Marantec Comfort 390 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
www.marantec.com
取り扱い説明書
版: 07.2020
JA
集合ガレージ用駆動システム
コンフォート 390
2 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
目次
1. 安全情報 .....................3
1.1 目的に合った使用 ..............3
1.2 ターゲットグループ .............3
1.3 一般的な安全注意事項 ............3
2. 製品情報 .....................4
2.1 駆動系の納入品 ...............4
2.2 レールの納入品 ...............5
2.3 技術データ .................5
2.4 ゲートのバリエーション ...........6
2.5 利用例 ...................7
3. 組立 .......................7
3.1 組立時の安全注意事項 ............7
3.2 組立準備 ..................7
3.3 駆動系の組立 ................8
3.4 接続 ................... 12
3.5 組立終了 ................. 18
4. 運転開始 .................... 19
4.1 運転開始時の安全注意事項 ......... 19
4.2 コントローラの概要 ............ 19
4.3 ステータス表示 .............. 20
4.4 工場出荷時の設定 ............. 20
4.5 クイックプログラミング .......... 20
4.6 機能点検 ................. 21
4.7 Marantec Service Access (MSA) ....... 22
4.8 特別プログラミング ............ 23
5. 操作 ...................... 29
5.1 操作時の安全注意事項 ........... 29
5.2 リモートコントロール ........... 29
5.3 ロック解除 ................ 30
6. 手入れ ..................... 30
7. メンテナンス ................. 30
7.1 事業者によるメンテナンス作業 ....... 30
7.2 適格な専門家によるメンテナンス作業 .... 31
8. 解体 ..................... 31
9. 廃棄 ..................... 31
10. トラブルシューティング ............. 32
11. 付録 ...................... 34
11.1 メーカー宣言 ............... 34
11.2 無線適合性 ................ 34
本書について
取扱説明書原本
製品の一部
必ずよく読み、守ってください。
著作権で保護されています。
不許複製。
技術的発展のための変更を行う権利を留保します。
寸法の単位はすべてミリメートルです。
図の縮尺は正確ではありません。
安全注意事項
㆑࿈䟵
死または重傷につながる可能性のある危険に対する安全注意
事項
Ἰណ䟵
軽傷または中程度の負傷につながる可能性のある危険に対す
る安全注意事項
ᣞᦤ
製品の損傷または破壊につながる可能性のある危険に対する安
全注意事項
シンボルの説明
行動喚起
コントロール
リスト
本書の別の箇所を参照
参照すべき独立した文書を参照
) 工場での設定
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 3
JA
1. 安全情報
㆑࿈䟵
取扱説明書に従わない場合には生命の危険があります!
この説明書には、製品の安全な環境に関する重要な情報が記
載されています。 危険となる可能性については特に記載され
ています。
この説明書を注意深く読んで下さい。
この説明書にある安全注意事項に従ってください。
この説明書をいつでも手に取れるように保管してくださ
い。
1.1 目的に合った使用
駆動システムは、集合ガレージのゲート開閉専用です。
利用が許可されている状態:
落下防止機能付きの重量調整済みセクショナル/スウィング
ゲート。
乾燥した空間。
技術的に問題の無い状態で。
正しい組立の後で。
技術データにある規定の遵守の下で。
「2.3 技術データ」
その他は、不適切な利用となります。
1.2 ターゲットグループ
1.2.1 事業者
事業者は製品が設置される建屋への責任があります。 事業者は
後述の責務を持ちます:
取扱説明書の知識と保管。
ゲート装置を利用する全てのユーザーへの指示。
ゲート装置が製造元の記載通り定期的に適格な専門家の手で
検査されメンテナンスされていることの確認。
検査とメンテナンスが検査ノートに記載されていることの確
認。
検査ノートの保管。
1.2.2 専門家
適格な専門家は組立、運転開始、保守、修理、解体、廃棄の
責任を持ちます。
適格な専門家の必要条件:
一般的および特別な安全/事故防止規定の知識
関連する電子技術規則の知識
適切な安全装備の使用および手入れの教育
次の規格の適用における知識
EN 12635 (「ゲート - 取り付けと使用」)
EN 12453 (「ゲート - 電動ゲート使用時の安全性 - 必
要条件」)
EN 12445 (「ゲート - 電動ゲート使用時の安全性 - 点
検手順」)
EN 13241-1 (「ゲート - 製品規格 - パート1: 耐火性お
よび防煙特性のない製品」)
DIN VDE 0100に基づく適格な電気技師のみが
電気技術に関する作業をします
適格な電気技師の必要条件:
電気技術基礎の知識。
各国固有の規定と規範の知識。
該当する安全規定の知識。
この取扱説明書の知識。
1.2.3 ユーザー
指示を受けたユーザーは製品の操作とお手入れを行います。
指示を受けたユーザーの必要条件:
ユーザーが、事業者より作業について説明を受けているこ
と。
ユーザーが、事業者より製品の安全な使い方について説明を
受けていること。
この取扱説明書の知識。
次のユーザーに適用される特別な必要条件:
8歳以上の子供
身体、感覚、精神に障害のある者
経験および知識が不足している者
これらのユーザーは、製品の操作のみ行うことが認められてい
ます。
特別な必要条件:
ユーザーが監視されていること。
ユーザーが、事業者より製品の安全な使い方について説明を
受けていること。
ユーザーが製品の取り扱いにおける危険性について理解して
いること。
子供が本製品で遊ばないこと。
1.3 一般的な安全注意事項
ゲートを使って、人や物を移動させないでください。
次の場合、メーカーは損傷の責任を負いません。 以下の場合、
製品および付属品の保証は無効になります:
本書の指示に従わなかった。
規定に反した使い方、不適切な扱い方をした。
資格のない者が使用した。
製品を改造または変更した。
メーカーが製造および承認していない交換部品を使用した。
本製品は、取付説明書に記載されているガイドラインおよび規
格に従って製造されています。 本製品は、安全技術的に正常な
状態で工場から出荷されています。
電池、バッテリー、ヒューズ、バルブは保証の対象外です。
その他の安全注意事項につきましては、本書の関連する各章を
ご参照ください。
「3.1 組立時の安全注意事項」
「4.1 運転開始時の安全注意事項」
「5.1 操作時の安全注意事項」
4 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
2. 製品情報
2.1 駆動系の納入品
付属の表で、製品種類の納品状態を確認してください。
国によって異なる可能性があります。
番号
1
1x
2
1x
3
1x
4
2x
5
1x
番号 #1 A B
6
2x 2x
7
1x 1x
8
2x 2x
9
1x
10
1x
番号 #1 A B
11
1x
番号 #2 A B
12
4x 4x
13
1x 1x
14
1x 1x
15
1x 1x
16
1x
17
1x
18
4x
番号 #3
19
6x
20
6x
21
6x
番号 警告ラベル
22
1x
23
1x
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 5
JA
2.2 レールの納入品
付属の表で、製品種類の納品状態を確認してください。
国によって異なる可能性があります。
番号
24
1x
番号 #4 A B
25
1x 1x
26
1x 1x
27
1x 1x
28
2x 2x
29
1x 1x
2.3 技術データ
電気データ
定格電圧、国によって異なる
場合があります*
V
EU 230
JP 100
USA 120
定格周波数* Hz 50 / 60
消費電流* A
EU 1.1
JP 2.5
USA 2.1
作動時の消費電力** kW 0.25
スタンバイ時の消費電力** W 約 3.5
制御電圧 V DC 24
モーターユニットの保護タイ
IP 20
モーターユニットの保護等級 II
* 駆動系固有の値は、モーターユニットに貼付されているタイ
プラベルでご確認ください。
** 付属品は接続されていません
機械データ
最大 引張力および圧縮力 N 1,200
公称力 N 360
最大 作動速度 mm/s 160
開時間、ゲートによって異な
ります
s 13.0
環境データ
モーターユニットの寸法
135
335
360
モーターユニットの重量 g 5,000
音圧レベル dB(A) < 70
温度範囲
°C -20
°C +60
6 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
適用範囲
スウィングゲート
最大 ゲートの幅
最大 ゲートの重量
mm
kg
6,000
240
単層セクショナルゲート
最大 ゲートの幅
最大 ゲートの重量
mm
kg
6,000
240
複層セクショナルゲート
最大 ゲートの幅
最大 ゲートの重量
mm
kg
6,000
240
オーバーヘッドゲートおよび
キャノピーゲート
最大 ゲートの幅
最大 ゲートの高さ
最大 ゲートの重量
mm
mm
kg
6,000
2,250
240
1時間当たりの 最大サイクル cpd 18
1時間当たりの 1日当たりの
サイクル
cph 300
1時間当たりの 設置場所の数 100
2.4 ゲートのバリエーション
対応する駆動レールの納入品は、次のゲートバリエーションに
適用されます。
オーバーヘッドゲート (スウィングゲート)
2.4 / 1
セクショナルゲート
2.4 / 2
次のゲートバリエーションには、特別な付属品が必要です。
スウィングしない御バーヘッドゲート
2.4 / 3
サイドセクショナルゲート
2.4 / 4
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 7
JA
3. 組立
3.1 組立時の安全注意事項
㆑࿈䟵
組立用指示に従わない場合には危険があります!
この章には、製品の安全な組立に関する重要な情報が
記載されています。
この章を組立前に注意深く読んでください。
安全注意事項に従ってください。
製品を記載されている通りに組立てください。
適格な専門家のみによる組立。
「1.2.2 専門家」
適格な電気技師のみが電気技術に関する作業をします。
「1.2.2 専門家」
組立前に、電圧供給が停止し、その状態であり続けているこ
とを確認してください。 電圧供給は、適切な組立工程完了
を受けて初めて行われます。
その地域の保護規定を遵守してください。
電源とコントロールケーブルは、必ず分けて配線されなけれ
ばなりません。 制御電圧は24 V DCです。
ゲートは、機械として正常な状態でなくてはなりません。
ゲートがどこの位置でも停止する。
ゲートを容易に動かすことができる。
ゲートが正しく開閉する。
すべてのパルス送信機とコントロール設備 ( 例: 無線コー
ドボタン)は、ゲートの視野にありゲートの動作する部品か
ら安全な距離に取り付けられないとなりません。 最小組立
高さ1.5メートルは必ず守ってください。
個別の構築底部に適切な固定のための材料のみを利用しなけ
ればなりません。
3.2 組立準備
組立る前に、必ず次の作業を実施してください。
納入品
どの製品バリエーションがあり、納入品がすべてそろってい
るか確認してください。
適切な駆動レールが用意できることを確認してください。
組立に必要な付属品があるか確認してください。
ガレージ
ガレージに適切な電源接続とブレーカーがあるか確認してく
ださい。
2.5 利用例
2.5 / 1
1
4
1
3
2
ゲート装置は例であり、ゲートタイプおよび装備によって異な
る場合があります。 図の装置は次のコンポーネントで構成され
ています:
1 光バリア
2 キーボタン
3 取り付けスタンド (コードスイッチ、トランスポンダー等
用)
4 信号灯
付属品に関するその他の情報については、メーカーのホーム
ページをご参照ください。
ゲートセンサー、操作・安全エレメントの組立および配線の
際は、該当する説明書をご参照ください。
8 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
ゲート装置
ゲートからすべての不要な構成部品 ( 例: ケーブル、チェ
ーン、アングル等)を取り除いてください。
駆動システムの組立後に不要となる設備をすべて停止させて
ください。
2番目の入口のないガレージの場合:
故障時にガレージに入ることができるように、緊急解除装置
付きガレージゲートをご使用ください。
ロック解除セットを使用する場合:
ゲートロックが正しく機能するか点検してください。 絶対
にゲートロックが停止させないでください。
ロック解除セットを使用しない場合:
ゲートロックを取り外すか、ゲートロックを停止させてくだ
さい。
付属品の使用と組立の際、付属の文書を守らなければなりま
せん。
3.3 駆動系の組立
3.3 / 1
3.3 / 2
3.3 / 2 a
ø 5
4x
10
3.3 / 2 b
ø 5
4x
10
ᣞᦤ
力を入れ過ぎることによるシャフトアダプター損傷の危険!
ハンバーで強く叩くと、シャフトアダプターのかみ合い部が損
傷する恐れがあります。
駆動レールを慎重にモーターユニットに取り付けます。
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 9
JA
3.3 / 3
3.3 / 3 a
1x
10
25
3.3 / 3 b
1x
10
25
3.3 / 4
1x
1x
10
㆑࿈䟵
固定されていないコンポーネントによる怪我の危険!
落下した部品により、重傷を負う恐れがあります。
駆動システムが落下しないように固定してください。
3.3 / 5
ᣞᦤ
組立間違いによるゲートが損傷する危険!
ジョイントプレートの取り付け方が間違っていると、ゲートの
駆動レールとの衝突につながるおそれがあります。
オープンレール10~50 mmの最も高い点で、ゲートが縦方向
の駆動レール下端 の下にあることを確認してください。
駆動レール用のジョイントプレートをゲートの上の中央に
取り付けます。
3.3 / 6
10~50
ø 10
10 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
3.3 / 7
2x
2x
2x
13
3.3 / 8
1.
2.
3.
1x
1x
3.3 / 9
1.
2.
3.3 / 10
1.
2.
1x
2x
25
3.3 / 11
3.3 / 12
a
b
5-10
3.3 / 12 a
1x
1x
10
a = 90°
b = 9 Nm
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 11
JA
3.3 / 15
< 90
ø 10
3.3 / 16
2x
2x
2x
3.3 / 17
< 1800
ヒント:
ケーブルは、感圧式ケーブルホルダーでゲートに固定すること
ができます。
これにより、ケーブルが巻き込まれたり損傷したりするのを防
止することができます (ルーフキャリアシステム等に)。
3.3 / 12 b
5-10
1.
2.
2.
4x
20
3.3 / 13
3.3 / 14
1/3
2/3
2/3
1/3
1.
2.
3.
12 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
3.4 接続
㆑࿈䟵
感電による生命の危険!
電流の流れている部品に接触すると火傷もしくは死亡に至る
感電が生じることがあります。
配線作業中、電源供給が停止し、その状態であり続けてい
ることを確認してください。
ᣞᦤ
駆動系の誤った組立による物損の危険!
接続XB03に外部電圧がかかると、電気系統全体の故障につなが
ります。
ターミナル1、2、4 (XB03) は、必ず無電位の端子に接続し
てください。
3.4 / 1
0.14〜1.5 mm
2
8〜9
簡単に接続するため、ターミナルXB03を差し込むことができ
ます。
ケーブルは、ターミナルに合わせて絶縁被覆を除去する必要
があります。
3.4.1 コントロール接続の概要
3.4.1 / 1
XB03
A
B
XW40
XB72
XN70
XW81
C
A 拡張ハウジング GDO
B バックアップバッテリー用スロット
C バックアップバッテリーの表示
XB03 接続
「3.4.3 無電位のボタンの接続 (XB03)
「3.4.4 電源付きボタンの接続 (XB03)
「3.4.5 2線光バリア (XB03)」
「3.4.6 4線光バリア (XB03)」
「3.4.7 くぐり戸コンタクト接続
(XB03)」
XB72 モジュール受信機接続
「3.4.2 モジュール受信機接続 (XB72)
XN70 バックアップバッテリーの接続
「3.4.8 XN70およびXW81の接続」
XW40 拡張モジュール用MS-BUSの接続
XW81 拡張接続
入力 / 出力
「3.4.8 XN70およびXW81の接続」
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 13
JA
レベル4 - リモートプログラミング
メニュー8 – 駆動ライト、オン/オフ、またはリレー出力
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
リレー出力:
パラメーター「リモートコントロール」がプログラ
ムされていること。
「レベル1, メニュー7 - リレー出力」
3.4.2 モジュール受信機接続 (XB72)
接続方法:
マルチビットモジュール受信機
モジュール受信装置 bi∙linked
3.4.2 / 1
XB72
XB72
レベル4 - リモートプログラミング
bi•linkedバージョンのみ
前面のボタンを押しす前に、ハンド送信機の背面にあるプロ
グラミングボタンを押します。
メニュー2 – 中間位置、開
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
メニュー3 – 中間位置、閉
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
メニュー4 –
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
メニュー5 –
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
メニュー6 – 進入要件
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
メニュー7 – 退出要件
パラメーターおよびハンド送信機表示点滅 -> ハン
ド送信機のボタンを操作 -> ハンド送信機表示が短
く点灯 -> 機能の学習完了
14 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
3.4.3 無電位のボタンの接続 (XB03)
製品例:
プッシュボタン
キーボタン
天井プルスイッチ
トランスポンダーシステム
ループ検知器
考えられる機能:
パルス - ゲートを開く/停止/閉じる
パルス開 - ゲートを開く
3.4.3 / 1
3
1
2
4
70
71
XB03
3.4.3 / 2
M19E010e
1 GND
2 パルス
Sb1 パルスボタン
3.4.3 / 3
XB03
3
1
2
4
70
71
NO
COM
XB03
レベル5 - 特別機能
メニュー1 – プログラム可能なパルス入力 (ターミナル1/2)
1 ) パルス (閉接点のみ)
5 パルス開 (誘導ループ – 閉接点のみ)
6
ボタンまたはハンド送信機の操作による事前ク
ローズ > 2秒
省エネ技術 (例: BlueLine) で駆動するには、パラメーター7
を選択する必要があります(スタンバイ中も接続されている付属
品に電流を供給しなくてはならない場合)。
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 15
JA
3.4.4 電源付きボタンの接続 (XB03)
製品例:
無線受信機
トランスポンダーシステム
ループ検知器
考えられる機能:
パルス - ゲートを開く/停止/閉じる
パルス開 - ゲートを開く
3.4.4 / 1
3
1
2
4
70
71
XB03
3.4.4 / 2
M19E010e
1 GND
2 パルス
3 24 V DC / 最大 50 mA
S1 ポテンシャルフリーのオープン接点
3.4.4 / 3
XB03
3
1
2
4
70
71
+ -
1 2
XB03
レベル5 - 特別機能
メニュー1 – プログラム可能なパルス入力 (ターミナル1/2)
1 ) パルス (閉接点のみ)
5 パルス開 (誘導ループ – 閉接点のみ)
6
ボタンまたはハンド送信機の操作による事前ク
ローズ > 2秒
16 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
3.4.5 2線光バリア (XB03)
考えられる機能:
無接触の閉方向への障害物検知
3.4.5 / 1
3
1
2
4
70
71
XB03
3.4.5 / 2
M19E010e
70 GND
71 光バリア
RX 受信機の光バリア
TX 送信機の光バリア
3.4.5 / 3
TX
1
2
2
1
RX
XB03
3
1
2
4
70
71
XB03
電源を接続すると、接続されている光バリアがコントロールに
よって自動的に検知されます。 光バリアは、後でプログラム変
更することができます。
コントロールに検知されるため、不要な光バリアは、電源を接
続する前に外す必要があります。
レベル8 – システム設定
次のメニューと機能は、資格のある専門家のみアクセス可能
です。
機能を有効するには、MSAが必要になります。
「4.7 Marantec Service Access (MSA)」
ゲートを短く反転:
障害物を除去するために、駆動システムがゲートを少しの間
反対方向へ動かします。
ゲートを長く反転:
駆動システムがゲートをゲートポジション開まで動かしま
す。
レベル8 – システム設定
メニュー1 – 光バリア
1 ) 光バリアなしでの作動
2
2線光バリア
(接続XB03 - ターミナル70/71)、
ゲート動作閉: ゲートを長く反転
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 17
JA
3.4.6 4線光バリア (XB03)
考えられる機能:
無接触の閉方向への障害物検知
3.4.6 / 1
XB03
3
1
2
4
70
71
XB03
3.4.6 / 2
M19E010e
3 24 V DC / 最大 50 mA
70 GND
71 光バリア
RX 受信機の光バリア
TX 送信機の光バリア
3.4.6 / 3
TX RX
XB03
3
1
2
4
70
71
+ +-
-
13
14
XB03
レベル8 – システム設定
次のメニューと機能は、資格のある専門家のみアクセス可能
です。
機能を有効するには、MSAが必要になります。
「4.7 Marantec Service Access (MSA)」
ゲートを短く反転:
障害物を除去するために、駆動システムがゲートを少しの間
反対方向へ動かします。
ゲートを長く反転:
駆動システムがゲートをゲートポジション開まで動かしま
す。
レベル8 – システム設定
メニュー1 – 光バリア
1 ) 光バリアなしでの作動
3
外部光バリア
(接続XB03 - ターミナル70/71)、
ゲート動作閉: ゲートを長く反転
18 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
3.4.7 くぐり戸コンタクト接続 (XB03)
例:
くぐり戸コンタクト N.C.
くぐり戸コンタクト 8K2
3.4.7 / 1
3
1
2
4
70
71
XB03
3.4.7 / 2
M19E010e
1 GND
4 停止サイクル、リセット後有効
Sb4 くぐり戸コンタクト
R1 抵抗 8k2
3.4.7 / 3
XB03
3
2
70
71
4
1
XB03
付属品を接続し、電源をオンにした後、コントロールは付属品
を自動的に検知します。
くぐり戸が正しく検知されるように、ドアは閉じておく必要が
あります。
3.4.8 XN70およびXW81の接続
3.4.8 / 1
20
接続エレメントの組立については、別の文書を参照してくだ
さい。
3.4.8 / 2
20
3.5 組立終了
挟み込みに対する警告ラベルを常時突き出した箇所に貼り付
けてください。
組立後、ゲートの一部が歩道または道路に突き出さないこと
を確認してください。
3.5 / 1
取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA) 19
JA
4. 運転開始
4.1 運転開始時の安全注意事項
㆑࿈䟵
運転開始指示に従わない場合には危険があります!
この章には、製品の安全な運転開始に関する重要な情報が記
載されています。
この章を運転開始前に注意深く読んでください。
安全注意事項に従ってください。
製品を記載されている通りに運転開始してください。
適格な専門家のみによる運転開始。
「1.2.2 専門家」
動力で作動するウィンドウ、ドア、ゲートは、最初の運転開始
前と必要な場合に、毎年最低一回、適格な専門家により、その
ために用意されている閉口力計測器を使って検査されなければ
なりません(記載された証明付)。
ゲート装置の事業者またはその代理人は、装置の運転開始後、
操作方法について指導をうけなくてはなりません。
子どもがゲートコントローラやハンド送信機で遊ぶことは禁
止されています。
ゲートの危険範囲に人や物体を置いていてはなりません。
ゲート開口の横切りの前に、ゲートがドアポジション開にな
っていることを確認してください。
全ての非常エラー装置は検査されなければなりません。
ゲート装置で粉砕および切断が生じうる箇所について注意さ
れなければなりません。
ガイドレールや動作する部品内で動作しているゲートを絶対
に掴まないでください。
EN 13241-1(「ゲート製品規範」)の規定を守らなければなり
ません。
4.2 コントローラの概要
操作エレメント
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
LCDディスプレイ
ゲートを開方向へ移動、
パラメーターを上げる
ゲートを閉方向へ移動、
パラメーターを下げる
P
プログラミング開始、値を確認して保存
記号の説明
表示が点滅
表示が点灯
表示 機能 / エレメント
作動準備
ゲートポジション閉
ゲートポジション開
ゲートポジション閉でのエラーメッセージ /
メンテナンス表示
光バリアまたは閉端安全装置
リモートコントロール
外部ボタン
3
ステータス表示
(例:表示3 – バックアップバッテリー接続
済み)
「4.3 ステータス表示」
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
レベルの表示 (例: レベル2)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
メニューとパラメーターの表示
(例: メニュー3、パラメーター8)
分表示
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
1分を超える時間は、分と秒で表示されま
す。
例: 1,2 = 1分 + 20秒 = 80秒
20 取り扱い説明書, コンフォート 390 (#182638 – JA)
4.5 クイックプログラミング
駆動システムを正常に運転開始するため、およびリセットした
後、クイックプログラミングを実行する必要があります。
前提条件:
ゲートは、閉位置にあります。
ガイドキャリッジは接続されています。
「5. 操作」
プログラミングモードの時、120秒以内にキーを操作しなかった
場合、コントローラは作動状態に戻ります。
該当するエラー番号が表示されます。
「10. トラブルシューティング」
クイックプログラミングを実行してください。
クイックプログラミング後、機能点検を行う必要がありま
す。
「4.6 機能点検」
ᣞᦤ
ガイドキャリッジとの衝突によるモーターユニットの損傷の危
険!
ゲートポジション開に設定している時、ガイドキャリッジを最
高速度でエンドポジションへ移動させないでください!
速度を落として、ゲートを慎重にゲートポジション開へ移
動させてください。
クイックプログラミング
1. ゲートポジション開のプログラミング
コントロールは作動モード
になっています。
P
P > 3秒 < 10秒:
クイックプログラミング開
始。
ゲートを開ポジションへ移
動。
P
ゲートポジション開を記
憶。
4.3 ステータス表示
表示 機能 / エレメント
3
バックアップバッテリー接続済み (オプシ
ョン)
4
事前選択時間の表示 (プログラムされた自動
クローズ動作時のみ)
4.4 工場出荷時の設定
リセットにより、駆動系を工場出荷時の設定にリセットするこ
とができます。
「レベル1, メニュー8 - リセット」
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Marantec Comfort 390 取扱説明書

タイプ
取扱説明書