NEC 天井用取付けユニット NP16CM 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
1
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NEC プロジェクター カスタマサポートセンター
電話番号:
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(土 祝祭日、および当社指定日は除く)
TM
データプロジェクター 
天井用取付けユニット NP16CM
設置調整説明書
このたびは NEC データプロジェクター天井用取付けユニットをお買い上げいただき、
誠にありがとうございました。
正しくお使いいただくために、この設置調整説明書をよくお読みください。
ご販売店様工事店様へ
お客様の安全のため取り付け場所の強度には、本体およ
取付けユニット等の荷重に耐えるよう十分注意のう
え、設計施工をお願いいたします。
プロジェクターの機種によってパネルのアスペクト比、投写レンズが異なります。
このため設置するスクリーンとプロジェクター間の投写距離もプロジェクターの機種によって異なりま
す。
「投写距離とスクリーンサイズ」および、本ユニットとプロジェクターとの取り付け寸法はご購入の機種
本体取扱説明書をご覧ください。
この設置調整説明書のプロジェクターのイラストは説明のためのもので設置するプロジェク
ターとは形状が異なっています。
本取付けユニットを使用できるプロジェクターの機種は弊社ホームページの下記 URL をご
覧ください。
http://www.nec-display.com/jp/projector/option/opt_unit.html
2
必ず守ってください
ご使用の前に
絵表示について
この「設置調整説明書」では、製品を安全に正しくお使いいただき、なたや他の人々への
害や財産への損害を未然に防止するために、ろいろな絵表示をしています。その表示と意
味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡や大けがをす
るなど人身事故の原因となります。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人がけがをしたり周囲
の家財に損害をあたえたりすることがあります。
記号は注意(警告を含む)をうながす内容があることを告げるものです。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号はしてはいけないことを表しています。
図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
●記号はしなければならないことを表しています。
図の中に具体的な指示内容が描かれています。
絵表示の例
警告
プロジェクターの設置には特別な技術が必要です。お客様による設置は絶対におやめくださ
い。落下してけがの原因となります。設置工事は販売店にご依頼ください。
プロジェクターの取り付けおよび角度調整する際は、必ず本書に基づいて行ってください。
誤った取り付けおよび角度調整はプロジェクターが落下してけがの原因となります。
●
落下防止のため取り付け場所の強度および固定方法は、プロジェクターおよび天井取付け
トの総合荷重に長期間十分耐え、また地震にも十分耐える施工を行ってください。誤った
取り付けを行った場合、プロジェクターが落下してけがの原因となります。
※プロジェクターの機種によって質量が異なります。プロジェクターの取扱説明書の「仕様」
をご覧ください。
以下の事項を必ずお守りください。
・ 各部を止めるボルトおよびネジ類は本書の指定に従ってご用意ください。
天井が木造の場合の取り付け
荷重は必ず梁に持たせるようにし、梁の強度が不足する場合は、補強してください。天井の
幅木や受け木には取り付けないでください。また、鉄骨梁の吊り天井の場合も荷重を梁に持
たせ、天井吊り金具などには取り付けないでください。
天井がコンクリートの場合の取り付け
プロジェクターの荷重に十分耐える市販品のアンカーボルト(M8)をお求めください。
●
安全確保のため、ボルトおよびネジ類は確実に締めつけてください。
プロジェクターが落下してけがの原因となります。
3
必ず守ってください
●
固定した天井固定部にプロジェクター取り付けアダプタの溝を合わせるとき、確実に入って
いることを確かめてください。
プロジェクターが落下してけがの原因となります。
●
ネジゆるみ止め用接着剤・潤滑剤・油などを天吊り固定部に使用しないでください。
固定部の材質が劣化しプロジェクターが落下してけがの原因になります。
●
部品を改造しないでください。
プロジェクターが落下してけがの原因となります。
●
壊れた部品を使用しないでください。プロジェクターが落下してけがの原因となります。
万一、部品が壊れた場合は販売店にご相談ください。
●
プロジェクター動作中はレンズをのぞかないでください。
視力障害の原因となります。
●
プロジェクターの通風孔をふさがないでください。通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、
火災の原因となることがありますので、次のような使いかたはしないでください。
たとえば、プロジェクターを壁などの狭い風通しの悪いところに設置する・カバー(別売
品のケーブルカバーは除く)などでおおい隠すなど。
●
プロジェクターを冷暖房の吐き出し口や振動の多い場所には設置しないでください。
火災・感電の原因となることがあります。
●
湿気やほこり、油煙や湯気の当たるようなところ(調理台や加湿器のそばなど)に設置しな
いでください。火災の原因となることがあります。
●
プロジェクターを設置するときは周囲から十分な間隔をあけてください。
十分な間隔をあけないと内部に熱がこもり火災の原因となることがあります。
●
プロジェクターの電源はコンセントを使用してください。直接電灯線に接続することは危険
ですので行わないでください。また、天吊り設置のときは電源プラグを抜き差しできるよう
に手の届くコンセントをご使用ください。
警告
注意
お願い
●
湿気やほこり、油煙やたばこの煙の多い部屋は避けてください
レンズなど光学部品に汚れが付着して、画像が悪くなる原因となります。
●
直射日光や照明の光がスクリーンに当たる場所は避けてください
スクリーンに周辺の光が直接当たると画面が白っぽくなり見にくい画面となります。
●
高温または低温になる場所には設置しないでください
故障の原因となります。(使用温度範囲はプロジェクターの取扱説明書をご覧ください。
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はじめに
同梱の部品について
この製品は、組み立てて梱包しています。
天井取付けユニット(1 台)
プロジェクター取り付けネジ M44 本)
設置調整説明書(本書)
各部の名称
【上から見た図】
【下から見た図】
5
各部の寸法
天井取り付けボルト位置の寸法、最大回転角度、最大シフトの寸法を記載しています。
本ユニットとプロジェクターとの取り付け寸法は設置するプロジェクターの取扱説明書を
ご覧ください。
単位:mm
はじめに
6
プロジェクターの取り付けかた
設置の前に
1. クリーン設置場所を検討し、天井用取付けユニットの取り付け位置を決
します。
プロジェクターの取扱説明書「投写距離とスクリーンサイズ」をご覧ください。
斜め投写の設置はできません。正面投写の位置決めをしてください。
2. 設置位置が本書の 2 ページ「設置の前に必ずお読みください」の条件を満た
しているかご確認ください。
NP16CM の対応プロジェクターは、光軸の打ち上げ角度が高いため投写距離がずれると
写画面サイズや位置が大幅に変化します。またプロジェクターの向きがずれると画面の歪み
量が多くなります。
天井取付けユニットは最大± 10°の上下左右および傾斜の調整ができますが、角度を大きく
とりますと、映像の歪み も多くなります。大きく角度調整をする際は、スクリーンの角度も
併せて調整してください。
警告
取り付け作業時はレンズを傷めるおそれがありますので、必ずレンズキャップを取り
けてから行ってください。また、角度調整時はレンズキャップを外してから電源を入れ
てください。
準備:
1. 天井取付けユニットからプロジェクター取り付けアダプタを外します。
M5 × 15 ネジ(4 本)を左に回して外します。
②プロジェクター取り付けアダプタを天井固定部の突起から外します。
定部
突起
2. 井固品の上下び回を基置に
合わせます。
調まみ・て(
位置マークや目盛りの基準位置にあわせ
、その後、軸固
定つまみ・調整つまみを締めつけて(右回し)ください。
両わき目盛りの「▲」に突起部を合わせます。
切り欠きを基準位置マークに合わせます。
右基準位置マーク(丸穴)を下のプレートの穴位
に合わせます。
1
1
2
2
3
3
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1. 天井固定部を天井に取り付ける
はじめにナット 4 個所を仮止めし、位置決めを行った後、
しっかり締めつけます。
警告
M8 使
してください。M8 外を使用する
とプロジェクターが落下してけがの
原因となります。
2.
付け
M
4 のネを使い、ジェり付
ダプタを取り付けます。
警告
は指お使い。
指定以外のネジを使うと、プロジェク
す。
プロジェクタによってプロジェクター取り付けア
ダプタのきが異なります。プロジクターのネジ
穴の向きに合わせて取付けてください。
天井固定部
プロジェクター取り付けアダプタ
プロジェクターの取り付けかた
プロジェクターのイラストは説明のためのもので設置するプロジェクターによって形状
異なります。
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3. 天井固定にプジェター
を吊り下げる
天井固定部の突起にプロジェクター取り付けアダプ
タのミゾをスライドさせて奥まで入れます。
この状態は一時的に吊り下げるため、固定されてい
ませんので、落下しないように注意してください。
4. プロジェターり付アダ
プタを仮り止めする
準備で外たネジ(M5 × 154 本でり止
します。
できるだけ傾きのないように取り付けてください。
スクリーンの投写位置調整後は、しっかり締めつけ
てください。
これでプロジェクターの設置が終わりました。
プロジェクターの取り付けかた
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プロジェクターの取り付けかた
■天井が木造の場合
■天井がコンクリートの場合
補強板
天井
ワッシャー
ワッシャー
ワッシャー
ボルト(M8)
アンカーナット
ボルト(M8)
(補強板、ボルト、ナットおよびワッシャーは市販品をお求めください。
(アンカーナット、ボルトおよびワッシャーは市販品をお求めください。
天井固定部の取り付け例(参考)
ナット
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投写位置調整のしかた
プロジェクターのイラストは説明のためのもので設置するプロジェクターによって形状は異なります。下から見
てレンズセンターが左側のイラストを掲載していますが、右側のプロジェクターも調整方法は同じです。
調整の前に
プロジェクターの準備
プロジェクターから映像を投写し、はじめにプロジェクターのフォーカス調整部を動かして、投写
面のピントを粗調整してください。
投写までの手順は、プロジェクターの取扱説明書をご覧いただき電源を入れ、映像を投写してくだ
い。
プロジェクター起動後、オンスクリーンメニューの投写方法で「天吊り」を選択してください。
調整のポイント
リーンの中心を合わせる
ロジーとリー行に
する
ジェクリ 90°
する
2
3
1
1. 90°
上下の傾きを調整す
上下が傾いていると投写画面が台形状に歪み、また投写高さの大
なずれが生じます。
上下傾き調整ネジをゆるめ(左回し)ます。
画面の両端が平行になるように調整します。
投写画面がスクリーンからはみ出していても位置がずれていても
かまいません。
上下傾き調整ネジを仮締め(右回し)します。
投写画面が左右に傾いているときは、手 3 のときに調整を行っ
てください。
2
3
1
※イメージ図のスクリーン枠は省略しています。
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2. 写画面(横方向)の両端が
スクリーンの幅一杯に収まる
よう、プロジェクターを左右
前後にずらす
水平調整つまみを少しゆるめ(左回し)て調整し、
調整後、水平調整つまみを締めつけ(右回し)ます。
こんなとき
画面が小さい:後へずらします(投写位置は
がります)
画面が大きい:前へずらします(投写位置は
がります)
は、った
ままずらしてください。
画面がスクリーンから左右にずれている:ス
リーンの中心へ左右にずらします。
画面の上下が平行でない:平行になるよう左
たは右へ回転させます。
調囲:± 25mm± 60mm
± 30mm ±
30mm、回転± 10°
2
3
3
1
4
2
3
4
1
3. 投写画面(縦方向がスクリ
ンに収まるよう、高さを調整
する
傾き調整ネジ(4 本)をゆるめ(左回し)ます。
プロジェクターを下から押さえた状態で、軸
つまみ(2 個)をわかにるめ高さ調
整し、再び軸固定つまみを締めつけます。
投写画面が左右に傾いている場合は、傾きを調
整します。
軸固定つまみ、傾き調整ネジを締めつけます。
警告
軸固定つまみおよび傾き調整ネジをゆるめ
ると、プロジェクターが落ち(スライド範
内)の原なりので、
い。
投写位置調整のしかた
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4. クタォー調整部して、写画
面のピントを合わせ
投写位置が合わないときは再び 1 から調整しなおしてください。
これで、投写位置の調整が終わりました。各ネジ・調整つまみを本締めしてください。
調整後は、しっかり固定されていることを確認してください。
仕様
天井取付けユニット
NP16CM
調 上下角度± 10°、左右角度± 10°、傾角度± 10°
調 前後±
25mm、左± 60mm(金具に± 30mm、天井へ固定部にて±
30mm、上下± 25mm
328W)× 250D)× 145Hmm
2.4kg
設置調整説明書(本書)1
プロジェクター取り付けネジ(
M44
この仕様・意匠はお断りなく変更することがあります。
投写位置調整のしかた
Printed in Japan
NP16CM-1401-01
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NEC 天井用取付けユニット NP16CM 取扱説明書

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