Roland R-07 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland R-07 は、高品質な録音と再生ができるポータブルレコーダーです。内蔵ステレオマイクに加え、外部マイクや楽器を接続できる端子も備えています。また、Bluetooth スピーカーやヘッドホンと接続してワイヤレスで音楽を聴くこともできます。さらに、パソコンと接続して録音したファイルを転送したり、音楽制作用のソフトウェアで編集したりすることも可能です。

シーン設定機能を使えば、録音目的に合わせた設定を簡単に行うことができます。音楽、会議、野外など、さまざまなシーンに最適な設定が用意されています。

リハーサル機能を使えば、録音前に最適な入力レベルを自動的に設定することができます。これにより、歪みや音割れを防ぎ、クリアな録音が可能です。

内蔵スピーカーとヘッドホン端子に加え、Bluetoothスピーカーやヘッドホンと接続してワイヤレスで音楽を聴くこともできます。

単3形電池2本で動作し、

Roland R-07 は、高品質な録音と再生ができるポータブルレコーダーです。内蔵ステレオマイクに加え、外部マイクや楽器を接続できる端子も備えています。また、Bluetooth スピーカーやヘッドホンと接続してワイヤレスで音楽を聴くこともできます。さらに、パソコンと接続して録音したファイルを転送したり、音楽制作用のソフトウェアで編集したりすることも可能です。

シーン設定機能を使えば、録音目的に合わせた設定を簡単に行うことができます。音楽、会議、野外など、さまざまなシーンに最適な設定が用意されています。

リハーサル機能を使えば、録音前に最適な入力レベルを自動的に設定することができます。これにより、歪みや音割れを防ぎ、クリアな録音が可能です。

内蔵スピーカーとヘッドホン端子に加え、Bluetoothスピーカーやヘッドホンと接続してワイヤレスで音楽を聴くこともできます。

単3形電池2本で動作し、

2
ケージ内容の確認
R-07 は、以下のものを付属しています。パッケージを開けたら、すべてのものが入っているか確認してください。不足している場合は、
お買い上げになった販売店までご連絡ください。
*
*
R-07 本体
*
*
microSD
R-07本体にセットされています。R-07で録音したり再生したり
するときに必要なメモリー・カードです。
*
*
電池(アル電池(単 3 形)× 2)
*
*
取扱説明書
本書です。常に手元において、いつでも参照できるようにして
ください。
*
*
安全上のご注意チラ
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前にこのチラシを
よくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られる
ところに保管しておいてください。
*
*
ロー*ユーザー登録カ
R-07 のユーザーとして登録していただくための登録カードで
す。
登録カードに記載されている登録方法をお読みになり、必ず
ユーザー登録をしてください。
*
*
保証書
R-07 本体の保証書です。保証期間内に R-07 の修理を受ける際
に必要ですので、記載事項を確認の上、大切に保管してくださ
い。
PDF マニアル(Web らダンロド)
• リファレンス・ガイド
本機のすべての機能について解説しています。
PDF マニアルの入手方法
1.パソコンなどで下記の URL を入力します。
http://www.roland.co.jp/manuals/
2.製品名「R-07」を選んでください。
© 2017 ローランド株式会社
本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報に
ついてはローランド・ホームページをご覧ください。
ローランド株式会社
431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
3
各部の名称はた
ディス
R-07 のさまざまな情報を表示します。
PEAK ンジケーター
入力の音量が大きすぎる場合に点灯し
ます。
Bluetooth ンジケーター
Bluetooth スピーカーやヘッドホンを
登録する(P. 10)ときに点滅します。
Bluetooth スピーカーやヘッドホンが
接続されているときや、リモコンをオ
ンにした(P. 16)ときに点灯します。
マイク
本体内蔵のステレオ・マイクです。
[SCENE]ボタ
シーン設定(P. 12)に切り替え、録
音に合わせた設定を読み出すことがで
きます。
長押しすると、ディプレイの上下が反
転します。
[MENU]ボタ
録音や再生に関する設定や日時の設定
など R-07 の各種設定をします。
[REHEARSAL]ボタ
自動的に、適切な入力レベルを設定し
ます。
[MARK]ボタ
WAV ファイルのとき、押すと任意の
位置にマークを付けることができます。
マークの付いた位置で押すと、マーク
が消えます。
モー・インジケーター
動作 状態
点灯 録音中
点滅(ゆっくり) 録音待機状態
点滅(はやい) 過大入力
[A B]ボタン
ファイルの途中の 2 点間(A-B の区間)
を繰り返し再生させることができます。
ファイル内に A マークと B マークをつ
けると、A マークと B マークの間をリ
ピート再生します。1 回押すと A マー
クがつき、もう 1 回押すと B マークが
つきます。
各部の名称はたらき
4
]ボタン
ファイルの頭出しをしたり前のファイ
ルを選択したりします。マークが付いた
WAV ファイルでは、前のマークに戻り
ます。押し続けると、その間ファイル
を早戻します。
再生中/停止状態のどちらの状態でも
操作できます。
また、ディスプレイ上のカーソル位置
を左方向に移動させたり、選択項目の
値を変更したりします。
INPUT[+][-]
内蔵マイク、MIC/AUX IN 端子から入
力される音声の大きさを調節します。
[+]ボタンを押すと、入力される音量
が大きくなります。[-]ボタンを押す
と、入力される音量が小さくなります。
]ボタン
次のファイルを選択します。マークが付
いた WAV ファイルでは、次のマーク
に進みます。押し続けると、その間ファ
イルを早送りします。
再生中、停止状態のどちらの状態でも
操作できます。
また、カーソルの右キー(カーソルを
右方向に移動)として機能したり、選
択項目の値を変更したりします。
]ボタン
再生を開始させたり、再生や録音を一
時停止させたりします。
また、ディスプレイ上のカーソル位置
を上方向に移動させたり、選択項目の
値を変更したりします。
]ボタン
再生や録音を停止します。
また、ディスプレイ上のカーソル位置
を下方向に移動させたり、選択項目の
値を変更したりします。
]ボタン
録音待機、録音開始します。
また、選択項目を確定します。
VOL[+][-]
内蔵スピーカー、PHONES 端子や
Bluetooth 機器から出力される音量を
調節します。
REC PLAY インジケータ
動作 状態
赤点灯 録音中
赤点滅 録音待機状態
緑点灯 再生中
緑点滅 再生一時停止状態
各部の名称はたらき
5
[POWER]ス
スイッチを POWER 側にスライドさせ
て、電源のオン/オフを切り替えます(P.
8)。電源をオンにした状態でスイッ
チを右側に固定すると、HOLD がオン
になります。
HOLD をオンにしておくと、すべての
ボタンの操作が無効になり、誤操作の防
止に役立ちます。HOLD をオンにして
も、モバイル機器からは操作できます(P.
16)
USB 端子
市販の USB ケーブルでパソコンと接続
します。R-07で録音したファイルをパソ
コンに移動したり、パソコンから R-07
WAV MP3 をコピーして再生させ
たりすることができます。
充電専用のマイクロ USB ケーブル
は使用しないでください。データ通
信ができません。
PHONES 端子
ヘッドホンや外部スピーカーを接続し
ます(P. 10)
MIC/AUX*IN 端子
外部マイク、オーディオ機器や電子楽
器を接続するときに使用します。
各部の名称はたらき
6
microSD スロ
microSD カードを差し込むスロットで
す。工場出荷時には microSD カードが
セットされています。
蔵スピーカー
本体内蔵のスピーカーです。
電池ケース
電池を入れます(P. 8)
三脚取付け用ネジ穴
市販のカメラ用三脚が取り付けできる
ネジ穴です。
(ネジ穴のサイズは 1/4 インチです。
microSD について
メモリー・カードのメーカーや種類によっては、本機で正しく録音や再生ができないことがあります。
トラップ取り付
市販のストラップを取り付けることが
できます。
各部の名称はたらき
7
基本画面
基本画面に表示される主なアイコンや情報について説明します。
再生/停止
曲名
再生経過時間
出力レベル
再生/停止の状態(PLAY STOP)
電源供給の状態(USB
/電池
曲の長さ
再生する曲のサンプリング周波数
リバーブの状態(ON
OFF)
再生速度(ON
OFF)
リピートの状態(ON OFF)
ピーク
現在時刻
録音
曲名
録音経過時間
入力レベル
録音/録音待機の状態(REC STANDBY) リミッター/ AGC の状態
(ON
AGC OFF)
プラグインパワーの状態(ON
OFF)
(外部マイク接続時のみ表示)
電源供給の状態(USB
/電池
メモリー・カードの録音可能残り時間
録音するときのサンプリング周波数
ピーク
現在時刻
8
する
1. 電源を入れる/電源を切
使用できる電池の種類
• アルカリ電池(単 3 形)
• 充電式ニッケル水素電池(単 3 形)
ご注意 !
R-07 本体で充電式ニッケル水素電池を充電することは
できません。お使いの充電式ニッケル水素電池専用の充
電器を用意してください。
1.電源がオフになっていることを確認します。
電源がオンになっている場合は、オフにします。R-07
[POWER]スイッチを POWER 側にスライドさせると、電源
のオン/オフを切り替えられます。
2.本体背面にある電池ケースの蓋を開けます。
R-07 を裏返し、電池ケースの丸で囲った位置を押さえながら蓋
を下方向にスライドさせます。
本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保
護してください。また、落下や転倒を引き起こさないよう取り
扱いに注意してください。
3.電池をセットします。
+/-極を間違えないようにして、電池(単 3 形)2 本を電池
ケースに入れます。
+
+
4.電池ケースの蓋を閉めます。
5.[POWER]スイッチを POWER 側に数秒間スライド
させて、電源をオンにします。
電源がオンになると、ディスプレイに下のような画面が表示さ
れます。これを「基本画面」といいます。
6.電源をオフにするときは、再度[POWER]スイッチ
POWER 側に数秒間スライドさせます。
備する
9
R-07 を電池でお使いになるきの注意
• 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする
恐れがあります。「安全上のご注意」「使用上のご注意」「安全
上のご注意」チラシ)に記載の電池に関する注意事項を守って
正しくお使いください。
• 新しい電池と一度使用した電池や違う種類の電池を混ぜて使用
しないでください。
• 長時間使用しないときは、電池の液漏れ防止などのためにも本
体から電池を抜いておくことをおすすめします。
• 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池ケースについた液
をよくふきとってから新しい電池を入れてください。また、漏
れた液が身体についた場合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあり
ます。また目に入ると危険ですのですぐに水でよく洗い流して
ください。
• 電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘアピンなどと一
緒に携帯したり、保管したりしないでください。
省電力機能
本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に
電源が切れます(Auto O󰮏 機能)
自動的に電源が切れないようにするには、Auto O󰮏 機能を解
除してください。詳しくはリファレンス・ガイド(PDF)をご
覧ください。
• 電源が切れると編集中の設定は失われます。残しておきたい
設定はあらかじめ保存しておいてください。
• 電源を再びオにすきは、電源を入れ直ださい(P.
8 )。
電池残量表示
• 電池容量が少なくなると、ディスプレイの右上に電池残量不足
のアイコン が表示されます。早めに新しい電池と交換し
てください。
電池容量が少ないまま使い続けると、「バッテリーが低下して
います」と表示され、最終的に R-07 のすべての機能が停止しま
す。
電池寿命(アルカ電池使用時)
連続再生時 15 時間
連続録音時 15 時間
上記の電池寿命は目安です。使用環境や使いかたによって電池
寿命は変わります。
2. 電池の種類を設定す
1.[MENU]を押して「メニュー」画面を表示させ、
]/[ ]で「電源」を選んで、 ]を押します
2.
]/[ ]で電池の種類の
行にカーソルを合わせ、
/[
]で使用している電池を
選択します。
3.[MENU]を 2 回押して、基本画面に戻ります。
備する
10
3. 日時刻を設定す
初めて電源を入れたときは、次の手順で内蔵時計を設定してく
ださい。ここで設定した日時は、録音したファイルの情報(タ
イム・スタンプ)として利用されます。
1.[MENU]を押して「メニュー」画面を表示させ、
]/[ ]で「時計」を選んで、 ]を押します。
ご注意 !
• 内蔵時計は電池から電力を供給されて動作します。電池が抜
かれた状態が数分続くと内蔵時計の設定は元に戻ってしまい
ます(初期状態)。この初期状態で電源をオンにすると「日付
/時刻を設定してください」のメッセージが表示されます。
•「日付/時刻を設定してください」が表示されたら、再度日付
と時刻を設定してください。
2.日付と時刻を設定します。
]/[ ]で、カーソルを左右
に動かします。
カーソルが変更したい文字の位置に
きたら、
]/[ ]で日付と時刻を変更し、 ]を押して
確定します。
3.[MENU]を押して、基本画面に戻ります。
4. ヘを使
R-07 にはスピーカーが内蔵されています。そのままでも再生音
を聞くことができますが、ヘッドホンを接続して聞くこともで
きます。また、Bluetooth ヘッドホンと R-07 を接続して、無線
で再生音を聞くこともできます。
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずす
べての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってくださ
い。
Bluetooth® ッド
対応コーデック:SBC、Qualcomm®aptX audio、
Qualcomm®aptX Low Latency audio
Bluetooth 機器を登録す(ペアング)
「ペアリング」とは、使いたい Bluetooth 機器を本機に登録す
る(お互いに認証する)ための手続きです。
ペアリングが済んだモバイル機器は、再度ペアリングする必要
はありません。R-07 起動後は前回接続していた機器を探し、
動で接続します。
1.接続したい Bluetooth 機器を本機周辺に置き、電源
を入れてペアリング・モードにします。
詳しくは、お使いの Bluetooth 機器の取扱説明書をご覧くださ
い。
2.[MENU]を押して「メニュー」画面を表示させ、
]/[ 「Bluetooth」を選んで、 を押します。
備する
11
3. ]/[ ]で「音声機器登録」を選び、 ]を押
します。
4.
]/[ 「Yes」を選び、
]を押します。
「ペアリング中 ...」と表示され、本機
Bluetooth 機器からの応答を待ち
ます。
ペアリングが成功すると「完了しました」と表示されて、
Bluetooth 機器から音を出力できます。
ペアグ済みの Bluetooth 機器を接続する
1.[MENU]を押して「メニュー」画面を表示させ、
]/[ 「Bluetooth」を選び、 を押します。
2.
]/[ ]で「音声機器接続」を選んで、 ]を
押します。
3.再生する機器を選び、
]を押
します。
4.
]/[ ]で「Yes」を選び、 ]を押します。
「接続中…」と表示され、本機は Bluetooth 機器と接続を開始
します。
接続が成功すると「完了しました」と表示されて、Bluetooth
機器から音を出力できます。
12
する
1. 目的に合わせた設定を読み出す
R-07 には、録音目的に合わせた設定が用意されています。この設定を「シーン」と呼びます。
1.[SCENE]を押して「シーン」画面を表示させ、 ]/[ ]でシーンを変更します。
シーン 説明 ート 録音モード リミッター ローカット 力レベ
OFF 手動で設定するときに選びます。
音楽 HiRes
大音量でないバンド演奏や、アコース
ティック楽器の演奏に適した高音質の
設定です。
96kHz WAV-24bit ON OFF 60
音楽 CD CD 品質の設定です。 44.1kHz WAV-16bit ON OFF 60
音楽長時間 長時間録音用の設定です。 44.1kHz MP3-192kbps ON OFF 60
大音量ライブ
ライブハウスなどでの大音量の演奏に
適した設定です。
44.1kHz WAV-24bit OFF OFF 25
大音量練習
練習スタジオなどでの大音量の演奏に
適した長時間録音用の設定です。
44.1kHz MP3-192kbps OFF OFF 25
楽器
楽器を近くで録音するのに適した設定
です。
44.1kHz WAV-24bit ON OFF 60
ボーカル
ボーカルを近くで録音するのに適した
設定です。
44.1kHz WAV-24bit ON 100Hz 60
会議
会議、講義、スピーチなど、音楽用途
以外の録音に適した設定です。
44.1kHz MP3-128kbps AGC 200Hz 自動
野外
野鳥の鳴き声や川のせせぎなど、自
然の音を録音すのに適た設定です。
96kHz WAV-24bit ON 100Hz 80
シーンを選んだあとでも、サンプルレート、録音モード、リミッター、ローカットと入力レベルの値は変更できます。変更した設定を
保存することもできます。
変更した設定の保存のしかたや、リミッターやローカットについて詳しくは、リファレンス・ガイド(PDF)をご覧ください。
音する
13
2. 録音の音質を設定す
録音する音質を設定することができます。
音質設定はサンプリング周波数と録音モードの組み合わせで設
定します。音質によってファイルのサイズが異なり、microSD
カードに録音できる時間も異なります。
音質を優先するか録音時間を優先するかなど、目的に合った設
定をしてください。
1.「シーン」画面で、 ]/[
ート
ルを合わせ
]/[ ]でサ
ンプルレトの値を変更します。
サンプルレート
44.1kHz、48.0kHz、88.2kHz、
96.0kHz(初期値)
88.2kHz、96.0kHz のとき、録音モードで WAV-16bit
WAV-24bit 以外は選べません。
2. ]/[ ]で録音モー
ドの行にカーソルを合わせ、
]/[ ]で録音モードの
値を変更します。
録音モード
2xWAV-16bit、2xWAV-24bit、
WAV+MP3、MP3-64kbps、
MP3-96kbps、MP3-128kbps、
MP3-160kbps、MP3-192kbps、
MP3-224kbps、MP3-320kbps、
WAV-16bit、WAV-24bit(初期値)
2xWAV-16bit、2xWAV-24bit、MP3 WAV+MP3 は、サ
ンプルレートが 44.1kHz、48.0kHz のときしか選べません。
WAV+MP3 は、WAV-16bit、MP3-128kbps 固定になります。
3.[SCENE]を押して、基本画面に戻ります。
3. 入力ベルを調節
ここでは、リハーサル機能を使った手順を紹介します。
メモ
手動やリミッター/ AGC を使って調節することもできます。
詳しくはリファレンス・ガイド(PDF)をご覧ください。
リミッター/ AGC AGC に設定されているときは、リハー
サル画面は表示されません。
1.[MENU]を押して「メニュー」画面を表示させ、
]/[ ]で「入力」を選んで、 ]を押します
2.
]/[ ]でリハーサル
時間の行にカーソルを合わせ、
]/[ ]で時間を設定し
ます。
リハーサル時間
マニュアル、30 秒、1 (初期値)3 分、
5分
3.[MENU]を 2 回押して、基本画面に戻ります。
音する
14
4.録りたい音源にマイクを向け
て、[REHEARSAL]ボタンを押
します。
設定したリハーサル時間内の最大の
音量に合わせて、入力レベルが自動的に設定されます。また、
同時に適切なマイクの感度が検出されます。
楽器演奏やボーカルなど、音楽の演奏を録るときは楽曲の一
番音量の大きい部分を演奏するとよいでしょう。
リハーサル時間をマニュアルに設定している場合は、 ]を押
してリハーサルを終了します。
4. 録音す
1. ]を押します。
REC PLAY インジケーターが赤く点滅して、録音待機状態に
なります。
2. ]または[ ]を押します。
REC PLAY インジケーターが赤く点灯し、録音が始まります。
メモ
録音を始めてから[POWER]スイッチを HOLD 側に固定し
ておくと、ボタンが誤って押されても録音が止まったり入力
レベルが変わったりしません。
ご注意 !
• 外部スピーカーを接続したまま録
音すると、ハウリングを起こすこと
があります。「録音モニタ」を OFF
にすると、ハウリングを起こさな
いようにすることができます。
• MIC/AUX IN 端子にマイクや機器を接続している場合は、内
蔵マイクは使用できません。内蔵マイクを使用する場合には、
MIC/AUX IN 端子に何も接続しないでください。
• 録音中は電源をオフにすることができません。一度録音を停
止してから電源をオフにしてください。
3. ]を押して、録音を停止します。
REC PLAY インジケーターが消灯します。
ディスプレイには、録音したファイルが表示されます。
メモ
• 一時停止する場合は、 ]を押します。一時停止を解除し
て録音を再開するときは、再度[
]を押してください。
• ファイル名は、R07_0001.WAV のように自動的に作成され
ます。0001 の部分は存在するファイル名の中で最も大きい
番号に 1 加えた番号がつけられます。
• 録音設定でファイル名が「日付」に設定されているときは、
録音した日時がファイル名になります。詳しくは、リファレ
ンス・ガイド(PDF)をご覧ください。
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再生す/録音デー活用す
R-07で再生す
1.基本画面を表示させます。
2.
]/[ ]で、再生したいファイルを選びます。
メモ
ディスプレイに「No Song」と表示されている場合は、現在
のフォルダ内に R-07 で再生できるファイルがないことを意味
します。
「No Card」と表示されている場合は、microSD カードがセッ
トされていないことを意味します。
3. ]を押して、ファイルを再生します。
REC PLAY インジケーターが緑に点灯します。
再生中に[
]を押し続けている間は早戻し、 ]を押し続
けている間は早送りをします。それぞれのボタンから手を離す
と、再生に戻ります。
ご注意 !
再生中に早戻しや早送りの操作をするとき、microSD カード
の種類によっては、データの読み込み速度が間に合わず、早
戻しや早送りの動作が停止してしまうことがあります。
このようなときは、いったん[
]を押して再生を終了してく
ださい。その後、もう一度再生してください。
4.VOL[+][-]で、音量を調整します。
5.
]を押して、再生を終了します。
REC PLAY インジケーターが消灯します。
パソコンでする
市販の USB ケーブルでパソコンと接続し、録音したファイル
をパソコンに転送します。
パソコンへのファイルの転送方法については、リファレンス・
ガイド(PDF)をご覧ください。
録音したファイルをパソコン上の音楽制作用の DAW やビデ
オ編集ソフトなどで利用することもできます。取り込み可能な
フォーマットや、取り込み方はお使いのソフトウェアの取扱説
明書などをご覧ください。
オーデオCDを作する
ローランド CD-2 シリーズのようなオーディオ CD を作成す
る機器を利用すると、R-07 で録音したファイルからオーディオ
CD を作ることができます。CD-2 シリーズについて、詳しく
はローランドのホームページをご覧ください。
オーディオ CD を作る場合はサンプルレートを 44.1kHz、録音
モードを WAV-16bit に設定してください。シーン設定の「音
CD」を利用すると簡単に設定できます(P. 12)
16
モバル機器か操作す
Bluetooth® 機能を使い、スマートフォンやタブレットなどの
モバイル機器から R-07 を遠隔操作できるようになります。
iOS Android に対応したアプリです。
1. ア「R-07 Remote」
する
1.モバイル機器の web ブラウザーから、以下の URL
アクセスします。
http://roland.cm/r-07
表示されたページから、お使いのモバイル機器に合ったアプリ
をインストールしてください。
2. R-07を設定す
1.[MENU]を押して「メニュー」画面を表示させ、
]/[ 「Bluetooth」を選んで、 を押します。
2.
]/[ ]で「リモコン」を選び、 ]を押しま
す。
3.
]を押して、リモコンを
ON にします。
Bluetooth インジケーターが点灯し
ます。
4.[MENU]を 3 回押して、基本画面に戻ります。
3. モバル機器を設定
1.モバイル機器の Bluetooth 機能をオンにします。
メモ
操作説明は iPhone を使った場合の一例です。詳しくは、モ
バイル機器の取扱説明書をご覧ください。
モバイル機器の Bluetooth 設定に表示された「R-07」をタップ
しないでください。
4. R-07 Remoteを起動す
1.接続したいモバイル機器を本機周辺に置きます。
メモ
本機を複数台お持ちの場合、接続する機器のみ電源を入れて
ください(他の機器の電源は切ってください)
2.R-07*Remote を起動します。
初めて R-07 Remote を起動したときや R-07 の設定を初期化し
たときは、表示された R-07 をタップします。
接続が完了すると、Bluetooth インジケーターが点灯します。
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Roland R-07 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland R-07 は、高品質な録音と再生ができるポータブルレコーダーです。内蔵ステレオマイクに加え、外部マイクや楽器を接続できる端子も備えています。また、Bluetooth スピーカーやヘッドホンと接続してワイヤレスで音楽を聴くこともできます。さらに、パソコンと接続して録音したファイルを転送したり、音楽制作用のソフトウェアで編集したりすることも可能です。

シーン設定機能を使えば、録音目的に合わせた設定を簡単に行うことができます。音楽、会議、野外など、さまざまなシーンに最適な設定が用意されています。

リハーサル機能を使えば、録音前に最適な入力レベルを自動的に設定することができます。これにより、歪みや音割れを防ぎ、クリアな録音が可能です。

内蔵スピーカーとヘッドホン端子に加え、Bluetoothスピーカーやヘッドホンと接続してワイヤレスで音楽を聴くこともできます。

単3形電池2本で動作し、