DeWalt DCMPS567P1 ユーザーマニュアル

  • DEWALT DCMPS567P1 コードレス高枝ポールチェーンソーの取扱説明書の内容を精読しました。バッテリーの充電からチェーンの交換、安全な使用方法、メンテナンス方法まで、この製品に関する様々な疑問にお答えできます。お気軽にご質問ください。
  • バッテリーの充電方法は?
    チェーンの張りの確認・調整方法は?
    チェーンオイルの注入方法は?
    安全装置は?
    使用後のメンテナンスは?
NA495188
取扱説明書
18V コードレス高枝ポールチェーンソー
DCMPS567P1
安全上のご注意
 P2〜P3
使う前に
 P4〜P7
使い方
 P8
チェーンの取り外しと
取り付け方法
 P9
チェーンの張りの確認と
調整方法
 P10
チェーンの調整と
オイルについて
 P11
本体の組み立て方法
 P11〜P12
本体の操作方法
 P13〜P14
その他の情報
 P15〜P16
仕様/能力
 P17
保証書
 P19〜P20
このたびデウォルト「18V コードレス高チェーンソー」を買い
げいただき、誠にありがとうございま
ご使にな前に、この明書よくお読になり正しくご使用ください。
この取説明書は、必ず管してください。
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2
安全上のご注意
正しくお使いいただく為に、ご使用の前に必ずこの取扱説明書にある指示事項を全てお読みください。
お読みになった後は、いつでも見られるように必ず保管してください。
この取扱説明書は、電動工具をお取扱いの際に、火災や感電、けがなどの事故を未然に防ぐため、必ずお守りいただく
ことを、説明しています。
表示内容を無視して誤った使い方をした時に生じる危害や損害の程度を、次の表示マークで区分し、説明しています。
 警告 この表示の欄は、「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容です。
 注意 この表示の欄は、「障害を負う危険性または物的損害のみが発生する可能性が想定される」
内容です。
    このような絵表示は、気をつけていただきたい「注意喚起」の内容です。
 警告
・バッテリーの充電は、専用充電器を使う。
指定機器以外の充電はしないでください。
破裂して傷害や損傷を及ぼすおそれがあります。
・バッテリー/充電器を分解、加工、火中投入などを
しない。
液もれ・発熱・発火・破裂につながります。
充電器は修理できる構造とはなっていません。
漏れ出した液体が皮膚に触れた場合は:
石鹸と水で直ちに洗い落としてください。
バッテリー液が目に入った場合は、きれいな水で少な
くとも10分間洗い流してから、医師の診察を受けてく
ださい。
・周囲温度が4℃以下、あるいは40℃以上のときは充
電しない。
破裂や火災のおそれがあります。
・雨中や湿った場所など本体内部に水が入りやすい環
境では使用しない。
湿気はモーターなどの電気絶縁を低下させ、感電事故
につながるおそれがあります。
・危険物のまわりでは決して作業しない。
スイッチのオン・オフ時にスパーク(火花)が発生し
ますので、引火性の液体やガスのある場所の近くで使
用しないでください。
・スイッチがオンできない、あるいはオフができない
場合は、使用を中止する。
スイッチの故障した電動工具は、不意に刃物類が作動
し、重大な事故を引き起こすおそれがあります。
・指定の付属品、アタッチメントを使用する。
使用を推薦していない付属品やアタッチメントの使用
は危険をともなうことがあります。
・バッテリーの端子間を絶対にショートさせない。
バッテリーの端子部に金属物を接触させないでくださ
い。発煙、発火、破裂等のおそれがあります。
・バッテリー/本体を高温になるところに放置しない。
液漏れ・発熱・発火・破裂・変形につながります。
・充電器は交流100ボルト以外では使わない。
昇圧器などのトランス類を使用したり、直流電源やエ
ンジン発電機を使用したりすることはしないでくださ
い。
異常に発熱し、火災のおそれがあります。
・充電器、バッテリーが損傷した場合には使用しない。
火災・感電につながります。
・専用のバッテリーでのみ本製品を使う。
他社製のバッテリーでの本製品のご使用は、火災を引
き起こす危険性があります。
・保護メガネや他の保護器具を使用する。
飛散する切り粉から目を守るために保護メガネを必ず
着用してください。切り粉が多量に出る作業では、防
塵マスクを併用してください。作業環境によっては耳
栓、ヘルメット、手袋、安全靴の使用も必要です。
・加工材はしっかりと固定する。
クランプや万力などで加工材を固定してください。電
動工具は両手で保持し、安全な作業を行ってください。
・次の場合は、必ずスイッチを切り、バッテリーを本
体から外す。
①お手入れや点検。
②刃物やビット類の交換。
③その他危険が予想される場合。
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3
・常に注意して作業を行う。
電動工具を使用する際、取扱方法、作業の手順、周囲
の状況などに十分注意し作業に集中してください。疲
労時や飲酒、薬の服用時などには決して作業をしない
でください。作業時の集中力の欠如は重大な事故を引
き起こす原因となります。
・電動工具・バッテリー・充電器のラベルには、下記
のマークが含まれることがあります。
 ・・・・・・・・・・・・ 電圧
 ・・・・・・・・・・・・ 直流
 ・・・・・・・・・・・・ 二重絶縁
 ・・・・・・・・・・・・ 注意
no ・・・・・・・・・・・・ 無負荷状態での回転数
○○○○min-1
 ・・・・・・・・・・・・ 1分毎の回転数
・ご使用の前に、損傷部品を点検する。
本体やその他の部品に損傷がないか点検してくださ
い。また正しく動作するか、所定の機能が発揮される
ことを確認してください。
 注意
・お手入れの際や長期間使わないときは、安全のため
必ず電源プラグを抜く。
感電や火災のおそれがあります。
・充電器は屋内のみで使用する。
充電器を濡れた場所や、ちらかった場所では使用しな
いでください。
特に水まわりでの使用や、水の中に浸けたりしないで
ください。感電のおそれがあります。
・明るく清潔で、安全な場所で作業する。
散らかった作業場や作業台での作業は事故の原因にな
ります。
・適切な服装で作業する。
そで口の開いた服装や宝石類を身に付けて作業しない
でください。
電動工具の駆動部分に巻き込まれるおそれがあります。
屋外で作業をする際には、滑り止めのついた履き物を
着用することをお勧めします。
必要に応じて、作業帽をかぶってください。
・使用していない電動工具は、安全な場所に保管する。
お子様や初心者の方の手が届かないところに保管して
ください。
電動工具はお子様や初心者の方には大変危険なもので
す。
・電動工具に無理な力をかけない。
電動工具は、機械本来の用途や負荷状態の限度内でご
使用いただくのが基本です。
また、適した速度で使用することによって、仕上がり
の良い安全な作業ができます。
・充電器の電源コードを乱暴に扱わない。
①コードの部分をもって充電器をぶら下げて持ち運ん
だり、コンセントから外す際にコードを引っぱったり
しないでください。
②コードを熱いものや油、薬品類に接触させたり、鋭
利なものでキズをつけないように注意してください
感電やショート等のおそれがあります。
万一、誤ってコードが損傷した場合は、その箇所に手
を触れず直ちにスイッチを切り電源プラグをコンセン
トから抜いてください。キズついたコードは火災を引
き起こす危険性があります。
電動工具を駆動させたまま、台や床などに放置しない。
けがの原因になります。
・調節用キー、レンチなどは、使用時以外は必ず取り
外す。
スイッチオンする前に、調節に用いたキーやレンチな
どの工具類が全て取り外されているかどうか、常に確
認してください。
・作業にあった電動工具を使用する。
指定された用途以外には、ご使用にならないでくださ
い。
・無理な姿勢で作業をしない。
常に足場を安定させ、バランスを保つようにしてくだ
さい。
姿を引き起こす因となります
・使用後は常に手入れをする。
ハンドル部や握り部は常に乾かしてきれいな状態を保
ち、油やグリースが付かないようにしてください。
・電動工具と刃物類は、こまめに手入れをする。
安全で効率のよい作業をするために、刃物類はよく手
入れをし、シャープな状態を保ってください。
誤って充電器の電源コードを破損した場合は、その箇所に手を触れ
ず直ちにスイッチを切り電源プラグをコンセントから抜いてくださ
い。傷ついたコードは火災を引き起こす危険性があります。
デウォルトで修理してください。
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4
使う前に
製品をご確認ください
各部の名称
①ハンドル
②トリガースイッチ
③ロックオフボタン
④延長ポール
⑤枝除けフック
⑥スプロケットカバー
⑦フォームグリッパー
⑧チェーン刃
⑨ガイドバー
⑩バッテリーリリースボタン
⑪バッテリー
⑫チェーンカバー
⑬オイルキャップ
⑭六角レンチ
⑮充電器
こだわりのデウォルト..強靭な作業場を提供します。
デウォルトブランドの高品質・耐久性は現在、世界各国で圧倒的な支持を獲得しています。デウォルト電動工具は
1922年アメリカ合衆国、レイモンド・デウォルトによって最初の卓上スライド丸ノコが開発されました。以来、石工、
木工、金工用工具を問わず多数の工具を提供し、その耐久性はあらゆる作業場の要望にお応えし、満足していただいて
います。すべての工具はハイテクを駆使した弊社製造技術のもとに作られ、また出荷前の品質管理には万全を期してい
ます。強靭な耐久性、作業の確実性、ハイパワーを作業場でお楽しみください。
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充電の手順
◆充電のしかた
DCB1104の場合
(1) 充電器の定格板に表示してある電源と、コンセントの電源が一致している
ことを確認してください。家庭用電源のコンセントに充電器の電源プラグ
を差し込んでください。
2バッテリーを充電器の差し込み口に差し込んでください。バッテリーが
しっかりと差し込み口にはまっているか確認してください。充電器が充電
を始めると、インジケーターが点滅しはじめます。これは、「充電中」を意
味します。
(3ステージ1充電のインジケーター点滅表示は、バッテリー容量の大部分を
占める最初の充電サイクルを表します。ステージ2充電のインジケーター
点滅表示はバッテリーが満充電になるまでの残量(トップオフ)充電を表
します。
(4)充電が完了すると、インジケーターが光ったままになります。これは「充
電完了」を意味します。充電終了後、充電器にバッテリーを放置したまま
にしても問題はありません。
インジケーター表示(DCB1104)
充電中(ステージ1)
充電中(ステージ2)
充電完了
異常温度時待機
◆充電がうまく行われないときは
(1)電源コンセントに電灯などの他の電気機具を接続して、確かに電流が来ているかを調べる。
(2)電源コンセントが、壁の電源スイッチと連動しているか確認する。
(3)周囲温度が+4℃以上、および+40℃以下の環境下で充電を行ったか確かめる。
(4)それでも充電されないときには、お買い上げの販売店にお買い上げ時のレシートなどと一緒にご持参のうえご相談
ください。
充電上の注意事項
充電中、充電器とバテリーは触れると暖かく感じるようになりますこれは正常な状態であっ問題はありません。
バッテリーを充電していないとき、充電器のプラグは電源コンセントから外しておいてください。スチール・ウール
(鉄綿)、アルミホイル、その他の金属切り粉等により、充電器の充電端子が短絡する危険性があります。また、これ
らの材質からはなれた場所で充電器を使用することを心がけてください。充電器のプラグは電源コンセントから外し
た状態で、これら異物を取り払ってください。
どんな液体も充電器内に入らないように気をつけてください。感電を引き起こす可能性があります。バッテリーの冷
却を容易にするため、ご使用の後、充電器とバッテリーは高温になる場所で保管しないでください。
充電器は、お客様がご自身で修理することはできません。ご自身で充電器を開けられると静電気が発生し内部部品が
故障する可能性があります。必ず所定のサービスセンターの有資格者に修理/メンテナンスを依頼してください。
※異常温度時待機機能
充電に適した温度に達するまで待機、または充電速度を下げる機能です。バッテリーの温度が高すぎる、あるいは低す
ぎる場合に作動し、適正な温度に達したら充電を開始します。動作中は赤いインジケーターが点滅、黄色いインジケー
ターが点灯します。適正な温度に達したら、黄色いインジケーターが消灯し、通常の充電を行います。(バッテリーの
温度が低過ぎる場合、通常の充電の約半分の速度で充電を行います。バッテリーが適正な温度に達した場合においても、
通常の充電速度に戻りません。
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製品の特色と使用方法
 警告 ・取扱説明書にしたがって、作業を行ってください。
 警告 ・チェーン等のアクセサリーの交換や調整を行う際は、必ず電源を落としバッテリーを抜
いてから行ってください。また、必ず手袋をはめて作業を行ってください。チェーンの
刃は鋭いので、誤って手を傷つけないよう注意してください。
 注意 ・本機は、チェーンを装着して出荷しております。
使用前に必ずチェーンの張りを確認してから使用してください。また必要に応じて
チェーンの張りを調整してください。またチェーンの張りは、定期的に確認してください。
 警告 ・チェーンやガイドバーは使っている間に熱くなりますので、冷めたことを確認してから
調整やチェーンの交換を行ってください。
 警告 コードレスチェーンソーに関する安全上の追加事項
・説明書以外の使用方法での作業は危険をともないますので、絶対に行わないでください。
・チェーンは本機対応のチェーンのみを使用してください。
・スイッチを入れる前に、本体にレンチや調整工具が取り付いていないことを確認してください。
・スイッチを入れる前に、サポートが切断部分に固定してあることを確認してください。
 サポートを切断部分に押し付けながら切断してください。
・作業中に、切断作業面やチェーンに手を絶対に近づけないでください。本機を両手でしっかりとにぎり作業を行って
ください。片手で作業することは絶対にしないでください。
・作業中に、切断作業面の下に絶対に近づかないでください。
・本機を使用する際は、切断部分周辺に人や障害物が無いことを十分に確認してください。
 切断した木が落下しケガや思わぬ事故になる場合があります。
・本機に衝撃を与えないでください。誤って落としたり、ぶつけたときはチェーンや機体などに破損や亀裂、変形がな
いかよく点検してください。破損や亀裂、変形があると、けがの原因となります。
・チェーン部やガード・その他の刃物部分は、きれいな状態を保ってください。使用後、木くずやその他のホコリがつ
いていたら取り除き、きれいな状態を保ってください。
・チェーンにダメージがあったら直ちに使用をやめ、交換してください。そのまま使用していると、けがの原因になり
ます。
・使用中本機の調子が悪かったり異常音がした場合は、直ちにスイッチを切って使用を中止し、お買い求めの販売店ま
たは所定のサービスセンターに点検・修理を依頼してください。そのまま使用していると、けがの原因となります。
 注意 コードレスチェーンソーに関する安全上の追加事項
◆チェーンソーに関しての安全上の注意事項
・チェーンやその他の付属品は、取扱説明書に従って確実に取り付けてください。確実でないと、外れたりして、けが
の原因となります。
本機は、木材の切断用として作られています。それ以外の材料、プラスチック石材鉄工には使用しないでください。
・チェーンに破損や摩耗など異常がないことを確認してから使用してください。チェーンが破損し、けがの原因となり
ます。
・使用中は作業手袋を使用し、巻き込まれるおそれがある手袋を着用しないでください。けがの原因となります。
・作業前に、人がいない方向にチェーンを向けて作動させ、本機の振動やチェーンの回転に異常がないことを確認して
ください。異常がある場合、使用しないでください。
・本機を使用して切断作業をしている最中、作業部分を絶対に手や足で固定したりしないでください操作を誤ると、
けがをする危険性があります。
・チェーンソーやコードは、定期的に損傷がないか確認してください。
・取扱説明書にしたがって、注油をしたり、アクセサリーを交換してください。
・ハンドル部に油やグリスがつかないようにしてください。万が一、油やグリスが付着した場合、直ちにふき取ってく
ださい。油やグリスで手がすべり、大変危険です。
・作業中・動いているチェーンの先端で、きりくずやその他の物体を動かすような行為をしないでください。思わぬ状
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7
況を招く場合があり、けがの原因になります。
・初心者は特に取扱説明書を注意深く読み、木びき台または架台上で木材を切断する練習を行うことを推奨します。
◆チェーンソーの保管に関しての注意事項
・保管する際は、バッテリー・チェーンバー・チェーン刃を外して保管してください。
◆切断時の注意事項
・小さな枝や若木を切る際は、最大限の注意を払ってください。
 細い枝は、チェーンソーに巻きついて作業者の方向に向かってくる場合があります。
・本機を運ぶときは作業を止めバッテリーを抜きチェーンにチェーンカバーを取り付け、チェーン部を後方に向けて運
んでください。
・切断する材料の下に障害物がないことを確認してください。けがの原因となります。
・足場が良く安定した場所で作業を行ってください。木の上やはしごの上での作業は絶対行わないでください。湿った
木の葉や切りたての木の皮は、滑りやすいので注意してください。
・枝や切りくずが落ちてこない場所であることを確認してから、作業を行ってください。万が一作業中枝や切りくずが
落ちてくる場合に備えて、逃げ道を確保しておいてください。また、作業前に下記の状況を考慮し安全を確認した上
で作業を行ってください。
 ・枝が向いている方向 ・枝分かれしている枝葉
 ・重くて太い枝 ・腐敗している枝
 ・風の方向や風力
・安全に使用していただくため、本体や切断された枝などが人や建物にあたらないよう、十分な間隔をあけて作業して
ください。作業範囲内に人物や建物があると、切断された枝などが落ちて危害をともなう可能性があります。
・切断する際は、本機から目を離さないでください。切断作業が終わるまで、絶対に目を離さないでください。
・木に食い込んでしまった時の使用は細心の注意を払ってください。万が一本機が枝木に食い込んでしまったら一度ス
イッチを切って、枝木から本機を離してください。その後、切断部分に本体が固定されている事を確認してから、本
体スイッチを入れ、切断を開始してください。
・材料に石、釘などの異物がないことを確認してください。
 チェーンに石や釘などが当たると、けがの原因になります。
 (事業者の方へ)
 樹木を伐り倒す作業や、伐り倒した樹木などを切断する作業を行う際は、法・規則で定める特別教育を受けた人に行
わせてください。
 関連法令;労働安全衛生法 第59条3項 安全衛生特別教育規定 第10条の2  労働安全衛生規則 第36条8の2
◆チェーンソーに関してお手入れの注意事項
チェーンのテンションは、定期的に確認してください。また、確実にバッテリーを抜いたことを確認したうえで、チェー
ンの点検・テンションを調整してください。
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使い方
◆バッテリーの取り付け/取り外し方法
    デウォルト製バッテリーは充電されていない状態で出荷されます。最初のご使用のときは、
ご使用前に必ず充電を十分にしてください。
 警告 バッテリーを本機に取り付ける前に、必ずスイッチが切れている状態で正転/ロック/逆
転スイッチが中央の位置にセットされていることを確認してください。
◆バッテリーの取り付け方(図1)
(1)バッテリーを本製品に取り付けるには、この製品の握り部分の下にある挿
入口に後方からバッテリーを前方にスライドさせ「カチッ」としっかりは
まるまでバッテリーを差し込んでください。
(2)十分に充電されたことを確認してから本製品をご使用ください。
◆バッテリーの取り外し方(図2)
 バッテリー背面にあるリリースボタンを押し下げながらバッテリーを本体か
ら引き抜いてください。
図1
図2 リリース タン
(赤色)
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9
チェーンの取り外しと取り付け方法
◆チェーンの取り付け方法(図3、図4、図5、図6)
1. 本機からバッテリーを抜いてください。
2. 本機が安定しやすい場所で、作業を行ってください。
3. 付属の六角レンチを利用して、ボルトを取り外してください。(反時計回り
で外れます。(図3)
4. ボルトとスプロケットカバーを取り外してください。(図3)
5. チェーンカバーからガイドバー・チェーン刃を取り出してください。
6. チェーン刃の刃の方向に気をつけながら、ガイドバーの溝にチェーン刃を
かけチェーン刃をギア部に取り付けてください。(チェーン刃の方向:図4
参照)
 このとき、下記の内容を確認してください。
 ①位置ピンがガイドバーのスリットの部分に入っているか。(図5)
   →入っていない場合:ガイドバーの位置を調整してください。
 ②調整ピンがガイドバーの丸い穴部分に入っているか。(図5)
   →入っていない場合:力調整ネジを調節してださい。(P10チェ
ンの張りの調整方法)
7. スプロケットカバーを取り付け、ボルトで留めてください。
8. チェーンの張りの確認を行ってください。(P10チェーンの張りの確認)
9. 緩んでいたりきつかったりした場合は、張力調整ネジで調整してください。
 (P10チェーンの張りの調整方法)
10.ご使用になっていない時は、チェーンカバーを取り付けてください。(図6)
◆チェーンの取り外し方法
1. 本機からバッテリーを抜いてください。
2. 付属の六角レンチでスプロケットカバーを取り付けているボルトを取り外
してください。
2. 3. スプロケットカバーを取り外してください。
ガイドバー、チェーン刃は簡単に外れます。
 注意 ・チェーンの取り付け・取り外しの際は、作業手袋を使用してください。
・使用しないときは、常にチェーンカバーを装着した状態で保管してください。
 警告 チェーンカバーを装着したまま、本機を作動させないでください。
図3
図6
図5
置ピン
調整ピン ギア
図4
ーンの 回る 方 向
エッジ が 、 チェーン 回 転
方 向 によう
ける
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10
チェーンの張りの確認と調整方法
◆チェーンの張りの確認(図8)
1.本機からバッテリーを抜いてください。
2.注意しながら本機から、チェーンカバーを取り外してください。
3.チェーンが正しくガイドバーにかかっているか、確認してください。
4.ガイドバーからチェーンを引っ張ってください。(図8Ⓒ)その際、3mm程度ガイドバーとチェーンの間にすき間が
開き、離したときにチェーンが元の位置に戻ることを確認してください。(図8Ⓓ)
◆チェーンの張りの調整方法(図7)
張力調整ネジを調整することにより、チェーンの張りを調節できます。
チェーン刃のテンションが緩かったりきつかったりした場合は、付属の六角レンチを利用して張力調節ネジを回し
チェーン刃の張力を調整してください。
1.本機からバッテリーを抜いてください。
2.付属の六角レンチで、2つのボルト(⑦)を緩めてください。反時計回
りでボルト(⑦)が緩みます。(図8Ⓐ)
3.付属の六角レンチのマイナスドライバーの端を利用し、張力調整ネジを
回転させてください。(図7)
時計回り : チェーン刃のテンションが張ります。
反時計回り: ガイドがチェーン刃のテンションが緩みます。
4.付属の六角レンチで2つのボルト(⑦)をしっかりと締め付けてガイド
バーとチェーンのすき間(目安3mm程度)を確認してください。
時計回りで締め付けができます。(図8ⒸⒹ)
 注意 チェーンがたるんでいたり、きつかったりすると破損の原因となります。
チェーンの張りは、定期的に確認してください。
図8
すき間
3mm
ガ イドバ ー の 端
張力調
ネジ
ーン
ーンの 方 向
図7
回り
調ネジ
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チェーンの調整とオイルについて
◆チェーンオイルの注入の仕方
 警告 ・チェーンオイルは、チェーンソー専用のものを使用してください。それ以外のものを使
うと本機を損傷するおそれがあります。
1. オイルキャップを取り外してください。
2. オイルを入れます。
3. オイルキャップを取り付けます。
4. オイルは本体が作動すると自動的にチェーンに送り出されます。
オイルの粘度は、ISOVG90 〜 110か、SAE30をご使用ください。
 注意
オイル容器の閉まりが不十分だと、オイルが漏れることがありますのでしっかり閉めて
ください。
・オイル容器は炎天下や車中などの高温になりやすい場所に放置しないでください。オイ
ルが膨張し、チェーンオイルが漏れる可能性があります。
本体の組み立て方法
◆ポールの接続方法
1. 凹接続部と凸接続部を真っすぐに接続してください。
2. 図11のように接続してください。
3. 緩まないよう、カチッと締るまでしっかりと回転させてください。
図9 オイルキャップ
図11
図12
図10
凹接続部
凸接続部
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12
1. 延長ポールを伸ばさない状態では、1.8mのポールチェーンソーとしてお使
いいただけます。
◆延長ポールの取り付け方法
1. 延長ポールを伸ばすと、2.7mのポールチェーンソーとしてお使いいただけ
ます。
図13
図14
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13
本体の操作方法
◆切断作業の方法
 警告
・作業中に、切断作業面やチェーンに手や身体を絶対に近づけないでください。
・本機を両手でしっかりと握り作業を行ってください。機体がはね返り、けがの原因にな
ります。
・本機に無理な力をかけて作業を行わないでください。
・本機のスイッチを入れる前に、チェーンに何も触れていないことを確認してください。
 注意
・本機は、木材の切断用として作られています。それ以外の材料、プラスチック・石材
鉄工には使用しないでください。
・本機を使用して切断作業をしている最中、作業部分を絶対に手や足でつかんだり固定し
たりしないでください。
・ハンドル部に油やグリスがつかないようにしてください。万が一、油やグリスが付着し
た場合、直ちにふき取ってください。
・足場をしっかりと確保して作業を行ってください。
・作業前に、チェーンの張りを確認してください。必要に応じて、調整を行ってください。
・何もないところで、試運転を行ってから作業を始めてください。
ご使用前に、オイルが刃物に十分に行き渡るよう、20秒ほどカラ回しを行ってください。
(P11チェーンオイルの注入の仕方を参照)
◆トリガースイッチ
本機は、安全のためロックオフボタンを押しながらトリガースイッチを引くこ
とで作動します。
また、トリガースイッチを放すと本機は止まります。ご使用の前に、必ずトリガー
スイッチの動作を確認してください。
(ロックオフボタンを押さないとトリガースイッチは引くことができません。
最大スピードになってから切断作業を始めてください。
1. チェーンの張りを確認してください。(P10チェーンの張りの調整方法を参
照)
2. チェーンオイルを適量チェーンに塗布してください。
 (P11チェーンオイルの塗布の仕方を参照
3. 本体の前部についているサポートを切断する木材にあててください。
    このときチェーン刃は、木材につけないでくださ
い。
4. ロックオフボタンを押し、トリガースイッチを引いてください。本体が作
動したら、ロックオフボタンは放してください。
5. 作業中は、無理な力をかけずにしっかりと本機を持って作業をしてくださ
い。力を加えず作業を行うと、最大の作業効率を発揮します。
6. 切断作業が終わったら、直ちに安全オン/オフスイッチを切ってください。
7. 切断した木材を次の作業に支障がない位置に移動させてください。
 警告 ・チェーンカバーを装着したまま、本機を作動させないでください。
図15
図16
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14
   
・長い枝木を切る場合は、何度かに分けて切断作業
を行ってください。 図17
分断作業
◆ストラップ調整方法
本体は、ヘッドのほうに重心が偏ります。肩掛けストラップを取り付けることで、
安全に効率よく作業を行うことができます。
1. 肩掛けストラップの取り付け具部分を本体のストラップクリップに取り付
けてください。
2. バックルを緩めてトリガースイッチが操作しやすい位置にくるようにスト
ラップの長さを調節してください。
3. バックルを再度締めてください。
4. 使用する前に落下等の危険がないか確認をしてください。
◆おがくず排出口
1. おがくず排出口には、指を近づけないようにしてください。
図18
ストラップラッチ
ストラップ
マウント
図19
おがくず排出口
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15
その他の情報
メンテナンス
製品の掃除には、から拭き、水またはぬるま湯でうすめた中性洗剤を湿らせた布で表面を拭いてください。テレピン油、
ペイント用シンナー等の薬品は使用しないでください。製品内部に液体が入らないように、また製品本体を液体に浸け
ないように十分注意してください。
 注意 本機のメンテナンスをする際は、必ずバッテリーを抜いて行ってください。
 バッテリーと環境
本製品に使用しているバッテリーはリサイクル可能な貴重な資源です。バッテリーや製品の廃棄の
際には、下記の手順に従いリサイクルにご協力ください。
(1) バッテリーは動かなくなるまで使いきってください(バッテリーには寿命があります)
(2) 動かなくなったバッテリーは、充電式電池リサイクル協力店またはポップリベットファスナー
株式会社 ツール事業部(デウォルト)にお持ち込みください。
 (充電式電池リサイクル協力店はJBRCのホームページより検索ください。
 https://www.jbrc.com/recycle/kensaku.html)
    使用済みバッテリーを分解しないでください。
アクセサリー
本製品用の付属品は各販売店もしくは所定のサービスセンターにて販売しております。また付属品やアタッチメントに
ついてのお問い合わせは、販売店または所定のサービスセンターまでご連絡ください。
当社の認定しない付属品やアタッチメントのご使用は、事故やケガの原因になる恐れがあります。ご使用にならない
でください。
お問合せ
本製品のお問合せは弊社ホームページから行えます。下記のQRコードよりアクセスしてください。
Li-Ion
付属品一覧は弊社
WEBカタログから
ご確認ください。
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修理のご依頼
本製品の修理、不具合に関するお問合せは、お電話か、弊社ホームページのメール、チャットから行えます。下記のQRコー
ドよりアクセスいただき、お問合せをいただくか、お買い求めいただいたお店にご相談ください。
TEL: 03-3288-3010 内線1番
(月曜日から金曜日の午前9時から午後5時)
ご連絡いただく場合は、お買い求めいただいたご購入履歴(レシート等)をご用意いただきます様にお願い申し上げます。
有償修理のご依頼にて、修理を行われず、未修理品の返却(修理をご希望されず製品の返却をご希望される)の場合、
修理見積の際、分解作業を行いますので、お送りいただいた時の修理依頼品の状態と変わる場合がございますのであら
かじめご承知おきください。
また、分解していない状態であっても感電やショートその他の異常が発生する恐れがありますので、ご使用しないでく
ださい。
アフターサービスについて
本機の修理、メンテナンス、調整は所定のサービスセンターにて有資格者が純正部品を使用して行わなければなりませ
ん。必ずお買い上げの販売店または当社認定サービスセンターまでご相談ください。修理の知識や技術のない方が修理
を行いますと、事故やケガの恐れがあります。
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仕 様
▽本体
電源 DC18V
チェーンスピード 6.5m/秒
チェーンバー長 200mm
チェーンピッチ長 3/8inch 34コマ
質量(本体のみ) 約4.5kg
バッテリー リチウムバッテリー
▽充電器本体
入力 AC100V 50/60Hz
出力 4A
充電時間 約75分
※製品仕様及び内容は改良のため予告なく変更することがあります。
※振動係数はEN62841に示されているテスト方法に準じて行っております。
<輸入販売元>
ポップリベット・ファスナー株式会社
ツール事業部(デウォルト)
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6
 紀尾井町パークビル8F
Tel03(3288)3010 Fax03(3221)8220
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MEMO
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製品保証書
保証規定
保証期間:3年/充電池、充電器1年間
1)取扱説明書や製品ルに記載さ注意書た使用状況
本製品が故障た場合は、無償修理
無償修理ご依頼る場合、以下のお買い上の販売店ご持参か、
デ ウォご 連 絡くだい 。
の際の諸費用は、お客様の負担ます
製品
必要事項記入た本書
(領収書)
2)デ認定が保証対象の認定を行
3)次の場合、本保証書規定の対象外、有料修理交換
◆本書、い上げ日付証明すシー(領収書)ーがない場合
中古品新品ご購入た以外の場合
◆移動、落下、水没ど製造上問題以外に故障び損傷
◆使用上のや注意書無視た使用故障び損傷
◆不修理や改造に故障び損傷
◆火災・地震の天災、騒乱の人災、公害異常電圧の環境故障び損傷
◆海外ど、ご利用電源が100V(50/60Hz)い環境ご使故障び損傷
◆保証期間経過後依頼
◆温度、湿度ど適正環境以外ご使故障び損傷
◆過負た場合、は不具合が発生いな継続使用故障おび損傷
◆製品上刻印デーが認識場合
一部製品に内の他製品デーが一致い場合
◆製品貸与ご使故障び損傷
◆高頻度のご使、定期的ない場合の故障び損傷
4)本書は日本国み有効でThiswarrantyisvalidonlyinJapan.
5)本書は再発行、紛失大切保管い。
6)本規定は、以上保証規定に修理・交換お約束
お客様の法律上権利制限
7)本規定は予告変更があ
コ刃、ペーー、掃除機ー、チの消耗品保証の対象外
ターサー
ーサービスに関る事項は、「アターサービついて」をご参ださい。
保証期間経過後の修理等は、デお問合い。
個人情報お取
弊社は客様お知お客様の住所、氏名、電話番号なの個人識別、
特定固有の情報(以下「個人情報」、本サビス提供目、弊社
弊社指定の宅配業者提供。お客様同意個人
情報は、新製品情報、案内、弊社製品品質向上利用
きます。
保証規定は、左記のQR
「Japan」選択
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デウォルト 製品保証書
本書は裏面記載れた保証規定に無償で修理交換をお約束詳細は裏面
保証規定ご参照い。
お客様記入欄
フリガナ
お名前
TEL    (   )
ご住所
(〒       )
都道
府県
製品名 型番
18Vコ
ールチェーンソー DCMPS567P1
お買い上げ日 販売店名
    年   月   日
販売店住所
TEL:    (     )        
ー株式会社
事業部(
102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町ビル8F
TEL03(3288)3010 FAX03(3221)8220
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