PowerVault MD3800i

Dell PowerVault MD3800i ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell MD E16SシリーズストレージアレイのVASA Providerユーザーズガイドについて、ご質問にお答えします。このガイドでは、VASA Providerのインストールから、vSphere Clientでの設定、ストレージプロファイルの作成、トラブルシューティングまで、詳細な手順が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • VASA Providerをインストールする前に必要なものは何ですか?
    VASA Providerのデフォルトの管理者パスワードは何ですか?
    ストレージアレイをVASA管理下に置くにはどうすればよいですか?
    ストレージプロファイルとは何ですか?
Dell MD Storage Array VMware vStorage APIs
For Storage Awareness (VASA) Provider(クラ
イアント)
ユーザーズガイド
規制モデル: E16S Series
規制タイプ: E16S001
メモ、注意、警告
メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法
を説明しています。
警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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法で保護されています。Dell
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本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2015 - 09
Rev. A00
目次
1 概要.......................................................................................................................... 4
VASA ストレージの機能.........................................................................................................................5
プロファイル駆動型およびポリシーベースのストレージ.................................................................... 6
ストレージのサービスレベル契約................................................................................................... 7
Storage Distributed Resource Scheduler..............................................................................................7
VASA セッション通信.............................................................................................................................7
2 VASA Provider のインストール............................................................................8
インストールする前に........................................................................................................................... 8
対応オペレーティングシステムとプラットフォーム......................................................................8
必要な VMware アプリケーションプラットフォーム.....................................................................8
対応する MD-Series ストレージアレイ...........................................................................................8
必要な RAID コントローラモジュールのファームウェア............................................................... 9
VASA Provider のダウンロード..............................................................................................................9
VASA Provider のインストール..............................................................................................................9
VASA Provider のアンインストール...................................................................................................... 9
3 VASA Provider の使用......................................................................................... 10
ストレージアレイを VASA 管理下に置く.............................................................................................11
VASA コントロールへのストレージアレイの追加......................................................................... 11
vSphere Client での VASA Provider の登録................................................................................... 12
VASA 登録の確認............................................................................................................................ 15
ストレージプロファイルでの作業....................................................................................................... 15
既存の仮想マシンへの VM ストレージプロファイルの割り当て.................................................. 17
ストレージプロファイルコンプライアンスのチェック................................................................ 19
ストレージアレイのイベントおよびアラート.................................................................................... 20
トラブルシューティングのヒント...................................................................................................... 20
トラブルシューティングのログ.....................................................................................................21
設定リセット.................................................................................................................................. 21
4 困ったときは........................................................................................................ 22
マニュアルマトリックス..................................................................................................................... 22
Dell マニュアル..............................................................................................................................22
VMware マニュアル.......................................................................................................................22
デルへのお問い合わせ.........................................................................................................................22
システムサービスタグの位置..............................................................................................................23
3
1
概要
VMware vStorage APIs for Storage AwarenessVASA)は、Dell PowerVault MD Series iSCSI および Fibre
Channel
ストレージアレイをサポートするアプリケーションプログラムインタフェース(API)のセットで
す。VASA vSphere vCenter による MD ストレージアレイの機能、および対応するデータストアの認識を
可能にし、これによってストレージ管理者による仮想化およびメンテナンスポリシーの設定がさらに容易に
なります。
VASA Provider MD ストレージアレイで使用することで、vCenter ベースのストレージ管理者は、次を行
うことができます。
MD 接続の拡張ストレージに関する情報の確認
仮想マシン(VM)配置の際に適切なディスクを選択するために役立つ、接続されたデータストアの静的
機能の検出および特徴付け
MD ストレージアレイからのアラートおよびイベント通知の受信
次の図は、高レベルの VASA Provider アーキテクチャ、および VASA がどのように vCenter 管理環境と統合
されるかを示します。
4
1. vCenter ストレージ管理アーキテクチャ内の VASA
VASA ストレージの機能
vSphere で使用できるストレージプロビジョニング操作は、VASA が定義済みの機能に基づいて、ストレージ
アレイの物理的コンポーネントが仮想マシンのニーズを満たすことができるかどうかを監視することを可能
にします。使用可能な機能とそれらの一般的なパフォーマンス範囲は、表
1 にリストされています。
1. 使用可能な VASA ストレージ機能
ストレージ機能 一般用途 / パフォーマンス範囲
SSD
ストレージタイプ ソリッドステートドライブSSDまたはハードドライブが
含まれている仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
最高レベル
SSD - シン
ストレージタイプ ソリッドステート物理ディスクを含むシンプロビジョニン
グされた仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
最高レベル
5
ストレージ機能 一般用途 / パフォーマンス範囲
10K/15K ドライブ
ストレージタイプ 高機能物理ディスクを含む仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
高レベル(ほとんどの標準環境で使用)
10K/15K ドライブ -
シン
ストレージタイプ 高機能物理ディスクを含むシンプロビジョニングされた仮
想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
高レベル(ほとんどの標準環境で使用)
NLSAS ドライブ
ストレージタイプ ニアライン SASNL-SAS)物理ディスク(10K RPM 以下)
を含む仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
中レベル。バルクストレージ要件に適しています。
NLSAS ドライブ -
ストレージタイプ ニアライン SASNL-SAS物理ディスク(10 K RPM 以下)
を含むシンプロビジョンされた仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
中レベル。バルクストレージ要件に適しています。
レプリケート済み
SSD
ストレージタイプ SSD を含む仮想ディスク。
パフォーマンスレ
ベル
レプリケート済み仮想ディスク用には最高レベル
レプリケート済み
10K/15K ドライブ
ストレージタイプ 高機能物理ディスクを含む仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
高レベル(ほとんどの標準レプリケート済み環境で使用)
レプリケート済み
NLSAS ドライブ
ストレージタイプ ニアライン SASNL-SAS)物理ディスク(10K RPM 以下)
を含むレプリケート済み仮想ディスク
パフォーマンスレ
ベル
中レベル。バルクストレージ要件に適しています。
これらの機能の vSphere への割り当てについては、VASA Provider の使用」を参照してください。
プロファイル駆動型およびポリシーベースのストレージ
VASA Provider は、仮想ディスクをパフォーマンスによってカテゴリ化し、パフォーマンスを vCenter に報
告することによってプロファイル駆動型のストレージ管理をサポートします。この情報は、特定のアプリケ
ーションパフォーマンスの要件に基づいてプロファイルを作成するために使用できます。このようなアプロ
ーチには、次の利点があります。
アプリケーションの高速かつインテリジェントなプロビジョニング
6
使用可能なストレージに一致するアプリケーションのサービスレベル
使用可能なストレージプールの情報
vSphere のポリシーベースのストレージ管理は、データストアの配置判断を自動化することによって仮想マ
シン(VM)のより高度なプロビジョニングを可能にします。
ストレージのサービスレベル契約
VASA Provider の使用により、 LUN のためにストレージ機能のスプレッドシートを維持する必要がなくな
ります。その代わりに、VM によって必要とされるあらゆるサービスレベル契約SLAに対して最適なリソ
ースを提供することができます。
VASA Provider では、可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスに基いてストレージアレイ SLA プロパ
ティを検索および監視することができます。これにより、ストレージの VM SLA を施行し、各仮想マシン
に対してエンドツーエンドのストレージ SLA 保証を作成するために VASA を使用することができます。
Storage Distributed Resource Scheduler
VASA Provider は、同等機能を持つデータストアのグループで Storage Distributed Resource Scheduler
SDRSを動作させることにより、VMware Distributed Resource SchedulerDRS機能をデータストレ
ージに拡張します。VASA Provider を使用することにより、SDRS はストレージアレイが SDRS 移行をサポー
トできるかどうかに加え、移行が推奨されるかどうかも判定することができます。
VASA セッション通信
vCenter Server VASA Provider 間のすべての通信は、Secure Sockets LayerSSL証明書を介して行われ
ます。VASA Provider は自己署名証明書または認証局(CA)が発行する証明書を使用することができます。
7
2
VASA Provider のインストール
本項では、VASA Provider の前提条件およびインストール手順を説明します。
インストールする前に
VASA Provider をインストールする前に、本項に記載されている情報を確認してください。
対応オペレーティングシステムとプラットフォーム
VASA Provider は特定のオペレーティングシステムおよびアプリケーションプラットフォームの要件に依存
します。VASA のインストールおよび設定を行う前に、お使いの環境が本項で説明する要件を満たしている
ことを確認してください。
メモ:
VASA Provider は、vCenter Server プラットフォームとは別の Windows ホストサーバーにインスト
ールします。
サポートされるオペレーティングシステムの詳細に関しては、MD Storage Array support matrix
MD
ストレージアレイサポートマトリックス)
を参照してください。
必要な VMware アプリケーションプラットフォーム
VASA Provider をインストールする前に、次の VMware アプリケーションのプラットフォームをインストー
ルして設定してください。
VMware vSphere Client
VMware vCenter ServerVASA Provider とは別にインストール)
メモ: サポートされる VMware プラットフォームについての情報は、www.dell.com/support/home
入手できる『
Support Matrix(サポートマトリックス)を参照してください。
VMware プラットフォーム のインストールおよび設定については、 https://www.vmware.com/support/
pubs/ を参照してください。 お使いの VMware 環境の設定方法の詳細については、https://
www.vmware.com/support/pubs/
で入手できる『VMware Fibre Channel SAN Configuration Guide
VMware Fibre Channel SAN 設定ガイド)を参照してください。
対応する MD-Series ストレージアレイ
サポートされる MD ストレージアレイとコントローラのファームウェアバージョンの詳細については、
www.dell.com/support/home にある『Support Matrix(サポートマトリックス)を参照してください。
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必要な RAID コントローラモジュールのファームウェア
VMware バージョンについての情報は、www.dell.com/support/home から入手できる『Support Matrix
(サポートマトリックス)を参照してください。
VASA Provider のダウンロード
VASA Provider は自己解凍、自己インストール型のファイルで、www.dell.com/support/home Drivers
and Download(ドライバおよびダウンロード) ページから使用することができます。
VASA Provider をダウンロードするには、次の手順を実行します。
1. Dell.com/support/home にアクセスして、Drivers and Download(ドライバおよびダウンロード)
ンクをクリックします。
2. お使いの MD Series ストレージアレイのモデルを選択し、Select Model(モデルの選択)Servers,
Storage, Networking(サーバ、ストレージ、ネットワーキング)PowerVault StoragePowerVault
ストレージ)とクリックします。
3. お使いのモデルを選択して Confirm(確定)をクリックし、利用可能なダウンロードを表示します。
4. VASA Provider downloadVASA Provider のダウンロード)リンクを選択して、ホストサーバーに実行
可能ファイルをダウンロードします。
VASA Provider のインストール
1. VASA installationVASA インストール)ウィザードを開きます。
2. ライセンス契約に同意して、インストールのプロンプトに従います。
32 ビット Windows OS のデフォルトのインストールパスは、C:\Program Files\Dell\Modular Disk
Storage VASA Provider
です。
64 ビットの Windows OS のデフォルトのインストールパスは、C:\Program Files (x86)\Dell\Modular
Disk Storage VASA Provider です。
3. インストールが完了したら、VASA Provider がプログラム一覧に表示されたことを確認します。
VASA Provider のアンインストール
VASA Provider は、次の 2 つのいずれかの方法でアンインストールできます。
Windows プログラムの追加と削除 オプションを使用
C:\Program Files (x86)\Dell\Modular Disk Storage VASA Provider\Uninstall_ Modular Disk Storage
VASA Provider にある VASA Provider のアンインストーラを使用
VASA Provider のアンインストール後に、すべてのアプリケーションファイルおよびフォルダが削除され
ていることを確認します。
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3
VASA Provider の使用
VASA Provider のインストール後、お使いの環境で使用するために VASA Provider を設定します。
1. インストールディレクトリから、VASAPConfigUI.exe ファイルをダブルクリックします。
アプリケーションサーバーが起動し、Configuration Manager 画面が表示されます。
2. VASA Provider Configuration Manager ウィンドウ
2. Configuration Manager ページで、ユーザー IDパスワードなどのデータを入力し、ホストサーバーの
ポート設定を選択します。
メモ: デフォルトの管理者ユーザーパスワードは password です。キーストア / トラストストアの
ファイル名とパスワードを含む
SSL 設定を入力します。パスワードは動的に検証され、既存の値と
一致しない場合は赤いテキストフィールドの背景で表示されます。
3. 自己署名証明書を使用して VASA vSphere 間のセキュリティを設定するには、自己署名証明書の生成
をクリックします。
メモ: このオプションを使用するには、現在のサイトに設定されているセキュリティ要件を十分に
理解している必要があります。このオプションを使用する前にサイトの IT 管理者に相談してくだ
さい。
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4. サービスの開始 をクリックして、VASA Provider を開始します。
メモ: パスワードを変更するときは、パスワードを有効にするために、常に VASA サービスを停止
して再起動する必要があります。Configuration Manager ウィンドウにある Stop Service(サー
ビスの停止) Start Service(サービスの開始)オプションを使用してください。
5. 次の項で VASA Provider vSphere Client に登録するときは、VASA がインストールされているサーバ
ーの URL が必要です。クリップボードにサーバー URL をコピーしてテキストファイルにペーストする
には、Copy Provider URL to Clipboard(プロバイダ URL をクリップボードにコピー)をクリックしま
す。
ストレージアレイを VASA 管理下に置く
お使いの MD ストレージアレイを管理するために VASA Provider 機能を使用する前に、以下の作業を行いま
す。
1. ストレージアレイを VASA のコントロールに追加する(VASA Array Manager を使用)
2. VASA Provider をお使いの vSphere Client に登録する。
VASA コントロールへのストレージアレイの追加
1. VASA Configuration Manager で、Launch Array ManagerArray Manager の起動)をクリックしま
す。Array Manager は、URL http://<host_address>:8080/arraytree から開始することもできます。
メモ: 静的 IP アドレスを使用している場合、<host_address> のかわりに標準 IP アドレスを使用し
ます。DHCP を使用している場合は、<host_address> のかわりに DNS 名を使用します。
3. Array Manager ウィンドウ
2. Array Manager ウィンドウで、Commands(コマンド)セクションの Add Array(アレイの追加)をク
リックします。
メモ: vSphere Discover Arrays(アレイの検出)オプションをサポートし、ユーザー提供の RAID
コントローラモジュール IP アドレスの範囲に基づいて、自動的にアレイ検出を実行します。アレ
イの指定は、
Add Array(アレイの追加)または Discover Arrays(アレイの検出)(利用可能な場
合)のいずれの方法でも可能です。
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3. Add Folder(フォルダを追加)をクリックして、追加するストレージアレイを含む個別のフォルダを作
成します。
4. Add Storage Device(ストレージデバイスの追加)ウィンドウで、VASA に追加するストレージアレイ
内の
RAID コントローラモジュールの IP アドレスを入力します。
5. 必要な場合、RAID コントローラモジュールのパスワードを入力します。
6. さらにストレージアレイを追加するには、手順 25 を繰り返します。
7. Array Manager ウィンドウを閉じます。
vSphere Client での VASA Provider の登録
1. vSphere Client を起動して、vCenter Server に接続します。
4. vSphere Client ログイン画面
2. vSphere Client ウィンドウの Storage Providers(ストレージプロバイダ)、の順にクリックします。
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5. vSphere Client ホーム画面
3. Vendor(ベンダー) Providers(ロバイダ) ウィンドウで、をクリックします。
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6. vSphere のベンダープロバイダの追加メニュー
4. Add Vendor Provider(ベンダープロバイダの追加)、ウィンドウで、以前インストールした VASA
Provider が含まれているサーバーへの名前、URL、およびログイン資格情報を入力します。
作業を開始する前に:
URL フィールドに、VASA Configuration Manager Copy Provider URL to Clipboard(クリップボー
ドにプロバイダ URL をコピー) をクリックした時にコピーした URL をペーストします。Add Vendor
Provider
ベンダープロバイダの追加)ウィンドウの URL が次の要件を満たしていることを確認してく
ださい。
ポート番号の後に /vasa/services/vasaService が付加されている(例えば、VASA Provider のあるサ
ーバーの場所が https://kswa-vasa3-prov:8443 の場合、URL フィールドの値は、https://kswa-
vasa3-prov:8443/vasa/services/vasaService
となる必要があります。ここで、https SSL の接続を
指定し、8443 VASA Provider のデフォルトポート番号です)
Configuration Manager ウィンドウでデフォルトとは異なるポート番号を指定した場合は、有効な
ポート番号を使用してください。
ログインおよびパスワードを入力するときは、VASA Configuration Manager ウィンドウで使用したも
のと一致するようにします。
5. ベンダー署名済みセキュリティ証明書が必要な場合、Use Vendor Provider Certificate(ベンダープロ
バイダの証明書を使用する)のチェックボックスを選択して証明書の場所を入力します。必要でない場
合は、このチェックボックスを空にしておきます。
6. 完了したら、OK をクリックして VASA Provider vCenter Server に登録します。
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VASA 登録の確認
VASA Provider の正常な登録後、管理対象ストレージアレイが Vendor(ベンダー) Provider Details(プロ
バイダの詳細
ウィンドウに表示されます。
7. vSphere Client VASA Provider ウィンドウ
ストレージプロファイルでの作業
ストレージ機能を認識および報告するには、プロファイルを作成し、該当するシステム定義の機能にあるチ
ェックボックスを使用して、このプロファイルに機能を割り当てる必要があります。この変更により、シス
テム定義の機能がデータストアに関連付けられ、正しく表示されるようになります。
VASA Provider を使用して、ユーザーが選択した基準に基づくデータストアを使用するストレージプロファ
イルを作成することができます。VM ストレージプロファイル を有効にするには、次の手順を実行します。
1. vSphere Client HomevSphere Client ホーム)ウィンドウで、 VM Storage ProfilesVM ストレー
ジプロファイル)をクリックします。
2. Enable VM Storage ProfilesVM ストレージプロファイルの有効化)をクリックし、をクリックしま
す。
3. Commands(コマンド)下の Summary(サマリ)タブで、Create VM Storage ProfileVM ストレー
ジプロファイルの作成)、の順にクリックします。
4. Create New VM Storage Profile Properties(新規 VM ストレージプロファイルプロパティの作成)ウィ
ンドウで、新しいプロファイルのプロパティを入力して、Next(次へ)をクリックします。
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8. VM ストレージプロファイルの作成
5. Select Storage Capabilities(ストレージ機能の選択)ウィンドウで、プロファイルに関連付けたいスト
レージ機能を選択して Next(次へ)をクリックします。
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9. ストレージ機能の選択
6. サマリ情報を確認してから Finish(終了)をクリックします。
既存の仮想マシンへの VM ストレージプロファイルの割り当て
ストレージプロファイルの作成後、既存の仮想マシンにプロファイルを割り当てます。
1. vSphere Hosts and ClustersvSphere ホストとクラスタ)のビューで、仮想マシン を選択します。
2. 仮想マシン を右クリックして、VM Storage ProfileVM ストレージプロファイル)Manage Profiles
(プロファイルの管理)の順にクリックします。
3. Home VM Storage Profile(ホーム VM ストレージプロファイル)ドロップダウンメニューから、使用
する VM ストレージプロファイルを選択して Propagate to Disks(ディスクに伝播)をクリックします。
4. OK をクリックして変更を適用します。
5. VM Storage ProfilesVM ストレージプロファイル)ウィンドウの Summary(サマリ)タブで Refresh
更新)をクリックします。
Compliance Status(コンプライアンスステータス)に、割り当てられたプロファイルがステータスと
共に表示されます。
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10. VM ストレージプロファイルの作成
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11. vSphere ストレージプロファイルサマリ
ストレージプロファイルコンプライアンスのチェック
ストレージプロファイルを仮想マシンに割り当てた後、そのコンプライアンス状態を Host and Clusters(ホ
ストおよびクラスタ)ビューから仮想マシンを選択して Summary(サマリ)タブを選択することによって、
確認することができます。
VM Storage ProfilesVM ストレージプロファイル)の項に、コンプライアンス
詳細が表示されます。
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12. vSphere ストレージプロファイルサマリ
ストレージアレイのイベントおよびアラート
VASA Provider は、ストレージアレイのアラートを vCenter Server Event Monitor に伝達します。アラート
は、
2 つの個別のビューで表示されます。
タスクビューのアラートタブ
Sphere Client 下のアラームビュー
イベントは、の vSphere Client HomevSphere Client ホーム)ビューにある Events(イベント)アイコ
ンをクリックし表示します。
13. トリガされたアラームビュー
トラブルシューティングのヒント
2 は、一般的な問題、および考えられる解決手順の一覧です。
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