Dell EMC XC Core XC640 System ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド

Dell EMC XC Core XC640 System は、企業や組織に最適なハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューションです。単一の統合システムでコンピューティング、ストレージ、ネットワーク機能を提供し、仮想化をシンプルにします。

Dell EMC XC Core XC640 System の主な機能は次のとおりです。

  • 高性能:インテル® Xeon® プロセッサを搭載し、最大 512GB のメモリをサポートし、高速なパフォーマンスを実現します。
  • 大容量ストレージ:最大 24 個の 3.5 インチ HDD または 10 個の 2.5 インチ SSD を搭載でき、最大 192TB のストレージ容量を提供します。
  • 拡張性:最大 3 台の XC640 ノードをクラスタリングして、容量やパフォーマンスを拡張できます。
  • 管理の容易性:Nutanix Prism 管理ソフトウェアにより、

Dell EMC XC Core XC640 System は、企業や組織に最適なハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューションです。単一の統合システムでコンピューティング、ストレージ、ネットワーク機能を提供し、仮想化をシンプルにします。

Dell EMC XC Core XC640 System の主な機能は次のとおりです。

  • 高性能:インテル® Xeon® プロセッサを搭載し、最大 512GB のメモリをサポートし、高速なパフォーマンスを実現します。
  • 大容量ストレージ:最大 24 個の 3.5 インチ HDD または 10 個の 2.5 インチ SSD を搭載でき、最大 192TB のストレージ容量を提供します。
  • 拡張性:最大 3 台の XC640 ノードをクラスタリングして、容量やパフォーマンスを拡張できます。
  • 管理の容易性:Nutanix Prism 管理ソフトウェアにより、
Dell EMC XC640 XC シリーズ アプライアンスおよび
XC Core システム
ソリューションガイド
メモ、注意、警告
メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
© 2017 - 2019 Dell Inc. その関連会社。不許複製・禁無断転載.DellEMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それ
ぞれの所有者の商標である場合があります。
2019 - 02
Rev. A04
目次
1 Dell EMC XC640 シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム ソリューションについて.......................................5
2 参照文書........................................................................................................................................................6
3 ライセンス管理.................................................................................................................................................7
Nutanix カスタマポータルのセットアップ................................................................................................................................. 7
ライセンスの管理............................................................................................................................................................ 8
4 アプライアンスの導入....................................................................................................................................... 9
作業を開始する前に............................................................................................................................................................9
アプライアンスの初回使用時のセットアップ......................................................................................................................... 10
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの導入.........................................................................................10
デフォルトのクラスタの資格情報..........................................................................................................................................12
5 ソフトウェアアプリケーションのダウンロードとインストール..................................................................................... 14
OpenManage Essentials のダウンロード........................................................................................................................... 14
別の管理サーバへの Dell OpenManage Essentials のインストール..................................................................................14
Dell Nautilus.......................................................................................................................................................................15
6 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの監視................................................................................16
iDRAC を使用したアプライアンスの監視.............................................................................................................................16
Dell OpenManage Essentials を使用したアプライアンスの監視.......................................................................................16
Nutanix Web Console を使用したアプライアンスの監視...................................................................................................17
Nutanix Prism を使用したアプライアンスの監視................................................................................................................17
7 ファームウェアのアップデート............................................................................................................................. 18
Nutanix LCMLife Cycle Managerを使用した XC ハードウェア コンポーネントのファームウェアのアップデート.......... 18
8 ハードウェアの交換......................................................................................................................................... 19
クラスタデータがないコンポーネントの交換.......................................................................................................................... 19
クラスタデータが含まれる故障した前面ハードドライブおよび SSD の交換........................................................................ 20
9 アプライアンスのリカバリ..................................................................................................................................21
10 困ったときは................................................................................................................................................. 22
Dell EMC へのお問い合わせ............................................................................................................................................. 22
Dell EMC SupportAssist..................................................................................................................................................22
サービスタグの位置.............................................................................................................................................................22
Quick Resource LocatorQRL..................................................................................................................................23
付録 A: ベアメタルリカバリ.................................................................................................................................24
Hyper-V RASR USB ディスクの作成........................................................................................................................... 24
目次
3
ESXi および AHV RASR USB ディスクの作成............................................................................................................. 24
4
目次
Dell EMC XC640 シリーズ アプライアンスおよび XC
Core
システム ソリューションについて
メモ: 本書の情報は Dell EMC XC640 シリーズ アプライアンスと Dell EMC XC Core システム製品の両方に適用されます。いずれかの製品
XC シリーズまたは XC Coreのみに適用されるセクションまたは情報については、その旨が明記されます。
Dell EMC XC640 シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム ソリューションには、Dell EMC アプライアンスと Nutanix 製のソフトウェア仮想アプラ
イアンスとして使用が含まれています。このソリューションは、クラスタ環境に導入された単一のアプライアンスにコンピューター、ストレージ、ネットワークを
統合することにより、仮想化をシンプルにします。次の図は
XC640 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンスを示したものです。
メモ: Dell EMC XC640 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンス導入の詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にあるマニュアル
を参照してください。
1. 2.5 インチ ハード ドライブ 10 台構成の前面図
2. 3 つの PCIe 拡張スロットを備えたアプライアンスの背面図
1
Dell EMC XC640 シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム ソリューションについて
5
参照文書
1 には、Nutanix ソリューション ソフトウェアのドキュメントに対するデル サポート サイトの参照文書のリンク、Dell EMC のドキュメント、サポートされるハ
ードウェア、ファームウェア、ソフトウェアが記載されています。
1. 参照文書
情報 リンク
Nutanix ソリューション ソフトウェアのドキュメント
Dell.com/XCSeriesmanuals にある Dell EMC XC640 Series ハイパー
コンバージド アプライアンス Support Matrix を参照してください
Dell EMC ドキュメント
対応ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェア
2
6
参照文書
ライセンス管理
メモ: この章は、XC Core アプライアンスには適用されません。
Nutanix 仮想コンピューティング プラットフォームは、管理者が、お使いの環境や将来的な要件に従って環境を管理できるようにするためのさまざまな機
能で構成されています。
XC シリーズ アプライアンスのライセンス機能は、強化機能セットへアップグレードできます。これにより、長期のライセンスにアップデートされるか、Dell EMC
Nutanix EULA
に記載されているライセンス条項により許可されているノードまたはクラスタに再度割り当てられます。
ライセンスには次の 2 つのオプションがあります。
Starter ライセンス
Pro および Ultimate ライセンス
Starter ライセンス
Nutanix ノードおよびブロックは、アプライアンス注文の出荷日から 6 年間有効のデフォルトの Starter ライセンスとともに提供されます。ノードのご購入
時、お客様に割り当てられた
Nutanix カスタマー ポータル アカウントでこのライセンスを登録する必要はありません。
Pro および Ultimate ライセンス
Pro ライセンスおよび Ultimate ライセンスのタイプでは、Nutanix カスタマサポートポータルからライセンスファイルをダウンロードして、お使いのクラスタにそれ
らをインストールする必要があります。Pro ライセンスまたは Ultimate ライセンスにアップグレードする、またはこれらのライセンス対象機能を持つ環境にノー
ドまたはクラスタを追加するときは、ライセンスファイルを生成し、それをダウンロードしてからインストールする必要があります。
メモ: お使いのライセンスに関する最新情報は、Nutanix カスタマサポートポータルに掲載されています。ライセンスタイプ、有効期限日、およ
び使用されていないライセンス
つまり、割り当てられていない使用可能なライセンスのインベントリに関する情報を表示できます。
Nutanix カスタマポータルのセットアップ
Nutanix サポートを初めて使用する場合は、Nutanix カスタマー ポータル上で個人プロファイルを作成してください。個人プロファイルを作成することによ
り、ライセンスの管理が可能になります。
メモ
: Nutanix カスタマポータルは、一部の高度な Nutanix マニュアルにアクセスするためにも必要です。
次の手順を実行して、Nutanix カスタマー ポータルを設定します。
1 http://portal.nutanix.com に移動して、+Create account (+アカウントの作成)をクリックし、必要な情報を入力して、Register (登録)
をクリックします。
登録された電子メール アドレスに電子メールが送信されます。検証リンクをクリックしてお使いのアカウントをアクティブにします。Welcome (ようこ
)画面が表示されます。
2 Support Portal (サポートポータル)を選択して、お使いのアプライアンスのシリアル番号またはサービス タグを入力して、Activate (アクティブ
)をクリックします。
メモ: アプライアンスのサービス タグを確認するには、本書にある「サービスタグの確認」の項を参照してください。
カスタマー ポータル アカウントが作成され、ライセンスを管理できるようになります。
3
ライセンス管理
7
ライセンスの管理
次の手順を実行して、ライセンスの管理を行います。
1 Nutanix Documentation portal で『Web Console Guide』を開き、「License Management」の項を参照してください。
Web Console Guide へのアクセスの詳細については、Dell EMC XC640 Series ハイパーコンバージド アプライアンス Support MatrixDell.com/
XCSeriesmanuals
の「Documentation Matrix」の項を参照してください。
2 お使いのアプライアンスに関連するライセンスタスクを実行してください。
8
ライセンス管理
アプライアンスの導入
作業を開始する前に
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムを導入する前に、本書をよくお読みになり、手順および必要な機材について理解してください。
警告
: アプライアンスをセットアップして操作する前に、お使いのストレージ エンクロージャに同梱の「安全にお使いいただくために」を確認してく
ださい。
警告: 設置されたすべての物理ディスク ドライブを含むアプライアンスの重量全重量は、3570 lbs です。
警告: お使いのアプライアンスの取り付けは、Dell EMC 認定のサービス技術者によって行われる必要があります。
注意: アプライアンスをラックに取り付ける前に、アプライアンスの重量がラックの重量制限を超えていないことを確認してください。詳細につい
ては、お使いのアプライアンスに同梱の「ラック取り付け手順」を参照してください。
注意: その他の構成を実行する前に、このガイドのタスクをすべて完了することが重要です。
メモ: 重量の安定性のために、必ずラックの下方から取り付けてください。
メモ: このソリューションは、Dell EMC Services で導入済みです。
次のアイテムが同梱されていることを確認してください。
電源ケーブル
ネットワーク ケーブル 光ファイバおよび/または銅線Intel SFP+またはカテゴリ 6 Ethernet
レールキット
Nutanix マニュアル
Dell EMC ドキュメント
メモ
: Dell EMC ドキュメントと Nutanix ドキュメントの詳細については、
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
Dell.com/XCSeriesmanuals の「Documentation matrix」の項を参照してください。
メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムに同梱されている BOSSBoot Optimized Server Storageカードは、アプライ
アンスの起動デバイスです。この PCIe カードは、高可用性のために RAID1 で構成された M.2 SATA SSD を最大 2 台までサポートします。書
き込み集中型のアクティビティ、ならびに
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムによって利用されるプロセスは、BOSS 起動デバ
イスではなく SSD HDD 上で実行されるようになっています。アプリケーションの BOSS 起動ドライブへの書き込み処理のデフォルト設定は、
それに応じてリダイレクトする必要があります。
以下は、起動デバイス上で実行されない書き込み集中型アプリケーションの例です。
アプライアンス Center エージェント
System Center Conguration ManagerCCMExec.exe
System Center Operations ManagerMonitoringHost.exe
書き込み集中型エージェント
データベース
ディスク管理ユーティリティサードパーティのディスクデフラグまたはパーティションツール
アプライアンスの意図される使用以外の追加ロールWeb サーバ、ドメイン コントローラ、RDS など
クライアント ベースのアンチウイルスHyper-V のみ
仮想マシン。仮想マシンは、SSDソリッド ステート ドライブおよび HDDハード ディスク ドライブ上で実行してください。
4
アプライアンスの導入
9
アプライアンスの初回使用時のセットアップ
お使いのアプライアンスのコンポーネントが正しく取り付けられていることを確認します。お使いのアプライアンスには、物理ディスク ドライブ、PSU電源装
置ユニット、ファン コンポーネントが同梱されています。すべてのコンポーネントが正しく装着されており、外れていないか、または配送中に損傷していない
かを確認します。
1 レールにアプライアンスを取り付けます。
アプライアンスには、互換性のあるラックおよびラック取り付けキットが必要です。アプライアンス向けレールの取り付けの詳細については、お使いのアプ
ライアンスに同梱の『ラック取り付け手順』を参照してください。
2 次の画像に示されているケーブル接続のベスト プラクティス図に基づいて、ソリューションのケーブルを接続してください。
メモ: クラスタには、少なくとも 3 つのアプライアンスがあります。
3. アプライアンスのケーブル接続
1 管理ネットワーク 2 ホストネットワーク
メモ: 推奨されるセットアップは、3 台すべてのアプライアンスにある管理ポートを同じスイッチ管理ネットワークに接続することで
す。
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの導入
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム導入のタスクのフローを、以下のイメージに示します。
4. 導入ワークフロー プロセス
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの導入には、初回起動スクリプトの実行、XC クラスタの作成、ハイパーバイザー管理インターフェイス
を使用したストレージ
クラスタの設定が含まれます。
10
アプライアンスの導入
Nutanix 初回起動スクリプト
お使いのアプライアンスおよび関連づけられているハイパーバイザーに該当する Nutanix 初回起動スクリプトの情報を参照してください。
Nutanix AOS の初回起動スクリプト
Nutanix AOS は、各アプライアンスにデルの工場でプリインストールされます。Nutanix AOS は事前設定されているため、初回設定は必要ありません。
CVM ですべてのサービスが稼働開始後に、XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムハイパーバイザーから起動はクラスタ化の準備が整
います。
VMware vSphere 用の Nutanix 初回起動スクリプトの実行
アプライアンスをラックに設置し、ケーブル接続を行い、電源を入れると、Nutanix 初回起動スクリプトが自動的に実行されます。スクリプトの実行が正常
に完了するまで待ちます。実行されるスクリプトのリストが表示されます。Nutanix の初回起動スクリプトを実行すると、次のタスクが完了されます。
メモ
: これらの Nutanix 初回起動スクリプトは、アプライアンスの初回起動後に自動的に実行され、複数の再起動タスクが含まれています。
vSwitch Nutanix、内外ポート グループ、vmkernal インターフェイスを内部ポート グループのアドレスで作成
vMotion および管理をデフォルトの外部 vmkernel インターフェイスvmk0でアクティブ化
ファイアウォール経由で TSM-SSHTSMsshClientnfsClientntpClient を許可
ファイアウォール経由で vprobeServer を拒否
ESXi パラメーターの詳細設定
自動開始を有効にし、デフォルトの RAM、および CVM 向けの vCPU の数を設定
PCI パス スルー用の適切なデータ ディスクのストレージ コントローラを選択
パス スルー ストレージ コントローラに関連付けられているドライバの無効化
Nutanix VAAI、更新した ixgbe および igb ドライバと GPU VIB の各 VIB をインストール該当する場合
ローカル VMFS データストアの名前を、標準の命名規則で、NTNX-local-ds-<block id>-<node_position>のように変更
CVM を開始し、/tmp/svm_boot_succeeded が存在するかどうかを確認
ホストをリスタート
Microsoft Hyper-V 用の Nutanix 初回起動スクリプトの実行
アプライアンスをラックに設置し、ケーブル接続を行い、電源を入れると、Nutanix 初回起動スクリプトが自動的に実行されます。スクリプトの実行が正常
に完了するまで待ちます。実行されるスクリプトのリストが表示されます。Nutanix の初回起動スクリプトを実行すると、次のタスクが完了されます。
メモ
: これらの Nutanix 初回起動スクリプトは Nutanix 初回起動スクリプト ウィザードにより実行されるため、ユーザーの介入は最小限か、ま
ったく必要ありません。
vSwitch または LBFO NIC チームを設定
NIC ドライバインテルCygwinipmiutilPython をインストール
CVM VM として登録
CVM にディスクを接続
自動開始を有効にし、デフォルトの RAM vCPU の数を CVM に設定
CVM を開始し、tmp/svm_boot_succeeded/が存在するかどうかを確認
ホストをリスタート
クラスタの作成
次のいずれかの方法を使用して、Nutanix ストレージ クラスタを作成できます。
アプライアンスの導入
11
クラスタ化の準備が整っていてローカルで検出されたすべてのアプライアンスから Nutanix Foundation を使用する
コマンド ライン インターフェイスを使用してクラスタを手動で作成する
このプロセスを使用して、以下のパラメーターを設定できます。
クラスタの最大冗長ファクタRF
クラスタ名
クラスタの仮想 IPAHV および vSphere の場合はオプション
サブネット マスクおよびデフォルト ゲートウェイiDRAC、ハイパーバイザー、CVM
DNSドメイン ネーム サーバ
ネットワークタイムプロトコルNTPサーバーHyper-V の場合はハイパーバイザー NTP は使用不可 )
ハイパーバイザーホスト名
アプライアンス IPiDRAC、ハイパーバイザー、CVM
新規のハイパーバイザーおよび CVM の再インストールNutanix Foundation CVM ではオプション
Nutanix Prism を使用したクラスタの設定
メモ: Nutanix についての情報は、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
を参照してください。マニュアル名は、実行しているソリューションのソフトウェア バージョンによって異なります。
AHVAcropolis Hypervisor
1 Nutanix のウェブコンソールを介してストレージプールを作成し、コンテナを作成します。
2 Nutanix のウェブコンソールを使った仮想マシンの作成、展開および管理。
メモ: 詳細については、『
Acropolis Virtualization Administration Guide
』を参照してください。
Acropolis Virtualization Administration
Guide
にアクセスするには、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support
Matrix
の「Documentation Matrix」の項を参照してください。
VMware vSphere
1 Nutanix ウェブコンソールを介してストレージプールを作成します。
2 Nutanix ウェブコンソールを使用し、適切なホストで NFS データストアとして、コンテナを作成してマウントします。
3 Nutanix ガイドラインを使用して vSphere クラスタを手動で追加および設定します。
メモ: 詳細については、『
vSphere Administration Guide
』を参照してください。
vSphere Administration Guide
にアクセスするには、
Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
の「Documentation
Matrix」の項を参照してください。
Microsoft Hyper-V
1 Nutanix のウェブコンソールを介してストレージプールを作成し、コンテナを作成します。
2 Hyper-V のセットアップスクリプトを任意の CVM から実行して、ホストをドメインに参加させ、Hyper-V フェイルオーバークラスタを作成してストレージ
クラスタを SMB 共有として登録します。
3 必要に応じて、Hyper-V のセットアップスクリプトを使用するか、手動でクラスタを System Center Virtual Machine Manager に追加します。
デフォルトのクラスタの資格情報
アプライアンスのデフォルトのクラスタの資格情報は、すべての Nutanix ドキュメントの冒頭に記載されているものとは異なります。次の表には、アプライアン
スの各インターフェイスのそれぞれのデフォルトの資格情報が含まれます
12
アプライアンスの導入
メモ: デフォルトのパスワードは ESXi ホスト用に設定されていません。
2. デフォルトのクラスタの資格情報
インタフェース ターゲット ユーザー名 パスワード
ウェブ管理コンソール
iDRAC
ルート
calvin
SSH クライアントまたはコンソール AHV ホスト
ルート
nutanix/4u
リモートデスクトップまたはコンソール Hyper-V ホスト
システム管理者
nutanix/4u
SSH クライアントまたはコンソール ESXi ホスト
ルート
nutanix/4u
SSH クライアント
Nutanix Controller VM
nutanix
nutanix/4u
Nutanix ウェブコンソール PRISM インタフェースクラスタ設定
admin admin
アプライアンスの導入
13
ソフトウェアアプリケーションのダウンロードとインストー
OpenManage Essentials は、アプライアンスとそのコンポーネントの包括的なビューを提供するハードウェア管理アプリケーションです。OpenManage
Essentials では、次の操作が可能です。
アプライアンスインベントリのリストの検出
アプライアンスの正常性の監視
アプライアンスアップデートおよびリモートタスクの実行
ハードウェアインベントリおよびコンプライアンスレポートの表示
メモ
: サポートされている OpenManage Essentials のバージョンについての詳細は、Dell.com/XCSeriesmanuals にある『
Dell EMC XC640
Series Hyper-Converged Appliances Support Matrix
』を参照してください。
トピック
OpenManage Essentials のダウンロード
別の管理サーバへの Dell OpenManage Essentials のインストール
Dell Nautilus
OpenManage Essentials のダウンロード
OpenManage Essentials 管理ソフトウェアをダウンロードするには、Dell.com/support/home、または DellTechCenter.com/OME Dell
TechCenter
ウェブサイトにアクセスします。
OpenManage Essentials User
s GuideOpenManage Essentials ユーザーズガイドをダウンロードするには、Dell.com/
openmanagemanuals
にアクセスします。
メモ: OpenManage Essentials をインストールするには、ローカル アプライアンスの管理者権限が必要であり、お使いのアプライアンスが、
OpenManage Essentials
ユーザーズ
ガイドの「インストールの前提条件と最小要件」の項に記載されている条件を満たしている必要がありま
す。Dell.com/openmanagemanuals にてご確認ください。
メモ: OpenManage Essentials は、管理ネットワークまたは IMPI / iDRAC ポートにアクセスできるネットワーク上にインストールする必要があ
ります。
別の管理サーバへの Dell OpenManage Essentials のイン
ストール
別の管理サーバに OpenManage Essentials をインストールするには、次の手順を実行します。
1 Dell.com/openmanagemanuals にアクセスし、『OpenManage Essentials User
s GuideOpenManage Essentials ユーザーズガイドを開き
ます。
2 インストールの前提条件と最小要件の項に移動して、説明通りにタスクを完了します。
3 OpenManage Essentials のインストール」の項に移動して、説明通りにタスクを完了します。
次のオプションのソフトウェアアプリケーションをインストールします。
Dell OpenManage Essentials
5
14
ソフトウェアアプリケーションのダウンロードとインストール
Dell Repository Manager
メモ: Dell Repository Manager は、ファームウェアバンドルとアップデートパッケージをカスタマイズする場合にのみインストールしてく
ださい。
Dell Nautilus
Dell Nautilus は、SAS および SATA ドライブまたはディスク用のファームウェアをアップデートするための、汎用メンテナンスリリースユーティリティです。
メモ: サポートされる Dell Nautilus バージョン番号の詳細については、
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
Dell.com/XCSeriesmanuals を参照してください。
SAS および SATA ディスクの SSDソリッド ステート ドライブ向けの Dell Nautilus ファームウェア アップデート ユーティリティをダウンロードするには、次の
手順を実行します。
1 Dell.com/support にアクセスしてください。
2 Product Support (製品サポート) ページで、Drivers & downloads (ドライバおよびダウンロード) をクリックします。
3 検索フィールドを使用して、SAS/SATA ディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブ向け Dell Nautilus ファームウ
ェア アップデート ユーティリティを見つけます。
4 ファイルのダウンロードをクリックします。downloads.dell.com から NautilusDOSA49_ZPE.exe を実行または保存しますかと尋ねられたら、
実行をクリックします。
5 Dell SAS/SATA ハード ドライブ ユーティリティウィザードに従って、手順を完了します。
6 解凍フォルダで NautilusDOSA49 を開き、dddp をダブル クリックします。
7 起動可能な Nautilus パッケージを作成し、次のタスクのいずれかを完了します。
起動可能な CD または DVD イメージISOを作成するには、Create Bootable CD Image (起動可能 CD イメージの作成)をクリック
して指示に従います。
.iso イメージ ファイルを CD に書き込むか、起動可能 ISO を管理ワークステーションに保存します。
USB フラッシュドライブをアプライアンスに接続し、指示に従って起動可能な USB フラッシュドライブを作成します。
ソフトウェアアプリケーションのダウンロードとインストール
15
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの
監視
アプライアンスは、次のいずれかを使用して監視することができます。
iDRAC
OpenManage Essentials
Nutanix Prism
Nutanix ウェブコンソール
次の表は、コンポーネントおよび監視ユーティリティのリストです。
3. アプライアンスのコンポーネントの監視ガイド
コンポーネント 監視ユーティリティ
システムメモリ iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
冷却ファン iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
ネットワークドーターカード iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
プロセッサ iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
PSU
iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
NIC
iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
Dell HBA330
iDRACOpenManage EssentialsNutanix Prism
前面ハード ドライブ Nutanix ウェブコンソール
前面 SSD Nutanix ウェブコンソール
iDRAC を使用したアプライアンスの監視
iDRAC を使用してアプライアンスを監視するには、iDRAC ユーザーズ ガイドDell.com/idracmanuals を参照してください。
Dell OpenManage Essentials を使用したアプライアンスの
監視
Dell OpenManage Essentials を使用してアプライアンスを監視するには、次の手順を実行します。
1 OpenManage Essentials ユーザーズ ガイド Dell.com/openmanagemanuals からダウンロードします。
2 アプライアンスのコンポーネントを検出します。
6
16
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの監視
詳細については、『デバイスの検出とインベントリ』の項を参照してください。
3 各アプライアンスにプリインストールされた OMSA の機能を使用するには、『OpenManage Essentials ユーザーズ ガイド』を使用して設定してくださ
い。
4 アプライアンスを検出されたアプライアンスのリストに追加するには、IP 範囲を使用してアプライアンスを検出します。
Nutanix Web Console を使用したアプライアンスの監視
クラスタ、VM、パフォーマンス、アラート、イベントの正常性を監視するため、、Nutanix Web Console では、さまざまなステータス チェック機能を提供して
います。
Nutanix Web Console を使用してアプライアンスを監視するには、Prism Web Console GuideNutanix documentation portal を参照
してください。
メモ:
Nutanix Prism Web Console Guide
へのアクセスの詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell EMC XC640
シリーズ
ハイパーコンバージド
アプライアンス
サポート
マトリックスを参照してください。
Nutanix Prism Web Console Guide』のマニュアルで、次の項を参照してください。
正常性監視
仮想マシン監視
パフォーマンスの監視
アラートとイベント監視
Nutanix Prism を使用したアプライアンスの監視
Nutanix Prism を使用してアプライアンスを監視するには、Nutanix Prism Central GuideNutanix documentation portal を参照してください。
メモ:
Nutanix Prism Web Console Guide
へのアクセスの詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell EMC XC640
シリーズ
ハイパーコンバージド
アプライアンス
サポート
マトリックスを参照してください。
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの監視
17
ファームウェアのアップデート
次のいずれかを使用して、アプライアンスのファームウェアをアップデートできます。
Integrated Dell Remote Access ControlleriDRAC
DUPDell Update Package
Nutanix LCMLife Cycle Manager
Nutanix Web Console
次の表には、コンポーネントおよびユーティリティが一覧表示されています。
4. アプライアンス コンポーネントのアップデート ガイド
コンポーネント ユーティリティ
ネットワーク ドーター カード DUPDell Update PackageiDRACLCM
PSU
DUPDell Update Package iDRAC
NIC
DUPDell Update PackageiDRACLCM
BIOS
DUPDell Update PackageiDRACLCM
iDRAC
DUPDell Update PackageiDRACLCM
Dell HBA330
DUPDell Update PackageiDRACLCM
前面ハード ドライブ
Nutanix Web Console
前面 SSD
Nutanix Web Console
BOSS カード DUPDell Update PackageiDRACLCM
検出されたコンポーネントのファームウェアをアップデートするには、DUPDell Update PackageiDRACLCM を使用します。
メモ: DUPDell Update PackagesiDRACLCM を使用してアプライアンスのファームウェアをアップデートするには、Dell.com/support/
home
にあるそれぞれのユーザーズ ガイドを参照してください。
Nutanix LCMLife Cycle Managerを使用した XC ハー
ドウェア コンポーネントのファームウェアのアップデート
LCM ソフトウェアを使用した XC アプライアンス ハードウェア コンポーネントのファームウェアとと Dell Update ManagerPTAgent iSMのアップデート
を行うには、
Dell.com/XCSeriesmanuals で『Dell EMC XC Series Appliance and XC Core System LCM Reference Guide』を参照してください。
7
18
ファームウェアのアップデート
ハードウェアの交換
本項では、アプライアンス内でコンポーネントを交換するための高度なタスクについて説明します。
ハードウェア交換タスクを実行するには、Dell.com/XCSeriesmanuals から下記のマニュアルをダウンロードする必要があります。
Nutanix Hardware Replacement Documentation
Nutanix ハードウェア交換マニュアル
メモ: Nutanix Hardware Replacement Documentation のダウンロードの詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
』の「Documentation matrix」の項を参照してくださ
い。
Dell EMC XC640 サービス ハイパーコンバージド アプライアンス設置およびサービス マニュアル』
これらの文書をダウンロードしたら、次のハードウェア交換タスクに進むことができます。
クラスタデータがないコンポーネントの交換
クラスタ データが含まれる故障した前面ハード ドライブおよび SSD コンポーネントの交換
トピック
クラスタデータがないコンポーネントの交換
クラスタデータが含まれる故障した前面ハードドライブおよび SSD の交換
クラスタデータがないコンポーネントの交換
クラスタ データを含まない、次のハードウェア コンポーネントを交換することができます。
システムメモリ
冷却ファン
ネットワークドーターカードまたはネットワークインタフェースカード
PSU
クラスタ データがないコンポーネントを交換するには、次の手順を実行します。
1 該当するハイパーバイザーのノードの電源を切ります。
詳細については、Nutanix documentation portal で、『Nutanix Hardware Replacement Guide』の「Failure of Components that do not
Contain Cluster Data」の項を参照してください。
メモ:
Nutanix Hardware Replacement Guide
へのアクセスの詳細については、
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
プライアンス
Support Matrix
Dell.com/XCSeriesmanuals の「Documentation Matrix」の項を参照してください。
2 障害の発生したコンポーネントを交換します。
詳細については、『Dell EMC XC640 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンス設置およびサービス マニュアルDell.com/XCSeriesmanuals
の「コンポーネントの取り付けと取り外し」の項を参照してください。
3 関連するハイパーバイザーのアプライアンスをリスタートします。
詳細については、Nutanix documentation portal で、『Nutanix Hardware Replacement Guide』の「Failure of Components that do not
Contain Cluster Data
」の項を参照してください。
メモ:
Nutanix Hardware Replacement Guide
へのアクセスの詳細については、
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
プライアンス
Support Matrix
Dell.com/XCSeriesmanuals の「Documentation Matrix」の項を参照してください。
8
ハードウェアの交換
19
クラスタデータが含まれる故障した前面ハードドライブおよ
SSD の交換
クラスタ データが含まれている故障した前面ハード ドライブおよび SSD を交換するには、次の手順に従います。
1 故障したハード ドライブを特定します。
詳細については、Nutanix マニュアル ポータルにある『Nutanix Hardware Replacement Guide』の「Data Drive Failure」の項を参照してください。
メモ:
Nutanix Hardware Replacement Guide
へのアクセスに関する詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell
EMC
XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
の「Documentation Matrix」の項を参照してください。
2 故障したハード ドライブまたは SSD を取り外します。
詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある、『Dell EMC XC640 サービス ハイパーコンバージド アプライアンス設置およびサービス マニ
ュアル』の「コンポーネントの取り付けと取り外し」、「ハード ドライブ」、「ホット スワップ対応ハード ドライブの取り外し」、「ホット スワップ対応ハード
ライブの取り付け」の項を参照してください。
メモ: 新しいハードドライブと SSD を取り付ける前に、アプライアンスで使用可能な外部 RAID 構成をすべて削除する必要がありま
す。そうしないと、
CVM によって認識されません。
3 新しいハード ドライブまたは SSD を取り付けます。
詳細については、Nutanix マニュアル ポータルにある『Nutanix Hardware Replacement Guide』の「Completing Data Drive Replacement」、
complete the replacement of the failed hard drive or SSD」の項を参照してください。
メモ:
Nutanix Hardware Replacement Guide
へのアクセスに関する詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある
Dell
EMC
XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
の「Documentation Matrix」の項を参照してください。
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ハードウェアの交換
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Dell EMC XC Core XC640 System ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド

Dell EMC XC Core XC640 System は、企業や組織に最適なハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューションです。単一の統合システムでコンピューティング、ストレージ、ネットワーク機能を提供し、仮想化をシンプルにします。

Dell EMC XC Core XC640 System の主な機能は次のとおりです。

  • 高性能:インテル® Xeon® プロセッサを搭載し、最大 512GB のメモリをサポートし、高速なパフォーマンスを実現します。
  • 大容量ストレージ:最大 24 個の 3.5 インチ HDD または 10 個の 2.5 インチ SSD を搭載でき、最大 192TB のストレージ容量を提供します。
  • 拡張性:最大 3 台の XC640 ノードをクラスタリングして、容量やパフォーマンスを拡張できます。
  • 管理の容易性:Nutanix Prism 管理ソフトウェアにより、