SM-EWW01

Shimano SM-EWW01 Dealer's Manual

  • こんにちは!シマノワイヤレスユニットSM-EWW01のディーラーマニュアルの内容を理解しています。取り付け方法、ペアリング手順、メンテナンス、トラブルシューティングなど、このデバイスに関するご質問にお答えします。このマニュアルには、D-FLY対応サイクルコンピューターとの接続方法や、ファームウェアアップデートに関する情報も含まれています。
  • SM-EWW01をペアリングするにはどうすればよいですか?
    SM-EWW01と互換性のあるサイクルコンピューターは?
    エレクトリックワイヤーの取り付け・取り外しには何を使用する必要がありますか?
    ワイヤレスユニットの清掃方法は?
(Japanese)
DM-WU0001-03
ディー
ワイヤレスユニット
SM-EWW01
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重要なお知らせ
重要なお知らせ
ーラーマニアルは自転車安全整備士、自転車技士な専門知識を有する方を対象います。
専門知識のないユーザーがラーマニルを参照て、部品を取付けないでい。
記載されている内容に不明な点がある場合は絶対ご自身で作業せず、購入れた販売店、または代理店へご相談さい。
各製品に付属てい取扱説明書も併せお読みさい。
ーマニに書かれていない製品の分解、改造はおなわないでい。
全ての取扱説明書ーラーマニルはブサhttp://si.shimano.comでご覧いただけます。
地域のルールや法律に従て製品をご使用ださい。
安全のため、必ずのデーラーマニアルをお読みの上、ご使用ださい。
人への危害、財産の損害を防止ため、必ずおいただを説明ていす。
た使い方に生危害や損害の程度を区分て、説明ていす。
危 険
「死亡や重傷を恐れが大きい内容」です
警 告
「死亡や重傷を恐れがある内容」す。
注 意
「傷害をや、財産の損害が発生恐れがある内容」す。
安全のために
•はじめに
3
安全のために
はじめに
警 告
製品を取付ける際は、必ず取扱説明書等に示している指示を守ってください。
その際、シマノ純正部品の使用をお勧めします。ボルトやナット等が緩んだり、破損しますと突然に転倒して重傷を負う場合があ
ります。
また、調整が正しくない場合、不具合が発生し、突然に転倒して重傷を負う場合があります。
部品の交換など、メンテナンス作業中は、安全メガネまたはゴーグルを着用し、眼を保護してください。
ディーラーマニュアルはよくお読みになった後、大切に保管してください。
使用上の注意
以下に記載する事項は必ずお客様にも指導してください
小型防水コネクターのため、抜き差しを極端に繰り返さないでください。機能が損なわれることがあります。
ターミナル部を水で濡らさないようにご注意ください。
雨天走行に耐える防水設計ですが水中にはつけないでください。
高圧洗車は行わないでください。水分の侵入により、故障あるいはサビの原因となります。
製品は丁寧に扱い、強い衝撃を与えないでください。
清掃の際にシンナーなどを使用しないでください。表面をいためる恐れがあります。
炎天下に長時間放置しないでください。
再組立ができませんので、分解しないでください。
清掃は薄めの中性洗剤を含ませた布でふいてください。
製品のソフトウェアのアップデートは販売店にご相談ください。最新情報はシマノのホームページに公開されます。
通常の使用において自然に生じた摩耗及び品質の経年劣化は保証いたしません。
PCとの接続通信
PCと自転車(システムまたはコンポーネント)を、PC接続機器を用いて接続し、E-tube•Projectを用いてコンポーネント単品および
システムの、ファームウェアアップデート、カスタマイズなどを行うことができます。
PC接続機器:SM-PCE1/SM-BCR2
E-tube•Project:PCアプリケーション
ファームウェア:各コンポーネント内のソフトウェア
安全のために
•自転車への組付け、整備に関する事項
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自転車への組付け、整備に関する事項
使用上の注意
エレクトリックワイヤーを抜くときは必ずシマノ専用工具TL-EW02を使用してください。
必ず指定のエレクトリックワイヤーをご使用ください。
エレクトリックワイヤーがギア・タイヤなどに干渉しないようにビニールテープなどで固定してください。
エレクトリックワイヤーの交換等でワイヤレスユニットの両面テープを剥がす場合、フレームの塗装が一緒に剥がれることを防ぐ
ために、接着力は幾分弱くしています。ワイヤレスユニットの両面テープが剥がれてきたときは新しいものと交換してください。
ワイヤレスユニットの両面テープを取外す際は勢いよく引き剥がさないでください。フレームの塗装が剥がれます。
製品の組替え・交換を行った場合のご注意
製品の組替えあるいは交換を行った場合、システムが自動認識して動作する設定となっています。
コンポーネントの構成が変わる、もしくは動作に不具合が見られる場合は、E-tube•Projectソフトウェアにて各コンポーネントの
ファームウェアを最新状態にアップデートして再度ご確認ください。また、その際にE-tube•Projectソフトウェアが最新状態であ
ることもご確認ください。バージョンが最新でない場合、コンポーネントの互換性や製品機能が充分に発揮されない場合がありま
す。
自転車に取付ける際に、エレクトリックワイヤープラグ部を無理に曲げて取付けないでください。接触不良の原因になる事があり
ます。
ワイヤレスユニットを自転車のフレームから取外す際、スペーサーの両面テープがフレーム側に残る場合があります。この場合は
クリーナーを使用して拭き取ってください。
手順の説明を主体としていますので、製品イメージが異なる場合があります。
5
取付けの前に
取付けの前に
対応サイクルコンピューター
SM-EWW01はD-FLY対応サイクルコンピューターが必要です。
詳細はサイクルコンピューターの取扱説明書などを参照してください。
表示される情報は製品によって異なりま
。ご使用になられるサイクルコン
ピューターの説明書をご確認ください。
ペアリング方法について
ペアリングは、対応するサイクルコンピューターが「ペアリングモード」の状態になっている必要があります。サイクルコンピュー
ターをペアリングモードにする方法は、ご使用になられるサイクルコンピューターの説明書をご確認ください。
1)•サイクルコンピューターをペアリングモードにします。
2)•■外装式バッテリーをご使用の場合
ワイヤレスユニットにエレクトリックワイヤーが接続されている事を確認し、その状態で外装式バッテリーをいったん取外し、
再度装着してください。
■内蔵式バッテリーをご使用の場合
ワイヤレスユニットにエレクトリックワイヤーが接続されている事を確認し、その状態でワイヤレスユニットに接続されている
エレクトリックワイヤー(2本)をいったん取外し、再度接続してください。
(バッテリー再装着あるいはワイヤレスユニットへのエレクトリックワイヤー再接続から数十秒間でベアリングの通信を行いま
。)
3)•以上でペアリングは完了です。
ペアリングが成功したかどうかはご使用のサイクルコンピューター上で確認してください。
上記の方法でペアリングができない場合は、ご使用のサイクルコンピューターの取扱説明書をご確認ください。
ギア段数やDi2バッテリー残量の表示方法はサイクルコンピューターの説明書をご確認ください。
ファームウェアのアップデート
SM-BMR1、SM-BMR2、SM-BTR2に対して、それぞれファームウェアは以下のバージョンが必要です。
SM-PCE1またはSM-BCR2を使用し、E-tube•Projectにてアップデートしてください。
*•以下のバージョンでない場合、ペアリングができないことがあります。
SM-BMR1:Version•3.0.5以降
SM-BMR2:Version•3.0.5以降
SM-BTR2:Version•3.0.5以降
デュアルコントロールレバー内蔵のリモートスイッチをご使用の場合は、SM-EWW01のファームウェアをVersion•3.0.3以降
に更新する必要があります。•
SM-PCE1またはSM-BCR2を使用し、E-tube•Projectにてアップデートしてください。
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取付けの前に
デュアルコントロールレバー(ST-9070のみ)内蔵のリモートスイッチへの対応について
デュアルコントロールレバーに内蔵されているリモートスイッチとSM-EWW01を併用することにより、D-FLY対応のサイクル
コンピューターおよび関連製品を操作することができます。
デュアルコントロールレバー内蔵のリモートスイッチはSM-EWW01を介してスイッチ信号を無線で送信します。•
機能については対応製品によって異なりますので、対応製品の取扱説明書をご確認ください。
ターミナル部
シフトスイッチ
ブレーキレバー
リモートスイッチ
(ST-9070のみ)
7
取付け
取付け
フレーム形状および寸法
(A)
(B)
(A)
ワイヤレスユニット
(B)
エレクトリックワイヤー
自転車のフレームのシートステー部分に
ワイヤレスユニット本体を取付けます。
取付け可能なシートステー外周
40mm~75mm
注 意
上記外周の範囲内であっても、ワイヤレ
スユニット幅を大きく超えるような断面
形状のステーには対応しません。
取付け
•ワイヤレスユニットの取付け
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8
ワイヤレスユニットの取付け
1
フロントギアはアウターに、リアギアはトップになるように変速します。
フレームの泥やホコリを拭き取り、濡れている場合はしっかり乾かしてから取付
け作業を行ってください。
2
スペーサーは2種類あります。
フレームに合ったスペーサーを選び
ます。
スペーサーの剥離紙を剥がし、ワイ
ヤレスユニットに取付けます。
ラバーシートの向きに注意してくだ
さい。
幅が広いほうをコネクター側となる
よう貼り付けます。
(A)
(B)
(A)
ワイヤレスユニット
(B)
スペーサー
貼り付けたら、ラバーシート全面を指で
強く押し付け、約1分くらい保持してく
ださい。
3
固定バンドを使って、ワイヤレスユ
ニットをフレームに仮止めします。
固定バンドを片方のフックに引っ掛
け、バンドを引っ張ってもう片方の
フックに取付けます。
(C)
(E)
(D)
(C)
フレーム
(D)
固定バンド
(E)
フック
4
取付け位置は、リアハブ軸から110
~130mmの高さに設定してくださ
い。•
110~
130mm
注 意
自転車のフレーム内部やシートステー以
外の場所に取付けた場合、通信の保証は
できません。
ワイヤレスユニットとリアディレイラー
を接続するために、追加で200mm以上
のエレクトリックワイヤーが必要です。
取付け
•ワイヤレスユニットの取付け
次ページへ続く
9
5
リアディレイラーからエレクトリッ
クワイヤーを抜きます。
注 意
エレクトリックワイヤーの取付け、取外
しの際は、シマノ専用工具(TL-EW02
を使用してください。
6
エレクトリックワイヤーをTL-EW02
に通します。
細いエンド部の溝にコネクターの突
起を合わせてセットします。
(G)
(F)
OK 不可
(F)
TL-EW02
(G)
プラグ部
注 意
エレクトリックワイヤーを取付ける際に、
プラグ部を無理に曲げて取付けないこと。
接触不良の原因になることがあります。
エレクトリックワイヤーを接続する際は
クリック感を伴うまで押し込んください。
7
ワイヤレスユニットに以下の2本のエ
レクトリックワイヤーを接続します。
リアディレイラーから取外したエ
レクトリックワイヤー
追加のエレクトリックワイヤー
ワイヤレスユニットに対してエレクト
リックワイヤーを抜き差しする際は、本
体を手で保持しながら作業を行ってくだ
さい。
8
エレクトリックワイヤーをリアディ
レイラーに接続します。
取付け
•ワイヤレスユニットの取付け
次ページへ続く
10
9
エレクトリックワイヤー長さの余裕
を確認してください。(Racingタイ
プのリアディレイラーの場合は、リ
アディレイラーをフレームに当たる
位置まで手で押し上げた状態でエレ
クトリックワイヤーを確認してくだ
さいエレクトリックワイヤーに
余裕がない場合は、ワイヤレスユ
ニットの高さを微調整します。
10
ワイヤレスユニットをフレームに固
定します。
取付け
•ワイヤレスユニットの取付け
11
11
エレクトリックワイヤーをフレーム
に固定します。
注 意
エレクトリックワイヤーが長すぎるとカ
セットスプロケットやチェーンに干渉す
る場合がありますので、ビニールテープ
などでたるんだエレクトリックワイヤー
をフレームに固定してください。
製品改良のため、様の部を予告な更すとがあります。
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