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自転車は、製品によって取扱いが多少異なることがあります。したがって、ブレーキレバーへの入力や自転車の操作
特性などを含め、個々の自転車のブレーキ系統の適切な操作を充分理解し慣れるようにしてください。ブレーキ系統
の操作が適切でないと自転車のコントロールを失い、転倒して大けがをする可能性があります。適切な操作について
は、自転車専門店にご相談いただき、また自転車の取扱説明書もよくお読みください。ご自分の自転車にお乗りになっ
て、ブレーキ操作などを練習していただくことも大切です。
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前ブレーキを強くかけると前輪がロックし、自転車が前方向に転倒して重傷を負う可能性があります。
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乗車前には必ず前後のブレーキが正しく作動するかどうか確認してください。
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雨天時は制動距離が長くなります。スピードを控えて、早めの滑らかなブレーキ操作をしてください。
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路面がぬれていると、タイヤがスリップし易くなります。タイヤがスリップすると転倒して危険ですので、スピード
を控えて、早めの滑らかなブレーキ操作をしてください。
使用上の注意
以下に記載する事項は必ずお客様にも指導してください
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変速操作時には必ずクランクを回しながら操作を行ってください。
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フロントディレイラー、リアディレイラー、ブレーキのディーラーマニュアルをあわせてお読みください。
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通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の経年劣化は保証いたしません。
自転車への組付け、整備に関する事項
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トップルートタイプのフレームには、図のようにアウター受けが3ケ所の
ものをご使用ください。
アウター受け
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アウターケーシングはハンドルを一杯に操舵しても余裕がある長さのものをご使用ください。また、ハンドルを一杯
に操舵した時にシフティングレバーがフレームに接触しないことをあわせて確認してください。
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円滑な操作のため、指定ケーブルおよびケーブルガイドをご使用ください。
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インナーケーブルとアウターケーシングの摺動部分がグリス潤滑された状態で使用してください。
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インナーケーブル内蔵式フレームでは、ワイヤー効率が悪くSISが働きにくいため、ご使用できません。
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変速ケーブルには専用グリスを使用しています。プレミアムグリスや他のグリスを使用すると変速機能が低下します。
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変速調整が出来ない場合には、車体の後ろエンドの平行度を確認してください。また、ケーブルの洗浄およびグリス
アップとアウターケーシングが長すぎたり短かすぎたりしていないかを確認してください。
手順の説明を主体としていますので、製品イメージが異なる場合があります。