PowerEdge 2970

Dell PowerEdge 2970 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge 2970の情報アップデート文書の内容を理解しています。メモリ構成、システム設定、電源管理、トラブルシューティングなどに関するご質問にお答えできますので、お気軽にご質問ください。
  • 非最適なメモリ構成とは何ですか?
    オンライン診断ツールはどこにありますか?
    システム起動時にビデオモニターが表示されるまでに時間がかかるのはなぜですか?
    USBポートで過電流イベントが発生した場合、どうすればよいですか?
    システムボードジャンパーの設定はどこで確認できますか?
    BMCユーザーパスワードを作成するにはどうすればよいですか?
Dell™ PowerEdge™ 2970
アップデート情報
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明
しています。
注意 : 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの
損失の可能性があることを示しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があ
ることを示しています。
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2009 11 Rev. A06
目次 81
目次
最適でないメモリ構成 . . . . . . . . . . . . . . . . 83
ウェブサイトで入手可能な各国語の
『ハードウェアオーナーズマニュアル』
. . . . . . . 83
オンライン診断プログラムの使い方
. . . . . . . . 83
セットアップユーティリティに関するア
ップデート情報
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
メモリ最適化テクノロジ
. . . . . . . . . . . . 84
QDMA モード機能
. . . . . . . . . . . . . . . . . 84
Demand-Based Power Management
(デマンドベースの電力管理)機能
. . . . . . 84
追加の CPU 情報
. . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
デフォルト設定のアップデート
. . . . . . . . 85
システム起動時の動作
. . . . . . . . . . . . . . . . 85
USB ポートの過電流イベント
. . . . . . . . . . . . 86
LCD ステータスメッセージのアップデート
. . . . 86
システム基板のジャンパ
. . . . . . . . . . . . . . . 87
BMC ユーザーパスワードの設定
. . . . . . . . . . . 88
システムメモリのアップデート
. . . . . . . . . . . 89
82 目次
3.5 インチシャーシのアップデート . . . . . . . . . 91
前面パネルの機能およびインジケータ
. . . . 91
SAS/SATA ハードドライブが混在する構成
3.5 インチドライブのみ)
. . . . . . . . . . . . 93
3.5 インチドライブダミーの取り外し
. . . . . 93
3.5 インチドライブダミーの取り付け
. . . . . 94
SAS/SATA バックプレーンボード
の取り外し
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
SAS バックプレーンボードの取り付け
. . . . 96
SAS/SATA バックプレーンボード
コネクタ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
アップデート情報 83
最適でないメモリ構成
『ハードウェアオーナーズマニュアル』の表
3-1
と表
3-2
のどちらにも記載
されていないメモリ構成は、最適でない構成です。メモリ構成が最適でな
いことが検知されると
POST
が中断され、次のメッセージが表示されます。
Non-Optimal Memory Configuration
(メモリ構成が最適ではありません)
Press F1 to continue or F2 for Setup
(続行するには
F1
を、セットアップに進むには
F2
を押します)
メモ: 速度の異なる DIMM を混在させると、メモリ構成が最適でなくな
ります。システムは、チャネルの DIMM セット内の最も遅い DIMM に合わ
せてパフォーマンスをクロックダウンします。
ウェブサイトで入手可能な各国語の
『ハードウェアオーナーズマニュアル』
製造段階では『ハードウェアオーナーズマニュアル』の各国語翻訳版を
Dell
OpenManage™
Documentation CD
(バージョン
5.2
)に収録で
きませんでした。通常
CD
に収録されている『ハードウェアオーナーズマ
ニュアル』のすべてのバージョンは、デルサポートサイト
support.dell.com
からダウンロードできます。
オンライン診断プログラムの使い方
『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「
Server
Administration
診断プ
ログラムの使い方」で言及されているオンラインの
Server Administrator
診断ツールは新しくなり、
Dell PowerEdge™ Diagnostics
シリーズのオ
ンライン診断プログラムに切り替わっています。
Dell PowerEdge
Diagnostics
には、ハードドライブ、物理メモリ、通信ポート、
NIC
CMOS
など、シャーシやストレージコンポーネントを対象とするオンラ
イン診断テストが含まれています。
システムの問題を分析するには、オンラインの
Dell PowerEdge
Diagnostics
を最初に使用します。
Dell PowerEdge Diagnostics
を使用し
て問題を識別できない場合は、システム診断プログラムを使用します。
84 アップデート情報
サポートされている
Microsoft
®
Windows
®
OS
および
Linux OS
を実行し
ているシステムで
PowerEdge Diagnostics
を実行するために必要なファ
イルは、システムに付属の
CD
に収録されています。または、
support.dell.com
から入手することもできます。診断プログラムの使
い方の詳細については、
Dell PowerEdge Diagnostics
の『ユーザーズガ
イド』を参照してください
セットアップユーティリティに関するアップ
デート情報
メモリ最適化テクノロジ
最新の
BIOS
アップデートでは、セットアップユーティリティの
Memory Information
(メモリ情報)画面にメモリを最適化する機能が
備わっています。
Memory Optimizer Technology
(メモリ最適化テク
ノロジ)オプションを使用すると、
2
個の
DRAM
コントローラがパラレ
64
ビットモードで独立して機能するように設定したり(このモードで
はアドバンスト
ECC
は使用できません)、この機能を無効にして、アドバ
ンスト
ECC
を使用してデフォルトの
128
ビットモードでコントローラを
実行したりできます。
QDMA モード機能
Integrated Devices
(内蔵デバイス)画面で、
Embedded SATA
(内
SATA
)フィールドに
QDMA Mode
QDMA
モード)オプションが利
用できるようになりました。
QDMA Mode
QDMA
モード)に設定する
と、内蔵
SATA
コントローラは
ATA Mode
ATA
モード)でサポートさ
れている
PIO
レートよりも速いデータ転送速度で
ATAPI
デバイスを使用
できます。
QDMA Mode
QDMA
モード)を使用するには、
OS
にデバ
イスドライバをインストールする必要があります。
Demand-Based Power Management(デマンドベースの電力管理)
機能
セットアップユーティリティの
CPU Information
CPU
情報)画面にあ
Demand-Based Power Management
(デマンドベースの電力管
理)オプションは、バージョン
5
よりも古い
Red Hat
®
Enterprise Linux
®
OS
ではサポートされていません。このオプションは、
CPU
AMD
PowerNow!™
テクノロジの機能を有効にするものです。
アップデート情報 85
SUSE
®
Linux Enterprise Server 10
はデマンドベースの電力管理を完全に
サポートしています。
SUSE Linux Enterprise Server 9
は、デュアルコア
AMD
プロセッサが使用されている場合はデマンドベースの電力管理をサ
ポートしますが、新しいクアッドコアプロセッサ使用の場合はサポートし
ません。
追加の CPU 情報
CPU Information
CPU
情報)画面のプロセッサフィールドに、表示さ
れているプロセッサのシリーズ、モデル、ステッピングが示されるように
なりました。
デフォルト設定のアップデート
次の
2
点は、『ハードウェアオーナーズマニュアル』に記載されている情
報に対するアップデートです。
Serial Communication
(シリアル通信)画面で、
Serial
Communication
(シリアル通信)フィールドのデフォルト設定は
On without Console Redirection
(コンソールリダイレクション
なしでオン)です。
Serial Communication
(シリアル通信)画面で、
Failsafe Baud
Rate
(フェイルセーフボーレート)フィールドのデフォルト設定は
115200
です。
システム起動時の動作
システム起動時に次のイベントが発生する場合があります。
容量の大きいメモリ構成のシステムでは、ビデオモニターが起動時
に画像を表示するのに数秒から約
2
分かかる場合があります。
Red Hat Enterprise Linux WS
ES
、または
AS
(バージョン
4
x86-64
)を使用している場合、システム起動時に次のメッセージが
画面に数回表示されることがあります。
clear kernel mapping: mapping is split:
will leak memory
このメッセージは
OS
固有のものであり、お使いのシステムのハード
ウェアに問題があることを示すものではありません。
86 アップデート情報
USB ポートの過電流イベント
USB
デバイスによっては、システムの
USB
ポートに過電流が発生する場
合があります。過電流が発生すると、影響のある
USB
ポートの
1
つまた
は複数が無効になり、接続されている
USB
デバイスとの通信が中断され
ます。このイベントを通知するシステムメッセージが画面に表示される場
合もありますが、(背面
USB
ポートに接続されているデバイスの場合は特
に)メッセージが表示されるとは限りません。過電流によってシステムの
USB
ポートが無効になった場合は、システムを再起動することでポート
を有効な状態に戻してください。
過電流イベントが繰り返し発生する場合、システムに接続されている
USB
デバイスの取り外しまたは交換が必要な場合があります。
LCD ステータスメッセージのアップデート
LCD
ステータスメッセージとその考えられる原因のアップデート情報を
1-1
に示します。
LCD
メッセージは、システムイベントログ(
SEL
)に
記録されたイベントに基づきます。
SEL
およびシステム管理設定の詳細に
ついては、システム管理ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
1-1. LCD ステータスメッセージ
コード メッセージ 原因 対応処置
E1232 VDD 12V
PS# PwrGd
システムの電源がオン
になっていたときに、
表示されている電源ユ
ニットの AC 電源が切
れました。AC 電源が
切れていなかった場合
は、表示されている電
源ユニットに障害が発
生しています。
AC 電源が切れていた場合は、
このメッセージは情報の表示の
みです。電源ユニットに障害が
発生した場合は、『ハードウェ
アオーナーズマニュアル』の
「困ったときは」を参照してく
ださい。
E141C CPU
Mismatch
システム内の CPU
組み合わせはサポート
されていません。
CPU を一致するペアに取り替
えるか、またはその他の有効な
CPU 構成にしてください。
アップデート情報 87
システム基板のジャンパ
お使いのシステムの『ハードウェアオーナーズマニュアル』の図
6-1
に示
され、表
6-1
で説明されているジャンパの設定は正しくありません。
正しい設定は
1-1
に示され、表
1-2
で説明されています。
1-1. システム基板のジャンパ
88 アップデート情報
BMC ユーザーパスワードの設定
BMC
管理ユーティリティを使用してお使いのシステムのベースボード管
理コントローラ(
BMC
)に接続するには、事前に有効な
LAN
ユーザー名
とパスワードを設定する必要があります。
LAN
ユーザー名とパスワード
を設定するには、次の
2
つの方法があります。
システム起動中に
<CTRL>+<E>
を押して
BMC
リモートアクセス
ユーティリティにアクセスすると、
LAN
ユーザー名と最大
16
文字
までのパスワードを設定できます
(このユーティリティを使用して
設定できる
LAN
ユーザー名および関するパスワードは
1
す)。このオプションの詳細については、
Dell
OpenManage
ベース
ボード管理コントローラユーティリティの『ユーザーズガイド』で、
「ベースボード管理コントローラの設定」を参照してください。
Deployment Toolkit SYSCFG.EXE
ユーティリティを使用する場合は、
syscfg passwordaction
コマンドを使用して、
LAN
ユーザー名
と最大
20
文字までのパスワードを設定できます。詳細については、
BMC
の『ユーザーズガイド』で「
Configuring New BMC Users
(新しい
BMC
ユーザーの設定)を参照してください。
1-2. システム基板のジャンパ設定
ジャンパ 設定 説明
NVRAM_CLR
(デフォルト) 設定がシステム起動時に保持されます。
設定が次回のシステム起動時にクリア
されます。(設定が壊れてシステムが起
動しない場合は、ジャンパを取り付け
てシステムを起動します。ジャンパプ
ラグを取り外してから設定情報を復元
してください)
PWRD_EN
(デフォルト) パスワード機能は有効です。
パスワード機能は無効です。
アップデート情報 89
システムメモリのアップデート
お使いのシステムでサポートされている
8 GB DIMM
は、
533 MHz
アッドランクモジュールです。サポートされているその
DIMM
のサ
イズ(
512 MB
1 GB
2 GB
、および
4 GB
)のメモリモジュールは、す
べて
667 MHz
です。
533 MHz
667 MHz
DIMM
混在するシステム
では、すべての
DIMM
い方の
533 MHz
で動します。したがって、
お使いのシステムでは種類なる
8 GB
DIMM
を使用する構成はサ
ポートされておら、起動時にメモリ構成が最適でないことを示すラー
メッセージが表示されます。現在サポートされているシステムメモリ構成
とメモリスアリング構成に関する『ハードウェアオーナーズマニュア
ル』のアップデート情報を
1-3
1-4
に示します。
1-3. メモリ構成
システムメモリの総量 CPU 1 DIMM のペア
DIMM 1 枚のサイズ)
CPU 2 DIMM のペア
DIMM 1 枚のサイズ)
CPU 1 CPU 2
DIMM 1/2 DIMM 3/4 DIMM 5/6 DIMM7/8
1 GB 2 GB 512 MB 512 MB
2 GB 4 GB 512 MB 512 MB 512 MB 512 MB
2 GB 4 GB 1 GB 1 GB
3 GB 6 GB 1 GB 512 MB 1 GB 512 MB
4 GB 8 GB 1 GB 1 GB 1 GB 1 GB
4 GB 8 GB 2 GB 2 GB
5 GB 10 GB 2 GB 512 MB 2 GB 512 MB
6 GB 12 GB 2 GB 1 GB 2 GB 1 GB
8 GB 16 GB 2 GB 2 GB 2 GB 2 GB
8 GB 16 GB 4 GB 4 GB
9 GB 18 GB 4 GB 512 MB 4 GB 512 MB
10 GB 20 GB 4 GB 1 GB 1 GB 4 GB
12 GB 24 GB 4 GB 2 GB 2 GB 4 GB
16 GB 32 GB 4 GB 4 GB 4 GB 4 GB
16 GB 32 GB 8 GB 8 GB
32 GB 64 GB 8 GB 8 GB 8 GB 8 GB
90 アップデート情報
お使いのシステムでサポートされている
8 GB DIMM
は、クアッドランク
モジュールです。メモリスアリング構成でクアッドランク
DIMM
を使
用すると、同様の構成でシングルまたはデュアルランクの
DIMM
を使用
した場合とべて、スアメモリの容量がなくなります。メモ
リスアリングでは、
DIMM
ランクとにスアメモリをてるた
め、デュアルランク
DIMM
では
1/2
、シングルランク
DIMM
では全容量
てられるのに対して、クアッドランク
DIMM
では
1/4
= 4
つラ
ンクのう
1
つ)のがスアにてられます。お使いのシステ
ムでサポートされているメモリスアリング構成に関する『ハードウェア
オーナーズマニュアル』のアップデート情報を
1-4
に示します。
1-4. シングルおよびデュアルプロセッサ構成におけるメモリスペアリング
プロセッサ 1 プロセッサ 2 使用可能
メモリ
スペアメ
モリ
DIMM
ペア 1/2
DIMM
ペア 3/4
DIMM
ペア 5/6
DIMM
ペア 7/8
CPU 1 /
CPU 2
CPU 1 /
CPU 2
512 MB
512 MB 512 MB 512 MB 1 GB / 2 GB 1 GB / 2 GB
1 GB 512 MB 1 GB 512 MB 1 GB / 2 GB 2 GB / 4 GB
1 GB
1 GB 1 GB 1 GB 2 GB / 4 GB 2 GB / 4 GB
2 GB 512 MB 2 GB 512 MB 3 GB / 6 GB 2 GB / 4 GB
2 GB
1 GB 2 GB 1 GB 4 GB / 8 GB 2 GB / 4 GB
2 GB
2 GB 2 GB 2 GB 6 GB / 12 GB 2 GB / 4 GB
4 GB 512 MB 4 GB 512 MB 5 GB / 10 GB 4 GB / 8 GB
4 GB 1 GB 4 GB 1 GB 6 GB / 12 GB 4 GB / 8 GB
4 GB 2 GB 4 GB 2 GB 8 GB / 16 GB 4 GB / 8 GB
4 GB
4 GB 4 GB 4 GB 12 GB / 24 GB 4 GB / 8 GB
8 GB 8 GB 8 GB 8 GB 28 GB / 56GB 4 GB / 8 GB
はスペアのシングルランク DIMM512 MB または 1 GB)を示します。
この DIMM の全容量がスペアリング用に予約されます。
はスペアのデュアルランク DIMM2 GB または 4 GB)を示します。
この DIMM の容量の 1/2 がスペアリング用に予約されます。
8 GB DIMM はクアッドランクです。この DIMM の容量の 1/4 がス
ペアリング用に予約されます。
アップデート情報 91
3.5 インチシャーシのアップデート
前面パネルの機能およびインジケータ
システム前面パネルのオプションのラックベルの背面にあるボタン、
インジータ、およびコネクタを
1-2
および
1-5
に示します。
1-2. 前面パネルの機能およびインジケータ
1-5. 前面パネルの LED インジケータ、ボタン、およびコネクタ
項目 インジケータ、
ボタン、 また
はコネクタ
アイコン 説明
1
電源インジケ
ータ、電源
ボタン
電源オンインジケータは、システムの
電源が入っている場合に点灯します。
電源ボタンによってシステムへの直流
電源の供給を制御します。
メモ: ACPI 対応の OS を実行している
場合、電源ボタンを使ってシステムの
電源を切れば、システムは電源が切れ
る前に正常なシャットダウンを実行で
きます。システムが ACPI 対応の OS
実行していない場合、電源ボタンを押
すと電源がただちに切れます。
6
5
4
3
2
1
87
92 アップデート情報
2
NMI ボタン 特定の OS を使用している際に、ソフ
トウェアエラーおよびデバイスドライ
バエラーのトラブルシューティングを
行います。このボタンは、ペーパーク
リップの先端を使って押すことができ
ます。
認定を受けたサポート担当者によって
指示された場合、または OS のマニュ
アルで指示されている場合にのみ、
このボタンを使用してください。
3
システム識別ボ
タン
前面パネルと背面パネルの識別ボタン
は、ラック内の特定のシステムの位置
を確認するために使用します。これら
のボタンの 1 つを押すと、前面の LCD
パネルと背面の青色のシステムステー
タスインジケータは、ボタンの 1 つを
もう一度押すまで点滅を続けます。
4
LCD パネル システム ID、ステータス情報、システ
ムエラーメッセージが表示されます。
LCD は通常のシステム動作中に点灯し
ます。特定のシステムを識別するに
は、システム管理ソフトウェアとシス
テムの前面および背面にある識別ボタ
ンのどちらも使うことができます。青
色の LCD の点滅で、どのシステムか
が識別できます。
システムに注意が必要な状況になると
LCD が黄色に点灯し、LCD パネルには
エラーコードとエラーの内容を説明す
るテキストが表示されます。
メモ: システムが AC 電源に接続され
ている状態でエラーが検出されると、
LCD はシステムの電源がオンになって
いてもいなくても黄色に点灯します。
1-5. 前面パネルの LED インジケータ、ボタン、およびコネクタ (続き)
項目 インジケータ、
ボタン、 また
はコネクタ
アイコン 説明
アップデート情報 93
SAS/SATA ハードドライブが混在する構成
3.5 インチドライブのみ)
3.5
インのシャーシでは、
SAS
ハードドライブ
1
4
を使用して、
ハードドライブベイに
2
SATA
ハードドライブを混在させることが
能です。
SAS/SATA
の構成では、
2
SATA
ドライブをドライブベイ
0
1
に取り付る必要があります。りのドライブベイ(
2
5
)には必
SAS
ハードドライブまたはドライブダーを取り付てください。
3.5 インチドライブダミーの取り外し
注意 : システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードドライブ
ベイすべてにドライブのダミーを取り付ける必要があります。システムか
らハードドライブキャリアを取り外し、再度取り付けない場合は、キャリ
アにドライブのダミーを装着して取り付けなおす必要があります。
1
前面ベルが取り付てある場合は、これを取り外します。
『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「前面ベルの取り外し」
を参照してください。
2
ーのバーがあるを入れてラッを押し、
ーをベイから取りします。
3
ーが外れるまで、ダーの両端きます。
5
USB コネクタ
2
USB 2.0 対応デバイスをシステムに接
続するときに使用します。
6
ビデオコネクタ モニターをシステムに接続します。
7
ハードドライブ
6
3.5 インチホットプラグ対応ハードド
ライブが最大 6
8
オプティカルド
ライブ(オプ
ション)
オプションのスリムライン DVD ドラ
イブ 1
1-5. 前面パネルの LED インジケータ、ボタン、およびコネクタ (続き)
項目 インジケータ、
ボタン、 また
はコネクタ
アイコン 説明
94 アップデート情報
3.5 インチドライブダミーの取り付け
ドライブのダーは、正しいきでないとドライブベイに入できないよ
うになっています。
3.5
インドライブのダーを取り付るには、
ーのーのあるをドライブベイに入し、完全に押しまれてラッ
がかかるまで、ダーのもう方の均等の力で押します。
SAS/SATA バックプレーンボードの取り外し
警告: システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、
トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の
注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい
ては、『製品情報ガイド』を参照してください。
1
システムおよび接続されている周辺の電を切って、システム
を電コンセントから外します。
2
システムバーをきます。『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「システムバーの取り外し」を参照してください
3
各ハードドライブのドライブャリアリリースハンドルをき、
すべてのハードドライブをベイからします。
1-3
を参照してください。
メモ: ハードドライブを取り外す場合は、どのハードドライブをど
のベイから取り外したかを必ず記録しておいてください。『ハード
ウェアオーナーズマニュアル』の「ホットプラグ対応ハードドライ
ブの取り外し」を参照してください。
アップデート情報 95
1-3. SAS/SATA バックプレーンボードの取り外し
4
SAS/SATA
バックプレーンボードにオプティルドライブの電源ケ
ブルが接続されている場合は、ーブルを外します。オプティ
ドライブの電コネクタの位置については、図
1-4
を参照してくだ
さい。
5
バックプレーンコネクタから
SAS
ーブルを外します。
SAS
ーブ
ルコネクタの位置については、図
1-4
を参照してください。
6
オプティルドライブが取り付られている場合は、オプティ
ドライブの背面からデーターブルを外します。
7
ストレージコントローラのドーターードが取り付られている場
合は、これを取り外します。『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「
SAS
コントローラドーターードの取り外し」を参照してくだ
さい。
1
ドライブキャリア
2
SAS バックプレーンボード
3
SAS バックプレー
ンボード リリースピン
3
1
2
96 アップデート情報
8
次の手で、
SAS
バックプレーンボードを取り外します。
a
SAS
バックプレーンボードのリリースピンをきます。
1-3
を参照してください。
b
リリースピンをいた状態で、バックプレーンボードをシステム
の背面方傾けます。
c
バックプレーンボードを持ち上げて固定タブから外し、
シャーシから取り外します。
SAS バックプレーンボードの取り付け
警告: システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、
トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の
注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい
ては、『製品情報ガイド』を参照してください。
1
ドライブージの固定タブがバックプレーンボードの固定スロット
に完全に入されるように、
SAS
バックプレーンボードをきます。
1-3
を参照してください。
2
SAS
バックプレーンボードのリリースピンをきます。
1-3
を参照してください。
3
リリースピンをいた状態で、
SAS
バックプレーンボードをシステ
ムの前面方にいっいに傾けます。次にリリースピンをして、
カチッとがして固定されることを確認します。
4
SAS
コントローラドーターードを取り付ます。『ハードウェア
オーナーズマニュアル』の「
SAS
コントローラドーターードの取
り付」を参照してください。
5
SAS
コントローラドーターードのーブルとコントロールパネル
ーブルを再接続します。
6
ハードドライブを取り付ます。
7
オプティルドライブの電源ケーブルを取り外した場合は、ここで
バックプレーンボードに取り付ます。『ハードウェアオーナーズマ
ニュアル』の「オプティルドライブの取り付」を参照してくだ
さい。
8
システムバーを閉じます。『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「システムバーの取り付」を参照してください
アップデート情報 97
SAS/SATA バックプレーンボードコネクタ
SAS/SATA
バックプレーンボード上のコネクタの位置を
1-4
に示します。
1-4. SAS バックプレーンボードのコンポーネント:3.5 インチ x4 オプション
1
プライマリ SASSAS_A
2
オプティカルドライブ
の電源(CD_PWR
3
セカンダリ SASSAS_B
4
ドライブ 5SASDRV5
5
バックプレーン電源
BP_PWR
6
ドライブ 4SASDRV4
7
ドライブ 3SASDRV3
8
ドライブ 2SASDRV2
9
ドライブ 1SASDRV1
10
ドライブ 0SASDRV0
9
8
7
6
1
前面
背面
2
3
10
5
4
98 アップデート情報
/