Dell Networking X4000 Series クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell X1000およびX4000シリーズネットワークスイッチの入門ガイドの内容を理解しています。このドキュメントには、スイッチのセットアップ、管理モードと非管理モードの切り替え、ネットワークへの接続方法、WebインターフェースとCLIへのアクセス方法などが記載されています。デバイスに関するご質問がございましたら、お気軽にお尋ねください。
  • 管理モードに切り替えるにはどうすればよいですか?
    工場出荷時の設定にリセットするにはどうすればよいですか?
    スイッチをネットワークに接続するにはどうすればよいですか?
    Webインターフェースにアクセスするにはどうすればよいですか?
    コンソールポートを使用するにはどうすればよいですか?
Dell™ Networking™
X1000 および X4000
シリーズスイッチ
はじめに
認可モデルX1008X1008PX1018
X1026X4012X1018PX1026P
X1052X1052P
メモ、注意、警告
メモ:デバイスを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回
避するための方法を説明しています。
警告物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し
ています。
____________________
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らびに米国および国際知的財産法で保護されています
Dell™、お Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商
標です。本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場
があります。
P/N RF9YW Rev.A00
はじめに 43
ようこそ
本マニュアルには、次の Dell Networking X シリーズスイッチの取り付
けおよび起動の基本情報を記載していますX1008/X1008P
X1018/X1018P X1026/X1026P X1052/X1052PX4012
スイッチへの不正アクセスを防ぐため、スイッチはアンマネージドモー
ドで出荷されます。スイッチをマネージドモードで使用するには、モー
ドボタンを 7 秒以上押します。マネージドモードになると、MGMT LED
が点灯します。スイッチをアンマネージドモードに戻すには、この手順を
繰り返します。
このような Dell ネットワーキングデバイスは、高度な Web 管理機能と
共に高性能なネットワーク接続が必要な中小企業に最適です。管理機能
は、ネットワークトラフィック制御を強化し向上させる一方で、経営管
理努力を最小限に抑えるように設計されています。
最新のマニュアルおよびソフトウェアについては、dell.com/support
ご覧ください。
安全環境および規制情報(SERI)は印刷したマニュアルに含まれます。
パッケージ内容
デバイスを開梱する際に、次のアイテムが含まれていることを確認して
ください。
注文したネットワークスイッ
AC
電源ケーブル(
X1008
および
X1008P
の場合のみ電源ブリックも
含まれます)
コンソール
micro-USB
シリアルケーブル
粘着ゴムパッド(選択システムに取り付けるデスクまたは棚用)
取り付けキット
安全環境、および規制情報マニュアル
プレースマット
スタートガイド
44 はじめに
X1000 および X4000 シリーズスイッチ概要
デバイスを取り付ける
ラックへの取り付け
警告SERI の安全情報と、スイッチに接続する、またはスイッチをサポー
トする他のスイッチの安全情報をお読みください。
警告ラックまたはキャビネットにスイッチを取り付ける前に、スイッチ
からすべてのケーブルを外します。
注意複数のスイッチをラックに取り付ける場合は、下の方から取り付け
ます。
次のようにスイッチをブラケットと一緒にラックに取り付けます52
ポートスイッチにはレディレールキットがあります)
1
同梱のラック取り付けブラケットを、スイッチの取り付け穴がラック
取り付けブラケットの取り付け穴に重なるように、スイッチの片側に
置きます。
1-1. X1000 および X4000 シリーズスイッチ概要
製造モデル名 電源ユニット 認可モデル番号 認可タイプ番号
X1008
外部、24W
E08W E08W001
X1008P
外部、150W
E09W E09W001
X1018
内部、40W
E10W E10W001
X1026
内部、40W
E10W E10W002
X4012
内部、100W
E10W E10W003
X1018P
内部、280W
E11W E11W001
X1026P
内部、450W
E11W E11W002
X1052
内部、100W
E12W E12W001
X1052P
内部、525W
E12W E12W002
はじめに 45
1-1. ラック取り付け用ブラケットの取り付け
2
同梱のネジをラック取り付け穴に挿入し、ドライバーで締めます。
3
スイッチのもう一端のラック取り付けブラケットも同様の手順を繰
り返します。
4
スイッチのラック取り付け穴がラックの取り付け穴に重なるように、
スイッチをラックに差し込みます。
5
ラックネジ(同梱されていません)でスイッチをラックに固定します。
上の
2
つのネジの前に、下の
2
つのネジを締めます。通気口を塞がな
いようにしてください。
平らな面への取り付け
スイッチをラックに取り付けない場合は、平らな面に取り付けることが
できます。その面はスイッチとスイッチケーブルの重さに耐えらる場所
にする必要があります。
1
シャーシの底面のマークを付けた各場所に粘着ゴムパッド(スイッチ
に同梱)を貼り付けます。
2
スイッチを、両側に
5.08 cm
2
インチ)と背面に
12.7 cm
5
インチ)
の幅を残して、平らな面にセットします。
3
スイッチが適切に通気されるようにします。
46 はじめに
壁への取り付け
スイッチを壁に取り付けるには:
1
取り付け場所が次の要件を満たしていることを確認してください。
壁の表面がスイッチを支えられる。
適切な通気用に両側に少なくとも
5.1 cm
2
インチ)と、電源
ケーブル用に背面に
12.7 cm
5
インチ)のスペースができる
温度の上昇を防ぐため通気性のある場所である。
2
同梱の壁取り付けブラケットを、スイッチの取り付け穴が壁取り付
ブラケットの取り付け穴に重なるように、スイッチの片側に置きます。
1-2. 壁取り付け用ブラケットの取り付け
3
同梱のネジを壁取り付けブラケットの穴に挿入し、ドライバーで締め
ます。
4
スイッチのもう一端の壁取り付けブラケットも同様の手順を繰り返
します。
5
スイッチを取り付ける予定の壁にスイッチを置きます。
6
スイッチを固定するネジを取り付ける場所にマークを付けます。
7
マークを付けた場所に、穴をあけてすべてのプラグ(同梱されていま
せん)を穴に差し込みます。
8
ネジ(同梱されていません)でスイッチを壁に固定します。通気口を
塞がないようにしてください
はじめに 47
スイッチの起動および設定
モードの管理
Dell Networking X1008/18/26 および 同等の PoE バージョンには、マ
ネージドモードとアンマネージドモードを切り替えるモードプッシュボ
タンがあります。スイッチがマネージドモードの場合 MGMT LED
点灯し、アンマネージドモードの場合は消灯します。マネージドモード
中にスイッチを設定するには、次の項を参照してください。
メモ:リリースノートおよびユーザーマニュアルは dell.com/support
らダウンロードできます。
スイッチをネットワークに接続
注意モジュラージャックコネクタを RJ 45 ポートに差し込まないでくだ
さい。これはイーサネットスイッチを損傷する原因となります。FCC 基準
を満たす RJ 45 コネクタには、ツイストペアケーブルのみ使用します。
スイッチをネットワークに接続するには:
ツイストペアケーブルの一端をスイッチの
RJ 45
コネクタに、もう一
方の端を別のスイッチかサーバーに取り付けます。
それぞれ接続したら、スイッチの各ポートに対応するリンク LED が点灯
(緑またはオレンジ)し、接続が有効であることを示します。
Web による初期設定
管理者は、Web 管理 GUI を使用してスイッチの設定を行なうことがで
きます。
スイッチを設定するには、次の手順を行います。
1
スイッチがマネージドモードであることを確認します。
2
イーサネットを使用して
PC
にスイッチを接続し、
PC
192.168.2.x
x
2
254
の間)の静的
IP
アドレスと、
255.255.255.0
のサブ
ネットマスクを設定します。スイッチが
DHCP
クライアントとしての
役割を果たし、
DHCP
サーバーから
IP
アドレスを受け取れます。
IP
割り当てに
DHCP
を使用している場合は、割り当てられた
IP
アドレ
スを調べて、次の手順で使用します。
48 はじめに
3
Web
ブラウザでデフォルトのスイッ
IP
アドレス
192.168.2.1
を使
用して、スイッチに接続します。
ログインユーザー名は
admin
でパ
スワードも
admin
です。
4
前の手順でスイッチにログインしたら、開始ウィザードでユーザーは
スイッチの初期設定に進みます。適用された変更は起動設定に自動的
に保存されます。
CLI アクセス
コマンドラインインターフェースCLIを使用してスイッチにアクセス
するには、マネージドモードである必要があります。コマンドラインイ
ンターフェースは、テルネットまたはコンソール接続を使用してのみ利
用できます。制限つき CLP オプションについては、ユーザーズガイドを
参照してください。
メモスイッチのデフォルト設定はアンマネージドモードです。スイッチを
マネージドモードに設定するには、モードボタンを 7 秒以上押します。
スイッチをターミナルサーバー /PC に接続
メモコンソールポートは、micro-USB ポートを使用するデバイスをモニ
タリングまたはデバッグするための、ターミナルエミュレーションソフト
ウェアを実行するターミナルまたはデスクトップに接続できます。USB
ライバは dell.com/support にあります。
コンソールポートを使用するには、次が必要で(例、PuTTYTeraTerm
など)
VT100
互換ターミナル、
VT100
ターミナルエミュレーションソフト
ウェアを実行している
USB
ポートのあるデスクトップまたはポータ
ブルシステム
ターミナルをデバイスコンソールポートに接続するには、ターミナルエ
ミュレーションソフトウェアが次のように設定されていることを確認し
ます。
1
データ転送速度を
9600 baud
に、データ形式を
8
データビット、
1
トップビット、パリティなしに設定します。
2
フロー制御を「なし
]
に設定します。
3
エミュレーションモード用の
VT100
を選択します。
はじめに 49
マネージドモードでのスイッチの再起動
スイッチを再起動するには、スイッチのピンホールからリセットボタンを
7 秒を超えないように押します。
マネージドモードでのスイッチのリセット
スイッチを出荷時の設定にリセットするには、スイッチのピンホールか
らリセットボタンを 7 秒以上押します。
注意スイッチをリセットすると、前に入力した設定情報がすべて消失し
ます。
パワーオーバーイーサネット(POE
下記の表は様々なスイッチモデルで使用可能な PoE リソースを説明し
ています。
1-2. パワーオーバーイーサネット(POE
* これらのポートは PoE または PoE+ の場合があります
PoE スイッチモデル POE 電源ポート
X1008 123 1-8
X1018p 246 1-16
X1026p 369 1-24*
X1052p 369 1-24*
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