PowerEdge 2950

Dell PowerEdge 2950, PowerEdge 2970, Precision R5400 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dellラック取り付けガイドについてご質問にお答えします。このガイドでは、RapidRailsとVersaRailsを使用してDellシステムをラックに安全に取り付ける方法、必要なツール、ステップバイステップの手順、ケーブル管理方法などが説明されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • ラックにシステムを取り付ける前に何を確認する必要がありますか?
    複数のシステムをラックに取り付ける場合、どのような手順に従う必要がありますか?
    VersaRailsキットを使用する際に、ラックにはどのような要件がありますか?
    ケーブル管理アームはどのように取り付けますか?
ラック取り付けガイド
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための
方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:DellDELL ロゴ、RapidRails、および VersaRails Dell Inc. の商標です。
本書では、必要に応じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、それらの商標や会社名は、
一切 Dell Inc. に帰属するものではありません。
2007 3 P/N TP579 Rev. A00
目次 69
目次
安全にお使いいただくための注意. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
安全について:システムのラックへの取り付け
. . . . . . . . . . 71
取り付けに関する一般的なガイド
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
作業を開始する前に
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
安全に関する重要な注意
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
VersaRails のラック要件
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
ラックスタビライザ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
推奨する工具および備品
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
ラックキットの内容
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
取り付け手順
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
ラック扉の取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
ラックへの印付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
スライドレールアセンブリの構成
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
ラックへのマウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . 78
RapidRails マウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 78
VersaRails マウントレールの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 79
ラックへのシステムの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
ラックからのシステムの取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . 82
ケーブルマネージメントアームの取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . 83
ケーブルの配線
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
ケーブルマネージメントアームランプアセンブリの取り付け
. . . . . 85
ラック扉の取り付け
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
ラック取り付けガイド 71
安全にお使いいただくための注意
ご自身の身体の安全を守り、システムおよび作業環境を保護するために、以下の安全に関するガイド
ラインに従ってください。安全および規制の詳細については、システムに付属の『製品情報ガイド』
を参照してください。保証に関する情報は、『サービス&サポートのご案内』を参照してください。
安全について:システムのラックへの取り付け
ラックの安定性や安全性に関して、以下の点にご注意ください。また、特定の注意文および手順に
ついては、システムおよびラック付属のラック取り付けマニュアルを参照してください。
システムはラックの一部とみなします。したがって、「コンポーネント」には、さまざまな周辺機器
やサポートハードウェアと同様に、システムも含まれます。
警告: 単体ラックでは正面と側面のスタビライザ、連結ラックでは正面のスタビライザを取り付けて
からラックにシステムを取り付けてください。スタビライザを正しく取り付けずにシステムをラック
に取り付けると、ラックが転倒し、けがをするおそれがあります。必ずスタビライザを取り付け
てから、ラックにコンポーネントを取り付けてください。
ラックにシステム / コンポーネントを取り付けた後は、一度に複数のコンポーネントをラックのスラ
イドアセンブリを使って引き出さないでください。重みでラックが転倒し、大けがをするおそれがあ
ります。
メモ: お使いのシステムは、独立型のユニットとして、また、カスタマーラックキットで構成される
Dell ラックキャビネットに取り付けるコンポーネントとして、その安全性が保証されています。それ
以外のラックキャビネットにシステムおよびラックキットを取り付ける場合は、安全性が保証されま
せん。最終的に組み合わせたシステムおよびラックについては、ユーザーの責任において、適用され
る安全基準および地域の電気規約の要件に適合することを確認してください。デルでは、このような
組み合わせに関連するいかなる保証責任も負いません。
システムラックキットは、トレーニングを受けたサービス技術者がラックに取り付けます。
キットを別のラックに取り付ける場合は、そのラックがデルのラック仕様に適合していること
を確認してください。
警告: 大型ラックを 1 人で移動しないでください。ラックの高さと重さを考慮して、少なくとも 2
以上でラックを移動することをお勧めします。
ラックで作業をする前に、スタビライザがラックに固定されて床面に伸び、ラックの全重量が
床面にかかっていることを確認してください。ラックで作業をする前に、ラックが
1
つの場合
は正面と側面のスタビライザ、複数のラックを連結する場合は正面のスタビライザを取り付け
ます。
ラックには必ず下から上へと、最も重いものから順に設置してください。
コンポーネントをラックから引き出す前に、ラックが水平で安定していることを確認してくだ
さい。
72 ラック取り付けガイド
レールリリースラッチを押してコンポーネントをラックから出し入れするときは、
スライドレールに指をはさまれないように注意してください。
ラックに電力を送る
AC
分岐回路に過重電流を流さないでください。ラックの総負荷が分岐回
路定格の
80%
を超えないようにしてください。
ラック内のコンポーネントが十分に通気されることを確認してください。
ラックに取り付けたコンポーネントの作業中に、他のコンポーネントの上に乗ったり、
足をかけたりしないでください。
取り付けに関する一般的なガイド
本書は、ラックキャビネットに
1
台または複数のシステムを取り付ける作業を行う、トレーニング
を受けたサービス技術者向けの手順書です。
RapidRails
構成は、角型の穴を使用するメーカーの
ラックキャビネットに、工具を使わずに取り付けることができます。
VersaRails
構成は、角型また
は丸型の穴を使用する、業界規格に適合しているほとんどのキャビネットに取り付けることができ
ます。ラックキットは、ラックキャビネットに取り付けるシステム
1
台ごとに
1
セットずつ必
要です。
作業を開始する前に
システムをラックに取り付ける作業を始める前に、
71
ページの「安全にお使いいただくための
注意」と、『製品情報ガイド』に記載された安全に関する注意をよく読んでください。
警告: 複数のシステムをラックに取り付ける場合は、1 台のシステムの取り付け手順を完了してから、
次のシステムの取り付けに進んでください。
警告: ラックキャビネットはサイズが非常に大きく重量もありますが、キャスターで簡単に移動でき
るようになっています。このキャスターにはブレーキがないため、ラックキャビネットを移動すると
きは十分な注意が必要です。ラックキャビネットを別の場所に移動するときは、水平調節用の脚を収
納してください。長い傾斜面、急勾配のある場所、スロープなど、バランスが取りにくい場所には
キャビネットを設置しないでください。水平調節用の脚を伸ばしてキャビネットを支え、キャビネッ
トが動かないようにしてください。
メモ: システム自体の設置方法については、81 ページの「ラックへのシステムの取り付け」を参照し
てください。
安全に関する重要な注意
システムをラックに取り付けるときは、次の各項の安全に関する注意を遵守してください。
警告: 作業者は、自分自身と周囲の人々を保護するために、本書の手順に必ず従ってください。本シ
ステムは非常に重量があり大きいため、ご自身や周囲の人々のけがを防ぐために準備と計画を適切に
行うことが重要です。これは、特にシステムをラックの高い位置に取り付ける場合に重要になります。
警告: 別のシステム用に設計されたラックキットのコンポーネントは取り付けないでください。
お使いのシステム用のラックキットのみをお使いください。別のシステム用のラックキットを使用す
ると、システムが損傷し、ご自身や周囲の人々がけがをするおそれがあります。
ラック取り付けガイド 73
VersaRails のラック要件
注意: VersaRails ラックキットは、米国規格協会(ANSI/ 米国電子工業会(EIA)規格 ANSI/EIA-310-
D-92、国際電気標準会議(IEC297、ドイツ工業規格(DIN41494 の仕様を満たすラックについてト
レーニングを受けたサービス技術者が取り付けるように設計されています。ラックキットは、ラック
に取り付けるシステム 1 台につき 1 セット必要です。
ラックスタビライザ
警告: 単体ラックでは正面と側面のスタビライザ、連結ラックでは正面のスタビライザを取り付けて
からラックにシステムを取り付けてください。スタビライザを正しく取り付けずにシステムをラック
に取り付けると、ラックが転倒し、けがをするおそれがあります。必ずスタビライザを取り付け
てから、ラックにコンポーネントを取り付けてください。
スタビライザはラックの転倒を防ぎます。スタビライザを取り付けて床に固定する手順については、
ラックキャビネットに付属のマニュアルを参照してください。
推奨する工具および備品
システムを
4
柱型ラックキャビネットに取り付ける際、以下の工具および備品が必要な場合があり
ます。
#2
プラスドライバ
マスキングテープまたはフェルトペン(取り付け穴に印を付けるときに使用)
ラックキットの内容
スライドアセンブリ
1
ケーブルマネージメントアーム
1
左ケーブルマネージメントアームランプアセンブリ
1
右ケーブルマネージメントアームランプアセンブリ
1
ステータスインジケータケーブル
1
本(必要な場合)
10-32 x 0.5
インチフランジヘッドプラスネジ
8
メモ: 図と手順の説明に示すメートル法規格以外のネジは、サイズとインチ当たりのネジ山数で表記
されています。たとえば 1 インチに 32 本のネジ山がある #10 プラスネジは、10-32 ネジと表記します。
メモ: 左右両方のケーブルマネージメントアームランプアセンブリは、 1-1 にイラストがあります。
CMA をラック背面に固定するには、ケーブルマネージメントアーム(CMA)の向きに応じて片方のラ
ンプアセンブリだけを使用します。詳細については、85 ページの「ケーブルマネージメントアームラ
ンプアセンブリの取り付け」を参照してください。
74 ラック取り付けガイド
1-1 ラックキットの内容
取り付け手順
ラックキットを取り付けるには、次の手順(以降の各項で詳細を説明)を番号順に実行します。
1
ラック扉の取り外し
2
ラックへの印付け
3
スライドレールアセンブリの構成
4
ラックへのマウントレールの取り付け
RapidRails
の取り付け
VersaRails
の取り付け
5
ラックへのシステムの取り付け
6
ケーブルマネージメントアームの取り付け
7
ケーブルの配線
8
ケーブルマネージメントアームランプアセンブリの取り付け
9
ラック扉の取り付け
1
ケーブルマネージメントアーム
2
左ケーブルマネージメント
アームランプアセンブリ
3
右ケーブルマネージメント
アームランプアセンブリ
4
スライドアセンブリ
5
10-32 x 0.5 インチフランジヘ
ッドプラスネジ(8
6
ステータスインジケータケー
ブル(必要な場合)
5
1
6
4
2
3
ラック取り付けガイド 75
ラック扉の取り外し
ラックキャビネットに付属のマニュアルに記載されている扉の取り外し手順を参照してください。
警告: ラックキャビネットの扉の大きさと重さを考慮して、取り付けおよび取り外しは 1 人では行わ
ないでください。
警告: 取り外した扉は、不意に倒れてけがをしないような場所に保管してください。
ラックへの印付け
2
ラックユニット(
2 U
)システムでは、ラックに取り付ける各システムの上下に、
2 U
88 mm
の空間を空ける必要があります。
EIA-310
規格を満たすラックキャビネットには、
1
ラックユニット(
1 U
)ごとに
3
つの穴が交互に
並んでいます。穴の中心から中心までの距離は、前面および背面垂直レールの
1 U
スペースの一番
上の穴から計測して
15.9 mm
15.9 mm
12.7 mm
となっています(
1-2
を参照)。ラックキャ
ビネットの穴には丸型または角型があります。
メモ: 垂直レールには、1 U 間隔の水平の線と数字で印が付いていることがあります。ラックの垂直
レールについている印の番号を控える方法もあるので、ラックに印を付けたりテープを貼る作業は必
須ではありません。
1-2 1 ラックユニット(1 U
警告: 2 台以上のシステムを取り付ける場合は、ラックの使用可能な最下段に 1 台目のシステムを取
り付けられるようにマウントレールをセットしてください。
44 mm1 U
12.7 mm
15.9 mm
15.9 mm
12.7 mm
76 ラック取り付けガイド
ラックに印を付けるには、次の手順を実行します。
1
ラック前面の垂直レール上で、ラックキャビネットに取り付けるシステムの部の
め、フェルトペンまたはテープを使って印を付けます。部にあたる各
1 U
スペースの
置は、穴と穴の間が属部分の中です(線で印が付いているラックキャビネット
もあります。
1-3
を参照)
2
に印を付けた場から
88 mm
上(あるいは
EIA-310
規格に適合したラックであれ
ラックの穴を上に
3
つ数えた場)をめ、フェルトペンまたはマスキングテープを使って
ラック前面の垂直レールに印を付けます(穴を数えた場合は一番上の穴の上に印を付ける)
このマークまたはテープが、垂直レール上でシステムの上置になります
1-3
を参照)
1-3 垂直レールの印付け
1
垂直レールの印(2
1
ラック取り付けガイド 77
スライドレールアセンブリの構成
スライドレールアセンブリには、レールの両端に回転取り付けブラケットがあります。レールアセ
ンブリが
RapidRail
または
VersaRail
のどらとして使われるかは、ブラケットの置によって
まります。ブラケットの
RapidRail
側には、ブラケットを垂直レールに固定するフックとラッチが
あります。ブラケットの
VersaRail
側には
3
つの穴があり、ネジを使って垂直レールに取り付ける
ようになっています。
メモ: ラックキットは、RapidRails 構成のスライドアセンブリに付属しています。
レールアセンブリのタイプをえるには、以下の手順を実行します。
1
回転取り付けブラケットの青色のレバーを押し上ます(
1-4
を参照)
2
ブラケットを回転さ、スライドさ
2
つの付き突起から取り外します。
3
付き突起みにび入るまで、ブラケットをさらに
180
回転さます。
4
定の置にカチッとはまるまで、ブラケットを反対方向に回転さます。
1-4 回転取り付けブラケットの位置の変更
1
取り付けブラケットフランジ
(図は RapidRails バージョン)
2
回転ブラケット
3
リリースレバー
4
肩付き突起(2
5
切り込み(2
1
4
3
5
2
78 ラック取り付けガイド
ラックへのマウントレールの取り付け
RapidRails マウントレールの取り付け
メモ: スライドアセンブリ上の回転取り付けブラケットが RapidRail 構成になっていることを確認
します。図 1-5 を参照してください。
1
ラックキャビネットの前面で、取り付けブラケットのフランジが、
75
ページの「ラックへの
印付け」の垂直レールに付けた印やテープの間のスペースにまるように(または穴の数を数
えて)
1
のマウントレールの置を合わます(
1-5
を参照)
マウントレールの前面取り付けブラケットフランジの上部取り付けフックを、垂直レールに付
けた印の間にある一番上の穴にみます。
1-5 RapidRails マウントレールの取り付け
1
取り付けフック(4
2
押しボタン(2
3
マウントレール(2
ラック正面
1
2
3
ラック取り付けガイド 79
2
マウントレールを正面に向かって押して、上部取り付けフックを垂直レールの対応する角型の
穴にみ、取り付けブラケットのフランジを下に押して取り付けフックを穴に固定
します。全に固定されるとプッシュタンがカチッとび出します(
1-5
を参照)
3
キャビネットの背面で、取り付けブラケットのフランジを後ろに引いて、上部取り付けフック
対応する角型の穴にみ、フランジを下に押して取り付けフックを穴に固定します。
全に固定されるとプッシュタンがカチッとび出します。
4
ラックの反対側のマウントレールで、手順
1
手順
3
します。
メモ:
左右の垂直レールで、マウントレールが同じ高さに取り付けられていることを確認します。
VersaRails マウントレールの取り付け
メモ: スライドアセンブリ上の回転取り付けブラケットが VersaRail 構成になっていることを確認
します。図 1-6 を参照してください。
1
ラックキャビネットの前面で、取り付けブラケットのフランジが、
75
ページの「ラックへの
印付け」の垂直レールに付けた印の間のスペースにまるように(または穴の数を数えて)
1
のマウントレールの置を合わます(
1-6
を参照)
取り付けブラケットフランジの前面にある
3
個の穴を、前面垂直レールに付けた印の間の穴に
合わます。
2
2
本の
10-32 x 0.5
インチフランジヘッドプラスネジを取り付けブラケットフランジの上下の穴
んで、マウントレールを前面垂直レールに固定します。
3
キャビネットの背面から、取り付けブラケットフランジを後ろに引いて、取り付け穴を背面
レールのそれ対応する穴に合わます。
4
2
本の
10-32 x 0.5
インチフランジヘッドプラスネジを取り付けブラケットフランジの上下の穴
んで、マウントレールを背面垂直レールに固定します。
5
ラックの反対側のマウントレールで、手順
1
手順
4
します。
メモ:
左右の垂直レールで、マウントレールが同じ高さに取り付けられていることを確認します。
80 ラック取り付けガイド
1-6 VersaRails マウントレールの取り付け
1
取り付けブラケットフランジ
2
10-32 x 0.5 インチフランジヘ
ッドプラスネジ(マウント
レール 1 本につき 4 本)
3
マウントレール(2
ラック正面
1
2
3
ラック取り付けガイド 81
ラックへのシステムの取り付け
警告: 複数のシステムを取り付ける場合は、1 台目のシステムをラックの使用可能な最下段に取り付
けてください。
警告: システムの大きさと重さを考慮して、マウントレールへのシステムの取り付けは 1 人では行わ
ないでください。
1
2
つの内部スライドレールをラックから引き出し、一番外側の置でックします。
2
スライドアセンブリに載られるさまでシステムを持ちます。
システムの側に
3
本ずつある付きネジを内部スライドアセンブリの対応する
J
ット
1-7
を参照)にみます。
3
システムの側面にある付きネジを、スライドアセンブリの背面
J
ットに合わなが
ら、システム背面を下ます。
4
付きネジをそれれの
J
ットにはめみます。
5
システム前面を下て、中と前部の付きネジをスライドアセンブリの
J
ットに
みます。
付きネジを前面スットに込むと、内部スライドレールの前面にあるシステムリリース
ラッチが置にってカチッと固定されます。システムをスライドアセンブリから取り外
すときは、このシステムリリースラッチを使用します。
6
各内部スライドの外側にあるスライドリリースラッチを押し、システムをラックに押し
みます。
7
ケーブルマネージメントアームの取り付け
83
ページの「ケーブルマネージメントアームの取
り付け」を参照してください。
8
ラックの正面ネルにあるネジをめてスライドアセンブリをラックに固定します。
82 ラック取り付けガイド
1-7 ラックへのシステムの取り付け
ラックからのシステムの取り外し
システムをラックから取り外すには、次の手順を実行します。
1
システムの電り、システムに接続されている周辺機器の電って、電コンセント
からきます。
2
I/O
ケーブルコネクタと電ケーブルコネクタを、システム背面ネルの各コネクタから取り
外します。
3
正面シャーシネルの側でシステムのシャーシをラックに固定しているネジをめます。
1
スライドリリースラッチ
2
肩付きネジ(6
3
J スロット(6
4
フロントリリースラッチ
1
2
4
3
ラック取り付けガイド 83
4
セーフテキャッチがかってまるとこまで、システムをラックから引き出します。
5
各レールのフントリリースラッチを引き上てセーフテキャッチを解除
1-7
を参照)、システムを前に引き出します。
6
システムをラックから全に引き出します。
ケーブルマネージメントアームの取り付け
メモ:
ケーブルマネージメントアームは、ラックキャビネットの左右どちら側にでも取り付けることが
できます。
メモ:
ケーブルマネージメントアームランプアセンブリは、ケーブルマネージメントアームとは反対側
に取り付けます。
1
ケーブルマネージメントアーム前部のラッチをマウントレールののブラケットにはめ
み、カチッとがするまで押しみます(
1-8
を参照)
2
ケーブルマネージメントアームのまだ取り付けていない一のラッチをスライドアセンブリの
のブラケットにはめみ、カチッとがするまで押しみます(
1-8
を参照)
警告: システムケーブルの配線は、ケーブルマネージメントアームの両端を接続してから行ってくだ
さい。
1-8 ケーブルマネージメントアームの取り付け
1
マウントレール(2
2
ブラケット (2)
3
ラッチ(2
4
ケーブルマネージメントアーム
システム背面
1
2
4
3
84 ラック取り付けガイド
ケーブルの配線
1
アーム内にケーブルを配線できるようにするために、ケーブルマネージメントアーム上部の
ーケーブルバスケットをきます(
1-9
を参照)
1-9 ケーブルマネージメントアームでのケーブルの配線
2
必要に応じて、システムステータスインジケータケーブルをシステム背面ネルのコネクタに
接続します。
システムステータスインジケータケーブルをケーブルマネージメントアームに通し、
LED
が付
いたをケーブルマネージメントアームののスットにみ、定の置にカチッと
まるまで押しみます。
3
I/O
ケーブルコネクタと電ケーブルコネクタを、システム背面ネルの各コネクタに接続
ます。
ケーブル接続の詳細については、お使いのシステムの『はじめに』、または『ハードウェア
オーナーズマニュアル』を参照してください。
メモ: リテーナブラケットを電源の背面に取り付けて、電源ケーブルのストレインリリーフに役
立てます。
4
ケーブルをケーブルマネージメントアームのベンドに沿って配線します。
1
タイラップ(2
2
システムステータスインジ
ケータケーブルのコネクタ
3
ケーブルマネージメントアーム
4
ワイヤーケーブルバスケット
3
4
2
1
ラック取り付けガイド 85
5
ンジのきを妨げないように、必要に応じてケーブルのたるみを調節し、タイラップでケー
ブルを固定します(
1-9
を参照)
6
ケーブルバスケットを閉じます。
7 システムをラックから引き出したりラックに押し戻したりして、ケーブルが正しく取り付け
られているか、ケーブルマネージメントアームの動きでケーブルが絡まったり、引きつった
りしないか、またはアームの動きが妨げられていないか確認します。必要に応じて、
ケーブルマネージメントアームのバスケット内のケーブルの位置を調整します。
メモ: システムを引き出せる限度まで引き出すと、伸びきった位置でスライドアセンブリにロッ
クがかかります。ロックを解除するには、各スライドの側面にあるスライドリリースラッチを押
しながら、システムをラックに押し込みます。
8
ケーブルが正しく配線できたら、システムをラックに全に押しみます。
ケーブルマネージメントアームランプアセンブリの取り付け
ケーブルマネージメントアームランプアセンブリによって、ケーブルマネージメントアームが安定
した水平な置に誘導されます。ケーブルマネージメントアームランプアセンブリの取り付けは、
次の手順で行います。
1
ケーブルマネージメントアームの向きに応じて、片方だけのランプアセンブリをびます。
a
1-11
のようにケーブルマネージメントアームをラックの右側に取り付ける場合は、
左ケーブルマネージメントアームランプアセンブリをラックに取り付けます
1-10
を参照)
b
ケーブルマネージメントアームをラックの左側に取り付ける場合は、右ケーブルマネージ
メントアームランプアセンブリをラックに取り付けます(
1-10
を参照)
警告: ケーブルマネージメントアームが時間の経過とともに弛むことを防ぐために、ケーブルマ
ネージメントアームランプアセンブリを取り付ける必要があります。
メモ: ケーブルマネージメントアームランプアセンブリは、
金属製のランプが必ずラックの内側
を向くように取り付けてください(図 1-10 を参照)
メモ:
1-10
は、システムの背面方向から見た図です。
86 ラック取り付けガイド
1-10 / 右ケーブルマネージメントアームランプアセンブリの向き
2
ラックの(ケーブルマネージメントアームを取り付けた箇所とは)反対側にあるランプアセン
ブリブラケットにランプアセンブリのラッチをはめみます(
1-11
を参照)
3 次の手順でケーブルマネージメントアームを所定の位置に挿入します。
a
ケーブルマネージメントアームの屈曲部にあるランプアセンブリームガイドの
置を確認します。
b
ランプアセンブリームガイドを持ち、ランプの上にスライドさ、ランプ
アセンブリの取付め具のとこめます。
c
正しいランプアセンブリをんでいれ、ラックにシステムをえるに、
ームガイドは回ランプアセンブリ上部のめ具に正しく固定されます。
1-11
は、
ケーブルマネージメントアームを右側に取り付け、左のランプアセンブリを取り付けた
しています。
ケーブルマネージメントアームランプアセンブリを外すには、ランプアセンブリラッチのランプア
センブリリリースタンを押し、ランプアセンブリをブラケットから引ききます
1-11
を参照)
1
左ケーブルマネージメント
アームランプアセンブリ
2
右ケーブルマネージメント
アームランプアセンブリ
3
金属製のランプ
1
2
3
ラック取り付けガイド 87
1-11 ケーブルマネージメントアームランプアセンブリの取り付け
メモ: 1-11 では、ケーブルマネージメントアームがラックの右側に取り付けられ、左ケーブルマ
ネージメントアームランプアセンブリがラックの左側に取り付けられています。逆に、ケーブルマ
ネージメントアームをラックの左側に取り付ける場合は、右ケーブルマネージメントアームランプア
センブリをラックの右側に取り付けます。
ラック扉の取り付け
ラックに付属のマニュアルに記載されている扉の取り付け手順を参照してください。
警告: ラックキャビネットの扉の大きさと重さを考慮して、取り付けおよび取り外しは 1 人では行わ
ないでください。
1
ランプアセンブリブラケット
2
ケーブルマネージメントア
ームランプアセンブリラッチ
3
ランプアセンブリリリ
ースボタン
4
ランプアセンブリの取付留め具
5
左ケーブルマネージメント
アームランプアセンブリ
6
ランプアセンブリワイヤ
フォームガイド
6
2
3
4
1
5
/