PowerEdge 2800

Dell PowerEdge 2800 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge 1850、2800、2850システムの統合RAIDコントローラーに関するユーザーマニュアルの内容を理解しています。RAIDコントローラーの取り付け、ソフトウェアのインストール、そして重要な安全上の注意など、このマニュアルに記載されているあらゆる質問にお答えできますので、お気軽にご質問ください。
  • PowerEdge 1850、2800、2850システムの違いは?
    RAIDバッテリーの充電時間は?
    RAIDオプションを使用するには、どのようなライザーカードが必要ですか?
    データのバックアップはいつ必要ですか?
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Dell™ システム
内蔵 RAID コントロ
ーラの有効化
メモ、注意、警告
メモ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、
その危険を回避するための方法を説明しています。
警告: 警告は、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
____________________
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本書で使用されている商標について:DellDELL ロゴ、および PowerEdge Dell Inc. の商標です。
本書では、必要に応じて上記以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、
これらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2004 6 P/N F6586 Rev. A00
内蔵 RAID コントローラの有効化 5-3
本書では、
Dell™ PowerEdge™ 1850
2800
2850
の各システムに内蔵された
RAID
コント
ローラを有効にする方法を説明します。お手元のアップグレードキットには、
RAID
コント
ローラメモリモジュール、
RAID
ハードウェアキー、
RAID
バッテリ、および
RAID
ソフトウェ
アが同梱されています。
以下の手順を実行する前に、ご使用の
PowerEdge 1850
ライザカードが
RAID
オプションを
サポートしていることを確認してください。ライザカードにメモリモジュールコネクタがな
い場合、購入されたライザカードは標準タイプなので、
RAID
オプションをサポートしていま
せん。
RAID
オプションを使用するには、標準ライザカードをオプションの
ROMB PCI-X
また
PCI-Express
ライザカードに交換してください。システムに搭載されたライザカードの識
別方法については、『インストール
&
トラブルシューティングガイド』を参照してください。
警告: システムのカバーを取り外して、システム内部に手を触れる作業は、トレーニングを
受けたサービス技術者の方だけが行ってください。安全上の注意、コンピュータ内部の作業、
および静電気障害への対処の詳細については、『製品情報ガイド』を参照してください。
注意 データの損失を避けるため、内蔵 SCSI コントローラの動作モードを SCSI から RAID
変更する前に、ハードドライブの全データをバックアップしてください。
メモ: コンポーネントの取り外しや交換の詳しい手順については、『インストール & トラブ
ルシューティングガイド』を参照してください。
1
ベゼルを取り付けている場合は、ベゼルを取り外します。
2
システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器の電源を切り、コンセント
から
AC
電源コードを抜きます。
3
システムカバーを開きます。
4
PowerEdge 1850
システムの場合は、ライザカード絶縁カバーの両端に設けられた
2
の青いプラスチック製リベットを抜いてから、絶縁カバーを持ち上げてライザカードか
ら取り外します。
PowerEdge 2800
の場合は、手順
5
に進んでください。
PowerEdge 2850
の場合は、ライザカードを取り外します。
5
ライザカード上の
RAID
メモリモジュールコネクタの位置を確認します。
5-1
を参照してください。
5-4 内蔵 RAID コントローラの有効化
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5-1 RAID メモリモジュールの位置確認
6
RAID
メモリモジュールコネクタのイジェクタを押し開き、メモリモジュールをコネク
タに挿入できる状態にします。
5-2
を参照してください。
5-2 RAID コントローラメモリモジュールの取り付け
7
アップグレードキットに含まれているメモリモジュールを見つけます。
8
RAID
メモリモジュールのエッジコネクタを位置合わせキーに揃え、コネクタにメモリ
モジュールを差し込みます。
5-2
を参照してください。
A
B
SCSI B
SCSI A
RAID バッテリ
RAID バッテリホルダ
RAID キー
RAID メモリモジュール
位置合わせキー
イジェクタ(2)
内蔵 RAID コントローラの有効化 5-5
メモ: システムメモリに使用するバッファなしの DDR 2 メモリモジュールなどで代用せず
に、必ず RAID アップブレードキット同梱のメモリモジュールを使用してください。
9
両方の人差し指で取り付けクリップを上に引きながら、メモリモジュールを親指で押し
込み、メモリモジュールをコネクタに固定します。
10
システム基板上の
RAID
ハードウェアキーコネクタの位置を確認します。
RAID
キーコ
ネクタの配置については、システムカバーの内側に貼付されているシステム情報ラベル
を参照してください。
11
PowerEdge 1850
の場合は、手順
13
に進んでください。
12
PowerEdge 2800
システムの場合は、メモリ冷却エアフローカバーのリリースラッチを
上に起こし、エアフローカバーを前方にスライドさせて取り外します。
PowerEdge 2850
システムの場合は、メモリ冷却エアフローカバーを持ち上げて外し
ます。
13
RAID
ハードウェアキーをシステム基板のコネクタに挿入し、コネクタ両端のラッチで
キーを固定します。
5-3
を参照してください。
14
PowerEdge 2800
または
2850
システムの場合は、メモリ冷却エアフローカバーを元の
ように取り付けます。
15
PowerEdge 1850
システムの場合は、バッテリケーブルをシステム背面側に向けて、
RAID
バッテリを
RAID
バッテリホルダに挿入します。
PowerEdge 2800
システムの場合は、
a
バッテリケーブルをシステム正面側に向けて、
RAID
バッテリを
RAID
バッテリホ
ルダの上に配置し、
b
ケーブルコネクタをライザカードの
SCSIA
コネクタに隣接する切り込みを通して
配線します。
c
RAID
バッテリを
RAID
バッテリホルダに挿入します。
PowerEdge 2850
システムの場合は、
a
バッテリケーブルをシステム正面側に向けて、
RAID
バッテリを
RAID
バッテリホ
ルダの上に配置し、
b
バッテリケーブルをバッテリケーブル固定クリップを通して配線します。
c
RAID
バッテリを
RAID
バッテリホルダに挿入します。
詳細については、『インストール&トラブルシューティング』を参照してください。
メモ: RAID バッテリを交換する場合は、『製品情報ガイド』の「バッテリの廃棄」に記載さ
れたバッテリの廃棄に関する重要な指示を参照してください。
16
RAID
バッテリをライザカードの
RAID
バッテリケーブルコネクタに接続します。
5-6 内蔵 RAID コントローラの有効化
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5-3 RAID キーの取り付け
17
PowerEdge 1850
システムの場合は、ライザカードにプラスチック製の絶縁カバー
をかぶせ、
2
本のプラスチック製リベットを対応する穴に差し込んで絶縁カバーを固定
します。
PowerEdge 2800
の場合は、手順
18
に進んでください。
PowerEdge 2850
システムの場合は、ライザカードを元のように取り付けます。
18
システムカバーを閉じます。
19
システムおよびシステムに接続されている周辺機器を電源コンセントに接続し、電源を
入れます。
20
セットアップユーティリティを起動し、
SCSI
コントローラの設定が変更され、
RAID
ハードウェアが認識されていることを確認します。
21
RAID
ソフトウェアをインストールして設定します。詳細に関しては、お使いの
RAID
マニュアルを参照してください。
注意 新しく RAID バッテリを取り付けた場合、RAID コントローラをライトバックモードで操
作するには、3 4 時間システムを使用して充電する必要があります。
22
ベゼルを使用する場合は、ベゼルを取り付けます。
ハードウェアキー
ラッチ(2
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