KA01621P
2 Endress+Hauser
取付位置の影響
どのような方向にも取り付けることが可能です。ただし、機器の取付方向が
原因で、ゼロ点シフト(容器が空または部分的に充填されている場合に測定
値表示がゼロ以外になる)が生じることがあります。
タイプ プロセスメン
ブレン軸が水
平(A)
プロセスメン
ブレンが上向
き(B)
プロセスメン
ブレンが下向
き(C)
< 0.1 MPa (15 psi) 校正位置、影響
なし
最大
+0.03 kPa
(+0.0044 psi)
最大
–0.03 kPa
(–0.0044 psi)
取付位置
気体の圧力測定
凝縮液がプロセス内に流れるように、タッピングポイントの上側に遮断機器
付きの機器を取り付けてください。
蒸気中の圧力測定
蒸気中の圧力測定を行う場合は、サイフォン管を使用します。サイフォン管
により温度を周囲温度近くまで下げることができます。遮断機器付きの機器
とサイフォン管をタッピングポイント下側に取り付けることをお勧めしま
す。
タッピングポイントの上側に取り付けることも可能です。
伝送器の最高許容周囲温度に注意してください。
水頭圧の影響を考慮してください。
液体の圧力測定
タッピングポイントより下側または同じ高さに遮断機器(シャットオフバル
ブなど)、サイフォン管、本機器を取り付けてください。
水頭圧の影響を考慮してください。
レベル測定
• 機器は必ず、最も低い測定点より下に設置します。
• 次の場所への機器の設置は避けてください。
• 投入カーテン
• タンク排出口
• ポンプの吸引領域
• または、撹拌器からの圧脈の影響を受ける可能性があるタンク内の位置
• シャットオフ機器の下流に機器を取り付けると、機能テストをより簡単に
行うことができます。
電気接続
計測機器の接続
端子の割当て
L警告
制御されていない状態でプロセスが作動すると負傷する恐れがあります。
‣電源を切ってから機器を接続してください。
‣下流側のプロセスが意図せずに始動しないよう注意してください。
L警告
適切に接続されていないと、電気の安全性が損なわれます。
‣IEC/EN 61010 に従って、本機器に適合するサーキットブレーカーを用意
する必要があります。
‣機器には、630 mA の細線ヒューズ(スローブロー)を使用する必要があ
ります。
‣逆接保護回路が組み込まれています。
注記
不適切な接続により PLC のアナログ入力が損傷する恐れがあります。
‣機器のアクティブな PNP スイッチ出力を PLC の 4~20 mA 入力に接続し
ないでください。
以下の手順に従って機器を接続します。
1. 供給電圧が銘板に記載されている仕様に適合しているか確認します。
2. 以下の図面に従って機器を接続します。
電源のスイッチをオンにします。
ケーブル接続付き機器の場合:リファレンスエアホースを閉じないでくださ
い(以下の図の(a)を参照)。水/凝縮液が侵入しないようにリファレンスエ
アホースを保護してください。
1 x PNP スイッチ出力 R1
M12 プラグ バルブプラグ
ケーブル
• 1:茶色 = L+
• 2a:黒色 = スイッチ出力 1
• 2b:白色 = 未使用
• 3:青色 = L-
• 4:緑色/黄色 = 接地接続
• (a):リファレンスエアホース
他の接続オプションについては、取扱説明書を参照してください。
供給電圧
供給電圧:10~30 VDC(DC 電源ユニット)
消費電流およびアラーム信号
固有消費電力 アラーム電流 1)
≤ 60 mA ≥ 21 mA(初期設定)
1) 最小アラーム電流 3.6 mA 以下の設定は、製品の注文コード(オプション)からご
注文いただけます。3.6mA 以下の最小アラーム電流は機器で調整することができ
ます。