ワイヤレスユニット
(EW-WU101)
重要なお知らせ
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ユーザーマニュアルに記載されていない自転車への取付け、調整、交換など
につきましては購入された販売店または代理店へご相談ください。なお、自
転車安全整備士、自転車技士など専門知識を有する方むけのディーラーマ
ニュアルはウェブサイト(https://si.shimano.com)で公開しています。
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Bluetooth
®
のワードマークおよびロゴは、Bluetooth•SIG,•Inc.が所有する
登録商標であり、株式会社シマノはこれらのマークをライセンスに基づいて
使用しています。
その他の商標および商号は、それぞれの所有者に帰属します。
安全のため、必ずこの「ユーザーマニュアル」をよくお読みの
上、正しく使用し、 いつでも確認できる状態にしておいてくだ
さい。
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明して
います。誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明し
ています。
危 険
「死亡や重傷を負う内容」です。
警 告
「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。
注 意
「傷害を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある
内容」です。
安全のために必ずお守りください
警 告
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製品の分解、改造は行わない。動作不良を起こし、突然に転倒して重傷を負
うおそれがあります。
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シフトスイッチの操作時はディレーラーで指を挟まないよう注意する。電動変
速のディレーラーは、強力なモーターでシフト位置まで止まることなく動作し
ます。
使用上の注意
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小型防水コネクターのため、抜き差しを極端に繰り返さないでください。機
能が損なわれることがあります。
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雨天走行に耐える防水設計ですが水中にはつけないでください。
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高圧洗車は行わないでください。水分の浸入により、故障あるいはサビの原
因となります。
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製品は丁寧に扱い、強い衝撃を与えないでください。
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製品のソフトウェアのアップデートは販売店にご相談ください。最新情報はシ
マノのホームページに公開されます。
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清掃の際にシンナーや強い溶剤などを使用しないでください。表面をいため
るおそれがあります。清掃は中性洗剤を水で薄め、布に含ませて拭いてくだ
さい。•
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E-TUBEポート部を水で濡らさないようにご注意ください。
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小さなお子様が誤って飲み込まないように、子供の手が届かないところに保
管してください。
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2.4•GHzデジタル無線について
無線LANなどで使用される周波数2.4•GHzのデジタル通信技術を採用してい
ます。
次のような場所や環境では干渉を受け、正しい計測が行えない場合がありま
す。
*• テレビ、パソコン、ラジオ、モーターなどの近くや、自動車、鉄道車両内。
*• 踏切や線路沿い、テレビの送信所、レーダー基地など。
*• 他のコードレス機器や一部のライトと併用してご利用の場合。
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スマートフォン・タブレット端末向けE-TUBE•PROJECTを使用していない時
は、Bluetooth
®
•LE接続を解除してください。
Bluetooth
®
•LE接続を解除せずにワイヤレスユニットを使用すると、バッテリー
消費量が高くなる可能性があります。
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通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の経年劣化は保証いたしま
せん。
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For•maximum•performance•we•highly•recommend•SHIMANO•
lubricants•and•maintenance•products.
乗車前の日常点検項目
乗車前には下記に記載する項目を点検ください。異常のあった場合は販売店ま
たは代理店へご相談ください。
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ワイヤレスユニットはしっかり固定されていますか。
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バッテリーの残量は十分にありますか。
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エレクトリックワイヤーは断線していませんか。
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固定バンドに亀裂・損傷はありませんか。
各部の名称
バッテリー(SM-BTR1)
ジャンクション(B)
ワイヤレスユニット(EW-WU101)
エレクトリックワイヤー
機能について
サイクルコンピューターとの接続
ワイヤレスユニットは、ANT+
™
接続またはBluetooth
®
•LE接続に対応するサイ
クルコンピューターまたは受信機に下記の4つの情報を無線で送信します。
1.• ギア段数情報(フロント、リア)
2.• Di2 バッテリー残量情報
3.•ア ジャスト モ ード 情 報
4.• D-FLY•チャンネルスイッチ情報
上記のうちどの情報が表示されるかは、ご使用になるサイクルコンピューター
または受信機の説明書をご確認ください。
*• 最新の機能については、E-TUBE•PROJECTを使用してソフトウェアのアッ
プデートを行うことによりご確認いただけます。詳しくは販売店にお問い合
わせください。
E-TUBE PROJECTとの接続
Bluetooth
®
•LEでスマートフォン、またはタブレット端末と接続することで、スマー
トフォン・タブレット端末向けE-TUBE•PROJECTが使用できます。
ワ イ ヤ レ ス ユ ニ ット を 使 用 す る 際 は 、 下 記 の い ず れ か の ユ ニ ット と セット で ご 使
用ください。
外装式:BM-DN100、内蔵式:BT-DN110
接続方法について
サイクルコンピューターとの接続
接続は、対応するサイクルコンピューターが「接続モード」の状態になっている
必要があります。
サイクルコンピューターを接続モードにする方法は、ご使用になるサイクルコン
ピューターの説明書をご確認ください。
1.•サイクルコンピューターを接続モードにします。
2.•変速操作を行います。
変速操作を行っても接続できない場合は、下記の操作を行ってください。
外装式バッテリーをご使用の場合
ワイヤレスユニットにエレクトリックワイヤーが接続されている事を確認し、そ
の状態で外装式バッテリーをいったん取外し、再度装着してください。
内蔵式バッテリーをご使用の場合
ワイヤレスユニットにエレクトリックワイヤーが接続されている事を確認し、そ
の状態でワイヤレスユニットに接続されているエレクトリックワイヤー(2本)を
いったん取外し、再度接続してください。
(バッテリー再装着あるいはワイヤレスユニットへのエレクトリックワイヤー再
接続から約30秒間で接続の通信を行います。)
3.•以上で接続は完了です。
接続が成功したかどうかはご使用のサイクルコンピューター上で確認してくだ
さい。
上記の方法で接続ができない場合は、ご使用のサイクルコンピューターの取
扱説明書をご確認ください。
ギア段数やDi2バッテリー残量の表示方法はサイクルコンピューターの説明書
をご確認ください。
E-TUBE PROJECTとの接続
設定を行う前にスマートフォン、またはタブレット端末のBluetooth
®
•LE機能を
オンにしてください 。
1.•E-TUBE•PROJECTを起動させ、Bluetooth•LE接続待ち状態にしてください。
2.•自転車側を接続準備状態にしてください。
システ ムインフォメーションディスプレイ の 場 合
ディスプレイに「C」が表示されるまで、自転車側のモードスイッチを押してく
ださい。
ジャンクション(A)の場合
緑色LEDと赤色LEDが交互に点滅し始めるまでジャンクション(A)のボタンを
押してください。
3.•自転車側が接続準備状態となります。E-TUBE•PROJECTの画面上にユニッ
ト名が表示されます。
*• 自転車側が接続準備状態となった時点で、モードスイッチまたはボタンか
ら指を離してください。モードスイッチまたはボタンを押し続けると、別の
モ ードになります。
4.•画面に表示されたユニット名を選択してください。
*• 接続を解除したい場合は、スマートフォン、またはタブレット端末側で
Bluetooth
®
•LE接続の切断を実行してください。(自転車側が接続モードか
ら通常動作モードになります。)
UM-72R0B-000
ユーザーマニュアル