SE-02 アップデート
Ver. 1.10 の追加機能
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バンク D の追加(パッチ・モード)
バンク D が追加され、プリセット・パッチのバンクが A 〜 D になりました。
バンク D の選びかた
[A]ボタンを 2 回押してボタンを点滅させると、バンク D が選ばれます。
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[A]ボタンをもう一度押すと点灯に変わり、バンク A が選ばれます。
ゲートの入力値にタイを追加(ステップ・シーケンサー・モード)
ゲートの入力値に「タイ(
)」が選べるようになりました。
タイを使うと、グライド(GLIDE)をかけずに、次のステップまでを滑らかにつなぐこ
とができます。
パッチ/パターン/ソングの消去
パッチ/パターン/ソングを消去することができるようになりました。
パッチの消去
1.[COMP]ボタンと[PLAY]ボタンを押して、点灯させます。
2.[9]ボタンを押します。
ディスプレイに「Clear Patch - Push VALUE」と表示されます。
3.[VALUE]つまみを押します。
ディスプレイに確認のメッセージが表示されます。
キャンセルするときは、[EXIT]ボタンを押します。
4.消去するときは、[VALUE]つまみを押します。
消去が完了すると、現在選んでいるパッチが初期値に設定されます。
パターンの消去
1.[NOTE]ボタンと[GATE]ボタンを押して、点灯させます。
2.[9]ボタンを押します。
ディスプレイに「Clear Pattern - Push VALUE」と表示されます。
3.[VALUE]つまみを押します。
ディスプレイに確認のメッセージが表示されます。
キャンセルするときは、[EXIT]ボタンを押します。
4.消去するときは、[VALUE]つまみを押します。
消去が完了すると、現在選んでいるパターンのデータが空になります。
ソングの消去
1.[EDIT]ボタンと[PTN]ボタンを押して、点灯させます。
2.[9]ボタンを押します。
ディスプレイに「Clear Song - Push VALUE」と表示されます。
3.[VALUE]つまみを押します。
ディスプレイに確認のメッセージが表示されます。
キャンセルするときは、[EXIT]ボタンを押します。
4.消去するときは、[VALUE]つまみを押します。
消去が完了すると、現在選んでいるソングのデータが空になります。
K-25m や外部 MIDI 機器からのノート入力(ステップ・シーケンサー・モード)
SE-02 に接続した K-25m(別売)や MIDI キーボードなどの外部 MIDI 機器を使って、
ステップ 1 から順にノートの入力ができるようになりました。
1.[PERFORM]ボタンを押しながら[NOTE]ボタンを押します。
STEP NOTE モードになり、[NOTE]ボタンとステップ・ボタン[1]が点滅します。
2.K-25m や MIDI キーボードを弾いて、ノートを入力します。
ステップ 1 から順にノートが入力されます。16 ステップまで入力すると、STEP
NOTE モードを抜けます。
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[VALUE]つまみを回すと、ステップ間を移動することができます。
5
ステップ・ボタンを押すと、押したボタンのステップに入力されているノート情報が
消去され、そのステップに移動します(ボタン消灯)。
パターンのリアルタイム・レコーディング(ステップ・シーケンサー・モード)
SE-02 に接続した K-25m(別売)や MIDI キーボードなどの外部 MIDI 機器を使って、
パターンのリアルタイム・レコーディングができるようになりました。
1.[PERFORM]ボタンを押しながら[START/STOP]ボタンを押します。
[PERFORM]ボタンが点滅し、メトロノームが鳴って、リアルタイム・レコーディング
が始まります。
ディスプレイに「
」と表 示されます 。
5
レコーディング中に[VALUE]つまみを回すと、鳴っているメトロノームの音量を
調節することができます。
設定値:
OFF
(鳴らない)、
N-1
(最小)〜
N-5
(最大)
2.K-25m(別売)や MIDI キーボードを弾きます。
5
つまみ/スイッチを操作したときの、シンセ・パラメーター値の変化も一緒にレコー
ディングさ れます 。
5
ステップ・ボタン[1]〜[16]を押すと、押したボタンに記録されたステップの
情報が消去されます(ボタン消灯)。
3.
リアルタイム・レコーディングを終了するときは、[START/STOP]ボタンを押します。
パッチ・モードの PATCHSETUP にパラメーター追加
メモ
PWMLFO は、OSC 1 〜 3 すべてのパルス波にモジュレーションをかける三角波
です。
※ パルス波以外の波形が選ばれているときは、モジュレーションはかかりません。
ボタン パラメーター 設定値 説明
[7]
PWM LFO rate 0 〜 127 PWM LFO の周期を調節します。
[8]
PWM LFO depth 0 〜 127 PWM LFO のかかり具合を調節します。
※ 変更した設定を保存するときは、パッチ・ライトの操作をします。
ソング・モードの SONGSETUP にパラメーター追加
ボタン パラメーター 設定値/説明
[5]
Loop
ソングをループ再生させるかどうかを設定します。
OFF
:し な い 、
On
:する
※ 変更した設定を保存するときは、ソング・ライトの操作をします。
システム設定(システム・セットアップ)にパラメーター追加
ボタン パラメーター
設定値
(太字:初期値)
説明
[6] PC Out
OFF
、
USb
、
Nid
、
U-N
プログラム・チェンジの出力先を設定します。
OFF
:出力しない、
Usb
:USB にのみ出力、
Nid
:
MIDI にのみ出力、
U-N
:USB と MIDI に出力
[7] Sync
P-S
、
Int
、
Nid
、
USb
、
trg
ソングが同期するクロックを指定します。
p-S
:パターン/ソングのテンポ、
Int
:内部クロック、
Nid
:MIDI、
Usb
:USB MIDI、
trg
:TRIGGER IN
端子に入力されたトリガー信号
[8]
MIDI Key
Trigger
OFF
、
On
On
にすると、外部 MIDI 機器からキー・トリガーをコ
ントロ ー ル す ること が で き ま す 。
[9] MIDI Thru
OFF
、
On
Onにすると、MIDI IN端子に入力されたMIDI情報を
MIDI OUT端子へそのまま出力します。
取扱説明書とあわせてお読みください
Ver. 1.04 の追加機能
パッチ・モードの PATCHSETUP にパラメーター追加
CV INPUT 端子に入力される電圧に対して、ファイン・チューンとキー・フォローを
設定するパラメーターが追加されました。
ボタン パラメーター 設定値 説明
[15]
CV Fine Tune 0 〜 255
CV INPUT 端子に入力される電圧に対するピッチを微調
整します。
[16]
CV Key Follow 0 〜 255
CV INPUT 端子に入力される電圧に対するピッチの変化
幅を調整します。
ヒント
CV INPUT 端子のキー・フォローを調節すると、チューニングが若干変動します。そ
のため、最初にキー・フォローを調節してからファイン・チューンで全体のピッチを設
定 す ると 良 い でしょう。
※ ライト操作は必要ありません。CV Fine Tune と CV Key Follow は、システム
全体の設定として保存されます。