板に光を当てて充電してください。
フル充電で約 6 ヶ月間動きます。
エネルギー残量がなくなったとき、フル充電にするには
時間がかかるため、こまめに充電をするように心がけて
ください
充電のしかた P.14
充電にかかる時間のめやす P.14
スーパースマートセンサー(自動時刻修正)
ご使用時の行動パターンに合わせて、
自動で時刻修正を行います。
外出時に明るい太陽光を感知したとき等は、自動で GPS
衛星の電波を受信します。ご使用中にもお客様が意識する
ことなく、常に正しい時刻に合わせられる機能です。
スーパースマートセンサー(自動時刻修正)について 
P.24
※充電量が不足しているときは受信を行いません。
エネルギー残量を確認する P.13
※この GPS ソーラーウオッチはナビゲーション用機器とは異なり、普段お使いになっているときに常に GPS 衛星の電波を受信する仕様ではありません。
GPS
衛星の電波の受信を行うのは、タイムゾーン修正、強制または自動時刻修正等を行うときのみです。
特 長
4
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
GPS ソーラーウオッチが時刻日付を合わせるしくみ
GPS 衛星について
米国国防総省が管理する衛星
(正式名称は NAVSTAR)で、
高度約 2 km の軌道上を回っています。
本来は軍事目的の衛星でしたが現在は情報の一部が民生用
開放されていて、カーナビゲーション、携帯電話等多くの機器
で利用されています。
GPS 衛星には、誤差 10 万年に 1 秒という高精度の原子時計
が搭載されています。
この時計が時刻日付を合わせるしくみ
この時計では
GPS 衛星からの電波を受信し、以下の情報を
もとに時刻日付を合わせます。
原子時計に基づく正確な時刻日付
今いる場所のタイムゾーン情報
( 基本 4 基以上の GPS 衛星により、今いる場所を測位し、
世界の全タイムゾーンのどこにいるかを特定します。
※今いる場所のタイムゾーンの情報を受信するには、タイムゾーン修正
操作をする必要があります。
タイムゾーン修正のしかた P.20
※この GPS ソーラーウオッチはナビゲーション用機器とは異なり普段
お使いになっているときに常に GPS 衛星の電波を受信する仕様では
ありません。
GPS 衛星の電波の受信を行うのはタイムゾーン修正強制または自動
時刻修正等を行うときのみです。
5
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
タイムゾーン
世界各地には協定世界時
(UTC)を基準にして、その国や地域で共通して使用する標準時があります。
標準時は国や地域により決められており、同じ標準時を使う地域全体をタイムゾーンと言い、現在 38 のタイムゾーンに分かれています(2019 1 月時点)
DST(サマータイム)Daylight Saving Time =デイライト セイビングタイム
地域によっては個別に【DST(サマータイム)が設定されています。サマータイムとは、夏時間のことです。
夏の日照時間の長いときに、
時刻を通常1時間進めて昼間の時間を長くする制度です。
欧米を中心に世界の約 80 ヶ国で実施されています。DST(サマータイム)の実施期間は、実施地域や国によって様々です。
※各地域の DST(サマータイム)は、国または地域の都合により変更される場合があります。
協定世界時(UTC)Coordinated Universal Time = コーディネイテッド ユニバーサルタイム
UTC は国際協定により定められた世界共通の標準時です。全世界で時刻を記録する際に公式な時刻として使われています。天文学的に定められた世界時(UT)とのずれを補正するため、
世界中にある原子時計を元に決められた
「国際原子時(TAI)にうるう秒を加えて、調整をした時刻が UTC となります。
タイムゾーンについて
6
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
このような使いかたがあります
時計を使う地域、タイムゾーンが変わったとき
タイムゾーン修正を行ってください。
今いる地域の正確な時刻を表示します。
タイムゾーン修正について P.19
タイムゾーンについて P.6
世界の時差一覧(参考) P.12
ロサンゼルス
6
日 PM7:00
ロンドン
7 日 AM3:00
時刻のみを合わせたいとき
「強制時刻修正」の操作をすることで設定されている
時差の正確な時刻を表示します。
強制時刻修正のしかた P.22
7
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
タイムゾーン情報の制定時期確認方法
3
X
2
2
-
0
A
A
0
時計の裏ぶたで型式の確認ができます。
お客様の時計の
種類を示す番号
型式番号
※表示内容は、モデルによって異なる場合があります。
この商品のタイムゾーン情報の制定時期は、裏ぶたの型式番号でご確認いただくことができます。
詳しくは、下記 URL にてご確認ください。
https://www.seikowatches.com/jp-ja/customerservice/gpstimezonedatainfo/
お客様がお持ちの時計のタイムゾーン情報の制定時期以降にタイムゾーンが変更された地域で
は、GPS 電波受信によるタイムゾーン修正操作を行っても正しい時刻を表示することができま
せん。正しい時刻表示のためには下記の操作を行ってくださいますようお願いいたします。
<タイムゾーンが変更された地域で、この商品の時刻合わせをする場合>
1. 手動時差設定(選択)によって、該当地域の最新の時刻を選択します。
このとき、
DST(サマータイム)を実施中の場合はそれを含む時刻を選択してください。
詳しくは「手動時差設定(選択)について」 P.23 をご参照ください。
2. 次に、強制時刻修正により時刻合わせを行ってください。
詳しくは「強制時刻修正について」 P.21 をご参照ください。
3. 同じタイムゾーン内でお使いいただく場合は、そのままのタイムゾーン設定にしておけば、
の後も自動時刻修正または強制時刻修正により、常に正確な時刻が表示されます。
4. また、タイムゾーンが変更された地域からのタイムゾーンの地域に移動してタイムゾーン修
正を行った後に、タイムゾーンが変更された当該地域に戻ってきた場合にも、正しい時刻表示
のためには上記 1.~3. と同様の操作をしてください。
8
1
最初にお読みください
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
目次
1. 最初にお読みください ......................................................................................................
2
製品取扱上のご注意 ............................................................................................................. 2
特 長 ....................................................................................................................................... 4
GPS ソーラーウオッチが時刻日付を合わせるしくみ ................................................... 5
タイムゾーンについて ......................................................................................................... 6
このような使いかたがあります .......................................................................................... 7
タイムゾーン情報の制定時期確認方法 .............................................................................. 8
2. 目次 ........................................................................................................................................... 9
3. ご使用の前に ..................................................................................................................... 10
各部の名称 ......................................................................................................................... 10
受信結果表示、機内モード
について ....................................................................... 11
世界の時差一覧
(参考) ...................................................................................................... 12
エネルギー残量を確認する .............................................................................................. 13
充電について ..................................................................................................................... 14
4. 基本操作(時刻の合わせかた/受信のしかた等) ................................................ 15
基本操作フロー .................................................................................................................. 15
GPS 電波受信について .................................................................................................... 16
GPS 電波受信によりタイムゾーンと時刻を合わせる(タイムゾーン修正) ............... 19
GPS 電波受信により時刻のみを合わせる(強制時刻修正) .......................................... 21
飛行機内などで目的地の時刻に合わせたいとき(手動時差設定)
DST(サマータイム)を設定解除したいとき ................................................................ 23
スーパースマートセンサー(自動時刻修正)について .................................................... 24
飛行機に乗るとき(機内モード
について) ............................................................. 25
うるう秒について(うるう秒自動受信機能)
................................................................... 26
5. 秒針の動きが変だなと思ったら ................................................................................ 28
秒針の動きと時計の状態(エネルギー切れ予告機能) .................................................... 28
6. ご注意いただきたいこと .............................................................................................. 29
お手入れについて .............................................................................................................. 29
性能と型式について .......................................................................................................... 29
防水性能について .............................................................................................................. 29
耐磁性能について(磁気の影響) ....................................................................................... 30
バンドについて .................................................................................................................. 31
スマートアジャスター機構つき中留(なかどめ)の使いかた ........................................ 32
三つ折れ式中留(なかどめ)の使いかた ........................................................................... 33
三つ折れ式中留(剣先潜りタイプ)の使いかた ............................................................... 34
ルミブライトについて ...................................................................................................... 35
使用電源について .............................................................................................................. 36
アフターサービスについて .............................................................................................. 37
7. 困ったときは ..................................................................................................................... 38
GPS 電波の受信ができないとき .................................................................................... 38
電波が受信できない環境で時刻を合わせる
(手動時刻合わせについて) .............................................................................................. 38
日付、秒針の位置がずれているとき ..................................................................... 40
こんなときは ..................................................................................................................... 43
8. 機能一覧/製品仕様 ....................................................................................................... 48
索 引 ................................................................................................................................. 48
製品仕様 ............................................................................................................................. 49
9
2
目次
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
各部の名称
1
4
5
6
7
2
3
※各表示の位置は、モデル(デザイン)によって異なる場合があります。
1
時針
2
秒針
3
分針
4
ボタン
A
5
りゅうず
6
日付
7
ボタン B
10
3
ご使用の前に
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
1
2
3
1
受信結果表示
Y
受信成功(8 秒位置)
N 受信失敗(52 秒位置)
受信結果確認 P.18
2
機内モード
の表示
針の位置
機内モード 状態
表示
機内モードについて P.25
3
エネルギー残量の表示
針の位置 十分 中くらい 少ない
表示
エネルギー残量を確認する P.13
充電のしかた P.14
※各表示の位置は、モデル(デザイン)によって異なる場合があります。
受信結果表示、機内モード
について
11
3
ご使用の前に
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
世界の時差一覧です。
手動時差設定(選択)のとき、りゅうずの回転方向の参考にしてください。
H の地域では DST(サマータイム)が導入されています。
I オーストラリア領のロードハウ島ではサマータイム実施時、30 分時刻を進めています。
代表都市名
世界の全タイムゾーン
UTC からの時差
+14~ー 12 時間
タイムゾーン修正 P.19
手動時差設定
(選択)のしかた P.23
手動時差設定時のりゅうず操作
りゅうずを右に回すと
時間が進みます。
りゅうずを左に回すと
時間が戻ります。
代表都市名
UTC からの
時差
H ロンドン/UTC
0 時間
H パリ / H ベルリン
1 時間
カイロ 2 時間
ジッダ 3 時間
H テヘラン
+3.5 時間
ドバイ 4 時間
カブール +4.5 時間
カラチ 5 時間
デリー +5.5 時間
カトマンズ +5.75 時間
ダッカ 6 時間
ヤンゴン +6.5 時間
バンコク 7 時間
北京 8 時間
ユークラ +8.75 時間
東京 9 時間
H アデレード
+9.5 時間
H シドニー
+10 時間
I ロード
ハウ島
+10.5 時間
代表都市名
UTC からの
時差
ヌーメア 11 時間
H ウェリントン
12 時間
H チャタム諸島
+12.75 時間
ヌクアロファ 13 時間
キリスィマスィ島 +14 時間
ベーカー島 −12 時間
ミッドウェー島 −11 時間
ホノルル −10 時間
マルケサス諸島 −9.5 時間
H アンカレッジ
−9 時間
H ロサンゼルス
−8 時間
H デンバー
−7 時間
H シカゴ
−6 時間
H ニューヨーク
−5 時間
サントドミンゴ −4時間
H セント
ジョンズ
−3.5 時間
H リオデジャネイロ
−3 時間
フェルナンドノローニャ諸島 −2 時間
H アゾレス諸島
−1 時間
※各地域の時差タイムゾーン
および DSTサマータイムの導入につい
ては 2019 1 月時点のものです。
世界の時差一覧(参考)
12
3
ご使用の前に
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
エネルギー残量を確認する
ボタン B
押して
離す
ボタン B を押し離しすると、秒針が動いてエネルギー残量を確認できます。
エネルギーが少ない状態にならないよう、普段から「エネルギー残量」を確認することをおすすめします。
※GPS 電波受信を行うには、たくさんのエネルギーが必要です。こまめに光を当て、充電することを心がけてください。 充電について P.14
受信できる状態
秒針の表示 エネルギー残量 このようにしてください
十分
受信できる状態です。
このままご使用ください。
P.15
中くらい
受信できる状態です。
充電を心がけながらご使用ください。
P.15
受信できない状態
秒針の表示 エネルギー残量 このようにしてください
少ない
受信はできませんが
時計を動かすエネル
ギーはあります。
受信ができるように、少なくともエネルギー残量
「中くらい」になるまで充電をしてください。
充電について P.14
時刻表示の秒針の動き エネルギー残量 このようにしてください
2 秒運針
ごく「少ない」状態です。
※エネルギー切れ予告機能が
はたらいている場合は、
「エネルギー残量」
を表示でき
ません。
時計を動かし続けられ、かつ、受信ができるよう
に、
少なくともエネルギー残量が「中くらい」にな
るまで充電を継続してください。
充電について P.14
2 秒運針5 秒運針になっている P.28
5 秒運針
13
3
ご使用の前に
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
充電について
充電のしかた
文字板に光をあてて充電してください。
快適にご使用いただくために、
十分な充電をすることを心がけましょう。
以下の状況では充電不足によりエネルギーが
切れ、
時計が止まる可能性が高くなります。
時計が衣類のそでの中に隠れている
のあたりにくい環境での使用や保管が続く
※充電の際は、時計が高温にならないように注意し、強い日光に長時間当てることは避けてください。
(作動温度範囲は−10℃~+ 60℃です。
※使いはじめ、または充電不足で停止していた時計を駆動させるときは、右の表をめやすに十分な充電を行って
ください。
充電にかかる時間のめやす
以下の時間をめやすに、
充電を行ってください。
GPS 電波受信を行うと、たくさんのエネルギーを消費します。こまめに光を当て、エネルギー残
量が「中くらい」または「十分」になるように充電することを心がけてください。(エネルギー残量
「少ない」になると、GPS 電波受信の操作をしても受信がはじまりません。
エネルギー残量を確認する P.13
照 度
lx
(ルクス)
光 源 環 境(めやす)
時計が止まっている(充電されていない)
状態から
運針している
(充電されてい
る)状態で
フル充電まで
確実に 1 秒運針に
なるまで
1 日ぶん
動かすには
700 蛍光灯 一般オフィス内 3.5 時間
3000 蛍光灯 30W 20cm 250 時間 9.5 時間 1 時間
1
太陽光
蛍光灯
くもり
30W 5cm
75 時間 3 時間 15
10 太陽光 快晴(夏の直射日光下) 30 時間 1.5 時間 10
「確実に 1 秒運針になるまで」の数値は、止まっていた時計に光をあてて確実に 1 秒運針になる
までに必要な充電時間のめやすです。
この時間まで充電しなくても 1 秒運針になりますが、その
状態ではすぐに 2 秒運針になることがあります。この時間をめやすに充電してください。
※充電に必要な時間は、モデルによって若干異なります。
14
3
ご使用の前に
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
時計を使う地域、
時差タイムゾーン)
が変わったとき
時刻のみを合わせ
たいとき
1.GPS 電波が受信しやすい場所か確認する
受信しやすい場所
受信できない場所 P.16
GPS 電波が受信しやすい環境にいる
空が見えて、視界が広い屋外
GPS 電波が受信できない環境にいる
例. 地下鉄構内
2.タイムゾーンの設定、時刻日付を合わせる
GPS 電波受信による設定>
電波を受信して
タイムゾーンの設定、
時刻日付を合わせる
DST(サマータイム)
実施中の場合は、
手動時差設定をする
タイムゾーン修正のしかた 
P.20
手動時差設定(選択)のしかた 
P.23
時刻のみを合わせる
強制時刻修正のしかた P.22
<手動による設定>
時刻および日付表示を確認する
1 時間単位でずれている
手動時差設定(選択)のしかた P.23
時刻はほぼ合っている
手動時刻合わせのしかた P.39
基本操作フロー
15
4
基本操作(時刻の合わせかた/受信のしかた等)
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
受信しやすい場所受信できない場所
受信しやすい
空が見えて、
視界が広い屋外
受信しにくい
空が見える範囲が狭くなるほど受信しにくくなります
また受信中(特にタイムゾーン修正を行うときに電波
をさえぎるものがある場合も受信しにくくなります。
ビルの谷間
木々の近く
空港
窓のある屋内
※窓ガラスの種類によっては受信ができません。
受信できない」を確認してください。
受信できない
空が見えない、
一部しか見えない
受信をさまたげるものがある
窓のない屋内
地下
トンネル通過中
熱放射遮断効果等のある特殊ガラス越し
ノイズを発する機器、
無線通信を行う機器の近く
GPS 電波受信について
16
4
基本操作(時刻の合わせかた/受信のしかた等)
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
GPS 電波受信の一覧(全 3 種類の特長)
受信方法 時刻修正 タイムゾーン修正 うるう秒情報受信
特長
時刻修正
設定
(選択)されている時差の、
正確な現在時刻を表示
タイムゾーンの特定と時刻修正
今いる場所のタイムゾーンを特定し、
正確な現在時刻を表示
うるう秒受信
うるう秒情報受信
P.26
受信に必要な
衛星の数
1 (時刻情報のみを取得する
ため)
基本 4 基以上(時刻情報、タイムゾーン
の情報を取得するため)
受信にかかる
時間
3 秒~1 30 秒~2 30 秒~18
どういうときに
タイムゾーン時差わらない
地域使っていて正確時刻
わせたいとき
タイムゾーンの違う地域に行ったとき
6 1 日と 12
1 日以降に GPS
波受信(自動時刻修
正、強制時刻修正また
はタイムゾーン修正
を行った後自動的に
行います。
GPS 電波受信 Q&A
Q
タイムゾーンの違う地域に移動したときは、自動的に現地の時刻になりますか?
A 移動しただけでは現地の時刻になりません。
GPS 電波が受信しやすい場所にいるときはタイムゾーン修正をしてください。
自動的に現地の時刻を表示します。
GPS 電波が受信できない場所にいるときは手動時差設定(選択)をしてください。
手動時差設定(選択)のしかた P.23
(世界の全タイムゾーン(時差)に合わせることができます。
Q DST(サマータイム) GPS 電波受信をすることで自動的に変わりますか?
A
手動で時差設定(選択)を行ってください。
手動時差設定
(選択)のしかた P.23
(GPS 衛星からの電波には DST(サマータイム)の情報が含まれていません。
同じタイムゾーンの中でも、DST(サマータイム)を採用していない国や地域があります。
世界の時差一覧(参考) P.12
Q
うるう秒が挿入される年は、特別な操作が必要ですか?
A
特別な操作は必要ありません。
6 1 日と 12 1 日以降の GPS 電波受信(自動時刻修正または強制時刻修正)と同時に
うるう秒情報の受信を行うため定期的に GPS 電波を受信をすることで自動的にうるう秒が
挿入されます。詳しくは「うるう秒について(うるう秒自動受信機能) P.26 を確認してく
ださい。
17
4
基本操作(時刻の合わせかた/受信のしかた等)
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
受信ができているか確認する(受信結果確認について)
最後に
GPS 電波受信を行ったときの、受信結果(成否) 5 秒間表示します。
1
ボタン A を押して、離す
秒針が受信結果を表示します。
ボタン A
押して
離す
※ボタン A を押し続けると強制時刻修正の動作に入
ります。
秒針が GPS 電波受信(時刻修正またはタイムゾーン
修正)
の結果を表示します。
秒針
秒針受信結果(成否)
結 果 成功 失敗
表 示
位 置 Y8 秒位置 52 秒位置
※5 秒経過、またはボタン B を押すと時刻表示に戻
ます。
受信結果が Y になったときは
受信ができています。
そのままお使いください。
受信結果が
N になったときは
受信ができていません。
必要に応じて屋外などの、GPS 電波が受信
しやすい場所で受信させてください。
受信しやすい場所受信できない場所 
P.16
受信に成功してから約 4 日経過すると、受信結果表示
「N」になります。
※GPS 電波受信ができない状態でもクオーツの精度
(月差± 15 秒)で動いています。
どうしても受信がうまくいかないときは手動
で時刻を合わせてください。
手動時刻合わせのしかた P.39
2
受信の結果が表示される
18
4
基本操作(時刻の合わせかた/受信のしかた等)
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
タイムゾーン修正について
世界中どこにいても
ボタン操作ひとつで
いる場所のタイムゾーン
特定し、現在地の正しい時刻に合わせることができます。
※DST
(Daylight Saving Time =サマータイム)は手動対応
タイムゾーン修正のしかた P.20
※受信の成否は受信環境によって左右されます。 受信しやすい場所受信できない場所 P.16
※受信に成功しても、DST(サマータイム)は自動では設定されません。手動で設定を行ってください。
手動時差設定(選択)のしかた P.23
GPS 電波受信を行うと、たくさんのエネルギーを消費します。
こまめに光を当て、エネルギー残量が「中くらい」または「十分」になるように充電をすることを心がけてください。
充電のしかた P.14
(エネルギー残量が「少ない」になると、GPS 電波受信の操作をしても受信がはじまりません。
エネルギー残量を確認する P.13
タイムゾーン修正に関する注意事項
タイムゾーンの境界線付近でタイムゾーン修正を行うと、
隣接する時差(タイムゾーン)
の時刻が表示されることがあります。
これはしくみ上起こりうることで、故障ではありません。
その場合には手動で時差を設定(選択)してください。
手動時差設定(選択)のしかた P.23
陸路の移動途中でタイムゾーン修正を行う際はタイムゾーン境界付近を避けできるだけそ
のタイムゾーンの代表的な都市で行うようにしてください。
また、タイムゾーン境界線付近で使用するときは、必ず時刻を確認し、必要に応じて手動
で時差を設定(選択)してください。
GPS 電波受信によりタイムゾーンと時刻を合わせる(タイムゾーン修正)
19
4
基本操作(時刻の合わせかた/受信のしかた等)
ASTRON 3X22 GPS SOLAR
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