PowerEdge RAID Controller S110

Dell PowerEdge RAID Controller S110 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge PERC S110 RAIDコントローラのユーザーズガイドを読み終えました。このデバイスの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えします。例えば、サポートされているRAIDレベル、物理ディスクの最大数、仮想ディスクの管理方法などについてお気軽にご質問ください。
  • PERC S110は、どのようなRAIDレベルをサポートしていますか?
    PERC S110は、何台の物理ディスクをサポートしますか?
    PERC S110は、SATA HDDとSATA SSDを混在させることはできますか?
    仮想ディスクの容量拡張は可能ですか?
    ホットスワップに対応していますか?
Dell PowerEdge RAID
コントローラ (PERC) S110
ユーザーズガイド
メモ、注意、警告
メモ コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意 注意は、手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損
失の可能性があることを示しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示
しています。
____________________
Copyright © 2014 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国 および国際著作権
法、ならびに米国および国際知的財産法で保護されています。Dell™ および Dell のロゴ
は米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使用されて
いるその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2014 4 Rev.A03
目次 1
目次
1 概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
関連マニュアル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
2 機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
RAID テクノロジ - ディスクアレイと仮想デ
ィスクについて
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
PERC S110
アダプタの
RAID
コントローラ
機能
. . . 8
3 ドライバのインストール . . . . . . . . . . . 17
12G システムでの Windows Server 2008
2008 R22012 および 2012 R2
のインストール手順の概要
. . . . . . . . . . . . . . 17
コントローラドライバのインストール前の
要件
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
Microsoft Windows ドライバのダウロード
. . . . 18
コントローラドライバのインストール前の
手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
4RAID 構成と RAID 管理 . . . . . . . . . . . . 23
コントローラの設定:PERC BIOS 設定
ユーティリティの使用
. . . . . . . . . . . . . . . . 23
2 目次
コントローラの設定:DELL PERC S110
設定ユーティリティの使用
. . . . . . . . . . . . . . 37
5 トラブルシューティング . . . . . . . . . . . 41
システム起動時の問題. . . . . . . . . . . . . . . . . 41
警告メッセージ Dell Inc. PERC S110
アダプタ BIOS 画面
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
仮想ディスク関連のエラー
. . . . . . . . . . . . . . 47
物理ディスク関連のエラー
. . . . . . . . . . . . . . 52
6 付録 A . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
RAID について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
概要 3
概要
Dell PowerEdge RAID コントローラ (PERC) S110 は、低コストの RAID
ソリューションとして Dell PowerEdge バリューシステムを対象として
います。
PERC S110 ソリューションには次の特徴があります。
SATA ハードディスクドライブ (HDD) および SATA ソリッドステー
トドライブ (SSD) 対応
プラットフォームシステム基板上の I/O コントローラハブ (ICH)
たはプラットフォームコントローラハブ (PCH) チップセットから
実行され、追加ハードウェアが不要
最大 4 台の物理ドライブをサポート
ソフトウェア RAID レベル 015、および 10 対応
PERC S110 の管理用に Unified Extensible Firmware Interface
(UEFI) および Human Interface Infrastructure (HII) をサポート
単一のコントローラ上での SATA HDD および SATA SSD の混在が
可能
同じタイプ (SATA HDDSATA SSD) で、容量が同じまたは異なる
物理ディスクのサポート
同じコントローラ上で仮想ディスクを異なる RAID レベルにするこ
とが可能(ただし、同じ物理ディスクグループでは非対応)
メモ:PERC S110 は、システム基板の付属コンポーネントであり、個別に
取り付ける必要はありません。
本書は、ストレージシステムのインストールおよび設定に精通している
システム管理者および技術者を対象としています。
コントローラの設定および使用に関する前提条件には、次に関する知識を
持っていることが含まれます。
サーバおよびコンピュータネットワーク
RAID テクノロジ
SATA ストレージインタフェーステクノロジ
4 概要
PERC S110 コントローラのプラットフォーム要件
プロセッサ
500 MHz 以上の x8632 ビット互換プロセッサ
メモリ
512 MB 以上
物理ディスク
少なくとも 1 台の SATA ハードディスクドライブ (HDD) または SATA
ソリッドステートドライブ (SSD)
メモPERC S110 コントローラは、SATA HDD 4 台または SATA SSD 4 台の
物理ディスクのケーブル接続による構成をサポートします。
SATA-II HDD 物理ディスクは、PERC S110 アダプタで使用できます。
SATA-II SSD 物理ディスクは、
PERC S110 アダプタで使用できます。
オペレーティングシステム
Microsoft Windows Server 2012 R2
Microsoft Windows Server 2012
Microsoft Windows Server 2008 R264 ビット、Hyper-V 仮想化を
含む)
Microsoft Windows Server 200864 ビット、Hyper-V 仮想化を含む)
Microsoft Windows Server 200832 ビット)
メモサポートされているオペレーティングシステムの最新リストとドラ
イバのインストール手順については、dell.com/support/manuals に掲載され
ているシステムマニュアルを参照してください。特定のオペレーティング
システムのサービスパック要件については、dell.com/support に掲載され
ているシステムマニュアルのドライバの取得およびダウンロードのセク
ションを参照してください。
概要 5
サポートされているデバイス
PERC S110 アダプタは、デルがサポートする SATA ベースのテープデバ
イスおよび SATA オプティカルディスクデバイスに対応します。
メモ:PERC S110 アダプタは、内蔵 Dell RD1000 テープデバイスを使用し
たテープからのシステム起動に対応しますBIOS Configuration Utility
(<CTRL><R>) 実行中に Continue(続行)を選択して、RD1000 を起動順序
の先頭に維持します。<Ctrl><Alt><Del> が選択されていると、RD1000
プションは起動順序リストの最後に移動し、RD1000 から起動することが
できなくなります。
関連マニュアル
ストレージコントローラおよび PCIe SSD の全マニュアルについて
は、dell.com/storagecontrollermanuals にアクセスしてくだ
さい。
Dell OpenManage の全マニュアルについては、
dell.com/openmanagemanuals にアクセスしてください。
オペレーティングシステムの全マニュアルについては
dell.com/operatingsystemmanuals にアクセスしてください。
PowerEdge の全マニュアルについては、
dell.com/poweredgemanuals にアクセスしてください。
PowerVault の全マニュアルについては、
dell.com/powervaultmanuals にアクセスしてください。
6 概要
機能 7
機能
本項では、Dell PowerEdge PERC S110 RAID コントローラの機能
ついて説明します。
メモバックグラウンドアレイスキャン (BAS) 仮想ディスクのバックグラ
ウンド初期化 (BGI) 、整合性チェック (CC) 、およびオンライン容量拡張 /
設定 (OCE/Reconfigure) は、オペレーティングシステム上でのみ動作します。
仮想ディスクの自動再構築
この機能にホットスペアが割り当てられていると、問題が検出されたと
きに冗長仮想ディスクが自動的に再構築されます。
バックグラウンドアレイスキャン (BAS)
仮想ディスクのミラー、ボリューム、パリティデータについて、修正可
能なメディアのエラーを検証、修正します。オペレーティングシステム
内で、仮想ディスクが作成された時、BAS は、自動で開始されます。
仮想ディスクのバックグラウンド初期化 (BGI)
冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化は、パリティデータを作成
します。このパリティデータにより、仮想ディスクは自身の冗長データ
を保持することができ、物理ディスクに障害が発生しても存続すること
が可能になります。
バックグラウンド初期化は、整合性チェックに似ており、コントローラ
が、後から冗長データで生じる可能性のある問題を識別し、修正するの
に役立ちます。
バックグラウンド初期化を行うことにより、冗長仮想ディスクがすぐに
使用できるようになります。BGI が完了する前に物理ディスクに障害が
発生すると、データは失われます。
メモ:BGI PERC S110 BIOS Configuration ユーティリティでソフトウェ
ア起動されますがBGI が起動する前に PERC S110 アダプタ ドライバが
ロードされている必要があります。
RAID レベルの起動サポート
この機能はボリューム、RAID 0RAID 1RAID 5、および RAID 10
起動サポートを可能にします。
8 機能
RAID テクノロジ - ディスクアレイと仮想
ディスクについて
Dell PowerEdge PERC S110 RAID コントローラ により以下が可能に
なります。
SATA HDD、および / または SATA SSD 物理ディスクを単一コント
ローラ上で共存させることができます。
同じ種類 (SATA HDDSATA SSD) だが、容量の異なる物理ディスク。
仮想ディスクを、同じコントローラ上の異なる RAID レベルとする
が、同じグループの物理ディスクでサポートされないようにする。
PERC S110 アダプタの RAID コントローラ
機能
劣化仮想ディスクの起動サポート
劣化状態の冗長仮想ディスクRAID 1RAID 5または RAID 10)か
のシステムの起動を可能にします。
仮想ディスクのキャシュサポート
次ののキャッシュオプションをサポートします:
読み取り先行 / ライトバック
読み取り先行なし / ライトバック
読み取り先行 / ライトスルー
読み取り先行なし / ライトスルー
PERC S110 では、システムメモリの一部がキャッシュに使用されます。
チェックポイント
再起動後に最後のポイントに復帰するためにさまざまなタイプの
チェックポインティング(バックグラウンド初期化、整合性チェック、
およびリビルド)を使用できます。
システムの再起動後、バックグラウンドチェックポイントにより、最新
のチェックポイントに復帰します。
機能 9
コマンドキューイング
コマンドキューイングとは、SATA 物理ディスクによって使用されるコ
マンドプロトコルであり、
PERC S110 によってサポートされています。
コマンドキューイングにより、ホストは、複数の入力 / 出力要求をディ
スクに同時に発行できます。その場合、それらのコマンドを処理する順
序は、最大のパフォーマンスが得られるようにディスクが決定します。
整合性チェック (CC)
整合性チェックは、フォールトトレラントの物理ディスクのミラーデー
タまたはパリティデータを検証および修正するバックグラウンド操作で
す。物理ディスクに対して定期的に整合性チェックを実行することをお
勧めします。
デフォルトでは、整合性チェックによってミラーまたはパリティの不整
合が修正されます。データが修正された後、ミラーセットのプライマリ
物理ディスク上のデータは正しいデータであると見なされ、そのミラー
セットのセカンダリ物理ディスクに書き込まれます。
整合性チェックは、
PERC S110 アダプタ ユーティリティでユーザーが
開始することはできませんしかし
Dell OpenManage Server
Administrator Storage Management
を使用した場合にはユーザが
整合性チェックを開始できます。
ディスクの初期化
物理ディスクの場合、コントローラが物理ディスクを使用できるようにす
るために、初期化によってメタデータが物理ディスクに書き込まれます。
フォールトトレランス
PERC S110
では、物理ディスクで障害が発生したときにデータが失われ
るのを防ぐために、次のフォールトトレランス機能を使用できます。
物理ディスクの障害検出(自動)
ホットスペアを使用した仮想ディスクの再構築(この機能用にホッ
トスペアが設定されている場合は自動)
パリティの生成とチェック(RAID 5 のみ)
システムを再起動せずに物理ディスクを手動で交換するホットス
ワップ(ホットスワップが可能なバックプレーンを持つシステムの
場合のみ)
10 機能
RAID 1(ミラー)の片側で障害が発生した場合、ミラーのもう一方の側
の物理ディスクを使用してデータを再構築できます。
RAID 5 1 台の物理ディスクが故障した場合、パリティデータはりの
物理ディスク上に存在します。このデータを使用して、ホットスペアとし
て設定された新しい交換用の物理ディスクにデータを復できます。
RAID 10 の場合、1 台の物理ディスクが故障しても、仮想ディスクの機
能は失われず、故障していないミラーリングされた物理ディスクから
データがられます。ミラーリングのセットとに 1 台のディスク
が故障したとしても、その故障の方によっては機能が持されます。
ミラーの再構築
RAID ミラー設定は、新しい物理ディスクが入され、その物理ディス
クをホットスペアに定した後に再構築できます。システムを再起動す
要はありません。
オンライン容量拡張 / 再設定(OCE/ 再設定)
OCE/ 再設定とは、存の仮想ディスクに対するストレージ容量の追加を
可能にするプロセスです。とんの場合、追加のストレージ容量は、
ステムをオフラインにしなくても追加できます。しかし、新たな物理ディ
スクを追加しなならない場合、そのシステムがホットスワップに対
応していな、システムの電源要があります。
OCE/ 再設定では、使用のストレージを仮想ディスクに合すること
で、仮想ディスクのストレージ容量を増やすことができます。
物理ディスクが追加される(システムがホットスワップに対応してい
る場合)および仮想ディスク上のデータが再分配されているデータ
にアクセスできます。
ボリュームと RAID 1 の場合、OCE/ 再設定 は、すでに仮想ディスクに含
まれている物理ディスクの領域を使用することで、仮想ディスクを
します。RAID 0RAID 5、および RAID 10 の場合、物理ディスクを仮
想ディスクに追加することで、追加の容量が得られます。
物理ディスク(一般)
PERC S110
は、SATA HDD または SSD の物理ディスクを 4 台までサ
ポートしています。
機能 11
メモ仮想ディスク内の物理ディスクは、インタフェースとドライブが同
じ種類(HDD または SSD)でなければなりません。例えば、同じ仮想ディ
スク内に HDD および SSD 物理ディスクを混在させることはできません。
RAID 0 RAID 5 には最大 4 台の物理ディスクを使用できます。RAID 1
には最大 2 台の物理ディスクを使用できます。RAID 10 には最大 4 台の
物理ディスクを使用できます。
システム起動時に物理ディスクで障害が発生すると、障害の発生した物
理ディスクがコントローラによって次のように識別されます。
PERC S110
アダプタ
ユーティリティによる、仮想ディスク内の障
害が発生した物理ディスクのいハイライト表示
Dell Inc. PERC S110 Controller BIOS 画面での、Degraded(劣
化)または Failed(障害あり)の仮想ディスクが検出されたとい
う、警告これにより、障害の発生した物理ディスクが存在す
ることをユーザーは警告されます。
Dell OpenManage Server Administrator Storage Management
物理ディスク上の 2 のステータス LED緑色のステータス LED
はオフになり、橙色点滅します。
メモ:PERC S110 アダプタは容量が 2 TB 以上の HDD 物理ディスク をサ
ポートしています。
物理ディスクのホットスワッピング(ホットスワップ機能)
ホットスワップ(ホットプラグ)機能は、ホストシステムの電源が入っ
ている状態で、物理ディスクをのものに手動で交換できます。
システムがホットスワップ対応である場合、コントローラの動作、コ
ントローラをリセットせずに物理ディスクをシステムのバックプレーン
続できます。
注意 システムからの物理ディスクのホットスワップは PERC S110 アダ
プタ およびホットスワップ対応のバックプレーンがシステムに装備され
ている場合にのみ可能です。
メモシステムのカバーを取り外さないとシステムの物理ディスクにアク
セスできない場合は、物理ディスクをホットスワップできません。物理ディ
スクはバックプレーン上(取り外し可能な前面パネルの裏側)に配置し、
外部からアクセスできなければなりません。
メモすでに作成された仮想ディスク内の物理ディスクを交換するとき
は、SATA HDD 物理ディスクは SATA HDD 物理ディスクと、SATA SSD 物理
ディスクは SATA SSD 物理ディスクと交換するようにしてください。
12 機能
メモ:物理ディスクをホットスワッピングするとき、新しいディスクが、
交換される物理ディスクと同等またはそれ以上の容量を持つことを確認し
てください。
物理ディスクのローミング
このコントローラは、同じコントローラ上のバックプレーンスロット
またはーブルでの物理ディスクの動をサポートしています。
コントローラは、位置変更された物理ディスクを自動的に識し、
な順序で理的に配置します。
警告: Storage Management OCE/ 再設定を実行中にディスクローミン
グを行うと、仮想ディスクが失われます。
メモ:システムを開けて部品を取り付ける方法の詳細については、『オー
ナーズマニュアルを参照してくださいこのマニュアルは
dell.com/support/manuals のデルサポートサイトから入手できます。
物理ディスクのローミングには、次の手順を実行します。
メモこれらの手順は、ホットスワップ機能に対応したバックプレーンを
持つシステムには当てはまりません。
1 システム、物理ディスク、およびシステムコンポーネントの電源
オフにします。
2 電源ケーブルをシステムからします。
3 物理ディスクをバックプレーン上の別のスロットまたは別の
ブル続に動します。
4 セーフティチェックを実行します。物理ディスクが適切入され
ていることを確認します。
5 電源ケーブルを続し、システムの電源を入れます。
メモ:コントローラによって、物理ディスク上の設定データから RAID
成が検出されます。
ストレージポート (Storport) ドライバのサポート
Microsoft Windows
Server 2008 およびそれ以のバージョンでの
Storport ドライバの使用は、スループットを上させ、ミニポートド
ライバインタフェースを改善します。
仮想ディスク(一般)
仮想ディスクは 8 つまでサポートされています。
機能 13
PERC S110 アダプタ により以下が可能になります。
単一のコントローラ上での異なる
RAID
レベルの仮想ディスクの作成。
メモ: 同じ物理ディスクでの RAID レベルの混合は許可されません。
アプリーションとに特性の異なるさまざまな仮想ディスクの
構築。
PERC S110 アダプタ では次のことはできません。
異なる種類の物理ディスクが混在する仮想ディスクの作成。例えば
RAID 10 の仮想ディスクを、2 台の SATA-II HDD 物理ディスクと 1
SATA SSD 物理ディスクから作成することはできません。すての
物理ディスクは、同じドライブタイプ(HDD または SSD)であ
要があります。
の物理ディスクと異なる種類の物理ディスクを用ホットスペ
アとして選択
仮想ディスクとは、コントローラによって 1 台または複数台の物理ディ
スクから作成されるデータストレージのことです。仮想ディスクは複数
台の物理ディスクから作成できますが、オペレーティングシステムから
は単一のディスクとして識されます。
仮想ディスクの容量は、いずれの RAID レベルでもオンライン状態で
でき、オペレーティングシステムを再起動する要はありません。
仮想ディスクの移行
PERC S110 コントローラは、1 つの PERC S100 または PERC S110 アダ
プタから別の PERC S110 アダプタの仮想ディスクの自動行をサ
ポートしています。
注意: OCE / 再設定中に仮想ディスクの移行を実行すると、その仮想ディ
スクが失われます。
メモ仮想ディスクを移行する前に、仮想ディスクデータをバックアップ
してください。
メモ仮想ディスクを構成するすべての物理ディスクが移行されたことを
確認します。最適および劣化状態にある仮想ディスクは、自動的に移行さ
れます。オフライン状態の仮想ディスクは移行されません。
メモブータブル仮想ディスクは、異なるシステムモデル間では移行でき
ません。
14 機能
仮想ディスクの移行
1 ソースコントローラが搭載されているシステムの電源ります。
2 ターットシステムが物理ディスクのホット入をサポートしな
い場合は、ターットシステムの電源ります。
3 適切な物理ディスクをソースコントローラからターットシステ
ム内のターットコントローラにします。物理ディスクは、ター
ットシステムの同じスロットに入する要はありません。
4 ターットシステムの電源った場合は、電源を入れます。
注意 BIOS 設定ユーティリティ (<CTRL><R>) Pause if degraded(劣
化の場合は一時停止)オプションを選択した場合、BIOS 設定ユーティリティ
(<CTRL><R>) が一時停止し、劣化仮想ディスクのための処置を求めるプロ
ンプトが表示されます。
注意 移行が行われた後、すべての物理ディスクが移行されており、適切
な仮想ディスク内に設置されていることを確認します。
仮想ディスクの RAID レベル
異なる RAID レベルの仮想ディスクを作成することもできます。
仮想ディスクの変換
仮想ディスクの換には、次のものがあります。
OCE/ 再設定を使用した容量拡張 の物理ディスクに対して、ま
たは新たな物理ディスクが追加された後に、追加の仮想ディスク
を割り当てるため)
リビルディング。仮想ディスク上のデータのリビルディングには、
使用可能なホットスペアまたはバックアップ物理ディスクが使用
されます。
読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー
2-1 は、PERC S110 アダプタ でサポートされるり、書き込み、
およびキャッシュポリシーをします。
2-1. の読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシ PERC S110
カテゴリ PERC S110 アダプタ対応
Cache Settings(キャッシュ設定) あり
読み取り先行
/ ライトバック あり
機能 15
注意 書き込みキャッシュモード有効化の現在のデフォルトはライトス
ルー、読み取り先行なし (WTNRA) です。ライトバック (WB) を有効にす
るには、UPS を推奨します。
読み取り先行なし
/ ライトバック あり
読み取り先行
/ ライトスルー あり
読み取り先行なし
/ ライトスルー あり
2-1. の読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシ PERC S110
カテゴリ PERC S110 アダプタ対応
16 機能
ドライバのインストール 17
ドライバのインストール
Dell PowerEdge PERC S110 RAID コントローラ には、サポートされ
ているオペレーティングシステムで動作するためにコントローラドライ
バが要です。
PERC S110 カードドライバのインストール方は、お使いのシステムのタ
イプおよびシステムにインストールしている Microsoft Windows オペ
レーティングシステムのタイプによって異なります。
12G システムでの Windows Server 2008
2008 R22012 および 2012 R2 のインストー
ル手順の概要
1 PERC S110 カードドライバのダウンロード。18 ページのMicrosoft
Windows ドライバのダウロード 参照してください。
2 SATA コントローラの RAID モードの設定。19 ページのSATA
コントローラの RAID モードの設定 参照してください。
3 物理ディスクの初期化19 ページの物理ディスクの初期化(
要な場合) 参照してください。
4 ブータブル仮想ディスクの作成。19 ページのブータブル仮想ディ
スクの作成 参照してください。
5 コントローラオプションと起動リストの優先確認20 ペー
ジのコントローラオプションと起動リストの優先確認」
参照してください。
6 デバイスの起動優先リストの変更当する場合)20 ページ
デバイスの起動優先
リストの変更当する場合)
してください。
7 オペレーティングシステムインストールのコントローラドライ
バのインストール。21 ページのオペレーティングシステムイン
ストールのコントローラドライバのインストール 参照して
ください。
18 ドライバのインストール
8 Microsoft Windows Server 2012 R 2 をサポートするデルの 12
世代 (12G) のすてのシステムには、手動で bccfg3.sys ドライバ
を追加インストールする要があります。22 ページのbccfg3.sys
ドライバのインストール 参照してください。
メモこの手順はMicrosoft Windows Server 2012Microsoft Windows
Server 2012 R2および Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 オペレー
ティングシステムをサポートする Dell PowerEdge R 220 システムにも適用
されます。
コントローラドライバのインストール前の
要件
お使いのシステムに搭載された BIOS、およびフームウェアが、
dell.com/support/manuals のデルサポートサイトからの最新の
アップデートであることを確認してください。
コントローラドライバとオペレーティングシステムをインストー
ルする前に、 インストール前の手順を実行してください。
コントローラドライバとオペレーティングシステムをインストー
ルする準備が整ったら、
21
ページの「オペレーティングシステムイ
ンストール中のコントローラドライバのインストール
参照して
ください。
Microsoft Windows ドライバのダウロード
1 dell.com/support にアクセスします。
2 システムのサービスタグを入力し、 Submit送信)をクリックし
ます。
Product Support製品サポート)ページが表示されます。
3 Get drivers and dowloads(ドライバを得してダウンロード)
クリックします。
4 View All Drivers(ドライバをす表示タブをクリックします。
Drivers and Downloads(ドライバとダウンロード)ウィンドウ
表示されます。
5 当するオペレーティングシステムを選択します。
6 SAS RAID カテリを開します。
/