M-Audio Axiom 25 (2nd gen) ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド

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Axiom DirectLink for Logic Pro
®
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れる場合があります。
ガイド・パーツ・ナンバー 9329-65025-00 REV A 6/10
文書フィードバック
弊社は常に取扱説明書の品質の向上に努めています。弊社マニュアルに関す
るご意見、訂正、またはご提案がありましたら、[email protected] まで電
子メールをお送りください。
目次
目次
3
1 . はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
DirectLink の要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
2 . インストールと設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
3 . DirectLink Axiom コントロール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
4 .[インストゥルメント]Instrument)モード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
[インストゥルメント]モードを設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
[インストゥルメント]Instrument)モードを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
付録 A. DirectLink コントロール割り当て . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
1
はじめに
4
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
1 はじめに
このガイドは、Axiom® コントロールを Logic Pro 9.1 以降の共通の機能に自動的にマッピングする DirectLink について説明してい
ます
DirectLink は、Axiom を「専用」ハードウェア・コントローラのようにする統合レベルのある 2 つの明確な操作モードを備
え、Logic Pro との双方向のコミュニケーションを実現します。
Logic Pro が起動されると、DirectLink はデフォルト状態の[ミキサー・モード]Mixer Mode)で有効になります。[ミキサー・
モード]の場合、Axiom フェーダー、ボタンおよびノブは第 3 章「DirectLink Axiom コントロール」で説明しているようにパ
ン、トラック選択、ミュート、ソロ、レコードアーム、トラックやマスター・チャンネル・ボリュームなどの Logic Pro ミキサー機
能にマッピングされます。
[ミキサー・モード]は Logic Pro Mixer を効果的にコントロールしますが、Axiom DirectLink もセッションでバーチャル・インス
トゥルメントを直接コントロールできます。プロジェクト内でバーチャル・インストゥルメントをコントロールする最初の手順は、
専用トラック「< および「>」ボタンを使用して「ターゲット」トラックを選択することです。
ターゲット・トラックは Axiom がコントロールするトラックを判定します。ターゲット・トラックにバーチャル・インストゥルメ
ントがある場合、[インストゥルメント]Inst)ボタンを押すと、そのインストゥルメントのデフォルトの「マップ」ファイルを基
準にすべての Axiom コントロールを最も便利なパラメータにマッピングします。各 Logic インストゥルメントには対応す Axiom
インストゥルメント・マップがあります。Axiom インストゥルメント・マップは www.m-audio.com/drivers からダウンロードして
インストールできます。Axiom インストゥルメント・マップについての詳細は第 4 章「[インストゥルメント]Instrument)モー
ド」 からも入手できます。
DirectLink が[インストゥルメント]Instrument)モードかどうかにかかわらず、[インストゥルメント]ボタンは点灯し、イン
ストゥルメントをコントロールしていることを確認します[パッチアップ]Patch Up)および[パッチダウン]Patch Down
ボタンを押すと、対象インストゥルメントでサウンドをオーディションして選択するためにパッチ間を移動できます。[トラック]
Track)ボタンを押すと、隣接するトラックをターゲットにするため、1 つのインストゥルメントから別のインストゥルメントに切
り替えることができます。
[インストゥルメント]ボタン 2 回押すと、Axiom が[ミキサー]
Mixer)モードになります。[インストゥルメント]モードで
は、Shift ボタンを押したまま[インストゥルメント]ボタンを押すと、バーチャル・インストゥルメント・ウィンドウが開きます。
これにより、マッピングされた Axiom コントロールが使用されるため、画面に表示されるコントロールの更新をリアルタイムで参
照できます。Shift ボタンを押しながら[インストゥルメント]ボタンを再度押すと、[インストゥルメント]ウィンドウが閉じます。
[インストゥルメント]モードは[Axiom トランスポート]Axiom Transport)ボタンには影響を与えず、Logic Pro の相手にマ
ピングされたままになります。
この章では、Axiom DirectLink を使用することにより、ワークフローをどのように向上させることができるか説明していますが、
この『ユーザー・ガイド』の残りも注意してお読みください。Axiom ユーザー・ガイドと合わせて、Logic Pro Axiom Keyboard
を最大限活用する方法について説明します。
1
はじめに
5
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
DirectLink の要件
システム要件
最新のシステム要件についてはwww.m-audio.com ご覧ください。
Logic Pro ソフトウェア
DirectLink にはバージョン 9.1 以降の Logic Pro が必要です。Logic Pro のそれ以前のバージョンは DirectLink をサポートしませ
ん。Logic Pro ソフトウェアをアップグレードするための詳細については、http://www.apple.com をご覧ください。
Axiom ハードウェア
DirectLink では、Axiom がホスト・コンピュータに接続されている必要があり、このガイドではプロセスがすべて完了しているこ
とを前提としています。インストールと接続手順は『Axiom ユーザーガイド』に説明があります。
適格なレコーディング・アプリケーションのリストと現在のドライバ、追加
DirectLink
インストーラ、
およびユーザー・ガイドについては、
www.m-audio.com
にあります。
2
インストールと設定
6
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
2 インストールと設定
DirectLink のインストールを開始する前に、Axiom がホスト・コンピュータに接続され、Logic Pro が起動していないことを確認し
てください。以下の手順ではい Logic Pro を起動すべきか示します
DirectLink をインストールし、Logic Pro を設定するには:
1 Logic Pro 用の最新の DirectLink インストーラを www.m-audio.com/drivers からダウンロードします。
2 インストーラ・アイコンをダブルクリックして画面上の指示に従います。
3 インストールが完了したら、Logic Pro を起動します。
4 Logic Pro]メニュー>[環境設定]>コントロール・サーフェス>[設定]の順に選択します。
5 [新規]を選択して「AxiomAxiom 49 または 61 の場合)または「Axiom 25」を必要に応じてダブルクリックします。
6 [コントロール・サーフェス]ウインドウを閉じます。
7 Axiom は[DirectLink]モードとなり、Logic Pro をコントロールできるようになります。
Logic Pro が起動されるたびに、DirectLink は自動的に Axiom コントロールを起動してマッピングします。
3
DirectLink
Axiom
コントロール
7
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
3 DirectLink Axiom コントロール
この章では、DirectLink Logic Pro 適格バージョンをコントロールする場合の Axiom コントロールの動作について説明します。
該当する場合、[ミキサー]Mixer)モードと[インストゥルメント]Instrument)モードの両方について説明します。
1 Shift]ボタン
この章で後述するように、このボタンは[フェーダー]Faders)ノブおよび[エンコーダー]Encoder
ノブ、[インストゥルメント]Instrument)ボタン、さらには[ミュート]Mute)および[トラック]
Track< および >)ボタンの代替機能にアクセスするために使用されます。
2 [インストゥルメント]Inst)ボタン
DirectLink は次に説明するように 2 つの異なる操作モードを提供します
[ミキサー]Mixer)モード
これは、Axiom のフェーダー・ノブ、エンコーダー・ノブとデフォルトのフェーダー・ボタンを対応する
Logic Pro ミキサー機能にマッピングする DirectLink モードです
マッピングされた Axiom コントロールが使用されると、そのパラメータ割り当てと数値または位置の値
LCD 画面に表示されます。1 秒後に画面がトラック名に戻ります。
[インストゥルメント]ボタンを押すと、Axiom コントロールが[インストゥルメント]モードになります。
[インストゥルメント]Instrument)モード
[インストゥルメント]Inst)ボタンを押すと、[インストゥルメント]モードが選択されます。LCD 画面は
コントロールされているインストゥルメント名を一時的に表示し、ターゲットトラックの名前を元に戻しま
す。これは、Axiom フェーダー、フェーダーボタン、エンコーダー・ノブを Logic Pro プロジェクトでター
ゲット・トラック内のインストゥルメント・パラメータにマッピングします。
マッピングされた Axiom コントロールが使用されると、そのパラメータ割り当てと数値または位置の値
LCD 画面に表示されます。1 秒後に画面がトラック名に戻ります。
ターゲット・トラックは
MIDI
ノート記録先を指定し、
Axiom
キーボードから送信されるデータをコン
トロールします。
E1
E5
E9 E10 E11 E12 E13 E14
E6 E7
E8
E2
E3
E4
EF
F9F8F7F6F5F4F3F2F1
F18F17F16F15F14F12F11F10 F13
204
SoloBank
Patch
Recall Ctrl Mute Panic
Shift
Mute
Solo
Tr a c k
Bank
Vel L oc k
2
1
12
11
4 763
5
10 9
8
3
DirectLink
Axiom
コントロール
8
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
[インストゥルメント]ボタンを押すと、Axiom が[ミキサー]モードに戻ります。[インストゥルメント]
モードの場合、Shift]ボタンを押しながら[インストゥルメント]ボタンを押すと、アクティブなインス
トゥルメントのウィンドウが開きます。
3 [グループ FGroup F)ボタン
[グループ Fボタンはデフォルトで点灯し、9 つのすべての Axiom フェーダーと[フェーダー]ボタンF1
18)が DirectLink モードになっていることを示します。このボタンが押されると、点灯しなくなり、フェー
ダーとボタンが DirectLink 割り当てから解除され、アクティブなパッチに従ってマッピングされます
[グループ Fボタンを再度押すと、すべてのコントロールが DirectLink 割り当てに戻ります。このボタンが
点灯すると、グループが DirectLink ードにあることを確認します
4 フェーダー
[ミキサー]モード(デフォルト)
Axiom 49 61 では最初 8 つのフェーダーF1 F8 8 つのトラックに現在選択
されているバンクのトラック・ボリュームをコントロールします。アクティブ・バン
ク(例 1 8)は次に示すように Logic Pro ミキサーの低い端に合わせて強調表示され
ています。
最も右のフェーダーF9 Axiom 25 1 つのフェーダーは Logic Pro プロジェクトの
マスター・フェーダーにマッピングします。
Axiom フェーダーが移動されると、現在の機能またはパラメータ割り当てとその値が
LCD 画面に表示されます。
[インストゥルメント]Instrument)モード
フェーダーはターゲット・トラック内のバーチャル・インストゥルメントにパラメー
タをマッピングします。
Axiom フェーダーが移動されると、現在の機能またはパラメータ割り当てとその値が
LCD 画面に表示されます。
Shift]ボタンを押しながら Axiom フェーダーを移動すると、現在のパラメータ割り当てと値を参照または
「覗く」ことができます。
5 [フェーダー]Fader)ボタン
[ミキサー]モード(デフォルト)
Axiom 49 61 では、最初の 8 つのボタンF10 F17 Logic Pro 8 つのトラックに現在選択されている
バンクにマッピングされ、デフォルトでそれぞれのボタンが押されると対応するトラックをターゲットにし
ます。
最も右のボタン(F18)を押すと、F10 F17 のボタンを[ミュート]モードに切り替えます。LCD 画面は
「ミュート」を表示し、現在の操作モードを示します。それぞれのボタンは押されると点灯し、対応するト
ラックがミュートされます。
ボタン F18 をもう一度押すとボタン F10 F17 [ソロ]モードに切り替え、LCD 画面が「ソロ」を表示し
ます。それぞれのボタンは押されると点灯し、対応するトラックがソロになり、その他のすべてがミュート
されます。
Axiom
トランスポート][シフト][トラック選択]および[ミュート
/
ソロ]ボタンは[インス
トゥルメント]ボタンの影響は受けず、[ミキサー]および[インストゥルメント]モードでの割り当
てを保持します。
3
DirectLink
Axiom
コントロール
9
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
ボタン F18 を再度押すと、ボタン F10 F17 [レコードアーム]モードに切り替え、LCD 画面が「ミュー
ト」を表示します。それぞれのボタンは押されると点灯し、対応するトラックがレコーディングのために配
備されたことを示します。
[インストゥルメント]Instrument)モード
ボタン F10 F17 はターゲットトラック内のバーチャルンストゥルメントパラメータにマッピン
れします。
マッピングされた Axiom ボタンが押されると現在の機能またはパラメータ割り当てとその値が LCD 画面に
表示されます。
フェーダーボタン F18 DirectLink [インストゥルメント]モードの場合に点灯します。このボタンを押
すと、フェーダーと[フェーダー]ボタンを[ミキサー]モードに「反転」させ、エンコーダーが[インス
トゥルメント]モードのままになります。F18 を再度押すと、フェーダーと[フェーダー]ボタンが[イン
ストゥルメント]モードに戻ります。
6 [グループ EGroup E)ボタン
[グループ E]ボタンはデフォルトで点灯し、8 つのすべての Axiom エンコーダー・ノブ(E1 E8)が
DirectLink モードになっていることを示します。このボタンが押されると、点灯しなくなり、ノブが
DirectLink 割り当てから解除され、現在アクティブなプリセット・パッチに従ってマッピングされます。
[グループ Eボタンを再度押すと、すべてのコントロール DirectLink 割り当てに戻ります。このボタンが
点灯すると、グループが DirectLink ードにあることを確認します
7 [エンコーダー]Encoder)ノブ
[ミキサー]Mixer)モード
Axiom 49 および 61 の場合、[エンコーダ]ノブ(E1 E8)は Logic Pro ミキサーの[パン]ノブをコント
ロールします。
Axiom 25 の場合、これらのノブは 8 つのトラックに現在選択されているトラックリュームをコントロー
ルします。
ノブが移動されると、LCD 画面が現在のトラック名とパン(Pan)の値を表示します。
[インストゥルメント]Instrument)モード
エンコーダー・ノブはターゲット・トラック内のバーチャル・インストルメントにパラメータをマッピング
します。
LCD 画面はノブが移動されると、現在の機能またはパラメータ割り当てに加えて、現在の値を表示します。
Shift]ボタンを押しながらコントロールを移動すると、現在のパラメータ割り当てと値を参照または「覗
く」ことができます。
[グループ
E
]ボタンを押しても[
Axiom
トランスポート]ボタンは
DirectLink
からリリースされません。
3
DirectLink
Axiom
コントロール
10
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
8 [トランスポート]Transport)ボタン
[ミキサー]モードと[インストゥルメント]モードの両方で、これらのボタンは Logic Pro の対応するボタ
ンにマッピングされ、次に説明する機能をコントロールします。
Rewind - このボタンを押したままにするとボタンを離すまで Logic Pro トランスポートを巻き戻しま
す。このボタンを一時的に押すとトランスポートを 1 回につき 1 つのバーだけ巻き戻します。
[早送り]Fast Forward - このボタンを押したままにするとボタンを離すまで Logic Pro トランス
ポートを早送りします。このボタンを一時的に押すとトランスポートを 1 回につき 1 つのバーだけ
早送りします。
[停止]Stop - このボタンは再生またはレコーディングを停止します。このボタンを 2 回押すと曲
の最初、また Logic が[サイクル]Cycle)モードで再生またはレコードするように設定されてい
る場合はループ部分の最初にスキップします(以下の「ループ再生」ボタンを参照)
[再生]Play - このボタンは再生またはレコーディングを開始します。
[レコード]Record - このボタンは Logic トランスポートの[レコード]ボタンをコントロールし
ます。
[ループ再生]Loop Play - [ループ]ボタンを押すとトランスポートのサイクル機能をオンおよ
オフにします。この機能は曲の再生を行い、Logic Pro トランスポートで指定するループ開始点と
終了点で複数のテイクをレコードすることができます。
9 [ミュート]ボタン
[ミキサー]と[インストルメント]モードの両方において、[ミュート]ボタンは次の機能を実行します。
デフォルトでは、このボタンを押すと、Logic Pro セッションのターゲット・トラックをミュートします。
Shift]ボタンを押しながらこのボタンを押すと、Logic Pro トラックで[ソロ]ボタンをコントロールし
ます。
10 [トラック]Track)ボタン
[ミキサー]と[インストルメント]モードの両方において、これらのボタンは Logic Pro ッション内で
ターゲット・トラックまたは 8 つのトラックのバンクを選択します。
トラック選択 - 左トラック・ボタン(<)はセッションの前のトラックをターゲットにします。たとえば、
トラック 2 が現在ターゲットにされている場合、このボタンを押すとトラック 1 をターゲットにします。
右トラック・ボタン(>)は次のトラックをターゲットにします。たとえば、トラック 2 が現在ターゲット
にされている場合、このボタンを押すとトラック 3 をターゲットにしますLCD 画面にトラック名が表示
されます。ターゲットがバーチャル・インストゥルメントのインストゥルメント・トラックの場合、レ
コーディングのために配備され、キーが押されると、インストゥルメント・サウンドが聴こえます。[イ
ストゥルメント]モードがアクティブな場合、コントロールはターゲット・トラック内のインストゥルメ
ントにマッピングされます。
3
DirectLink
Axiom
コントロール
11
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
また、これらのボタンは 8 トラックの中の現在アクティブなバンクの外でトラックをターゲットするのに
使用されます。たとえば、トラック 8 が現在ターゲットされていて、> トラックボタンが押されると、ト
ラック 9 がターゲットされます。Axiom フェーダーとその対応するボタンはトラック 9 16 コント
ロールするようになりました。
バンク選択 - Shift]ボタンを押したままにしていると、左トラック・ボタン(<)で 8 つのトラックの前
のバンクを選択します。たとえば、トラック 9 16 のバンクが現在選択されている場合、Shift]を押し
たままでこのボタンを押すと、トラック 1 8 のバンクを選択します。右トラック・ボタン(>)は 8
のトラックの次のバンクを選択します。たとえば、トラッ 9 16 のバンクが現在選択されている場合、
Shift]を押したままこのボタンを押すと、トラック 17 24 のバンクを選択します。
11 [ゾーン]Zone)ボタン
このボタンは個々の[ゾーン]ボタン(123、および 4)にアクセスするために使用します。
キーボードを分割または層状にするためにゾーンが使用されます。[ゾーン]ボタンがアクティブな場合、
Shift[トラック]および[ミュート]ボタンは DirectLink モードでは機能しません。[ゾーン]ボタン
を押すと、これらのボタンが DirectLink に戻ります。
12 [パッチ]Patch)ボタン
これらのボタンはアクティブなインストゥルメント・ウィンドウが開いているか非表示の場合に、バーチャ
ル・インストゥルメント・サウンド・パッチを選択するために使用されます。
詳細ついては、
Axiom
ユーザー・ガイド』の第
7
章「キーボード・ゾーン」を参照してください。
インストゥルメント・ウィンドウを非表示することは閉じることとは違います。インストゥルメントの非
表示またはプラグイン・ウィンドウの詳細については、
Logic
ユーザー・ガイド』を参照してください。
4
[インストゥルメント]
Instrument
)モード
12
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
4 [インストゥルメント]Instrument)モード
[インストゥルメント]モード Axiom コントロールを Logic Pro のターゲットされたトラック内のさまざまなバーチャル・インス
トゥルメント・パラメータにマッピングします。この章では、Logic Pro プロジェクト内で読み込まれたインストゥルメントをコン
トロールするために DirectLink を設定し使用する方法について説明します。
[インストゥルメント]モードを設定する
次の手順は、[インストゥルメント]モードの設定方法について説明します。Axiom が正しくコンピュータに接続されていることを
確認してください。
[インストゥルメント]モードを設定するには:
1 必要に応じて、Logic Pro プロジェクトでインストゥルメント・トラックを作成します。詳細については、Logic Pro ユーザー・
マニュアル』を参照してください。
2 バーチャル・インストゥルメントをインストゥルメント・トラックに読み込みます。
3 [フェーダー]ボタンまたは[トラック]ボタンのいずれかでトラックを選択します。
4 [インストゥルメント]Inst)ボタンを押して DirectLink を[インストゥルメント]モードに切り替えます。ボタンが点灯し、
Axiom が[インストゥルメント]モードになることを示します。
5 Shift]ボタンを押しながら[インストゥルメント]ボタンを押すと、インストゥルメント・ウィンドウを開いて閉じることがで
きます。
[インストゥルメント]Instrument)モードを使用する
Axiom インストゥルメント・マップ
Axiom コントロールのデフォルト・マッピング割り当てを定義する Axiom インストゥルメント・マップがそれぞれの Logic バーチャ
ル・インストゥルメントに作成されます。すべての Logic インストーラのマップを含むインストーラは www.m-audio.com/drivers
らダウンロードできます。
マップがインストールされると、付録 A:DirectLink コントロール割り当て」に説明があるように、DirectLink Axiom コント
ロールを開いている Logic インストゥルメント内のパラメータに割り当ています。
DirectLink コントロールの割り当てを変更する
Logic では現時点でインストゥルメントのパラメータ・マッピングを変更する方法はありません。ただし、Logic には強力な MIDI
学習機能があり、以下に説明するように、DirectLink の外部で個別のプラグインに対してパラメータ・マッピングを定義できます。
以下の手順はプロセスの概要を示します。詳細についてはLogic Pro 9 ーザー・マニュアル』Logic Pro コントロール・サー
フェス・サポート・ガイド』および『Logic Studio インストゥルメント・ガイド』を参照してください。
Axiom コントロールを再割り当てするには
1 対応する[グループ]ボタンを押してコントロールを DirectLink からオフにします。エンコーダの[グループ E]ボタンまたは
フェーダーの[グループ F]ボタンまたは[フェーダー]ボタンを押します。
今後サードパーティ製インストゥルメントのマップがリリースされる予定ですので、
DirectLink
ウェブ
ページを定期的に確認してください。
4
[インストゥルメント]
Instrument
)モード
13
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
2 コンピュータのキーボードの Command + K を押して[コントローラ割り当て]Controller Assignments)ウィンドウを Logic
で開きます。
3 ウィンドウの右下で[学習]Learn)モードをクリックします。
4 Logic でインストゥルメントのコントロールを移動します。
5 新しいマッピングを発行するために、再割り当てしている Axiom コントロールを移動します。
新しいインストゥルメント・マッピングが Logic Axiom コントロール・サーフェスに保存されます。ただし、これらのマッピ
グは Axiom Logic の[コントロール・サーフェス設定]ダイアログから削除すると失われます。
バーチャル・インストゥルメントをコントロールする
Axiom でインストゥルメント・トラックをターゲットし、[インストゥルメント]モードを有効にすると(7 ページの「[インストゥ
ルメント]Inst)ボタン」を参照してください)、インストゥルメント名が LCD 画面に表示されます。トラックをターゲットする
ために[トラック]ボタン(10 ページの[トラック]Track)ボタン」を参照してください)が使用された場合、レコーディング
用に配備され、キーが押されるとノートが聴こえます。
Logic Pro にはトラックを現在のインストゥルメント・サウンド・パッチに従って名前を付ける自動トラック名機能があります。
Axiom のこの LCD 画面にはこの名前が表示され、この場合に LCD には新しいインストゥルメント・サウンド・パッチが選択され
ると新しいトラック名が表示されます。
[インストゥルメント]ウィンドウを開く、閉じる
DirectLink が[インストゥルメント]モードの場合に、Shift]ボタンを押しながら[インストゥルメント]ボタンを押すと、アク
ティブなインストゥルメントのウィンドウが開いて閉じます。
インストゥルメント・プリセット選択
インストゥルメント・ウィンドウが開いているか非表示の場合に、Axiom パッチ]ボタンを使用してバーチャル・インストゥル
ント内のサウンド・パッチを選択します。
インストゥルメント・パラメータの調整
マッピングされた Axiom コントロールが移動されると、そのパラメータ割り当てと数値または位置の値が LCD 画面に表示されま
す。1 秒後に画面がトラック名に戻ります。
Axiom コントロールは[インストゥルメント]ボタンを押すといつでも[ミキサー]モードに戻ります。
Logic
インストゥルメント内で想定されるように常に動作させるために、コントロールを再割り当てす
る際にアクティブになっていたものと同じ
Axiom
プリセットをこれ以降は使用する必要があります。
Logic Pro
ユーザー・ガイド』に説明があるように、トラックを再度名前付けすることができます。
インストゥルメント・ウィンドウを非表示することは閉じることとは違います。インストゥルメントの非
表示またはプラグイン・ウィンドウの詳細については、
Logic
ユーザー・ガイド』を参照してください。
Axiom
コントロール・タイプとそのインストゥルメント・モード機能の詳細については、第
3
章「
DirectLink
Axiom
コントロール」を参照してください。
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
14
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
付録 A: DirectLink コントロール割り当て
下表は、Logic Pro インストゥルメント・マップがインストールされている場合のそれぞれの Logic インストゥルメントに対するデ
フォルトの DirectLink コントロールの割り当てを示します。
EFM1
エンコーダ・ノブ パラメータ
E1
モジュレーション高調波(Mod Harmonic
E2
モジュレータ波(Modulator Wave
E3 FM
E4
FM 固定周波数切り替えFM Fixed Frequency Toggle
E5
FM デプス(FM Depth
E6
キャリア高調波(Carrier Harmonic
E7
LFO レート(LFO Rate
E8
LFO レート(LFO Rate
フェーダー パラメータ
F1
ボリューム・エンベロープ・アタック(Volume Env Attack
F2
ボリューム・エンベロープ・ディケイ(Volume Env Decay
F3
ボリューム・エンベロープ・サステイン(Volume Env Sustain
F4
ボリューム・エンベロープ・ディケイ(Volume Env Decay
F4
モジュレーション・エンベロープ・アタック(Mod Env Attack
F6
モジュレーション・エンベロープ・ディケイ(Mod Env Decay
F7
モジュレーション・エンベロープ・サステイン(Mod Env Sustain
F8
モジュレーション・エンベロープ・リリース(Mod Env Release
F9
ボリューム(Volume
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
15
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
ES E
フェーダー・ボタン パラメータ
F10
利用不可
F11
利用不可
F12
利用不可
F13
利用不可
F14
利用不可
F15
利用不可
F16
利用不可
F17
利用不可
F18
利用不可
エンコーダ・ノブ パラメータ
E1
フィルタ周波数(Filter Frequency
E2
フィルタの共振(Filter Resonance
E3 AR Int
E4
ベロ・フィルタ(Velo Filter
E5
波形(Waveform
E6 Vib/PWM
E7
スピード(Speed
E8
ベロ・ボリューム(Velo Volume
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
16
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
フェーダー パラメータ
F1
アタック(Attack
F2
リリース(Release
F3
利用不可
F4
利用不可
F4
利用不可
F6
利用不可
F7
利用不可
F8
利用不可
F9
ボリューム(Volume
フェーダー・ボタン パラメータ
F10
オクターブ(Octave
F11
コーラス(Chorus
F12
利用不可
F13
利用不可
F14
利用不可
F15
利用不可
F16
利用不可
F17
利用不可
F18
利用不可
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
17
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
ES M
エンコーダ・ノブ パラメータ
E1
フィルタのカットオフ(Filter Cutoff
E2
フィルタの共振(Filter Resonance
E3
フィルタの減衰(Filter Decay
E4
フィルタの強度(Filter Intensity
E5
ミックス(Mix
E6
グライド(Glide
E7
ボリューム減衰(Volume Decay
E8
オーバードライブ(Overdrive
フェーダー パラメータ
F1
利用不可
F2
利用不可
F3
利用不可
F4
利用不可
F4
利用不可
F6
利用不可
F7
利用不可
F8
利用不可
F9
ボリューム(Volume
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
18
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
ES P
フェーダー・ボタン パラメータ
F10
オクターブ(Octave
F11
利用不可
F12
利用不可
F13
利用不可
F14
利用不可
F15
利用不可
F16
利用不可
F17
利用不可
F18
利用不可
エンコーダ・ノブ パラメータ
E1
フィルタのカットオフ(Filter Cutoff
E2
フィルタの共振(Filter Resonance
E3
コーラス(Chorus
E4
オーバードライブ(Overdrive
E5
ビブラート / ワウ(Vibrato/Wah
E6
スピード(Speed
E7
ベロ・フィルタ(Velo Filter
E8
ベロ・ボリューム(Velo Volume
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
19
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
フェーダー パラメータ
F1
アタック(Attack
F2
ディケイ(Decay
F3
サステイン(Sustain
F4
リリース(Release
F4
三角(Triangle
F6
のこぎり(Sawtooth
F7
ボックス(Rectangle
F8
ノイズ(Noise
F9
ボリューム(Volume
フェーダー・ボタン パラメータ
F10
オクターブ(Octave
F11
VCA モード
F12
利用不可
F13
利用不可
F14
利用不可
F15
利用不可
F16
利用不可
F17
利用不可
F18
利用不可
付録
A: DirectLink
コントロール割り当て
20
Logic Pro
Axiom DirectLink
ユーザー・ガイド
ES 1
エンコーダ・ノブ パラメータ
E1
フィルタ周波数(Filter Frequency
E2
フィルタの共振(Filter Resonance
E3
フィルタ・ドライブ(Filter Drive
E4
フィルタ・モード(Filter Mode
E5
波形(Waveform
E6
サブ・オシレータ波形(Sub Osc Waveform
E7
LFO 波形(LFO Waveform
E8
LFO レート(LFO Rate
フェーダー パラメータ
F1
エンベロープ・アタック(Env Attack
F2
エンベロープ・ディケイ(Env Decay
F3
エンベロープ・サステイン(Env Sustain
F4
エンベロープ・リリース(Env Release
F4
グライド
F6 LFO Int 0
F7 Mod Env Int 0
F8 Mod Env Form
F9
ボリューム(Volume
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