IFM PK6533 取扱説明書

  • ifm PK6533圧力センサの取扱説明書について、ご質問にお答えします。このマニュアルには、製品の機能、取り付け方法、接続方法、設定方法などが日本語で丁寧に解説されています。圧力検出、出力スイッチング、設定値調整など、デバイスの様々な機能に関するご質問にお答えできますので、お気軽にご質問ください。
  • 出力OUT1とOUT2はどのように動作しますか?
    設定値とリセット値の最小距離はどのくらいですか?
    ケーブルの長さが30mを超える場合、どのような注意が必要ですか?
    この圧力センサはどの種類の圧力を測定できますか?
取扱説明書
圧力センサ
PK6533 JP


11386053 / 00 03 / 2021
2
1 はじめに
1.1 表記の説明
► 操作指示
>操作による応答、結果
[…] 設定ボタン、表示等
→ 参照
重要注意事項
誤動作や障害の原因になりますのでご注意ください。
情報
補足注意事項
目次
1 はじめに ..............................................................................................................2
1.1 表記の説明 .....................................................................................................2
2 安全の為の注意 ....................................................................................................3
3 機能と特徴 ...........................................................................................................4
3.1 アプリケーション ..........................................................................................4
4 取付方法 ..............................................................................................................4
5 接続方法 ..............................................................................................................4
6 設定/操作 ...........................................................................................................5
3
JP
2 安全の為の注意
ここで説明するデバイスはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
-システムの安全性については、システム製造者が責任を負います。
-システム製造者は、法規および標準の要件に従ってリスク評価を実施して文
書を作成し、システムのオペレーターおよびユーザーに提供します。この文
書には、オペレーター、ユーザー、および該当する場合はシステムのメーカ
ーが承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全にお使いい
ただくための注意事項を含めなければなりません。
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してくださ
い。
製品は意図された目的以外に使用しないでください。 (→ 機能と特徴)
製品は許可される媒体以外に使用しないでください。 (→ 技術データ)
使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす
恐れがあります。
製品を改造したりオペレーターの使用法が不適切であったりしたために生じた
結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
製品の取り付け、接続、設定、プログラミング、構成、および保守運用は、そ
れぞれの作業に対して資格があり承認された者が実施してください。
製品とケーブルは損傷から保護してください。
4
3 機能と特徴
この圧力センサはシステム圧を検出し、2つの出力OUT1(pin4)とOUT2
(pin2)がスイッチします。
圧力が増加し設定値に達した時に、OUT1はONに、OUT2はOFF
 になります。
圧力が減少しリセット値に達した時に、OUT1はOFFに、OUT2はONになり
ます。
3.1 アプリケーション
圧力の種類:ゲージ圧
定格圧力と破裂圧力に関する情報 → データシート参照
センサには許容圧を越える圧力を
加えないでください。
破壊圧力を越える圧力が瞬間的に加わった場合でも、センサは損傷する
恐れがありますので注意してください。(事故につながる恐れがありま
す。)
ケーブルの長さが30mを超える場合、または建物の外で使用する場合、外
部ソースからの過電圧パルスのリスクがあります。保護された動作環境で
製品を使用すること、および過電圧パルスを最大500Vに制限することを
推奨します。
欧州圧力機器指令 (PED):
マノメーターはEC圧力機器指令に適合しています。 グループ 2 流体向け
に設計され、SEP (健全なエンジニアリングの実践) に従って製造されて
います。 グループ1流体の媒体使用はご要望によります。
4 取付方法
センサーの取付けおよび取外しの前に、システムに圧力が加わっていない
事を確認してください。
5 接続方法
センサの接続は、必ず適切な電気的な知識を持っている人が行ってくださ
い。
供給電源:EN 50178、SELV 、PELV
装置を接続する前に電源を切断します。
5
JP
6 設定/操作


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
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1: ロックリング
2: 設定リング(ロック解除後手動で調整可能)
3: 緑色LED:供給電圧OK.
4: 接圧部G¼ A、締付けトルク25 Nm
5: 設定マーク
6: 黄色LED:セット値に到達、OUT1 = ON / OUT2 = OFF
7: FPMパッキン/DIN 3869-14
8: めねじM5
セット値とリセット値の最短距離 =測定範囲の最終値の2%。
設定精度を確保するには:リングを最小値に設定してから、必要な値を設定し
てください。
技術データ、その他の情報については下記も併せてご参照ください。\ www.ifm.com/jp
→ データシート検索:\お断りなく仕様等記載事項を変更することがありますのでご了承
ください。
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