Dell PowerConnect M6348 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell PowerConnect M6348スタッカブルスイッチの導入ガイドについてご質問にお答えします。このガイドには、スイッチの設置、スタックの構築、初期設定、CLI、Telnet、Webインターフェースを使った高度な設定方法などが記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • スタック接続するにはどうすればいいですか?
    初期設定を行うにはどうすればいいですか?
    ターミナルをスイッチに接続するにはどうすればいいですか?
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Dell™ PowerConnect™
M6348 スイッチ
はじめに
モデル PCM6348
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明
しています。
警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
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モデル PCM6348
2009 11 P/N H851N Rev. A01
127
目次
設置
設置場所の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
スイッチの開梱
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
パッケージの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
開梱の手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
ターミナルへの接続
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130
スタックの組み立て
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130
スイッチの起動と設定
ターミナルとスイッチの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 132
スイッチの起動
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 133
初期設定
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 133
初期設定の手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 134
サンプルセッション
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 134
スタックの管理
マスタースイッチとメンバースイッチ . . . . . . . . . . . . . . . . 137
スタックの起動
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 138
トポロジの検出
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 138
スタック ID の自動割り当て
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 138
ファームウェアバージョンの確認
. . . . . . . . . . . . . . . . 138
システムの初期化
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 138
CLI/ Telnet/ Web インタフェース
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 139
スイッチの挿入と取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 139
スタンドアロンスイッチとして使用される場合
. . . . . . . . . 139
スタック ID 番号の再割り当て
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 139
ユーザー制御
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 140
128
詳細設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 140
DHCP サーバーからの IP アドレスの読み出し
. . . . . . . . . . 140
セキュリティ管理とパスワードの設定
. . . . . . . . . . . . . . 142
スイッチの管理
Web ブラウザを使用したスイッチの管理 . . . . . . . . . . . . . . . 144
アプリケーションの起動
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 144
インタフェースの概要
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 144
はじめに 129
設置
本書では、
Dell™ PowerConnect™ M6348
システムの設置、設定、操作の基本について説
明しています。
詳細については、
User Documentation CD
』に収録されている『ハード
ウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。マニュアルとファームウェアのアッ
プデート版は、デルサポートサイト
support.dell.com
で入手できます。
設置場所の準備
スイッチを設置する前に、設置場所が『ハードウェアオーナーズマニュアル』に指定され
ている要件を満たしていることを確認してください。
スイッチの開梱
パッケージの内容
スイッチの梱包を解き、以下の同梱品が揃っていることを確認します。
PowerConnect
スイッチ
1
USB
タイプ
A-to-DB9
シリアルケーブル
1
User Documentation CD
『はじめに』
『製品情報ガイド』
開梱の手順
メモ: 開梱する前に箱を調べて、損傷がある場合は、すぐにご連絡ください。
1
箱を整頓された平らな面に置き、箱を締めているすべてのストラップを切ります。
2
箱を開けるか、箱の上部を取り外します。
3
スイッチを箱から慎重に取り出し、安全で整頓された場所に置きます。
4
すべての梱包材を取り除きます。
5
製品とアクセサリに損傷がないか点検します。
130 はじめに
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ターミナルへの接続
1
USB-to-DB9
シリアルケーブルの
DB9
コネクタを
VT100
ターミナルに、または
VT100
ターミナルエミュレーションソフトウェアを実行しているコンピュータに接続します。
2
もう一方の端の
USB
コネクタをスイッチの
USB
ポートに接続します。
メモ: スイッチのスタックを取り付ける場合は、ターミナルをマスタースイッチに接続しま
す。 スタックに初めて電源を入れると、スイッチ群の中からマスタースイッチが選ばれます。
スタック内のどの位置のスイッチも、マスタースイッチに選ばれる可能性があります。 ター
ミナルをマスター以外の(メンバー)スイッチに接続すると、コマンドラインインタフェー
ス(CLI)は使用できなくなります。
スタックの組み立て
ソフトウェアはスタックスイッチを
12
台まで、
1G
のポートを
576
個までサポートします。
PowerConnect M6348
スイッチには、底部にスタッキングポートが
2
個あります。
警告: スイッチをスタックに追加する際には、必ず電源を切っておいてください。
1 m
のスタッキングケーブルを使用して、スタッキングポートを以下の手順で接続します。
1
スタッキングケーブルを最初のスイッチの下側のスタッキングポートに挿入します。
2
ケーブルを次のスイッチの上側のスタッキングポートに接続します。
3
すべてのスイッチがリング状につながるように、同じ要領で各スイッチを隣接するス
イッチに接続します。
4
スタック内の最後のスイッチでは、ケーブルを最初のスイッチの上側のスタッキング
ポートに接続して、ループを形成します。
最後のスイッチを最初のスイッチに接続するには、必要に応じて
3 m
のスタッキング
ケーブル(別売)を使用します。
はじめに 131
M6348
スイッチ
6
台を接続したシャーシを
1
に示します。
1 スイッチのスタックの接続
メモ: 出来上がるリングトポロジにより、スタック全体が回復の早いフェイルオーバー機能
を持つ単一のスイッチとして機能します。
スタッキングケー
ブル
上下のスタッ
キングポート
132 はじめに
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スイッチの起動と設定
すべての外部接続の完了後、ターミナルをスイッチに接続してスイッチまたはスタックの
設定を行います。
詳細な機能については、
User
Documentation
CD
』に収録されている
『ユーザーズガイド』に説明があります。
メモ: 以下の手順を実行する前に本製品のリリースノートをお読みください。 リリースノー
トは、デルサポートサイト support.dell.com からダウンロードできます。
メモ: ユーザーマニュアルは、デルサポートサイト support.dell.com から最新バージョンを入
手されるようお勧めします。
ターミナルとスイッチの接続
シリアルコンソール経由でスイッチの監視と設定を行うには、スイッチ背面のコンソール
ポートを使用して、
VT100
ターミナルに、または
VT100
ターミナルエミュレーションソフ
トウェアを実行しているコンピュータにスイッチを接続します。
コンソールポートは、デー
タ端末装置(
DTE
)のコネクタとして実装されています。
コンソールポートを使用するために必要なものは以下のとおりです。
VT100
互換のターミナル、または
VT100
ターミナルエミュレーションソフトウェアを
実行している、シリアルポートが装備されたデスクトップまたはノートブックコン
ピュータ
コンソールポート用の
USB
タイプ
A
コネクタ、およびターミナル用の
DB9
コネクタ
を備えた付属のシリアルケーブル
1
スイッチのコンソールポートにターミナルを接続するには、以下の手順を実行します。
メモ: スイッチのスタックを取り付ける場合は、電源を入れて設定を行う前に、スタックの
組み立てとケーブル接続を行う必要があります。
1
シリアルケーブルの
DB9
コネクタを
VT100
ターミナルエミュレーションソフトウェア
を実行しているターミナルに接続します。
2
ターミナルエミュレーションソフトウェアを以下のように設定します。
a
コンソールに接続する適切なシリアルポートを選択します(シリアルポート
1
たはシリアルポート
2
b
データ速度を
9600
ボーに設定します。
c
データ形式を、データビット
8
、ストップビット
1
、パリティなしに設定します。
d
フロー制御をなしに設定します。
e
ターミナルエミュレーションモードを
VT100
に設定します。
f
Function, Arrow, and Ctrl keys
(ファンクション、矢印、および
Ctrl
キー)に
Terminal keys
(ターミナルキー)を設定します。
設定が
Microsoft
®
Windows
®
keys
ではなく
Terminal keys
になっていることを確認します。
はじめに 133
メモ Microsoft Windows 2000 でハイパーターミナルを使用する場合は、Windows 2000 Service
Pack 2 またはそれ以降のバージョンがインストールされていることを確認してください。
Windows 2000 Service Pack 2 を使用すると、ハイパーターミナルの VT100 エミュレーションで
矢印キーが正しく機能します。 Windows 2000 のサービスパックの詳細については、
www.microsoft.com を参照してください。
3
USB
ケーブルの
USB
タイプ
A
コネクタをスイッチの
USB
コンソールポートに接続し
ます。
PowerConnect M6348 USB
コンソールポートは、背面パネルの左側にあります
(図
2
を参照)
メモ: スイッチのスタックを取り付ける場合は、ターミナルをマスタースイッチに接続しま
す。 スタックに初めて電源を入れると、スイッチ群の中からマスタースイッチが選ばれます。
スタック内のどの位置のスイッチも、マスタースイッチに選ばれる可能性があります。 ター
ミナルをメンバースイッチに接続すると、CLI は使用できなくなります。
2 コンソールポートへの接続
スイッチの起動
スイッチを起動する手順については、『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してく
ださい。
初期設定
メモ: 単純な初期設定のプロセスは、以下を前提に実行されます。
PowerConnect スイッチがこれまで設定されたことがなく、工場出荷時の状態のままであ
ること。
PowerConnect スイッチが正常に起動していること。
コンソールへの接続が確立していて、VT100 ターミナル(または同等のデバイス)の画面
Dell Easy Setup Wizard のプロンプトが表示されること。
コンソールポート
134 はじめに
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スイッチの初期設定はコンソールポートを介して行います。
初期設定が完了すれば、すでに
接続されているコンソールポートから、または初期設定時に定義したインタフェースを介
してリモートで、スイッチを管理することができます。
メモ: スイッチはデフォルトのユーザー名とパスワードを使用して設定されていません。
メモ: TelnetTelnet クライアント)または HTTPWeb ブラウザ)経由でスイッチをリモー
ト管理するには、以下のすべての設定が必要です。
スイッチの初期設定を行う前に、ネットワーク管理者から以下の情報を入手してください。
管理
VLAN
に割り当てる
IP
アドレス。
ネットワークの
IP
サブネットマスク。
管理
VLAN
デフォルトゲートウェイの
IP
アドレス。
初期設定の手順
初期設定は、
Dell Easy Setup Wizard
または
CLI
(コマンドラインインタフェース)を使用
して実行します。
スイッチの設定ファイルが空の場合、セットアップウィザードは自動的に
起動します。
ウィザードは
Ctrl+Z
を押せばいつでも終了できますが、設定した情報はすべ
て破棄されます(デフォルト値が使用されます)
CLI
を使用する初期設定の詳細については、『ユーザーズガイド』を参照してください。
書では、スイッチの初期設定にセットアップウィザードを使用する方法について説明して
います。
ウィザードにより、スイッチに以下の設定が行われます。
有効なパスワードが設定された初期特権ユーザーアカウントが設定されます。
セット
アップ中に
1
つの特権ユーザーアカウントが設定されます。
CLI
ログインと
HTTP
アクセスによってローカル認の設定のが使用できるようにな
ります。
管理
VLAN
IP
アドレスが設定されます。
SNMP
マネーャが所定の
IP
アドレスで使用する
SNMP
コミュニティストリングが設
定されます。
このスイッチに
SNMP
管理を使用しない場合は、この手順を省略して
いませ
すべての
IP
アドレスから管理サー
IP
の指定管理アクセスの許可ができるよう
になります。
デフォルトゲートウェイの
IP
アドレスが設定されます。
サンプルセッション
では、
Easy Setup Wizard
のセッションについて説明します。
サンプルセッションで
は、以下の値が使用されています。
使用される
SNMP
コミュニティストリングは
DellNetworkManager
です。
ネットワーク管理システムの
IP
アドレスは
192.168.2.1
です。
ユーザー
admin
、パスワードは
admin123
です。
はじめに 135
管理
VLAN
IP
アドレスは、
192.168.2.1:255.255.255.0
です。
デフォルトゲートウェイは
0.0.0.0
です。
初期値は上のように設定されます。
ウィザードを完了すると、スイッチは以下のように設
定されます。
SNMPv1/2c
が有効になり、コミュニティストリングは上のように設定されます。
SNMPv3
はデフォルトで効です。
管理ユーザーアカウントは定義のとおりに設定されます。
ネットワーク管理システムが設定されます。
この管理ステーションから、
SNMP
HTTP
、および
CLI
の各インタフェースにアクセスできます。
また、
(0.0.0.0) IP
アドレ
スを選択することで、すべての
IP
アドレスにこれらの管理インタフェースのアクセ
スを許可する設定も能です。
デフォルト管理
VLAN
1
)に
IP
アドレスが設定されます。
デフォルトゲートウェイアドレスが設定されます。
メモ: 次の例では、ユーザーが選択できる箇所は [ ] で括られています。 また、可能な場合は
デフォルト値を { } に示してあります。 オプションを指定せずに <Enter> を押すと、デフォルト
値を受け入れることになります。 ヘルプテキストはかっこ内に示してあります。
次のには、上の入値を使用して
Dell Easy Setup Wizard
のサンプルセッションを実
行する示される一のプロンプトまれています。
POST
が完了してスイッチが起動すると、次のイアログボックスが示されます。
Unit 1 - Waiting to select management unit)>
Applying configuration, please wait ...
Welcome to Dell Easy Setup Wizard
The Setup Wizard guides you through the initial switch
configuration, and gets you up and running as quickly as possible.
You can skip the setup wizard, and enter CLI mode to manually
configure the switch. You must respond to the next question to run
the setup wizard within 60 seconds, otherwise the system will
continue with normal operation using the default system
configuration. Note: You can exit the setup wizard any time by
entering [ctrl+z].
Would you like to run the setup wizard (you must answer this
question within 60 seconds)? [Y/N] y
手順
1
The system is not setup for SNMP management by default. To manage
the switch using SNMP (required for Dell Network Manager) you can
. Set up the initial SNMP version 2 account now.
はじめに 137
手順 5
Do you want to select the operational mode as Simple Mode? [Y/N] ?
手順 6 :
If the information is correct, please select (Y) to save the
configuration, and copy to the start-up configuration file. If the
information is incorrect, select (N) to discard configuration and
restart the wizard: [Y/N] y
Thank you for using Dell Easy Set up Wizard. You will now enter CLI
mode.
スタックの管理
マスタースイッチとメンバースイッチ
複数のスイッチによるスタックは、互に接続すると一のマシンとして管理できます。
タックは、
Web
ースのインタフェース、
SNMP
管理ステーション、または
CLI
から管理
できます。
スタックを構築すると、
1
台のスイッチが自動的にマスタースイッチになりま
す。
マスタースイッチ
IP
アドレスの割り当てには、コンソールを使用して手動で行う
方法と、
DHCP
で自動的に行う方法とがあります。
あとで、マスタースイッチの
IP
アドレ
スを使用してスタック全を管理することができます。
以下の場合には、マスタースイッチ
がポートの検出と再構成を行い、影響を最小限にとめます。
スイッチの障害
スイッチ間のスタッキングリンクの障害
スイッチの挿入
スイッチの取り外し
マスタースイッチがオフラインになると、スタック内のースイッチがれでも代役
たすことができます。
の場合は、しいマスタースイッチが選択され、スタックのシ
ステム設定が再構成されます。
138 はじめに
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スタックの起動
トポロジの検出
スタックを形成すると、トポロ検出プロセスによって、ファームウェアョン、
ハードウェアョン、管理プリファレンス、スイッチの
MAC
アドレス、スイッチシリ
アル番号、スタック内のすべてのスイッチにする情報を格納するデータースが
されます。
この情報は、コマンドラインインタフェース(
CLI
)または
Web
インタフェー
スを使用して示することができます。
メモ: CLI Web インタフェースについては、CLI Reference ManualCLI リファレンスマ
ニュアル)と『ユーザーズガイド』をそれぞれを参照してください。
スタック ID の自動割り当て
スタックが構築されるに、各スイッチにスタック
ID
が割り当てられます。
スタック
ID
割り当てが完了すると、各スイッチはスタック
ID
不揮発性のフラッシュモリに保存
ます。
スタック
ID
は、
CLI
または
Web
インタフェースを使用して示することができま
す。
ファームウェアバージョンの確認
スタック
ID
の割り当てに続いて、マスタースイッチは一貫性のチェックを行い、スタック
内のすべてのスイッチで同じョンのファームウェアが実行されていることを確認し
ます。
スイッチのソフトウェアョンが一しないと、ースイッチのポートの使用が
有効になりませ
この状はサスンドスタッキングモードとばれています。
この場合
は、ースイッチのファームウェアとマスタースイッチで実行中のファームウェアを
同期します。
システムの初期化
ファームウェアョンの一貫性のチェック中に、すべてのスイッチで実行されている
ファームウェアが同一ョンであると判断されると、スイッチはスタッキングモード
用に初期されます。
標準スタッキングモード用の初期化
マスタースイッチは、前回保存されたシステム設定ファイルを使用してスタックを初期
します。
設定ファイルをたないスイッチには、デフォルト設定が適用されます。
設定ファイルが破損すると、スタックは初期され、場出時のデフォルト設定になり
ます。
はじめに 139
設定ファイルは保存できます。
マスタースイッチは設定ファイルをースイッチに自動
的に配信します。
マスタースイッチが後に使用できなくなると、ースイッチの
1
台が
しいマスタースイッチとなり、マスタースイッチから同期された最の設定情報を使
用してスタックが設定されます。
サスペンドスタッキングモード用の初期化
システムの初期が完了すると、スタックのファームウェアョンが一していない
場合、マスタースイッチはサスンドスタッキングモードに入ります。
このモードでは、設
定ファイル情報によって初期されるのはマスタースイッチだけです。
ースイッチは
れも初期されませ
このため、ースイッチはすべて非稼動モードのままとな
ります。
メモ: すべてのポートがデフォルトでは無効になっています。
CLI/ Telnet/ Web インタフェース
CLI / WEB / SNMP
を使用して、マスタースイッチに保存されているファームウェアを
ースイッチと同期できます。
スイッチの挿入と取り外し
現在のスタックでは、電源とさにスイッチの着脱ができます。
トポロ変化すると
スタックの再構成が行われるため、ネットワーク全影響ける場合があります。
マス
タースイッチをスタックから取り外したのでなければ、マスタースイッチがたに選びな
おされることはありませ
スタックの再構成には、スイッチ
12
台のスタックで最
2
かかります。さいスタックの場合は、これよりもい時済みます。
スタンドアロンスイッチとして使用される場合
スイッチがスタッキング用に有効されたスタッキングパートナーをポートで検出できな
い場合、のスイッチはスタンドアロンスイッチとして動作します。
スタッキングパート
ナーが検出された場合、スイッチは必スタッキングモードで動作します。
スタック ID 番号の再割り当て
スイッチにするスタック
ID
の割り当ては手動で行うことができます。
スイッチに割り当
てることができるスタック
ID
は、スタック内の別のスイッチに割り当てられていない
ID
ります。
しいスタック
ID
して保存されていた設定情報はすべて、のスタック
ID
を取るスイッチに適用されます。
140 はじめに
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ユーザー制御
以下の
CLI
コマンドを使用して、この機能を制御します。
各コマンドのシンタックスの詳細
については、
CLI
Reference Manual
CLI
リファレンスマニュアル)を参照してくださ
い。
movemanagement
reload
member
set description
switch priority
switch renumber
stacking
show stack-port
show stack-port counters
show stack-port diag
show switch
show supported switchtype
詳細設定
では、以下の一的なタスクの要について説明します。
DHCP
サーーからの
IP
アドレスの読み出し
セキュリティ管理とパスワードの設定
メモ: 8024/8024F M6348 スイッチで使用可能なすべての CLI コマンドの詳細については、CLI
Reference GuideCLI リファレンスガイド)を参照してください。
DHCP サーバーからの IP アドレスの読み出し
DHCP
プロトコルを使用して
IP
アドレスを読み出す場合、スイッチは
DHCP
クライアント
として動作します。
DHCP
サーーから
IP
アドレスを読み出すには、次の手順を実行します。
1
IP
アドレスを読み出すために、任意のポートを選択し、
DHCP
サーーまたは
DHCP
サーーをつサブネットに接続します。
メモ: DHCP サーバー用の IP アドレスを読み出すために、スイッチ設定を削除する必要はあ
りません。
2
以下のコマンドを入して、選択したポートを
IP
アドレスの受信に使用します。
142 はじめに
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セキュリティ管理とパスワードの設定
システムセキュリティは、
AAA
(認認、アカウンティング)方式によって理され
ます。
AAA
方式によって、ユーザーアクセス権、権、管理方法が管理されます。
AAA
は、ローカルとリモートの方のユーザーデータースが使用されます。
データの暗号化
は、
SSH
方式によって理されます。
システムは出時にデフォルトのパスワードを設定していませ。パスワードはすべて
ユーザーが定義します。
ユーザー定義のパスワードを紛失した場合は、
Boot
(起動)
ニューからパスワードリカリ手順をび出すことができます。
この手順はローカルターミ
ナルでの使用できます。パスワードを入していないローカルターミナルから
1
回限
のアクセスが能です。
セキュリティパスワードの設定
セキュリティパスワードは以下のサービスについて設定できます。
Console
Telnet
SSH
HTTP
HTTPS
メモ: ユーザー名を作成する際に、デフォルトの優先度は「1」です。この場合、アクセス
は許可されますが、設定の権はありません。 アクセス権とスイッチを設定する権
にするには、優先度「15」を設定する必要があります。
初期コンソールパスワードの設定
初期コンソールパスワードを設定するには、以下のコマンドを入します。
console(config)#aaa authentication login default line
console(config)#aaa authentication enable default line
console(config)#line console
console(config-line)#login authentication default
console(config-line)#enable authentication default
console(config-line)#password secret123
コンソールセッションを介してスイッチに初めてログオンするは、パスワードプロ
ンプトで
secret123
と入します。
スイッチのモードを有効に変更する場合は、パスワードプロンプトで
secret123
と入します。
はじめに 143
初期 Telnet パスワードの設定
初期
Telnet
パスワードを設定するには、以下のコマンドを入します。
console(config)#aaa authentication login default line
console(config)#aaa authentication enable default line
console(config)#line telnet
console(config-line)#login authentication default
console(config-line)#enable authentication default
console(config-line)#password pass1234
Telnet
セッションを介してスイッチに初めてログオンする場合は、パスワードプロン
プトで
pass1234
と入します。
スイッチのモードを有効に変更する場合は、
pass1234
と入します。
初期 HTTP パスワードの設定
初期
HTTP
パスワードを設定するには、以下のコマンドを入します。
console(config)#ip http authentication local
console(config)#username admin password user1234 level 15
初期 HTTPS パスワードの設定
初期
HTTPS
パスワードを設定するには、以下のコマンドを入します。
console(config)#ip https authentication local
メモ: スイッチの制御ソフトウェアアプリケーションをアップグレード(新バージョンをイ
ンストール)するたびに、新しい暗号証明書を作成する必要があります。
コンソールによる
HTTPS
セッション、
Telnet
、または
SSH
セッションを設定するに、以
下のコマンドを一だけ入します。
メモ: ページコンテンツを表示するには、Web ブラウザで SSL 2.0 以上を有効にします。
console(config)#crypto certificate 1 generate
console(config)#ip https server
メモ: Http および Https のサービスはレベル「15」のアクセスを必要とし、設定レベルのア
クセスに直接接続する必要があります。
144 はじめに
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スイッチの管理
スイッチの管理は、
Web
ースのインタフェース、コマンドラインインタフェース(
CLI
または
SNMP
を使用して行います。
Web
ブラウザまたは
SNMP
を使用してスイッチを管理
するには、スイッチに
IP
アドレスが必要で、管理ステーションからアクセスできる必要が
あります。
CLI
を使用してスイッチを管理するには、接コンソール接続またはリモート
Telnet/SSH
接続を使用します。
CLI
接コンソール接続を確するには、
132
ターミナルとスイッチの接
を参照してください。
リモート管理アクセスを能にする初期設定を行うには、
Easy
Setup Wizard
を使用します(
134
初期設定の手順を参照)
CLI
を使用したリ
モート管理の設定手順については、『ユーザーズガイド』を参照してください。
Web ブラウザを使用したスイッチの管理
アプリケーションの起動
1
Web
ブラウザを開きます。
2
アドレスーにスイッチの
IP
アドレス(
CLI
で設定したのと同じアドレス)を入し、
<Enter>
を押します。
スイッチ
IP
アドレスの割り当ての詳細については、
133
初期設定
参照してください。
3
Login
(ログイン)ウィンドウが示されたら、ユーザーとパスワードを入しま
す。
メモ: スイッチにデフォルトのパスワードは設定されていないので、コンソールポートを使
用して CLI に接続する際に、パスワードを入せずにスイッチを設定できます。 パスワード
は、大文字小文字区別されます。英数文字で入してください。 パスワードを失した
場合のリバリについては『ユーザーズガイド』を参照してください。
4
OK
をクリックします。
5
Dell OpenManage Switch Administrator
ームが開きます。
インタフェースの概要
ームには以下の内示されています。
リービュー
ームの左側に示され、機能コンポーネントを開して
示できます。
イスビュー
ーム側に示され、デイス示、の情報、または
設定指示な示されます。
/