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車輪を取外した場合はパッドスペーサーを装着することをお勧めいたします。車輪を取外した状態でブレーキレバーを握らないで
ください。パッドスペーサーを取付けずにブレーキレバーを握るとピストンが異常に飛び出します。飛び出した場合は販売店にご
相談ください。
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ブレーキシステムの洗浄またはメンテナンスには、石鹸水を使用するか空拭きを行ってください。市販のブレーキクリーナーある
いは、鳴き止め剤などは使用しないでください。シールなどを損傷するおそれがあります。
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カーボン製レバーはやわらかい布を使って必ず中性洗剤で洗ってください。さもないと素材にダメージを与えて強度が落ちる可能
性があります。
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カーボン製レバーを高温な場所に放置したままにすることは避けてください。また火に近づけないでください。
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通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の経年劣化は保証いたしません。
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材料および製造において生じた不具合以外の、 走行中のジャンプあるいは転倒などで発生した製品の損傷は保証しません。
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203 mmおよび180 mmディスクブレーキローターは160 mmクロスカントリー用ディスクブレーキローターに比べて直径が大
きい分ディスクブレーキローターのひずみが大きくなっています。したがってブレーキパッドと干渉します。
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ブレーキキャリパーの取付け台座とエンドが平行でない場合、ディスクブレーキローターとキャリパーの接触のもとになります。
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車輪を取外した場合はパッドスペーサーを装着することをお勧めいたします。車輪を取外した状態でブレーキレバーを握ってし
まった場合のピストンの飛び出しを防止します。
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パッドスペーサーを取付けずにブレーキレバーを握ってしまった場合には、ピストンが異常に飛び出します。ブレーキパッド表面
に傷をつけないように注意して、板状の工具などで、ブレーキパッドを押戻してください。
(ブレーキパッドが付いていない場合は、ピストンを傷つけないように注意して、板状の工具などで真っ直ぐに押し戻します。)
ブレーキパッドあるいはピストンが戻りにくいときは、ブリードスクリューを取外してから行ってください。(リザーバータンク
から油が溢れ出るおそれがありますので注意ください。)
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ブレーキシステムの洗浄またはメンテナンスにはイソプロピルアルコール、石鹸水を使用するか空拭きを行なってください。市販
のブレーキクリーナーあるいは、鳴き止め剤などは使用しないでください。シールなどを損傷するおそれがあります。
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キャリパーを分解掃除する場合、ピストンは取外さないでください。
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ディスクブレーキローターが摩耗した場合あるいは割れ、ひずみが生じた時にはディスクブレーキローターを交換してください。
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BR-M9000/BR-M987のキャリパー、BL-M9000/BL-M987のマスターシリンダーはマグネシウム材料でできています。これら
が鉄のボルトなどの異種金属部品と接触すると、腐食が始まります。接触部では、雨、洗車、汗、湿気などの水溶液中で電位差を
生じます。それにより局部電池が構成され、電気化学反応を起こすためです。これを防ぐために各部品に専用の表面処理をしてい
ます。腐食の進行を抑えるために専用の部品を使用してください。詳しくは、「メンテナンス」の「マグネシウム製品の専用部品に
ついて」を参照してください。
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この製品を使用してディスクブレーキローターを取付けた場合、構造上ディスクブレーキローターの振れが大きくなります。した
がって、ディスクブレーキローターとブレーキパッドが干渉することがあります。又、径方向(縦)でキャリパーに干渉することも
あります。
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アルミアダプターの6ボルトディスクブレーキローターには使用出来ません(SM-RT86/RT76)。
手順の説明を主体としていますので、製品イメージが異なる場合があります。