NEC SIGMABLADE N8406-020, N8406-019, N8406-020 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!NEC N8406-019/N8406-020 FCスイッチモジュールのユーザーズガイドの内容を理解しています。このマニュアルには、安全な設置方法、使用方法、そして静電気対策から故障時の対処法まで、詳細な情報が記載されています。デバイスに関するご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください!
  • FCスイッチモジュールをSIGMABLADEに取り付ける際の注意点は?
    使用中の煙、異臭、異音はどうすればいいですか?
    携帯電話などの使用について注意点は?
    静電気対策としてどのようなことに注意すべきですか?
    使用できるインターフェースケーブルは?
N8406-019/N8406-020
FC スイッチモジュール
ユーザーズガイド
N8406-019/N8406-020
FC Switch Module
User’s Guide
856-083456-010-A
2007 年 3 月 5
March 2007, 5th Edition
注意
製品のご使用前に、必ず本書をお読みの上で注意をお守りください。本書は、必要な時にすぐ
見られるように保管してください。
Caution
Read this book without fail before using the product and guard attention.
Keep this book so that it is show soon when it is necessary.
- 2 -
まえがき
このたびは、N8406-019/N8406-020 FC スイッチモジュールをお買い上げいただきまことにありがとうござ
います。
本書は、N8406-019/N8406-020 FC スイッチモジュール(以下「本製品」と呼びます)を正しく、安全に
設置、使用するための手引きです。本製品を取り扱う前に必ずお読みください。また、本製品を使用する上
でわからないこと、不具合が起きたときにもぜひご利用ください。本書は、必要な時にすぐに参照できるよ
うに必ずお手元に保管してください
本製品を取り付けるブレード収納ユニット(SIGMABLADE)の取り扱いについての説明は、ブレード収納ユニ
ット(SIGMABLADE)に添付のユーザーズガイドを参照してください。また、本製品を取り扱う前に「安全上の
ご注意」「使用上のご注意」を必ずお読みください。
- 4 -
商標について
Microsoft Microsoft Windows, Windows, Windows Server 2003 Microsoft
Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
Brocade とそのロゴは米国 Brocade Communications Systems, Inc.の米国およびその他の国における登録商
標です。
記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) NECの許可なく複製・改変などを行うことはできません。
(4) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきのことが
ありましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
(5) 運用した結果の影響については(4)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
このユーザーズガイドは、必要なときすぐに参照できるように必ずお手元に保管してください。
「安全上のご注意」および「使用上のご注意」を必ずお読みください。
電波障害自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置で
す。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切
な対策を講ずるよう要求されることがあります。
- 6 -
安全上のご注意 ~ 必ずお読みください ~
本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。
安全にかかわる表示
本書では危険の程度を表す言葉として、「警告」と「注意」という用語を使用しています。それぞれの
用語は次のような意味を持つものとして定義されています。
警告
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
注意
火傷や怪我などを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示します。
表示は次の3種類の記号を使って表します。それぞれの記号は次のような意味を持つものものとし
て定義されています。
注意の喚起
この記号は危険が発生するおそれがあることを表します。記号
の中の絵表示は危険の内容を図案化したものです。
(例)
(感電注意)
行為の禁止
この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近くの絵表示
は、してはならない行為の内容を図案化したものです。
(例)
(分解禁止)
行為の強制
この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵表示は、しな
ければならない行為の内容を図案化したものです。危険を避け
るためにはこの行為が必要です。
(例)
(コードを抜け)
注意の喚起
特定しない一般的な注意警告を示しま
す。
高温による傷害を負うおそれがあること
を示します。
感電のおそれがあることを示します。
発煙または発火のおそれがあることを示
します。
行為の禁止
特定しない一般的な禁止を示します。
本製品を分解・修理・改造しないでくだ
さい。感電や火災のおそれがあります。
行為の強制
特定しない一般的な使用者の行為を指示
します。説明に従った操作をしてくださ
い。
本製品の電源コードをコンセントから
抜いてください。火災や感電のおそれが
あります。
- 8 -
安全上のご注意
本製品を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理解し、安全にご
活用ください、記号の説明については巻頭の「安全にかかわる表示」の説明をご参照ください。
警告
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など、人命に関わる設
備や機器および高度な信頼性を必要とする設備や機器などへの組み込みやこれら機器の制御な
どを目的とした使用は意図されておりません。これら設備や機器、制御システムなどに本製品を
使用した結果、人身事故、財産損傷などが生じても当社はいかなる責任も負いかねます。
ご自分で分解、修理、改造はしない
本書に記載されている場合を除き、絶対に分解したり、修理改造を行ったりしないでください。
装置が正常に動作しなくなるばかりでなく、感電や火災の危険があります。故障の際はお買い求
めの販売店または保守サービス会社にご連絡ください。
煙や異臭・異音がしたまま使用しない
万一、異臭異音などが生じた場合は、ただちに電源を OFF にして電源コードをコンセント
から抜いてください。その後、お買い求めの販売店または保守サービス会社にご連絡ください。
そのまま使用すると火災の原因となります。
針金や金属片を差し込まない
本製品に金属片や針金などの異物を差し込まないでください。感電の危険があります。
光線を直視しない
NF9330-SF02 SFP モジュールは、レーザー安全基準クラス 1 に適合していますが、近距離(20cm
以内)での直視は瞳孔に悪影響を与える恐れがあります。動作中は SFP モジュールのポートをの
ぞきこまないでください。また、光ファイバーケーブルを接続していない場合は必ず付属の防塵
カバー(ゴムキャップ)をはめ、コネクタ端子を保護してください。
<次頁に続く>
- 9 -
注意
確実に接続する
本製品をブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のスイッチモジュールスロットに実装すると
きは、確実に差し込んでイジェクトレバーをストッパで固定してください。完全に差し込まなか
ったり、イジェクトレバーをストッパで固定しなかった場合、発煙や発火のおそれがあります。
指定以外のインターフェースケーブルを使用しない
インターフェースケーブルは、指定するものを使用し、接続する装置やコネクタを確認した上で
接続してください。指定以外のケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、ショートによ
り感電や火災を起こすことがあります。
インターフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意をお守りください。
・破損したケーブルを使用しない。
・ケーブルを踏まない
・ケーブルの上にものを載せない
・ケーブルを改造・加工・修復しない
携帯電話などを近くで使用しない
携帯電話やPHS、ポケットベルなどを近くで使用しないでください。電波による誤動作の原因
となります。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス(二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニア、オゾンなど)の存在する
環境に設置し、使用しないでください。また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分(塩化ナト
リウムや硫黄など)や導電性の金属などが含まれている環境へも設置しないでください。装置内
部のプリント板が腐食し、故障および発煙発火の原因となるおそれがあります。もしご使用の
環境で上記の疑いがある場合は、販売店または保守サービス会社にご相談ください。
- 12 -
使用上のご注意 ~本製品を正しく動作させるために~
本製品を使用するときに注意していただきたいことを次に示します。これらの注意を無視して、本
製品を使用した場合、資産(データやその他の装置)が破壊されるおそれがありますので必ずお守り
ください。
本製品は大変静電気に弱い電子部品です。ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)の金属フレーム
部分などに触れて身体の静電気を逃がしてから取り扱ってください。また、本製品の端子部分
や部品を素手で触ったり、直接机の上に置いたりしないでください
本製品を落としたり物にぶつけたりしないでください、誤動作や故障するおそれがあります。
本書及びブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のユーザーズガイドに記載されている説明をよく
お読みになり、正しく取り扱ってください。
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のスイッチモジュールスロットにうまく本製品を取り付け
られないときは、いったん本製品を取り外してから取り付けなおしてください。過度の力を加
えると破損するおそれがありますので注意してください。
- 14 -
本書について
本書は、N8406-019/N8406-020 FC スイッチモジュールを正しくセットアップし、使用できるようにするため
の手引きです。本製品を使用される前に本書をよくお読みになり、いつでも取り出せる場所に大切に保管し
てください。本製品の移設の際は必ず本書も一緒に移設してください。
本書は、Windows などのオペレーティングシステムやキーボード、マウスといった一般的な入
出力装置などの基本的な取り扱いについて十分な知識を持ったユーザを対象として記載され
ています。
本文中の記号
本文中では次の 3 つの記号を使用しています。それぞれの意味を示します。(「安全にかかわる表示」
については 6 ページをご参照ください)
重要
本製品を取り扱う上で守らなけれ
ばならない事柄や特に注意すべき
点を示します。
本製品を取り扱う上で確認してお
く必要がある点を示します。
ヒント
知っておくと役に立つ情報や、便
利なことなどを示します。
チェック
- 16 -
梱包箱の中身について
梱包箱の中には本製品以外に色々な部品が入っています「第2章 構成品」を参照し、全ての添付品がそろ
っていることを確認してください。万一、足りないものや破損しているものがあった場合には、本製品をご
購入された販売店にご連絡ください
保証について
本製品には「保証書」が添付されています。「保証書」は販売店で所定事項を記入しお渡ししますので、記載
内容をご確認の上、大切に保管してください。保証期間中に故障した場合には、「保証書」の記載内容に基づ
き無償修理致します。保証後の修理については、ご購入された販売店もしくはご契約されている保守サービ
ス会社にご相談ください。
製品寿命について
本製品の製品寿命は5年です。本製品の交換については、本製品をご購入された販売店もしくはご契約され
ている保守サービス会社へご相談ください。
第三者への譲渡について
本製品を第三者に譲渡(または売却)する時には、必ず本書を含む全ての添付品をあわせて譲渡(または売
却)してください。
ソフトウェアに関しては、譲渡した側は一切の複製物を所有しないでください。また、インストールした装
置から削除した後、譲渡してください。
輸送について
本製品を輸送する際は「第2章 構成品」を参考にブレード収納ユニット(SIGMABLADE)から本製品を取り
し、本製品とすべての添付品を購入時の梱包箱に入れてください。
データの保管について
オペレータの操作ミス、衝撃や温度変化等による装置の故障によってデータが失われる可能性があります。
万一に備えて、ハードディスクドライブに保存されている大切なデータは、定期的にバックアップを行って
ください。
- 18 -
廃棄について
本製品の廃棄については、各自治体の廃棄ルールに従って分別廃棄してください。詳しくは、各自治体にお
問い合わせください。
分別廃棄のためにリチウム電池を取り外す場合は、保守サービス会社にお問い合わせ下さい。
警告
リチウム電池を取り外さない
本製品内部にはリチウム電池が取り付けられています。電池を取り外さないでくださ
い。電池を火に近づけたり、水に浸したりすると爆発のおそれがあります。
分別廃棄のために電池を取り外す場合には、保守サービス会社に問い合わせて下さい。
重要
フロッピーディスク、その他書き込み可能なメディア(CD-R/CD-RWなど)に保存
されているデータは、第三者によって復元や再生、再利用されないようお客様の責任にお
いて確実に処分してから廃棄してください。個人のプライバシーや企業の機密情報を保護
するために十分な配慮が必要です。
リチウム電池
- 20 -
目次
まえがき ................................................................. - 2 -
安全にかかわる表示................................................................ - 6 -
安全上のご注意 ................................................................... - 8 -
本文中の記号 .................................................................... - 14 -
梱包箱の中身について............................................................. - 16 -
保証について .................................................................... - 16 -
製品寿命について ................................................................ - 16 -
第三者への譲渡について........................................................... - 16 -
輸送について .................................................................... - 16 -
データの保管について............................................................. - 16 -
廃棄について .................................................................... - 18 -
目次 ............................................................................ - 20 -
1.本製品について......................................................... - 22 -
1-1.仕様 ........................................................................ - 22 -
1-2.本製品の特 ................................................................ - 22 -
2.構成品 ................................................................ - 23 -
3.各部の名称と機能 ...................................................... - 23 -
4.セットアップ手順 ...................................................... - 27 -
4-1.本製品の取り付け/取り外し.................................................... - 28 -
4-2.SFP モジュール取り付け/取り外し .............................................. - 33 -
4-3.FC スイッチモジュールの設定 .................................................. - 35 -
4-4.周辺機器接 ................................................................ - 36 -
4-5.周辺機器接続確認............................................................. - 37 -
5.注意事項/困ったときの処理 ............................................. - 38 -
5-1.困ったときの処理............................................................. - 38 -
付録 シリアルポート接続 ................................................. - 58 -
付録 周辺機器接続確認 ................................................... - 59 -
付録 カスケード接続 ..................................................... - 62 -
付録 装置設定機能 ....................................................... - 69 -
PASSWORD 設定変更 ................................................................ - 69 -
ネットワーク設定変更............................................................. - 70 -
スイッチネーム設定変更........................................................... - 72 -
ポートデータレート設定変....................................................... - 73 -
ポートトポロジー設定変更......................................................... - 75 -
Domain ID 設定変更 ............................................................... - 77 -
Principal Selection Mode 確認/設 .............................................. - 79 -
ゾーニング設定 .................................................................. - 81 -
時刻設定/タイムサーバー設定...................................................... - 97 -
各種設定の保存/再設定.......................................................... - 100 -
- 22 -
1.本製品について
1-1.仕様
仕様
項目
N8406-019 N8406-020
備考
Fibre Channel インターフェース
外部×4
内部x8
外部x8
内部x16
Fibre Channel 機器の接続に
は SFP モジュールが必要に
なります。
Fibre Channel 速度 2Gbps/4Gbps
ポート数 12 24
形態 ブレード
SIGMABLADE-M/SIGMABLADE-H
のスイッチモジュールスロ
ットへ実装可能
外形寸法
208mm(幅)×29.3 mm(高さ)
280mm(奥行)
重量 1.3kg 以下
動作電圧 12.0V
消費電力 35W
動作時
温度 0 ~ 43℃
湿度 5 ~ 90%
動作環境
保管時
温度 -40 ~ 70℃
湿度 5 ~ 95%
結露しないこと
1-2.本製品の特徴
N8406-019/N8406-020 FC スイッチモジュールは、Express5800/BladeServer シリーズ専用 Fibre
Channel Switch Module です。本製品によって Fibre Channel 機器を接続することができます。
本製品は以下の機能を有します。
Fabric によるデバイス接続
ポートデータレート固定機能
ポート Topology 固定機能
ポートゾーニング機能/WWN ゾーニング機能
SIGMABLADE-M/SIGMABLADE-H に実装が可能
カスケード接続機能
重要
弊社が指定するブレード収納ユニット(SIGMABLADE)以外への実装及び Fibre
Channel 機器の接続はしないでください。指定以外のブレード収納ユニットへの実
装及び Fibre Channel 機器の接続ができたとしても本製品及び接続した Fibre
Channel 機器が正常に動作しないばかりか、故障するおそれがあります。
実装可能な装置本体及び接続可能な Fibre Channel 機器については、本製品を購入
された販売店または保守サービス会社にお問い合わせください。
Fibre Channel 機器を本製品の外部ポートに接続するには別途 SFP モジュールが必
要になります。
- 23 -
2.構成品
梱包箱には FC スイッチモジュール以外に付属品が入っています。添付の構成品表を参照し全てそろっ
ていることを確認してください。万一、足りないものや破損しているものがありましたら、販売店に
ご連絡ください。
FC スイッチモジュール
ユーザーズガイド
3.各部の名称と機能
イジェクタ
ストッパ
外部ポート
N8406-019 では外部ポート
ポート番号:21/22/23/0 は利用不可となります。
内部ポート側コネクタ
外部ポート
(SFP スロット)
ポート番号:17/18/19/20
RST
ACT
!
ID
17 18 19 20 21
22 23 0
ID ④RST ボタン
②Status ランプ ⑤ポート Status ランプ
③ACT ランプ ⑥ポート Speed ランプ
外部ポート
(SFP スロット)
ポート番号:21/22/23/0
装置シリアル No ラベル
- 24 -
(1) ランプ表示
本製品のランプの点灯条件は以下となります。
ランプの点灯状態をご確認いただき必要な処置を実施ねがいます。
① ID ランプ
ランプの状態 状態 必要な対処
ブルー点灯 or 消灯 正常状態
重要
ID ランプが本製品の電源投入後 3 分以上してブルー点灯または消灯以外の状
態の場合は本製品に障害が発生している可能性があります。お買い求めの販売
店または保守会社にご連絡をおねがいします。
② Status ランプ
ランプの状態 状態 必要な対処
グリーン点灯 正常状態
重要
Status ランプが本製品の電源投入後 3 分以上して点灯しない場合は本製品に
障害が発生している可能性があります。お買い求めの販売店または保守会社に
ご連絡をおねがいします。
③ ACT ランプ
ランプの状態 状態 必要な対処
グリーン点灯 正常状態
消灯
スイッチモジュール起動が終了して
いない、またはスイッチモジュール
の起動障害が発生
スイッチモジュールの電源が入
っているか、正常起動している
か確認してください
グリーンの低速点滅
(1 秒間隔)
温度異常等の装置異常が発生してい
る可能性があります
お買い求めの販売店または保守
会社にご連絡願います。
アンバー点灯
1 つ以上のポートがオフライン状態
となっている
ポート Status ランプを確認して
ください。
重要
装置起動時に本ランプが一時的にアンバー点灯になります。
グリーン点灯以外の状態では本製品に障害が発生しています、必要な処置を実
施しても障害が解決しない場合はお買い求めの販売店または保守会社にご連
絡をおねがいします。
- 25 -
④ ポート Status ランプ (ポート番号の左側の LED)
LED の状態 詳細内容
消灯
SFP モジュールに対し信号がないか SFP モジュールにケーブルが接続さ
れていない、または Fibre Channel 機器が接続されていない状態
グリーン点灯 オンライン(デバイスが接続済み)でトラフィックが流れていない
グリーンの点滅
(不定期な点滅)
ポートがオンラインでかつポートにトラフィックが流れている状態
アンバー点灯
ポートが光または信号を受信しているが、まだオンラインにはなってい
ない状態
アンバーの低速点滅
(1 秒間隔)
自己診断の結果本製品のポートに不具合がありポートが Disable 状態
となっている。 ※
アンバーの高速点滅
(0.25 秒間隔)
ポートがフォルト状態になっている
アンバーとグリーン
が交互に点滅
ポートがバイパスモードになっている ※
重要
表中、詳細内容の項目に“※”印が記載されている状態では装置障害が発生し
ています。お買い求めの販売店または保守会社にご連絡をおねがいします。
⑤ ポート Speed ランプ (ポート番号の右側の LED)
LED の状態 詳細内容
消灯
1Gbps モード
グリーン点灯
2Gbps モード
アンバー点灯
4Gbps モード
重要
本製品においてはポートデータレー 1Gbps 製品の接続は未サポートです。
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(2) 外部ポート
Fibre Channel 機器を接続可能な SFP ポート。
本製品上には 8 個の SFP ポートが実装されていますが利用可能なポート番号は製品毎に異なります
利用可能なポートは下記表を参照願います。
利用の可否
ポート No
N8406-019 N8406-020
ポート 17
ポート 18
ポート 19
ポート 20
ポート 21 ×
ポート 22 ×
ポート 23 ×
ポート 0 ×
重要
利用不可の SFP スロットに関しても SFP モジュールは実装は可能ですが、Fibre
Channel 機器接続はできません。
(3) 内部ポート
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)内で CPU ブレード内部のメザニン拡張スロットに搭載された
Fibre Channel コントローラと接続するポート。
本製品上には 16 個の内部ポートが実装されていますが利用可能なポート番号は製品毎に異なります
利用可能なポートは下記表を参照願います。
利用の可否
ポート No
N8406-019 N8406-020
接続される
CPU ブレード
ポート 1 スロット 1
ポート 2 スロット 2
ポート 3 スロット 3
ポート 4 スロット 4
ポート 5 スロット 5
ポート 6 スロット 6
ポート 7 スロット 7
ポート 8 スロット 8
ポート 9 × スロット 9
ポート 10 × スロット 10
ポート 11 × スロット 11
ポート 12 × スロット 12
ポート 13 × スロット 13
ポート 14 × スロット 14
ポート 15 × スロット 15
ポート 16 × スロット 16
重要
各内部ポートが接続される CPU ブレードのスロット番号は固定です。変更はで
きません。詳細に関してはご利用になるブレード収納ユニット(SIGMABLADE)
のユーザーズガイドを参照してください。
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4.セットアップ手順
次の手順に従って本製品のセットアップを行います。
「ユーザーズガイド(本書)」
の説明範囲
本製品の取り付け/取り外し →28ページ
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)に本製品を取り付けます。
SFP モジュールの取り付け/取り外し →33ページ
FC スイッチモジュールに SFP モジュールを取り付けます。
FC スイッチモジュールの設定 →35ページ
FC スイッチ内の各種設定を実施する。
周辺機器接続 →36ページ
FC スイッチ外部ポートへ周辺機器を接続する。
重要
FC スイッチモジュール間のカスケード接続を実施する場合は「周辺機器接
続」の前に「付録 カスケード接続」を実施してください。
- 28 -
4-1.本製品の取り付け/取り外し
取り付け手順
次に示す手順に従って本製品をブレード収納ユニット(SIGMABLADE)に取り付けます。
重要
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)への本製品の実装時には以下の点に注意
願います。
本製品を一枚づつ実装し、先に実装した製品が起動した後、次の装置を実装
してください。本製品の同時実装を行った場合、内部ポートの Linkup 不具
合が発生する場合があります。
注意
確実に接続する
FC スイッチモジュールをブレード収納ユニット(SIGMABLADE)に取り付ける際は確実に取り付け
てください。中途半端に取り付けると接触不良を起こし、発煙や発火の原因となるおそれがあり
ます。
. 本製品を取り付けるブレード収納ユニット(SIGMABLADE)イッチモジュールスロット番号
を確認します。
各ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)におけける本製品実装可能スイッチモジュールスロッ
ト番号
重要
実装可能なスイッチモジュールスロット番号に関する詳細情報に関してはご
利用になるブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のユーザーズガイドを参照願
います。
本製品の実装に関してはブレード収納ユニット(SIGMABLADE)態で
装が可能です。なお、実装実施時の注意事項に関してはブレード収納ユニット
(SIGMABLADE)のユーザーズガイドを参照願います
スロット3
スロット4
スロット5
スロット6
スロット5
スロット6
スロット3 スロット4
スロット1
スロット2
スロット1
スロット2
スロット7
スロット8
SIGMABLADE-M
SIGMABLADE-H
-H
FCスイッチモジュール搭載可能スロット
(スロット番号3~6)
- 29 -
. ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のユーザーズガイドに従ってブレード収納ユニット
(SIGMABLADE)から本製品を取り付けるスイッチモジュールスロットのダミーモジュールまた
はブランクカバーを取りはずします
ヒント
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のスイッチモジュールスロット、ダミー
モジュールまたはブランクカバーの取り外し方法に関してはブレード収納
ユニット(SIGMABLADE)のユーザーズガイドを参照願います。
. 本製品のイジェクタのストッパをはずしイジェクタを開きます。
ヒント
ストッパを右方向に軽く押す事によりストッパが外れイジェクタが開きま
す。
. ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のユーザーズガイドに従って本製品をブレード収納ユニ
ット(SIGMABLADE)に取り付けます。
ヒント
(SIGMABLADE)
製品のコネクタを軽く押し込みます
- 30 -
. イジェクタをストッパがロックされるまで押し込み固定します。
本製品の取り付け・取り外し方法はブレード収納ユニット(SIGMABLADE)により
異なりますので必ずブレード収納ユニット(SIGMABLADE)のユーザーズガイド
お読みください。
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE)に本製品を取り付けられないときは、いっ
たん本製品を取り外してから取り付けなおしてください。過度の力を加えると
破損するおそれがありますので注意してください。
また、本製品の取り外し後、10 秒以上間隔をあけ再取り付けしてください。
Fibre Channel ローラの実装箇所に対応したブレード収納ユニット
(SIGMABLADE)のスイッチモジュールスロットに本製品を実装してください。そ
れぞれの実装箇所が対応していないと、周辺機器を接続することが出来ません。
詳細についてはブレード収納ユニット(SIGMABLADE)、CPU ブレードもしくは
Fibre Channel コントローラのユーザーズガイドをお読みください。
チェック
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