PowerEdge R415

Dell PowerEdge R415 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge R515 IIとR415 IIサーバーに関するドキュメントを読みました。AMD Opteron 4200シリーズプロセッサの機能、BIOS設定、電源管理オプションなどについてご質問にお答えします。
  • PowerEdge R515とR415の違いは何ですか?
    Opteron 4100シリーズプロセッサと4200シリーズプロセッサを混在させることはできますか?
    BIOS設定で変更できる項目は?
AMD Opteron 4200 シリーズのプロ
セッサアップデート情報
重要情報
以下の
Dell PowerEdge
システムは、
Opteron 4200
シリーズプロセッサの
全機能セットをサポートしています。
R515 II
R415 II
これらのシステムは、システム識別パネルにローマ数字の
II
が刻印されている
ことで識別できます。図
1
を参照してください。
メモ PowerEdge R515/R415(ローマ数字 II の刻印なし) Opteron 4200 シリー
ズのプロセッサに対応していません。
メモ: 同じシステムに Opteron 4100 シリーズと 4200 シリーズのプロセッサを
併用しないでください。
1 PowerEdge R415 II/R515 II システムに刻印されているローマ数字 II の位置
(図は PowerEdge R415 II
1
システム識別パネル
1
2011 11
Opteron 4200 シリーズプロセッサの新しいシス
テム機能
アプリケーションの電力の管理
プロセッサの熱設計電力(
TDP
)は、
プロセッサの消費電力を示します。この機能により、システムの電力消
費が最適化されます。
Turbo CORE /
コアパフォーマンスブースト(
CPB
所定の負荷で追加
TDP
が利用可能な場合に、すべてのコア周波数を高めます。スレッ
ド数が少ない負荷の場合、プロセッサコアの半分が
C6
スリープ状態に
なり、速度を上げることが可能になります。
節電のため、アイドル時にはプロセッサの周波数が
500 MHz
に低下し
ます。
パフォーマンス監視カウンタ
— Northbridge
P-States
(パフォーマ
ンス状態)により、パフォーマンス監視カウンタに複数のユーザーが同
時にアクセスできます。この機能により、指定された
TDP
内の電力消
費を抑え、パフォーマンスを最適化できます。
システムメモリ:
低電圧メモリモジュール(
DDR3L DIMM
— Opteron 4200
シリー
ズのプロセッサは、
1.35 V
という低い動作電圧で
DDR3L DIMM
サポートします。
メモ: BIOS セットアップのオプションを変更すれば、周波数と電
圧の設定を限度内で調整することができます。
メモリスピード
— DIMM
スピードは
1600 MHz
までサポートされ
ています。速度の異なるメモリモジュールを取り付けた場合は、取
り付けられているメモリモジュールのうちで最も遅いものの速度で
動作します。
BIOS セットアップの新しいオプション
Processor Settings(プロセッサ設定)画面
Power Management(電力の管理)画面
オプション 説明
Number of Cores per Processor
(デフォルトは All
各プロセッサ内の有効なコアの数(最大 8
を制御します。
L2 Cache
レベル 2 のキャッシュサイズ(最大 8 MB
が表示されます。
L3 Cache
レベル 3 のキャッシュサイズ(各ソケット
最大 8 MB)が表示されます。
Core Performance Boost Mode
(デフォルトは Enabled
メモ: Turbo CORE とも呼ばれます。
このモードでは、使用するコア数が少ない
負荷の場合に、稼動するコアのパフォーマ
ンス状態が押し上げられます。
オプション 説明
Power Management
オプションは、OS ControlOS 制御)Custom
(カスタム)Maximum Performance(最大パ
フォーマンス)です。BIOS は、この画面の電源オ
プションを次のようにあらかじめ設定します。
OS Control
OS
制御)では、プロセッサ電源が
OS DBPM
に、ファン電源が
Minimum Power
(最小電力)に、メモリ電源が
Maximum
Performance
(最大パフォーマンス)に設定さ
れます。この設定では、プロセッサのパフォーマ
ンス情報のすべてが制御のためにシステム
BIOS
から
OS
に渡されます。
OS
は、プロセッサのパ
フォーマンスをプロセッサの使用率に基づいて設
定します。
Maximum Performance
(最大パフォーマン
ス)を選択すると、すべてのフィールドが
Maximum Performance
(最大パフォーマン
ス)に設定されます。
Custom
(カスタム)を選択すると、各オプショ
ンを個別に設定できます。
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