SI-IM31E-001-00
安全の為に必ずお守りください
SI-IM31E-001
BR-IM31
-R
BR-IM35
-RF
インターMブレーキ
ご使用方法
インター M ブレーキの取付け
ハブ本体をフレームにセットした後、インター M ブ
1.
レーキのブレーキアームを、アームクリップでチェー
ンステーに取付け、クリップボルトとクリップナット
を軽く締めて仮止めします。
その後、ブレーキ取付ナットを締付けます。
ご注意:
図のようにブレーキアームの位置がずれて、チェー
ンステーに仮止めできないときは、ブレーキ取付
ナットを一旦ゆるめてからブレーキアームを回し、
チェーンステーに仮止めします。
その後、ブレーキ取付ナットを締付けます。
締付トルク:
20 ~ 25 N・m {200 ~ 250 kgf・cm}
アームクリップ
ブレーキ取付ナット
ブレーキアーム
チェーンステー
ハブ本体をフレームにハブナットで固定した後、イン
2.
ター M ブレーキのブレーキアームを、チェーンステー
にアームクリップで確実に固定します。
ブレーキアームに無理な力を加えると、
車輪の回転が重くなります。
取付けのときは、充分注意してください。
アームクリップ
ブレーキアーム
チェーンステー
ご注意:
アームクリップを取付けるときは、クリップナッ
●
トを 10mm スパナで固定し、クリップボルトを
確実に締付けてください。
締付トルク:
2 ~ 3 N・m {20 ~ 30 kgf・cm}
アームクリップを取付けた後、クリップボルト
●
がクリップナットの端面から約 4mm 出ているこ
とを確認してください。
約 4 mm
アームクリップ
クリップナット
クリップボルト
(M6×16mm)
ブレーキアーム
ブレーキケーブルの取付け
ケーブルアジャストボルトをブレーキアームの端面か
1.
ら 15 ~ 17mm の位置にセットし、インナーケーブル
をケーブルアジャストボルトの穴から、インナー固定
ボルトの穴に通します。
ブレーキアーム
ケーブルアジャストボルト
インナー固定ボルトの穴
15~17 mm
にセット
アウターケーシングの両端が、ブレーキレバー側とブ
2.
レーキアーム側のケーブルアジャストボルトに確実に
納まっていることを確認します。
アウターケーシングの両端
が確実に納まっていること。
ケーブルアジャストボルト
リンクを当りまで引き、インナーケーブルをいっぱい
3.
に引張った状態で、インナー固定ナットを締付けます。
締付トルク:
6 ~ 8 N・m {60 ~ 80 kgf・cm}
リンクを引きながら
強く引張る
締付ける
リンク
インナー固定ナット
ご注意:
インナーケーブルは、
リンクの下を通るよう
にセットしてください。
1
2
3
ブレーキケーブルの調整方法
ケーブルが張りぎみで、車輪の回転が重くなっている
1.
ことを確認したあと、ブレーキレバーをグリップに付
くまで、約 10 回ほど握り、ケーブルをなじませます。
約 10 回握る
ご注意:
ケーブルがなじんでいないと、短期間で再度ブレー
キの調整が必要になります。
ケーブルアジャストボルトを回して、ブレーキレバー
2.
の遊びが 15mm になるように調整します。
ブレーキレバーの遊びとは、レバーを操作してい
ない状態から、レバーを少し引いていくと、急に
重くなる所までの引き代のことです。
遊び 15 mm
ケーブルアジャストボルト
ブレーキレバーを握り、ブレーキの効きを確認をした
3.
あと、ケーブルアジャストナットでケーブルアジャス
トボルトを固定します。
ケーブルアジャストナット
締付トルク:
1 ~ 2 N・m {10 ~ 20 kgf・cm}
警告
自転車は、製品によって取扱いが多少異なるこ
●
とがあります。したがって、ブレーキレバーへ
の入力や自転車の操作特性などを含め、個々の
自転車のブレーキ系統の適切な操作を充分理解
し慣れるようにしてください。
ブレーキ系統の操作が適切でないと、自転車の
コントロールを失い事故のもとになり、また大
怪我を招くとも限りません。適切な操作につい
ては、自転車専門店にご相談いただき、また自
転車の取扱い説明書もよくお読みください。ご
自分の自転車にお乗りになって、ブレーキ操作
などを練習していただくことも大切です。
ブレーキアームをフレームに固定するときは、
●
クリップボルトとクリップナットを指定の締付
トルクでしっかりと締付けてください。
クリップナットは、ナイロンインサートロック
ナット(緩み止めナット)を使用してください。
クリップボルト、クリップナット及びアームク
リップはシマノ製をお勧めします。
ブレーキアームのクリップナットが外れたり、
クリップボルトまたはアームクリップが破損す
ると、ブレーキアームが回転し突然ハンドルが
とられたり、車輪がロックして転倒し大怪我を
することがあります。
●
製品を取付ける時は、必ず取扱い説明書等に示
している指示を守ってください。またその際、
シマノ純正部品の使用をお勧めします。
ボルトまたはナット等が緩んだり、製品が破損
すると、突然に転倒して怪我をする場合があり
ます。
取扱い説明書はよくお読みになった後、大切に
●
保管してください。
注意
1.
シマノインター M ブレーキシステムは、マウンテ
ンバイクには使用できません。もし使用されます
と、ハードなブレーキ操作によりブレーキ内部が
高温になりブレーキの効きが弱くなったり、内部
のグリスがなくなりブレーキの効きが急に強くな
る等の異常が発生する場合があります。
使用中、次のことが発生した場合には、即刻使用
2.
を中止し、販売店で点検・修理をしてください。
1)ブレーキをかけたとき、音鳴りがした場合
2)ブレーキの効きが異常に強すぎる場合
3)ブレーキの効きが異常に弱すぎる場合
1)と 2)の場合は、ブレーキグリスの不足が考
えられますので、販売店でローラーブレーキ専用
グリスを補給してください。
シマノインター M ブレーキの性能を最大限に発
3.
揮させるため、必ずシマノブレーキケーブルとブ
レーキレバーをセットでご使用ください。
ブレーキレバーを握ったときのインナー
ケーブルの引き代は 14.5mm 以上必要です。
14.5mm 未満の場合は、ブレーキ性能が悪く
なり、ブレーキが効かなくなることがあります。
ブレーキアームが、アームクリップでチェーンス
4.
テーにしっかりと固定されていることを確認して
ください。取付け不良は、ブレーキ性能が悪くな
ります。
ブレーキアームに無
理な力を加えると、
車輪の回転が重くな
ります。取付けのと
きは、充分注意して
ください。
アームクリップ
チェーンステー
ブレーキアーム
ブレーキをひんぱんに使用した
5.
場合、ブレーキ部周辺が高温に
なる場合があります。
走行後しばらく(30 分位)は、
ブレーキ部周辺に手をふれない
よう注意してください。
ブレーキケーブルがさびると、ブレーキの効きが
6.
悪くなります。効きが悪くなった時は、新しいシ
マノ純正ブレーキケーブルと交換し、再度ブレー
キの効きを確認してください。
ブレーキユニットは分解できません。分解すると
7.
トラブルや故障の原因になります。
使用上の注意
インターMブレーキは、従来のバンドブレーキと
●
異なり、ドラム内部にグリスが封入されているた
め、タイヤ回転がわずか重たくなっています。(特
に冬期)
取扱い方法または調整方法について疑問のある方
●
は、購入された販売店にご相談ください。
ブレーキ部周辺
この取扱い説明書は、ご購入された自転車に装着されている
シマノ製自転車部品の取扱い方法を説明しています。ご購入
された自転車及びシマノ製自転車部品以外に関するご質問は、
ご購入先または自転車製造元へのお問い合わせをおすすめい
たします。
※ 取扱い説明書は下記にてご覧いただけます 。
http://techdocs.shimano.com
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0570 - 031961
Fax. 072-243-7847