Dell Latitude E6520 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド

このマニュアルも適しています

Intel Active Management Technology v7.0
管理者ガイド
概要
製品概要
Out of Box Experience
動作モード
セットアップおよび設定の概要
メニューおよびデフォルト
MEBx 設定の概要
ME General SettingsME 一般設定)
AMT 設定
Intel Fast Call for Help
MEBx のデフォルト
ME General SettingsME 一般設定)
AMT 設定
Setup and Configuration
(セットアップおよび設定)
設定方法の概要
設定サービス(USB デバイスの使い方)
設定サービス(USB デバイスでの手順)
システムの展開
オペレーティングシステムのドライバ
管理
Intel AMT Web GUI
AMT リダイレクション
SOL/IDE-R
AMT リダイレクションの概要
Intel Management and
Security Status アプリケーション
Intel Management and Security Status アプ
リケーション
トラブルシューティング
トラブルシューティング
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ではありません。
2011 3 改訂 A00
製品概要
Intel Active Management TechnologyIntel AMT)により、企業はネットワークコンピュータを容易に管理できます。
コンピュータの電源が入っているかどうかに関わらず、ネットワーク上のコンピュータ資産を検出 Intel AMT は、不揮発性システム
メモリに保存されている情報を使用してコンピュータにアクセスします。このため、コンピュータの電源が切断されている場合でもアク
セス可能です(帯域外または OOB アクセスとも呼ばれます)。
オペレーティングシステムに障害が発生した後でも、リモートでシステムを修復ソフトウェアまたはオペレーティングシステムに不
具合が発生した場合、修復を目的として Intel AMT を使用し、コンピュータにリモートでアクセスできます。また IT 管理者は、Intel
AMT の帯域外イベントのログおよび警告機能を使用して、システムの問題を容易に検出することもできます。
ネットワークでソフトウェアとウィルス保護を最新の状態に保ちながら、侵入しようとする脅威からネットワークを保護します。
ソフトウェアサポート
一部の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)は、Intel AMT の機能と互換性のあるソフトウェアパッケージを構築しています。これにより、企
業内でネットワークコンピュータ資産をリモート管理することになった場合でも、IT 管理者は多数のオプションを使用できます。
機能と利点
Intel AMT
機能 利点
帯域外(OOB)アクセス
システム電源やオペレーティングシステムの状態に関係なく、プラットフォームをリモート管理
できます。
リモートでのトラブルシューティングおよ
び回復
現場に出向く回数を大幅に削減し、IT テクニカルスタッフの効率を向上させます。
問題先取り型警告 ダウンタイムを短縮し、修復時間を最小限に抑えます。
vPro7 の新機能
AMT7
ホストベースのプロビジョニング:AMT に対応したユニットを顧客が容易にインストール可能
通信プロキシのサポート:外部ネットワークへの AMT 通信が可能(たとえば IT を外部委託している場合)
AMT を介したデル独自のリモート BIOSDT/NB)およびバッテリ(NB)管理
MEFW ロールバック
vPro システム上で MEFW のダウングレードが可能になり、CFI や顧客がより容易に BIOS のリビジョンを追跡できます。
AT-p 3.0
AT-p 向けの WWAN3G)サポート(NB 上の Ericsson ワイヤレスのみ)
AT-p サスペンド / 再開コマンドによる一時的な無効化
S3 再開時の AT-p 認証(オプション)
デスクトップワークステーションのサポートを追加
その他の新機能(MEFW 関連)
LAN ARP のサポート
Sx のコンソールシステムをウェイクせずに通知することによって、ME LAN ARP 要求(IPV4)および近隣探索パケット(IPV6)に応答し
ます。
Win7 LAN の新しい要件
5MB SKU および電源ポリシー 2 のみ
ディープ S4/S5
AMT PP2 でプロビジョニングされると、これは自動的に無効になります。
Identify Protection TechnologyIPT
ワンタイムパスワードによるセキュアログインと、ME ベースの認証による Web トランザクションを有効にします。
クライアントシステムの要件
このドキュメントでのクライアントシステムとは、Intel 6 シリーズチップセットファミリ / Intel PCH プラットフォームをベースとし、Intel
Management Engine で管理されているものを言います。次のファームウェア要件およびソフトウェア要件は、クライアントシステムで Intel
Management Engine を設定して実行する前に、インストールとセットアップが必要なものです。
Intel AMT 7.0 にプログラムされた SPI フラッシュデバイスは、 統合 BIOSIntel Management Engine、および GbE コンポーネ
ントのイメージをフラッシュします。
Intel AMT を有効にしてセットアップされた BIOS では、F12 メニューから MEBx セットアップにアクセスできます。
Microsoft オペレーティングシステムで Intel Management Engine 機能のすべてを有効化するには、クライアントシステムにデバイ
スドライバ(Intel MEI/SOL/LMS)がインストールされ設定されている必要があります。
*
本ページに記載の情報は Intel により提供されています。
メモ:Intel Management Engine BIOS ExtensionMEBx)は、Intel からデルに提供されたオプションの ROM モジュールで、
Dell BIOS に含まれています。MEBx Dell コンピュータ向けにカスタマイズされています。
Out of Box Experience
Intel Active Management TechnologyIntel AMT)コンピュータには次の資料をご利用いただけます。
工場出荷時のインストール
Intel AMT 7.0 はデルの工場から工場出荷時の設定で発送されます。
セットアップおよびクイックリファレンスガイド
Dell テクノロジガイドへのリンク付き Intel AMT 概要です。
Dell テクノロジガイド
高レベルの Intel AMT 概要、セットアップ、プロビジョニング、およびサポートです。
バックアップメディア
ファームウェアおよび重要なドライバはリソース CD に収録されています。
Intel AMT に関する詳細は、『管理者ガイド』をご覧ください。ガイドはウェブサイトに掲示されており、support.dell.com\manuals
ら入手できます。
動作モード
Intel AMT 5.0 以前のバージョンでは、SMB Enterprise(エンタープライズ)の 2 つの操作モードがありました。Intel AMT 6.0 および
AMT 7.0 では、これらの機能は統合され、以前の Enterprise(エンタープライズ)モードと同じ機能が提供されます。
新しい設定オプションには次のものがあります。
Manual Setup and Configuration(手動セットアップと設定)(SMB 顧客向け)
Automatic Setup(自動セットアップ)
Configuration
設定
Intel AMT 5.0 デフォルト
Intel AMT 6.0/7.0(デフォルト
オプション)
Enterprise(エンタープライ
ズ)モード
SMB SMB モード
TLS モード Enabled(有効) Disabled(無効)
Disabled(無効)ですが、後で有効
化することができます
Web UI
Disabled(無効) Enabled(有効) Enabled(有効)
IDER/SOL/KVM リダイレク
ションネットワークインタ
フェースの有効化
Disabled(無効)
Intel® MEBx で機能が有効化さ
れている場合は Enabled(有効)
Enabled(有効)ですが、後で無効
化することができます。
Legacy リダイレクション
モード(リダイレクト接続の
受け入れを待っている FW
制御)
Disabled(無効)
Intel® MEBx で機能が有効化さ
れている場合は Enabled(有効)
Disabled(無効)(レガシーの
SMB コンソールで使用するには
Enabled(有効)にする必要があ
る)
メモ:出荷先の国における暗号化テクノロジに関する規制により、お届けする製品で TLS が恒久的に無効化されている場合がありま
す。この場合、TLS を再び有効化することはできません。
メモ:KVM は内蔵型グラフィック CPU でのみサポートされます。システムは内蔵グラフィックモードである必要があります。
手動設定は、次の手順に従って実行することができます。
111 システム BIOS および FW でイメージをフラッシュします。
111 <F12> メニューから Intel MEBx を選択し、デフォルトのパスワード admin
を入力します。ログイン後、パスワードを変更しま
す。
111 Intel ME General SettingsIntel ME 一般設定)メニューを選択します。
111 Activate Network Access(ネットワークアクセスの有効化)を選択します。
111 確認メッセージで Y を選択します。
111 Intel MEBx を終了します。
メモ:外部手段、または Intel Activator ツールを使用するオペレーティングシステムを介してアクティブ化することも可能です。
セットアップおよび設定の概要
Intel AMT のセットアップおよび設定に関する重要な用語を以下に示します。
セットアップおよび設定 — Intel AMT によって管理されるコンピュータに、リモート管理を可能にするためのユーザー名、パスワー
ド、ネットワークパラメータを設定するプロセス。
設定サービス — Intel AMT のプロビジョニングを完了するためのサードパーティ製アプリケーション。
Intel AMT WebGUI制限付きでリモートコンピュータの管理を行える Web ブラウザをベースとしたインタフェース。
Intel AMT を使用する前に、コンピュータでセットアップおよび設定を行う必要があります。Intel AMT セットアップでは、コンピュータを
Intel AMT モードで使用する準備をして、ネットワーク接続を有効にします。このセットアップを実行するのは通常、コンピュータの耐用期間
1 回だけです。Intel AMT が有効な場合は、ネットワーク上の管理ソフトウェアによる検出が可能です。
Intel AMT Enterprise(エンタープライズ)モードでセットアップした後は、機能の設定を独自でいつでも開始できます。必要なすべての
ネットワーク要素が使用可能になった時点で、コンピュータを電源とネットワークに接続すると、Intel AMT は自動的に設定を開始します。設
定サービス(サードパーティ製アプリケーション)によって、このプロセスが完了されます。以上で Intel AMT はリモート管理を行う準備が
整います。この設定には、通常 23 秒しかかかりません。Intel AMT セットアップおよび設定が完了した後は、お客様のビジネス環境に応じ
たテクノロジを再設定できます。
Intel AMT SMB モードでセットアップすると、コンピュータはネットワーク全体の設定を行いません。コンピュータは手動で設定し、これ
により、Intel AMT Web GUI で動作する準備が完了します。
Intel AMT のセットアップおよび設定の状態
Intel AMT のセットアップおよび設定操作は、プロビジョニングとも呼ばれます。Intel AMT 対応コンピュータは、次の 3 種類のセットアッ
プおよび設定状態のいずれかの状態になっています。
Factory-default(工場出荷時)状態
Setup(セットアップ)状態
Provisioned(プロビジョニング済み)状態
Factory-Default State(工場出荷時状態)とは、何も設定されていない状態であり、セキュリティ信用証明書がまだ設定されておら
ず、Intel AMT 機能を管理アプリケーションで使用できません。Factory-Default State(工場出荷時状態)では、Intel AMT は工場出荷時の
設定になっています。
Setup State(セットアップ状態)とは、部分的に設定された状態であり、Intel AMT に初期ネットワークとトランスポート層セキュリティ
TLS)情報(初期設定の管理者用パスワード、プロビジョニングパスフレーズ(PPS)、プロビジョニング IDPID))が設定されていま
す。Intel AMT のセットアップが完了すると、Intel AMT はエンタープライズ設定を設定サービスから受け取る準備が整います。
Provisioned State(プロビジョニング済み状態)とは、完全に設定済みの状態であり、Intel Management EngineME)に電源オプショ
ンが設定されており、Intel AMT に、セキュリティ設定、証明書、Intel AMT 機能の起動設定といった設定が完了しています。Intel AMT
設定が完了すると、Intel AMT の機能は管理アプリケーションとやりとりを行う準備が整います。
プロビジョニング方法
TLS-PKI
TLS-PKI は、「リモート設定」とも呼ばれます。SCS TLS-PKI(公開キー基盤)証明書を使用して Intel AMT 有効のコンピュータに安全
に接続します。この証明書は、次のいずれかの方法で生成できます。
SCS は、コンピュータに事前にプログラミングされているデフォルトの証明書の 1 つを使用して接続できます。詳細は、本書の MEBx
インタフェースの項に記載されています。
SCS は、専用にフォーマットされた USB サムドライブを使用してデスク側で対応することによって、AMT コンピュータに展開できる
カスタム証明書を作成できます。詳細は、本書の設定サービスの項に記載されています。
SCS は、カスタムファクトリーインテグレーション(CFI)プロセスによってデルの工場で事前にプログラミングされたカスタム証明
書を使用することもできます。
TLS-PSK
TLS-PSK は「ワンタッチ設定」とも呼ばれます。SCS は、PSK (事前共有キー)を使用して AMT コンピュータとの安全な接続を確立しま
す。これらのキーは 52 文字で構成され、SCS によって作成することができます。次の 2 種類の方法でデスク側から対応することによっ
て、AMT コンピュータに展開されます。
このキーは、手動で MEBx に入力できます。
SCS はカスタムキーのリストを作成し、専用にフォーマットされた USB サムドライブにこれらのキーを記録できます。各 AMT コン
ピュータは、BIOS の起動中に、専用にフォーマットされた USB サムドライブからカスタムキーを取得します。詳細は、本書の設定
サービスの項に記載されています。
MEBx
設定の概要
Intel Management Engine BIOS ExtensionMEBx)で提供されるプラットフォームレベルの設定オプションにより、Management
EngineME)プラットフォームの動作を設定できます。オプションには、各機能を有効および無効にしたり、電源に関する設定などがありま
す。
本項では、MEBx 設定オプションの詳細および制約(該当する場合)について説明します。
MEBx 設定ユーザーインタフェースへのアクセス
コンピュータの MEBx 設定ユーザーインタフェースにアクセスするには、次の手順を実行します。
111 コンピュータの電源を入れます(または再起動します)。
111 青い DELL™ ロゴが表示されたら、すぐに <F12> を押して MEBx を選択します。
メモ:キーを押すタイミングが遅れて、オペレーティングシステムのロゴが表示されてしまった場合は、Microsoft Windows
スクトップが表示されるまでそのまま待機します。コンピュータをシャットダウンして操作をやりなおしてください。
111 ME パスワードを入力します。<Enter> を押します。デフォルトのパスワードは「admin」です。これはユーザーが変更することがで
きます。
次に示す MEBx 画面が表示されます。
メインメニューには、3 種類の機能が表示されます。
Intel ME General SettingsIntel ME 全般設定)
Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)
Exit(終了)
メモ:Intel MEBx は、検出されたオプションのみを表示します。これらのオプションのうち 1 つまたは複数のオプションが表示されな
い場合は、表示されていない機能がシステムでサポートされているかどうかを確認してください。
Intel ME パスワードの変更
デフォルトのパスワードは admin で、新しく展開されるプラットフォームですべて同じです。機能の設定オプションを変更する前に、デフォ
ルトパスワードを変更する必要があります。
IT 管理者がデフォルトのパスワードで最初に Intel MEBx 設定メニューを起動したとき、その管理者はデフォルトのパスワードを変更するま
でどの機能も使用できません。
新しいパスワードには必ず次の要素を含めます。
8 文字(32 文字以下)
大文字 1 文字
小文字 1 文字
数字 1 文字
英数字以外の特殊文字( !$; など。:", は除く)
メモ:下線( _ )およびスペースバーは有効なパスワードですが、パスワードの複雑性を増すものではありません。
メモ:システムをシャットダウンし、AC および DC 電源を取り外して RTC リセットを実行することによって、パスワードをデフォル
ト設定(admin)にリセットすることができます。
*
本ページに記載の情報は Intel により提供されています。
ME General Settings
ME
一般設定)
Intel Management Engine (ME) Platform Configuration Intel Management EngineME)プラットフォーム設定)ページを
表示するには、次の手順を実行します。
111 Management Engine BIOS ExtensionMEBx)(Management Engine BIOS ExtensionMEBx))メインメニューで、Intel
ME General SettingsIntel ME 全般設定)を選択します。<Enter> を押します。
111 次のメッセージが表示されます:「Acquiring General Settings configuration」(一般設定を取得しています)。
Intel MEBX メインメニューから Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)ページに切り替わります。
このページでは、IT 管理者がパスワードや電源オプションなどの Intel ME の特定の機能を設定できるようにします。各セクションへのクイッ
クリンクを次に示します。
Change Intel ME PasswordIntel ME パスワードの変更)
Set PRTCPRTC の設定)
Power Control(電源制御)
Intel ME ON in Host Sleep(ホストのスリープ時に Intel ME をオン)
Idle Timeout(アイドルタイムアウト)
Previous Menu(前のメニュー)
Previous Menu(前のメニュー)
Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)
メモ:以前のバージョンの MEBx にあった「Intel ME State Control」(Intel ME 状態の制御)オプションは、エンドユーザーが
誤って Intel ME を無効にするのを防ぐために削除されました。このオプションは、現在はシステム BIOS で提供されています。
Change Intel ME PasswordIntel ME パスワードの変更)
111 Intel ME 新規パスワードのプロンプトで、新しいパスワードを入力します(パスワードのポリシーと制限事項はこちらで参照できま
す)。
111 パスワードの確認プロンプトで、新しいパスワードを再入力します。これでパスワードが変更されました。
Set PRTCPRTC の設定)
Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)メニューで Set PRCPRC の設定)を選択し、<Enter> を押しま
す。
有効な日付の範囲は、1/1/20041/4/2021 です。設定した PRTC 値は、電源オフ(G3)状態の場合に PRTC を事実上保持するのに使用さ
れます。
PRTC GMTUTC)形式(YYYY:MM:DD:HH:MM:SS)で入力し、<Enter> を押します。
Power Control(電源制御)
Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)メニューで Power Control(電源制御)を選択し、<Enter> を押
します。
Intel Power ControlIntel 電源制御)ページが表示されます。
ENERGY STAR* および EUP LOT6 要件に準拠するため、各種スリープ状態で Intel ME をオフにすることができます。Intel ME Power
ControlIntel ME 電源制御)メニューでは、Intel ME プラットフォームの電源関連ポリシーを設定します。
Intel ME ON in Host Sleep States(ホストのスリープ状態時に Intel ME をオン)
Intel ME Power ControlIntel ME 電源制御)メニューで Intel ME ON in Host Sleep States(ホストのスリープ状態時に Intel ME
をオン)を選択し、<Enter> を押します。
上下矢印キーを押して希望の電源ポリシーを選択し、<Enter> を押します。
エンドユーザー管理者は、システム使用状況に応じて使用する電源パッケージを選択できます。
Intel ME WoL では、タイムアウトタイマーが切れた後、コマンドが ME に送信されるまで、Intel ME は引き続き M-Off 状態になります。こ
のコマンドが送信されると、Intel ME M0 または M3 状態に移行し、次に送信されるコマンドに応答します。Intel ME への Ping
も、Intel ME M0 または M3 状態になります。
Intel ME M-off 状態から M0 または M3 状態に移行するには少し時間がかかります。この時間中、Intel AMT はいずれの Intel ME コマン
ドにも応答しません。Intel ME M0 または M3 状態に達すると、システムが Intel ME コマンドに応答するようになります。
次の表では、電源パッケージの詳細を説明します。
電源パッケージ
1 2
S0 ON ON
S3 OFF ON/ ME WoL
S4/S5 OFF ON/ ME WoL
希望の電源ポリシーを選択し、<Enter> を押します。
メモ: システムをプロビジョニング状態にすると、自動的に電源パッケージ 2 に切り替わります。これは後で WebUI、管理コンソー
ル、または MEBx を介して変更できます。
Idle Timeout(アイドルタイムアウト)
Intel ME Power ControlIntel ME 電源制御)メニューで Idle Time Out(アイドルタイムアウト)を選択し、<Enter> を押します。
この設定はタイムアウト値を設定するために使用され、M3 状態での Intel ME のアイドルタイムアウトを定義します。この値は、分単位で入
力します。この値は、Intel ME M-off 状態に移行する前に M3 のアイドル状態を維持できる時間を示します。
メモ:Intel ME M0 の場合は、M-off に移行しません。
Previous Menu(前のメニュー)
Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)メニューで Previous Menu(前のメニュー)を選択し、<Enter>
を押します。
Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)ページが表示されます。
Previous Menu(前のメニュー)
Intel ME Platform ConfigurationIntel ME プラットフォーム設定)メニューで Previous Menu(前のメニュー)を選択し、<Enter>
を押します。
メインメニューが表示されます。
*
本ページに記載の情報は Intel により提供されています。
AMT
設定
Intel Management EngineME)機能の設定完了後は、Intel AMT を設定する前にまずシステムを再起動して、システムがクリーンブート
できるようにする必要があります。次の図は、Intel AMT configurationIntel AMT 設定)メニューを示しています。このメニュー
は、Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)オプションを Management Engine BIOS Extension (MEBx)Management
Engine BIOS ExtensionMEBx))メインメニューから選択すると表示されます。この機能により、Intel AMT 対応コンピュータが Intel
AMT 管理機能をサポートするよう設定できます。
メモ:ネットワークやコンピュータテクノロジに関する用語(TCP/IPDHCPVLANIDEDNS、サブネットマスク、デフォルト
ゲートウェイ、ドメイン名など)に関する基礎知識が必要です。このドキュメントでは、これらの用語について説明していません。
Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)ページに移動するには、次の手順を実行します。
111 Management Engine BIOS ExtensionMEBx)(Management Engine BIOS ExtensionMEBx))メインメニュー
で、Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)を選択します。<Enter> を押します。Intel AMT ConfigurationIntel AMT
設定)画面が表示されます。
Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)画面には、次のクイックリンクが表示されます。
Manageability Feature Selection(管理機能選択)
SOL/IDER/KVM
Username and Password(ユーザー名とパスワード)
SOL
IDER
Legacy Redirection ModeLegacy リダイレクションモード)
KVM
Previous Menu(前のメニュー)
User Consent(ユーザーの同意)
User Opt-in(ユーザー選択)
Opt-in Configurable from remote IT(リモート IT からの選択設定)
Previous Menu(前のメニュー)
Password Policy(パスワードポリシー)
Network Setup(ネットワークのセットアップ)
Network Name Settings(ネットワーク名の設定)
Host Name(ホスト名)
Domain Name(ドメイン名)
Shared/Dedicated FQDN(共有 / 専用 FQDN
Dynamic DNS Update(ダイナミック DNS アップデート)
Periodic Update Interval(定期アップデートの間隔)
TTL
Previous Menu(前のメニュー)
TCP/IP SettingsTCP/IP 設定)
Wired LAN IPv4 Configuration(有線 LAN IPv4 設定)
DHCP ModeDHCP モード)
IPv4 AddressIPv4 アドレス)
Subnet Mask Address(サブネットマスクアドレス)
Default Gateway Address(デフォルトゲートウェイアドレス)
Preferred DNS Address(優先 DNS アドレス)
Alternate DNS Address(代替 DNS アドレス)
Previous Menu(前のメニュー)
Wired LAN IPv6 Configuration(有線 LAN IPv6 設定)
IPv6 Feature SelectionIPv6 機能選択)
IPv6 Interface ID TypeIPv6 インタフェース ID タイプ)
IPv6 AddressIPv6 アドレス)
IPv6 Default RouterIPv6 デフォルトルータ)
Preferred DNS IPv6 Address(優先 DNS IPv6 アドレス)
Alternate DNS IPv6 Address(代替 DNS IPv6 アドレス)
Previous Menu(前のメニュー)
Wireless LAN IPv6 Configuration(ワイヤレス LAN IPv6 設定)
IPv6 Feature SelectionIPv6 機能選択)
IPv6 Interface ID TypeIPv6 インタフェース ID タイプ)
Previous Menu(前のメニュー)
Previous Menu(前のメニュー)
Previous Menu
(前のメニュー)
Activate Network Access(ネットワークアクセスの有効化)
Unconfigure Network Access(ネットワークアクセスの設定解除)
Remote Setup And Configuration(リモートセットアップおよび設定)
Current Provisioning Mode(現在のプロビジョニングモード)
Provisioning Record(プロビジョニング記録)
RCFG
Start Configuration(設定の開始)
Previous Menu(前のメニュー)
Provisioning Server IPv4/IPv6(プロビジョニングサーバー IPv4/IPv6
プロビジョニングサーバー FQDN
TLS PSK
Set PID and PPSPID および PPS の設定)
Delete PID and PPSPID および PPS の削除)
Previous Menu(前のメニュー)
TLS PKI
Remote Configuration(リモート設定)
PKI DNS SuffixPKI DNS サフィックス)
Manage Hashes(ハッシュの管理)
Adding Customized Hash(カスタマイズされたハッシュの追加)
ハッシュの削除
アクティブな状態の変更
証明書ハッシュの表示
Previous Menu(前のメニュー)
Previous Menu(前のメニュー)
Previous Menu(前のメニュー)
Manageability Feature Selection(管理機能選択)
111 Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)メニューで Manageability Feature Selection(管理機能選択)を選択し
て、<Enter> を押します。
111 メッセージが表示されます。
[Caution] Disabling reset network settings including network ACLs to factory default.([注意]無効化すると、
ネットワーク ACL を含むネットワーク設定が工場出荷時のデフォルトにリセットされます。)System resets on MEBx
exit.MEBx を終了するとシステムがリセットされます。)Continue: (Y/N)(続行しますか:(Y/N))
Y を押して設定を変更するか、N を押してキャンセルします。
Manageability Feature Selection(管理選択機能)が有効になると、Intel ME Manageability FeatureIntel ME 管理機能)メニューが表
示されます。これを無効のままにしておくと、管理機能は有効化されません。
SOL/IDER/KVM
Intel AMT を有効にしている場合)Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)ページで SOL/IDER/KVM を選択して <Enter> を押
します。
Intel AMT ConfigurationIntel AMT 設定)ページが SOL/IDER ページに変わります。
Username and Password(ユーザー名とパスワード)
SOL/IDER ページで Username and Password(ユーザー名とパスワード)を選択して <Enter> を押します。
このオプションでは、SOL/IDER セッションに対するユーザー認証を行います。Kerberos* が使用されている場合、このオプションは
DISABLED(無効)に設定するようにします。ユーザー承認は Kerberos によって行われます。Kerberos が使用されていない場合は、IT
理者が SOL/IDER セッションでのユーザー認証を有効または無効にするかを選択できます。
オプション 説明
Enabled(有効) ユーザー名とパスワードが有効です。
Disabled(無効) ユーザー名とパスワードが無効です。
SOL
SOL/IDER ページで SOL を選択して <Enter> を押します。
クライアントシステムで SOL がサポートされている場合は、SOL を使用して、Intel AMT で管理されているクライアントのコンソールの入出
力を管理サーバーコンソールにリダイレクトできます。SOL がサポートされていない場合は、この値で有効にすることはできません。
オプション 説明
Enabled(有効) SOL は有効です。
Disabled(無効) SOL は無効です。
メモ:SOL を無効化してもこの機能は削除されず、使用が阻止されるだけです。
IDER
SOL/IDER ページで IDER を選択して <Enter> を押します。
IDER を使用すると、Intel AMT で管理されたクライアントを、リモートディスクイメージから管理コンソールで起動できます。クライアント
システムで IDER がサポートされていない場合は、この値を指定しても有効にすることはできません。
オプション 説明
Enabled(有効) IDER は有効です。
Disabled(無効) IDER は無効です。
メモ:IDER を無効化してもこの機能は削除されず、使用が阻止されるだけです。
Legacy Redirection ModeLegacy リダイレクションモード)
SOL/IDER ページで、Legacy Redirection ModeLegacy リダイレクションモード)を選択して <Enter> を押します。
Legacy リダイレクションモードは、リダイレクションがどう機能するかを制御します。無効に設定されていると、各セッションの前に、コン
ソールでリダイレクションポートを開放する必要があります。これは、リダイレクションポートの開放をサポートする Enterprise(エンター
プライズ)コンソールおよび新しい SMB コンソール用です。リダイレクションポートを開放する機能をサポートしない古い SMB コンソール
Intel AMT 6.0 以前)では、この Intel MEBx オプションを介してリダイレクションポートを手動でオンにする必要があります。
このモードを選択すると、次のメッセージが表示されます。
オプション 説明
Disabled(無
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