無線 LAN 使用上のご注意
無線 LAN をご利用の場合は、電波や個人情報などに関して守らなければ
ならない注意事項があります。次の内容、およびご使用の無線 LAN 機器
の取扱説明書を必ずご覧のうえ、正しくお使いください。
お客様、または第三者使用による誤った使用、使用中に生じた故障、その
他の不具合、本製品の使用によって受けられた損害については、法令上賠
償責任が認められる場合を除き、当社は一切の責任を負いません。
<電波に関する使用上のご注意>
●
本製品は、電波法に基づく小電力データ通信システムの無線局の無線
設備として工事設計認証を取得しています。従って、本製品を使用す
るときに無線局の免許は必要ありません。また、本製品は日本国内で
のみ使用できます。
●
本製品は、工事設計認証を取得していますので、以下の事項をおこな
うと法律で罰せられることがあります。
●
本製品を分解/改造すること
●
本製品に貼ってある証明ラベルをはがすこと
●
本製品は、次の場所で使用しないでください。通信が不安定になった
り、通信できなくなったりする場合があります。
●
本製品と同じ周波数帯(2.4GHz)を利用する無線通信機器である
Bluetooth®、その他特定小電力無線機器の近く
●
電子レンジなどの機器の磁場、静電気、電波障害が発生するとこ
ろ(環境により電波が届かない場合があります。)
本製品の使用周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療機器のほ
か、工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無線局
(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)、
ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
●
本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特
定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていないこと
を確認してください。
●
万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉
の事例が発生した場合には、すみやかに電波の使用を停止したうえ、
当社コールセンターにご連絡いただき、混信回避のための処置など
(例えば、パーティションの設置など)についてご相談ください。
●
その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュ
ア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何かお困り
のことが起きたときは、当社コールセンターへご相談ください。
●
本製品の無線 LAN 機能は、以下の仕様に対応しています。
・IEEE802.11b ・IEEE802.11g ・IEEE802.11n
セキュリティ…「WEP」 には対応していません。
●
無線の通信仕様は本体の銘板(→
P. 6
)に記載されています。見かた
は次のとおりです。
項目 表示 意味
2.4DS/OF4
①使用周波数
帯域
2.4 2.4GHz
②変調方式 DS/OF
DS-SS 方式 /
OFDM 方式
③想定干渉
距離
4 40m 以下
④周波数変更
の可否
全帯域を使用し、か
つ移動体識別装置
の帯域を回避可能
<個人情報(セキュリティー関連)に関する使用上の注意事項について>
●
無線 LAN 機器をご利用の場合は、暗号設定有無にかかわらず電波を
使用している関係上、傍受される可能性があります。
●
無線 LAN は、電波を利用して本製品と無線ルーター間で情報のやり
取りをおこなうため、電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続が可
能であるという利点があります。その反面、電波はある範囲内であれ
ば障害物(壁など)を越えてすべての場所に届くため、通信内容を盗み
見られる/不正に侵入されるなどの可能性があります。
●
無線接続設定時に利用権限がない機器およびネットワークとの接続を
しないでください。
●
第三者に本製品を譲渡したり廃棄したりするなど、お客様以外の方へ
渡る場合は、本製品の設定を初期化してください。
<その他>
●
本製品は電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インターネッ
トプロバイダー等)の通信回線(公衆無線 LAN を含む)に直接接続する
ことができません。本製品をインターネットに接続する場合は、必ず
ルーター等を経由し接続してください。
●
すべての無線ルーターおよび住宅環境でワイヤレス接続、性能を保証
するものではありません。次のような場合は、電波が届かなくなった
り、電波が途切れたりすることがあります。
●
コンクリート、鉄筋、金属が使われている建造物での利用
●
障害物の近くへの設置
●
同じ周波数を利用する無線通信機器との干渉
●
電子レンジなどの機器の磁場、静電気、電波障害が発生するところ
無線ルーターの取扱説明書をご覧いただき、設置・設定を行ってくだ
さい。
本製品の無線 LAN は 1~13 チャンネルに対応しています。これ以外のチャ
ンネルに設定されている無線ルーターとは通信できません。
操作上のご注意
●
直接見えない場所から機器を操作することができるようになるため、
お部屋にいる方が意図しない運転状況になる場合があります。操作の
前にお部屋の状況をよく確認しておいてください。
●
機器の電源プラグが確実にさしこまれていること、またプラグにホコ
リがたまっていないことを定期的に確認してください。
接触不良や絶縁不良によるプラグからの発熱や発火、火災の原因
になります。
●
機器に異常がないこと、風の変化があってもお部屋に悪影響がで
ないことを十分把握しておいてください。
風により物が落下し、火災やケガ、家財汚損の原因になります。
●
機器周辺に人がいることがわかっているときは、事前に別の場所か
ら運転や停止することを知らせておいてください。
台などに乗っていた場合、突然の運転や停止に驚いて落下・転倒
の原因になります。また、急激な外気温・室温の変化などにより、
体調をくずす原因になります。お子様(乳幼児)や身体の不自由な
方、高齢者などご自身で温度調節ができない方が在室している場
合は、ご利用にならないでください。
●
タイマー予約など、操作前に設定状況を十分把握しておいてくだ
さい。
思わぬ運転や停止により、体調をくずしたり、動植物に悪影響を
及ぼしたりする原因になります。
●
別の場所からのご利用時は、こまめに設定内容や運転状況を確認
しておいてください。
急激な外気温・室温の変化などにより、体調をくずしたり、動植
物に悪影響を及ぼしたりする原因になります。
●
アプリなど公衆回線(インターネットなど)を経由してエアコンを操作
した場合、公衆回線との接続が切れた状態が 24時間続くと、安全の
ためにエアコンは運転を停止します。
●
リモコンやアプリなど複数の操作機器で操作する場合、各機器からの
操作が重ならないように、操作を一定時間制限する場合があります。
そのため、リモコンでの操作中と操作後約 10秒間は、他の機器から
の操作はできません。
●
本製品と無線ルーターの間の電波状況が悪い場合は、無線ルーターの本
体やアンテナの向きを調整することで電波状況が改善されることがあり
ます。また、無線ルーターを本製品に近づけたり、無線 LAN 中継器を
利用したりすることで改善される場合もあります。
●
お手入れ時に電源プラグを抜いたり、停電したりするなどしてエアコ
ンの電源が切れた場合は、アプリ「どこでもエアコン」の運転に関する
設定(運転モード、温度、風量、タイマー)が初期化されます。エアコ
ンの電源を入れ直してから再度設定してください。
■ 無線 LAN 設定を初期化する場合
本製品を廃棄したり第三者に譲渡したりする場合は、セキュリティ確保のために本製品を初期化してください。
●①カバーを開けて無線LANボタンを3回押す
●②
確定確定
を約5秒間長押しする
※初期化後も継続してご利用になる場合は、再度無線ルーターとの接続を行ってください。
●①
●②
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