3
80 40 40(Note off E4) E4 オフ
○エフェクト 1(リバーブ・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー91)
ステータス
第 2 バイト 第 3 バイト
BnH 5BH vvH
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H~FH(ch.1~ch.16)
vv=リバーブ・センド・レベル: 00H~7FH(0~127)、初期設定値=28H
(40)
※ 各パートのリバーブ・センド・レベルを調節します。
○エフェクト 3(コーラス・センド・レベル)(コントローラー・ナンバー93)
ステータス
第 2 バイト 第 3 バイト
BnH 5DH vvH
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H~FH(ch.1~ch.16)
vv=コーラス・センド・レベル: 00H~7FH(0~127)、初期設定値=00H
(0)
※ 各パートのコーラス・センド・レベルを調節します。
○NRPN MSsB/LSB(コントローラー・ナンバー98, 99)
ステータス
第 2 バイト 第 3 バイト
BnH 63H mmH
BnH 62H llH
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H~FH(ch.1~ch.16)
mm=NRPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)
ll=NRPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)
※ “GM1 システム・オン”および“GM2 システム・オン”を受信すると、Rx. NRPN=
OFF となり、NRPN を受信しません。“GSリセット”または、Rx.NRPN=ON を受
信すると、NRPN の受信可能状態になります。
※ NRPN で設定された値は、プログラム・チェンジやリセット・オール・コントローラ
ーなどを受信してもリセットされません。
** NRPN **
コントロール・チェンジには、NRPN(ノン・レジスタード・パラメーター・ナンバー)と呼
ばれる、機器固有の機能を設定できる拡張領域が用意されています。本機では
NRPN の使用によって、音色のパラメーターなどを変化させることができます。
実際の使用にあたっては、まず NRPN(コントローラー・ナンバー98および 99、順番
はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・エ
ントリー(コントローラー・ナンバー6)で指定パラメーターの値を設定します。いった
ん NRPNのパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデータ・
エントリーはすべてそのパラメーターに対する変更値とみなされます。誤動作を防止
するために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPN ヌル(RPN
7FH 7FH)を設定することをお勧めします。4.参考資料「●実際の MIDI メッセージ
の例」<例 4>の RPNメッセージの例を参照してください。なお、本機では NRPNに
対するデータ・エントリーの下位バイト(コントローラー・ナンバー
38)は無視します。
これらの NRPNに対応するデータ・エントリーは上位バイト(コントローラー・ナンバー
6)のみを送信すればよいです。
本機は、以下に示す NRPN を受信します。
NRPN Data entry
MSB LSB
MSB パラメーター名と値の範囲
01H 08H mmH ビブラート・レイト(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
01H 09H mmH ビブラート・デプス(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
01H 0AH mmH ビブラート・ディレイ(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
01H 20H mmH TVF カットオフ周波数(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
01H 21H mmH TVF レゾナンス(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
01H 63H mmH TVF&TVA エンベロープ・アタック・タイム(相対変化)
mm:0EH~40H~72H
(-50~0~+50)
01H 64H mmH TVF&TVA エンベロープ・ディケイ・タイム(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
01H 66H mmH TVF&TVA エンベロープ・リリース・タイム(相対変化)
mm:0EH~40H~72H(-50~0~+50)
18H rrH mmH ドラム・インストゥルメント・ピッチ・コース(相対変化)
rr:ドラム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm:00H~40H~7FH(-64~0~+63 半音)
1AH rrH mmH ドラム・インストゥルメント TVA レベル(絶対変化)
rr:ドラム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm:00H~7FH(0~最大)
1CH rrH mmH ドラム・インストゥルメント・パンポット(絶対変化)
rr:ドラム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm:00H、01H~40H~7FH(ランダム、左-中央-
右)
1DH rrH mmH ドラム・インストゥルメント・リバーブ・センド・レベル(絶対変
化)
rr:ドラム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm:00H~7FH(0~最大)
1EH rrH mmH ドラム・インストゥルメント・コーラス・センド・レベル(絶対変
化)
rr:ドラム・インストゥルメントのノート・ナンバー
mm:00H~7FH(0~最大)
※ 相対変化のパラメーターは、プリセットされている値を基準(40H)として相対的に
変化します。相対変化のパラメーターは、GS 機種同士でも、機種により音色など
の変化の仕方や変化範囲が異なる場合があります。
※ 絶対変化のパラメーターは、プリセットされている値に関わらず絶対値で設定し
ます。
※ データ・エントリーの下位バイト(llH)は無視します。
○RPN MSB/LSB(コントローラー・ナンバー100, 101)
ステータス
第 2 バイト 第 3 バイト
BnH 65H mmH
BnH 64H llH
n=MIDI チャンネル・ナンバー: 0H~FH(ch.1~h.16)
mm=RPN で指定するパラメーター・ナンバーの上位バイト(MSB)
ll=RPN で指定するパラメーター・ナンバーの下位バイト(LSB)
※ Rx. RPN=OFF のときは受信しません。
※ RPN で設定された値は、プログラム・チェンジやリセット・オール・コントローラー
などを受信してもリセットされません。
** RPN **
コントロール・チェンジには、RPN(レジスタード・パラメーター・ナンバー)、すなわち
MIDI 規格で機能が定義されている拡張パラメーターがあります。
実際の使用にあたっては、まず RPN(コントローラー・ナンバー100 および 101、順
番はどちらからでもよい)を送信して制御するパラメーターを指定し、その後データ・
エントリー(コントローラー・ナンバー6, 38)で指定パラメーターの値を設定します。い
ったん RPN のパラメーターが指定されると、その後同一チャンネルで受信するデー
タ・エントリーはすべてそのパラメーターに対する値の変更とみなされます。誤動作
を防止するために、必要なパラメーターとその値の設定が終わったら、RPN ヌルを
設定することをお勧めします。
4.参考資料「●実際の MIDI メッセージの例」<例 4>を参照してください。
本機は、以下に示す RPN を受信します。
RPN Data entry
MSB LSB
MSB LSB 解説
00H 00H mmH --- ピッチ・ベンド・センシティビティー
mm:00H~18H(0~24 半音)、初期設定値=02H(2
半音)
ll:無視します(00H として処理します)
半音ステップで 2 オクターブまで指定可能です。
00H 01H mmH llH マスター・ファイン・チューニング
mm、ll:00 00H~40 00H~7F 7FH(-100~0~
+99.99 セント)
4.参考資料「●チューニングについて」を参照してくだ
さい。
00H 02H mmH --- マスター・コース・チューニング
mm:28H~40H~58H(-24~0~+24 半音)
ll:無視します(00H として処理します)
00H 05H mmH llH モジュレーション・デプス・レンジ
mm:00H~04H(0~4 半音)
ll:00H~7FH(0~100 セント)
100/128 セント/バリュー/128 Cent/Value
7FH 7FH --- --- RPN ヌル
RPNおよび NRPNが指定されていない状態にします。